カップ(ボウル)部分の下に二方向から受けるように、
被せガラスし、モールが施され、
台部分に連続しています。

巳亦敬一 新スキ変形ワイングラス 3,520円
対角7.1cmH11.81cm 程よく入れて150cc
通常はカップの下に一箇所被せるところを、
もう一手間かけて左右から少し斜めに被せている様は、
掌で受けているようにも見え、
優雅でエレガントなディテールです。

このやり方は確かに変則的ですから、
巳亦さんの変形ワイングラスも、
手法を使えるという実に正直なネーミングです。
でも、どこか損をしていますし、
グラスの姿から受けるイメージとズレを感じます。

そこで甘庵的なあだ名をつけることにします。
蕚(ウテナ)ワイングラスです。
ウテナとは花弁を受けるガクのことです。

どこかアールヌーボーのデザインにも通じる、
自然が生み出す有機的な表情を持っています。
このグラスをいくつか並べると、
数輪の花が咲いているときのように、
均一的ではなく一つずつの顔を持っっています。
とても魅力的なワイングラスです。
甘庵
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