京の伝統を背景に培った「打ち出し」の技で、
匙から薬罐まで作っている堀内繁樹さんの、真鍮匙です。
持ち前の粘り強さと真面目性格が、
小さな匙にも、さらりと出ています。

堀内繁樹 しんちゅう匙 1600円
長さ12.5cm 幅2.5cm
すくう部分は滑らかで丁寧な仕事で、
柄の部分は、リズミカルで力強い槌目が魅力です。

柄の槌目や打つこと出来る歪みを活かして、
一本ずつ違う表情が愉しいです。
メッキや塗装をしていない真鍮の匙は、
素材の質感や侘びていく肌合いを楽しんで頂く仕上げです。
通常の使い方では、
洗うときに、中性洗剤を使い、
スポンジやナイロンたわしで洗ってください。

堀内繁樹 しんちゅう角匙 1600円
長さ13cm 幅2.1cm
気になったときには、
金属磨きなどで磨けばピカピカになりますが、
適度に表面が酸化して、皮膜となっていた方が、
金属イオンの匂いや味が出にくくて、
使い安いと思います。

すくう部分が角張っているので、
平らな皿などからすくいやすく、ヘラのようにも使えて、
デザートやジャムスプーンにと、人気があります。
また、侘びていった落ち着いた色合いが、
和の器にはことさら相性がよく、
良い取り合わせになります。
甘庵
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