昨日から明日まで店をお休みして、仕事の打ち合わせと作品散策をかねて旅行中です。
あいにく台風のために、天気はいまいちですが、
フロクとして楽しみしていた古仏と、建物を見学しました。
すばらしい作行きの仏様と、美しい建物に、
日本文化の奥深さに改めて感じいりました。
明日台風に向かいながらゆるゆると、
東京に戻る予定ですが、雨の移動は暑くないと言うことで、
由としよう。
閑庵
店の休みを使ってでないと出来ない配達をしてきました。
O市M木邸へ、作り付けの食器棚、CD棚に続き、
今日はティテーブルを納品してきました。

イタリアのモダンデザインのソファーに合わせて、
少しモダンなデザインにしましたが、
楢材無垢で作ったティテーブルです。
無駄のないシンプルなデザインにしたので、
一見軽やかに見えますが・・・、
やはり楢無垢材は、さすがに重い。
巾750mm長さ1500mm高さ400mmの、
ティーテーブルは、何とか一人で持てますが、
持ちにくさもあり、けっこう重いかな。
まぁーそれでも、傷つけないように注意して、
無事納品しました。

M木邸は、トータルなデザインを依頼されていて、
少しずつ制作しては納品させて頂いています。
M木さんと、使い方を伺い、相談打ち合わせをして、
デザインや機能や大きさ、棚板や、引き出し、扉の数を決めて、
作り手と作り方や材質から、デザインを形にするように決め込んでいって、
作り手から見積もりを出して頂き、
M木さんの承認を得て、発注させていただきます。
今回もなかなか綺麗に納まりM木さんにも、
喜んで頂き、納得の声を頂きました。
これが何よりのご褒美です。
この先予定している、チェスト2竿、
ダイニングテーブルとチェアー、
最後に大物の、AV機器やPCを組み込む飾り棚です。

若い作り手の中村幸久さんも、
今回のご褒美の声を届けると、励みになって、
きっと大喜びすることでしょう。
閑庵
軽井沢のカフェギャラリー春やさんのお手伝いも今日までです。
お茶や食事をいただくときに、
ぼくは必ず外の席でいただきました。
オープンカフェの心地よさは軽井沢ならでは。
木陰、涼しい風、緑な花々と、アイテムも万全。
癖のない水とオーナーの心意気は、
コーヒー紅茶の味を丸くして飲みやすいだけでなく、
気持ちを解きくつろがせてくれます。
こんなカフェが荻窪にもあったらなー。
荻窪銀花はカフェでないけど、
“うつわ”を売りながらも、
お客様に心地よい空間を提供できる“うつわ屋”になるよう頑張ろう。
閑庵
昨日の軽井沢は、午後に2度も強い雨が降りました。
いきなり目の前の景色に半透明の白いカーテンがひかれたようでした。
荻窪では窓があっても感じとれない、雨の匂いや、音や、風でした。
雨樋からあふれる雨、
それでも根元が濡れないほど繁った大木や、
あっという間に水たまりのできる土がむき出しの地面、
ずぶ濡れになって走って行く人、
そんな小一時間の間の景色を、
時間にしばられず、
濡れることもなく、
ドラマを見るように飽きずに眺めていました。
子供の頃の懐かしい夏の体験が思い出されました。
閑庵
お手伝いに来ている軽井沢のカフェギャラリー春やさんでは、
ガラスの売れ行きが良く品薄になり、
急遽、巳亦さんにSOSを。
夏休みなのに早速発送の手配をしていただきました。
いつでも好きな作り手の荷解きはわくわくします。
案の定、素敵な作品で欲しくなる器ばかり。
そんな様子を見ていた春やのオーナーも、
残ったら欲しいけど残らないだろうなーと、
全部お嫁に行くといいなー。
閑庵
涼しくなんとも気持ち良いです。
日本の夏の湿度にめげる外国人たちの避暑地として、
人気があったのがうなずけます。
お手伝いに来ているカフェギャラリー「春や」さんのテラスで、
ブログ打っていますが、
夕方になってきて涼しくより肌寒い感じです。
仕事ですが、
少しリッチな気分にひたっています。
出稼ぎ閑庵
今日から荻窪銀花は夏休みなのですが、
そこは一人で切り回しているため、
すんなり休めないという、
個人商店の悲しいサガ。
今日は企画展の模様替えで、
山梨県都留市の「もえぎ」さんへ、
出張してきました。
朝から夏にしては爽やかな天気で、
高速もスムーズに移動できて、
往復は気持ちの良いドライブでした。
もえぎさんは素晴らしいお客様が多くて、
模様替えをいつもてくだっってくださいます。
しかも、片づけ、飾り付けの間に、
早々にご自分のお買い物まで!
お手伝いの上お買い物。もう、感謝です。
荻窪銀花とはひと味違うお客さまとの、
交流は、ぼくにとって大変楽しみです。
さて、明日からは軽井沢のカフェギャラリー「春や」さんで、
企画のお手伝い・・・売り子でがんばります。
新しいお客さまとのご縁を楽しみに出かけてきます。
また、軽井沢報告をさせて頂きます。
閑庵
今日までの「匙と箸展」で、
漆仕上げの匙や箸への、複数のお客様からの同じ質問を受けて、
ぼくには意外なのと、やはり漆への誤解が多いのだなーと感じました。
そこでそのうちに特にお知らせしたい2つの質問に、
答えておきたいと思います。
Q:漆仕上げの洗い方は?手入れは?
A:普段の他の食器の洗い方と一緒で結構です。
汚れたら、柔らかなスポンジなどに中性洗剤をつけて洗い、
身体のために良く流し、強いて手入れということなら、
洗ってすぐに拭いてしまいましょう。
洗い籠などに入れておいて、堅いやきものの高台などでこすられると、
擦り傷になるかもしれませんから優しさや工夫をしてください。
ぼくは匙などだけでなく、漆器は後に洗い先に拭きます。
毎日使って、ばんばん洗って、ぱさついて来たと感じたら、
年に一度か二度、一番絞りの油や、ピュアーオイルを塗ってあげ、
一呼吸おいて、良く吹き上げてください。
Q:漆仕上げの扱い方や注意点は?
A:中身が木だということ忘れずにいてくだされば、
特に注意はありません。
その意味で、食洗機の乾燥や、
お日様に長く当てると、木には乾燥しすぎてよくありません。
木が燃え出すような事も当然いけませんが、
熱いスープやおじやなどの中は問題ありません。
漆は合成塗料より遙かに熱には強いからです。
落としたり削らない限りそうそうはげる事などもありません。
でも塗料ですから、堅い物との摩擦やこすられる事には弱いです。
使う事ですり減ります。
逆にいえば、減るほどまで使えると言うことです。
木の好きな私たちの先人が、
木の感触を残しながら、白木より、
汚れず、使い安くするために漆を塗りました。
ですから、漆で仕上げたものは、
気楽に使っていただけるのが、本来の姿です。
木の柔らかさと、暖かみの感触を失わずに、
使い安くした漆仕上げ、漆器の匙や箸は、
使って頂ければその良さを楽しんでいただけるものです。
閑庵
いつもは、ブログの記事をiBookから書き込んでいます。
今回初めて、ポンコツ携帯でトライしています。
“うつわ屋のつぶやき”の携帯読者の方々かららは、きっと笑われるような状況です。
ちいさな画面と慣れない親指打ち。
しかも老眼~。
でもなぜ携帯なのか?
実はですね。
18日木曜日から21日日曜日まで、
いつも企画展のお手伝いさせていただいている、
軽井沢の「カフェギャラリー春や」さんで売り子に行きます。
お近くの方や軽井沢にお出かけの方、みなさん是非お立ち寄りください。
その間、iBookからの発信方法が確実ではないので、
携帯から書き込む方法になると思います。
その前に初体験をすませ、少し慣れておこうかと今日の初体験です。
お盆でいつもよりさらに静かな・・・暇なともいう、
店には悲しい状況で、時間が出来たので、
ちょっと試してみています。
さてさて、肩もこって来たのでここらあたりで、
携帯をたたむことにします。。
閑庵
一昨日の朝日新聞のマリオンに“匙と箸展”を紹介していただいて、
はじめてのお客さまがたくさんおいでいただきました。
それぞれのお目当てで、匙や箸と出会っていただき、
橋渡しとしては、何よりの喜びです。
そんな中、今日は二人の中学生が来店してくれました。
見方や、質問を含めて、とても紳士でした。
しかも、じっくりと選んでいただいた中から、
お買い求めいただきました。
感謝!
木の作品がお好きなようで、
常設の方の、曲げわっぱなども、
興味ありげにご覧になっていました。
店内での所作や、マナーも、
選択のレベルも、
うーん、こういうことってやはり・・・、
年齢ではないですね。
中途半端な大人に見習ってもらいたいくらいに、
しっかりしていたし、
しかも、店の中でのお二人の様子から、
とっても楽しんで頂いているのが伝わり、
嬉しかったなー。
頑固店主の口元もゆるみっぱなしでした。
“うつわ”など手で作られたものは、
なんと言っても手に触れて、
感触を味わって頂かないと、
もちろん使って頂くのが一番ですが、
出会いを縁として、つないでもらうためには、
はじめは、選択が一番難しいことだと思います。
今日の中学生のお客さまは、
作り手の手仕事として、気に入った物を選び、
ご自分のお小遣いで求めて、
きっと使ってくださることでしょう。
それがきっかけで、作りたくなるかもしれません。
あるいは、違う匙や、“うつわ”などを、
もっと欲しくなるかもしれません。
そうなると、橋渡しの責任も、
作り手の責任も大切ですね。
使うことで、その良さをますます感じられること、
“うつわ”との初めてのご縁の出来方が、
その後の工芸への認識や、
好き嫌い、判断基準として、
大きな物になりそうですね。
その中学生のお客さまが特別ということではなく、
縁を頂いたお客さま皆様に、
少しでも工芸の楽しさをお伝えできるように、
受け取り安いように、
頑固オヤヂも、出来るだけスマイルで、
お近づきさせていただくように、
心しましょう。
閑庵
ぼくの前に並んでいる”匙と箸”は、
木を削りだし、漆を何度もすり込んで作った匙や箸です。

作り手によって形が違うだけでなく、
木の材種によっても、作り手と木との会話から、違った形が生まれたり、
作りたい形のイメージを作るために木を選び、
木目や素材感の違いから、
出来上がると、一つずつの表情や顔つきになってきます。
木の持つ、堅さ、密度、木目、色などや、
削った時の質感や木肌によって、
同じように作っても、
表情は変わって来るからです。

導管という木の栄養を運ぶ管が、
年輪や木目になります。
木によって、個性があります。
栗やケヤキのように、
やんちゃで、はっきりした木目もあれば、
桜や朴のように、
穏やかで静かな木目も有ります。

そんな肌合いを最大限に生かそうとした作り手の気持ちや、
木が好きだからこそ、作り手が楽しみながら生み出した匙や箸は、
木との会話をぼくらがわかるように、翻訳してくれていて、
使うぼくらが手のしたときに、聞こえて来る気がします。
さて、皆さんにはどんな木との会話が聞こえてくるでしょう。
昨日木曜日付け、朝日新聞夕刊のマリオン(関東版)に、
“匙と箸展”をご紹介頂いて、
おかげさまで電話対応などに追われて、
ブログのアップがなかなか出来ませんでしたと・・・と。
今日の言い訳にしておこう。
閑庵
【“育ちと顔つき”の続きを読む】
企画を提案する側としては、
何でもなくていいのに、
箸の方がむずかしいですね。
当たり前に使いやすくて、
丈夫で飽きがこなくて、
それで、作り手の個性が有ればいいのです。
とは、思っていても、
これが、結構難問になります。
荻窪銀花では手仕事で、
作り手の顔が見える作品を、
ご紹介しようと心がけています。
使い安くて、丈夫なだけなら、
量産の箸に素晴らし物が沢山あります。
その上に、作り手の個性や感性から、
生まれ出てきて、使うことで、
じんわりと伝わってくる楽しさや、
なんだか心豊かになる素材感だったりが、
手仕事の力量であり、真価です。
これが、箸という2本の棒きれで、
表現するのは、なかなか難しい物ですね。

今年は、荻窪銀花の定番になっている箸の作り手に、
どうしても連絡が取れず、
何気ないな中にも、飽きのこない箸が補充出来ませんでした。
さらに、箸はある程度経ったときには、
取り替えたい気持ちも有ります。
その時に、気軽に、あるいは惜しまずに替えられること、
それには、適度な価格だとおもいます。
それでいて、貧相でも、チープでもなく、
大切にもしたくなるような・・・。
これは、有るところまでいきましたが、
ちょっと時間切れ。
来年には出来る目鼻がつきましたので、
ご期待ください。
と、誰もが日常でつかうからこそ、
箸は難しいなーと、しみじみ思いました。
閑庵
手で作られた、ティースプーンから、
お玉やサラダサーバーまでの匙が、
作り手によって様々な表情を見せます。
ケヤキ、さくら、クルミ、エンコなど、
材種はあれこれでも、
木目や肌合いの違い程度。
ナイフや彫刻刀で削り刳ってつくり、
漆などをすり込む方法もさほど差がないのに、
どれも大変個性的です。

薬味匙のように小さなものまで、
作り手の分身と言っていいほどに、
顔つきがそれぞれでちがいます。
その上作り手によって、
仕上がりに感性と個性が現れます。
ナイフを当てた音が聞こえそうな、
削った刃跡が、リズミカルで美しい、
伊藤玲さんの仕事。

どんな木片も愛おしみ、
ティスプーン程度の大きさでも、
あえて違う材種をつないで、
作る事を楽しんでいる、
さかいあつしさんの仕事。

材種の表情からイメージして、
削り出していくと、
そこに元から埋まっていたように、
花や草木のレリーフが浮き出て来た、
武井順一さんの仕事。

コーヒーにも紅茶にもお砂糖入れないぼくですが、
ティスプーンが使いたくて入れてしまいそうな、
可愛いティスプーンたち。
シチューやカレーだけでなく、
和食器とのも合うので、
和食の時にも使いたくなったり、
料理の取り分けに使いやすそうだったり、
テーブルのアクセサリとしても、
楽しくなる“うつわ”です。
それは作り手が誰より楽しんで作ったに違いないからでしょう。
閑庵
私事でブログが滞りがちになっていて、
ごめんなさい、一段落はしたので、
またがんばるようにいたします。
【匙は箸に比べれば最近身近に】
●身近の匙の歴史は案外浅い。
【箸の好みは千差万別】
●長さ重さ手持ちと好みはいろいろ。
【お気に入りを使う贅沢?】
●お気に入りの箸や匙を使うと心豊かに。

【匙は箸に比べれば最近身近に】
ぼくが子供の頃約40年昔には、
ラーメン屋さんでも、そばやうどんのように、
丼に口つけてスープ飲んでいたとことが多かったと、
記憶しているんです。
いつのまにか、蓮華(れんげ)が何処のラーメン屋さんでも、
付いてくるようになったようですね。
韓国は匙を使います。
中国は蓮華があります。
でも、日本の生活習慣のなかには、無かったようです。
明治以降に西洋文化とともに、食文化が入ってきて、
ついでに匙を日常で使う習慣も入ってくるまでは、
使わなかったようです。

【箸の好みは千差万別】
子供の頃から自分用の箸を使っていますから
箸に対する好みは、長さや細さ重さなど、
人によってずいぶん違うと思います。
素材や形状も、さまざまな箸があります。
でも、何気ない木と漆の組み合わせのものは、
量産されている割には、案外と選択範囲が少ないようです。
それは、もしかしたら、手で作りだした物ほど、
手になじまないからではないかな?
作り手が一膳ずつ削りだして作ったものは、
作り手が手になじむようにとするから、
自分の好みが入らざるを得ません。
当然万人向けではなくなりますが、好みの合う人にとっては、
手になじみ、心地よささえ感じるでしょ。
手作りの器は、食べ物と同じで最後は好みや相性になりますが、
箸は特にその部分が強いかもしれませんね。
rder="0">【お気に入りを使う贅沢?】
匙や箸は、自分と相性のいいものを手に入れると、
食事のたびに心地よい気持で、料理を口に運ぶことが出来ます。
どんな箸でも用は足りるのですが、お気に入りの箸を手にいれれば、
ちょっと心豊かになれます。
心豊かになれる差は、ぼくら箸を使う民なれではの、
心の贅沢だと思っています。
閑庵
明日からは銀花の夏の企画として恒例になっている、
「匙と箸展」が催されます。
“うつわ”に盛られた料理を口に運ぶ、
食卓では一番自分に近い”搬器”といわれる“うつわ”です。
それでも、普段はわき役の匙と箸です。
そのわき役が”匙と箸展”で主役になります。
この名わき役について少しお話ししてみます。

【匙も自分の器】
●自分の碗と箸を持つのはあたりまえ。
【普段は脇役】
●普段は脇役の箸と匙を主役にしてみると。
【匙も自分の器】
お茶碗と箸。
この二つは、自分専用の物をもっている方が多いでしょ。
毎日普通に使う食器の中で、自分専用の物を持っているのは、
どうも世界の中では珍しいようですよ。
可愛い絵が書いてある、小ぶりの碗や箸を、
物心ついたときから使っていませんでしたか?
ぼくの時代は瀬戸物っていわれる、
半磁器の椀に、怪しげな漆のでも中は木に箸だったかな。
いまはカラフルで壊れにくい、合成樹脂の椀と箸が主流なのかな?
絵柄もアニメのキャラなんかが中心かな?
でも、大きさも長さは、ちゃんと子供用があって、
使いはじめから、飾りではないですよね。
自分用の食器を持つわたしたちの、
もう一つの食器文化の箸についてとついでに匙について、
ちょっとお話してみます。

【普段は脇役】
碗に比べたら箸や匙って、普段は脇役ですよね。
でも、これって案外見逃せない道具ですよね。
器ではないけど、口につけるし、持つし、
当然個人の好みも変わってくる。
だからこそ自分専用が欲しくなるのではないかな?
子供の頃から、しつけられるせいで、
あたりまえに使っているけど、
箸って、使い方を含めて、
外国の人には不思議に見えるのかもしれませんね。
器に盛られた食材をちぎり、はがし、つまむ。
大体口に運ぶのに不便を感じたことはないと思うでしょ。
手づかみで食べるお国がら以外のところは、
箸を使わないなら、ナイフ、フォーク、スプーンをつかいますよね。
それも、料理によって変えたりしますよね。
その点、日本料理の箸は、自分が口をつける箸は、
一膳だけですよね。取り分けるための箸は別ですけどね。
匙もほとんど使わない方に歴史は流れていきました。

会席など見ていても、箸だけで食べれるように、
調理のほうで工夫をしてあり、
適度な大きさに切ってあったり、
隠し包丁を入れてあったりして、
箸でも無理なくたべれるように調理されています。
結果、ナイフはいりませんね。
箸に、刺して食べることも、乗せて口に運ぶことも、
お行儀が悪いとされています。
2本の細いスティックで挟み摘み、口に運ぶ。
これで、フォークもいらない。
スプーンのように液体こそはすくえないし、
口に運ぶことが出来なのですが、
それは器に直接口をつけることで、クリアーしています。
結果的には、そのことも世界では珍しいことになっています。
前にも書かせともらいましたが、
お隣の国韓国で、うっかり碗からご飯などをかき込んだり、
汁をすすると、また日本人が器を食べてるといわれてしまうとか。
閑庵