この数日朝の楽しみは、
先日飲み友M氏からいただいた白椿が、
次々と花開いていることです。
花入は光藤佐さんの 白磁掛花入 17,600円
W5.5cmD6cmH16.3cmいただいたときに大振りの枝に二輪咲いていて、
それ以外は全て蕾でした。
もう少しで開花が期待できるも蕾もあれば、
また硬い蕾もありました。

M氏は蕾が開くか心配の様子でしたが、
開ききった花は数日で落ちてしまいますが、
白く花弁が見えていたものが花開き、
黄色い蕊を見せてくれるようになり、
緑の中にわずかな白が見える硬い蕾も膨らんでいき、
白い花弁が見えて来ました。
案ずることなく順に世代交代していきました。

開いていたものは大きな枝から切って、
適当な花入に活けて、
たくさん蕾をつけた枝は、
大きめの荒川尚也さんの八角花入に活けておきました。
この枝の蕾が順に花開いて行って、
毎日楽しませてくれています。
花入は野波実さんの小花入
右:白磁小壺 2,600円 W7.9cmD6.2cmH7.5cm
左:青白磁小壺 2,600円 径6.5cmH7cm蕾から咲いた花一輪ごとの枝の長さは、
花の大きさに比べて短いものが多いので、
野波実さんの小さな花入が活躍です。
まだ今週いっぱいは心優雅に・・・心は貴族で、
居ながらにして春を楽しめそうです。
花を愛でるM氏の計らいに感謝です。
甘庵
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今日ご紹介するのは加藤財さんの小さな急須です。
たっぷり熱くて美味しいお茶を飲むのにポットを使うのは、
日々の食卓を豊かな気持ちにしてくれるのですが、
それとは違うお茶を純粋に味わう小さな急須の力も、
ぜひ知って欲しいところです。
加藤財 急須 後手 薄茶平丸 13,750円
容積150cc普段は量販の手頃な価格の煎茶を飲んでいる甘庵も、
頂き物で吟味されたお茶が手に入ると、
なんだか心がそわそわワクワクします。
身構えるというわけではないのですが、
手間をかけ丁寧に作られた煎茶の味をしっかり味わないと・・と。

煎茶の味はとても繊細なので、
本当に良さを引き出すには、
心遣いがたくさん必要のようです。
でも、その気持ちはあってもなかなか。

せめて気持ちがあるのを自分に証明するように、
まずは茶葉の色や様子や香りを味わって、
お気に入りの小ぶりな加藤さんの急須に入れて、
よく沸かしてカルキを飛ばした湯を、
慌てずに適温までさまして注ぎ、
茶葉がゆっくり広がり美味しさが出るのを待って、
静かに碗に注ぎ淹れます。
小さな碗に少しだけの淹れられた、
綺麗な煎茶の色合いと香りが立つと、
そわそわワクワクの気持ちが落ち着いて、
心和んで行くのがわかります。

これ美味しいからと、
いっぱい飲みたいと、
大きな急須やポットで淹れると、
不思議と美味しさが引き出せません。
下世話な甘庵には煎茶道でやっているような、
美しい一連の所作がちまちました仕草に見えてしまう。
でもあの所作が美味しくお茶を淹れる、
大切なマニュアルそのもののようです。
なので気持ちだけエセ茶人になった真似事でも、
加藤さんの急須が中心的なアイテムとして力を発揮して、
良い仕事をしてくれ美味しいお茶が淹れられます。
小さな急須でお茶を丁寧に淹れ味わう。
オススメです。
甘庵
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