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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

オタクの店とカルトの店

ちょっとこのところ、重いお話が多くて・・・。
いや、くどい話ですね。
ちょっと反省しています。
器が好きで、荻窪銀花や工芸店で、
手仕事の器をご自分の好みで選んで、
楽しく使われている方には、きっといまさら・・・・と、
思うことが多かったかもしれませんね。

でも、書籍やWEB上で見かけることが急に多くなった、
陶器は扱いに気をつけること、はじめに煮ること。
という話に、違和感を感じ、
本にあれば、そのまま受け取られてしまうわけで、
ますます、手仕事のやきものが特別扱いの世界になりそうです。
くわばらくわばら。

さて、さてと・・・・。
銀花と通りを挟んで目の前に、
昨年の秋から、珍しいお店が開店しました。
ぼくなどの門外漢からは、一口にいうとおもちゃ屋さんに見えます。
実は目の前でよく見えるのですが入ったことありません。
銀花は11時からの開店です。
(でも、だいたい9時過ぎから10時ぐらいには来ていますけどね)
TERRAさん(篆刻調のお店の看板にはそうあります)は、
だいたい午後になって・・・そう、小学生が学校から帰る頃から開きます。

ingk846.jpg


フィギア、おもちゃ、U.S.TOY、雑貨・・・色々楽しいおもちゃあります。
とあって、それこそ電車男さん以来認知度のあがった、
秋葉系に通じる物があるようです。
午後の小学生のあと、7時で銀花が店じまいのころには若い人が多くなり、
休みの日などは、若い男女のカップルや子連れのパパママも。

オタクというちょっと、遠くの人たちだった言葉が、
今や普通の暮らしの範囲に取り込まれているようです。
むしろ、荻窪銀花のほうが、オタク・・・・いいえ、
うーん、カルトって感じのようで・・・・。
「あの人ったら、工芸屋にいっているのよ」とはならないとは思うけど、
もっと、若い人にも認知してもらって、
気軽に入って来てくださるように、
せいぜいブログを軽めに、書くようにしようーっと。
それに、若年性認知症的にならないようにしよーっと。

                甘庵

落ち着きますねー

先ほどWEBや携帯の情報サイトの営業のお嬢さんが、
しみじみそうおっしゃっていました。

有料の掲載は零細企業の荻窪「銀花」さんお付き合いできないのですが、
無料の情報サイトに情報部分に銀花を乗せてくれるそうで、
店内の画像や動画を撮っていかれました。
まだまだ不景気で営業も何かと大変だろうと、
お茶を差し上げたら、ベンチに座りポソリと、
「落ち着きますねー」
まさに、あかり展のねらいですね。
時空を楽しむというコンセプトそのものです。

決してかっこいい空間ではない銀花の店内のしつらえ。
見る場所ではなく出会う場所だからと言い訳しながらの、
いつもの銀花では、きっとこんな言葉が出てこなかったと思います。

灯すとそこに広がりが・・・時の流れがかわります
おひな様も、桃の花が満開の旧暦の上巳の節句(今年は3月31日)まで飾っておこう・・・。

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「情報を集めるために、
荻窪や西荻や吉祥寺を担当して、
歩いていて、何か重さがあるというか・・・・。
オーナーたちのお話うかがっていても、
すぐに一時間ぐらいたってしまって・・・・」
きっとそういう、個人のオーナーたちの、
思い入れや、揺るぎないコンセプトで営んでいる店が多いのでしょう。

銀花も同じように判断していただいたようですが、
なんのことはない、不器用で頑固なだけなのですがね。
でも、器でもあかりでも、ご紹介するものは、
すべて、自分の中でこうあるべきだと、
自分で使いたいもの、欲しいものを、
一つの基準にしています。

といいながら、ペンダントは使っていても、
グーズネックスタンドも今年のアッパースタンドも、
まだ使っていません。
だって、なくなっちゃうんだもの。
今年も、この後の企画展の巡回を考えると、
その後で・・・で、また来年まで我慢って、
なってしまいそうです。

            甘庵

テーマ:工芸 - ジャンル:学問・文化・芸術

粉引のはなし

やきものは煮物にしなくていい」と暴言をはいているぼくですが、
あまりこういうことをいってるといけないので、
少し軟化して「煮物にしなくていいやきものを使おう」ではどうですか?
えっ、変わってませんか。
では「煮ても良いけど煮なくても良いやきものをつかおう」
って、やっぱり変わってないですね。
ははは。
まぁーともかく、使いやすい器を常識の範囲の思いやりを持って使えば、
過保護にならくても大丈夫だと重ねてお伝えしたいです。

やきもの好きや陶器好きになられると、
なかでも気にかかるものに「粉引」があると思います。
ところが、やきもの扱いに臆病になられてしまう方は、
この粉引との運の悪い出会いで懲りてしまう方が多いようです。
扱いにに気を遣う粉引もあるでしょう。
それはそれで、それなりの表情の良さなどがあるのでしょう。
その器は橋渡しする側や作り手が把握しているのなら、
作り手や橋渡しの人が煮るべきではないかなー。
そうすべきとおしゃるのなら、そうして使って欲しいなら、
煮物にして提供すべきでしょう。
もしもそれが面倒なことでない思っていて、使い手にゆだねるなら、
ご自分たちでなさるべきだと思います。

ぼくが使うたびに水をくぐらせて使うことを提案するのは、
先人たちの知恵であり、
侘び寂の美しさは使い手が仕上げる楽しみで、
少しずつご自分の色に染めていく染め物に近いと考えているから、
そう提案しています。

粉引は抹茶碗として、桃山時代に日本に朝鮮半島から伝わり、
作り出した半島では、見捨てられていってしまいます。
白い色を好んで白磁の廉価版的に出来たこともあり、
色がわかっていったり、貫入(釉薬のひび)が入るのを好まれなかったのでしょう。

日本では茶道の侘び寂の美意識のなかで好まれて、
無機質な空間に住む現代のぼくらにも、
その柔らかで有機的な質感が好まれていまだに人気のやきものです。

ところが、情報不足からか、いきなり使いだしたり、
それより、使うことが念頭に足らないと思われる作り手側のために、
(はっきりいうと、焼き切っていない器)
粉引は汚れるものと、すり込まれてしまう方が出来てしまうのは、
大変残念です。

たしかに、抹茶碗などなら、柔らかく焼いて、
ヤワヤワ使い、侘びて行くのを楽しむのも、
数寄人の心の遊びで良いでしょう。
ハレの器で、遊び心や心のゆとりで使う物もよいでしょう。
でも、日常食器では、これは問題があります。

しっかり焼いていて、でも土味や粉引の柔らかさを出す。
それがプロというものです。
お金いただくのですから。
マグなら、コーヒーや紅茶を呑むわけで、
アクや茶渋が付くことを想定して、
それでもそれが味になるとか、つきにくくするとか、
最低限、作り手自身が使って違和感のない器にしないといけません。

皿や鉢なら、煮汁や焼いた魚の脂が残りにくいことを想定しないとね。
でも、使う側も、染みこむから色が付いたり匂うのですから、
いきなりは染みや匂いがつかないように、
水や湯に浸ける思いやりは欲しいですね。

過去のブログに書いた記事も是非目をとおしてください。
「粉引」KOHIKI
http://utuwaya.blog74.fc2.com/blog-entry-36.html
甘庵

電子レンジでもオーブンでも使えます 2

あまりに極端な言い方をするぼくなので、
誤解されてしまうといけなので、
言い方を変えてみます。

よく焼けた焼き物なら、
電子レンジやグリルやオーブントースターでの使用が可能です。
ただ、だからといってすべての器を、
チンしたりじゅーじゅーする必要は無いと思います。

というか、
ご飯を温めるのに、
ラップだけの方が能率いいし、
具材の再加熱や加熱なら、
専用の決めておいた器にいれて加熱後に、
盛りつけし直すぐらいの思いやり・・・いいえ、
これは器ではなく食べる人にね。
の方がいいかも。

ただ、一杯分のコーヒーやシチューや、
急いでいて、器も温めるというようなときなら、
暖かい器もごちそうだからこそ、
チンするのが使い方としてありですよね。

グリルやオーブントースターで、
溢れたチーズが器の端で焦げてじゅーじゅーいっているのや、
ホイル開けたら香草の香りとソースがグツグツしているチキンなども、
熱々がごちそうですよね。
こんな時には、選らんが器も目にご馳走です。
ぼくなら、ちょっと厚めのしっかりしたせっ器や磁器の器にするな。
ナイフやフォークで直接がちがちやっても丈夫だし、
厚い分冷めにくいし・・・・・。
陶器でも、よく焼きしまった器なら問題ないけど、
やはり、ナイフやフォークやスプーンでがりがりが、
気になるので、選ばないかな。

器の使い方は、使う側の思いやりであり選択ですから、
回答は暮らしかたで色々あると思います。
それでも、使うことを前提にして作られた器で、
ハレの器などで、例外があるにしても、
褻(ケ=日常)の器なら、使うことに耐えられないと、
器としての意味がないですね。

器は暮らしにあわせて作られるべきです。
囲炉裏とへっつい(かまど)の暮らしのころでも、
熱いものを熱く、見た目を綺麗に美味しそうにというような、
料理の思いやりはご馳走そのものです。
暮らしのリズムが違い、
電子レンジやグリルやオーブントースターを使う暮らしですが、
思いやりは、いっしょです。
その思いやりのために、器は美味しくあるべきで、
使いやすくあるべきです。

使い方は暮らし方でいろいろでしょう。
でも、思いやりのある暮らしなら、
器にも、当たり前の思いやりも持ってくれるでしょう。
それで、十分です。

         甘庵

電子レンジでもオーブンでも使えます

ゴンベさんから、「使い始めはどうしたらいいですか?」のコメントに、
良い質問いただきました。
読みやすいように、なるべく完結に答えて行きたいと思いますが・・・・、
さてどうなることやら。

「電子レンジやグリル、オーブントースターへの使用はどうでしょうか」
「陶器、磁器 分かりやすい目安ってありますか?」
という、質問です。

電子レンジやグリル、オーブントースターでの使用は、
基本的に料理や加熱で、器への熱の影響への心配だと思います。
これははっきりいって、
電子レンジやグリル、オーブントースターで使えない器は、
日常の器とはいえないのでは無いかと、そう思っています。
つまり、まずほとんどの日常の器はそうあるべきものだし、
つかえる器を理解して選びましょう。
このことは、後の質問の陶器や磁器のやきものの種類にもかかわるので、
それも含めてお話していきます。

*電子レンジで使えるやきもの*
しっかり焼けているものなら、
陶器でも、せっ器でも、磁器でも大丈夫です。
だめなのは、上のどれでも上絵、特に金彩や銀彩、パラジウムなどの、
金属上絵があるものは、電磁波で加熱する電子レンジにいれると、
雷さまがレンジ内を走ります。
やきものにも落雷の後が残ったりします。
はい、試して見たことあります。ははは。

あと、ぼくにはあまり経験ないのですが、
焼きの甘い焼き物や、極端に吸水性のある素地のやきものは、
理屈的に良くないでしょうね。
電子レンジは一口に言えば、水が加熱されて、
食品を暖めるシステムで、特に省エネのレンジなどは、
市販のお弁当などいれても、プラスチックを暖めないように、
調整されているそうです。
つまり、やきものに水分が無ければ、
熱くなった料理や食品から熱が伝わって熱くなるけど、
やきものは熱くならない理屈になります。
ぎゃくに水分がいっぱいあると、
やきものも、煮物になちゃうー。

よく電子レンジやオーブントースターの取り扱い説明書には、
かなり面倒くさいことや、あたり前のことが書いてありますね。
PL法的には、メーカーからすればクレームこないように、
無難にしておいた方が安全ですし、
使う側の良識をあてにしないでいるのかな?
同じように、雑誌や本にもそれに習っていることが多いようです。

でも、あえて言います。
結論からいえば・・・・、
普通にご飯茶碗に冷たいご飯をいれて、
レンジでチン出来ないご飯茶碗は、
やっぱり使いにくいでしょう。
ただ、気持ち的に、お気に入りの茶碗は、
気持ち的にさけておいた方が良いかもしれませんね。

低下度でやいている楽茶碗は性能として、
後生へ伝えたいものは気持ちとしてさけましょう。

続いて、
*グリルやで使えるやきもの*
グリルやオーブントースターで使うっていうのは、
グラタンやラザニアとかチキンの香草グリル焼き的な、
じゅーじゅーって感じの焼き方ですよね。
これも、やきものは1200℃以上の焼成温度で焼かれているので、
せいぜい200℃ちょっとのその程度の熱には耐えられるはずです。

ただ、もてないくらい熱い状態になった器を、
濡れぞうきんで持ったり、
濡れたところにおいたりすれば、
運が悪いと、ビッシって割れることがあるかもしれません。

なぜなら、やきものは高温に耐えられるのですが、
急激な温度変化には弱いんです。
だから、特別な土や、焼き方でないと、直火がだめなんです。
急激な熱膨張や収縮をして、ちょうどたたいたの同じようなことが、
内部で起きてしまうので、ビッシってなっちゃいます。

乾いた布でそこを拭いてたり、出し入れをする優しさというようなことは、
使い方というより、心がけの問題です。
「器への思いやり」とぼくは呼んでいます。
過保護である必要はないけど思いやりを持つべきと思っています。

あとは、チーズやソースが焼きついて、
落ちにくくなるのは、想像頂けると思います。
吸水性がある陶器や、吸水性の少しあるせっ器は、
釉薬がしっかりかかった器の方を使った方が、汚れ落ちやすいかもね。
でも、やはり素地の吸水性がほとんど無い磁器が、
一番汚れにくく、洗い安いと思います。
ぼくはそれでも、周りが焦げてガビガビになった色合いのほうが、
熱々で美味しそうに感じる熱い物好きなので、
グラタンなどは専用の器になり、ちょっと貫禄出てます。
ほら、鍋焼きうどんも、サラのような白い鍋では、
雰囲気でないではないですかー。

陶器とせっ器の見分け方は難しいですね。
理屈的には、陶器は素地が吸水性があって、
ガラス質の釉薬で漏れない器になっていて、
せっ器はほとんど吸水性がなく、釉薬が無いものが歴史的には多いです。
でも、ストーンウエアと表記される土物のやきものも、
陶器と認識されるので、ややこしいことになっています。
どちらの素地も、光を透かしません。
この二つは、杯土がほった粘土なので、土物といわれます。
掘った天然のものなので、陶器とせっ器の境は、
ここからは陶器、せっ器とはならず、曖昧です。

磁器は陶石などを臼で挽いて杯土にしたので、石物と言われます。
光に透かすと透けます。
やきものの中では素地の密度が一番細かく、
釉薬のガラスに組成が近いので、
膨張系数も近く、焼成後に冷えて行くときに、
釉薬と素地が同じように縮むので、
貫入(かんにゅう=釉薬の細かなひび)がはいりません。

陶器、せっ器、磁器のお話は、
「失敗しない器選び」にも詳しく書いています。
http://kanan.paslog.jp/article/114906.html
参考にしてみてください。

さて、結局長くなちゃったけど、
「ゴンベ」さんの疑問に答えられたでしょうか?
わかりにくいところがあったら、
ご指摘くださいね。

             甘庵

二世代顧客

工芸屋四半世紀の営みはぼくにとって、
毎日があわただしくて、ただただ夢中に過ぎてしまい、
その時間の実感が案外薄いものです。

ところが、時の流れをお客さまから感じることがあります。
生まれたばかりの頃から、ママと一緒に来くれている子が、
いつの間にか、ぼくとマンツーマンでお話してくれるようになって、
ママが企画展の作品や、店内で器を見たりしているあいだ、
最近のお気に入り遊びのアイテムを、
一緒にPCで開けて、WEBサイトで見てみたり、
説明を聞いたり・・・・。

あっという間に幼稚園、小学生・・・・。
それどころか、結婚なさって新しい暮らしになったり、
そのうち、お子さんつれて・・・・。

銀花が企画のお手伝いをさせていただいている、
宮城県加美町の藍學舎さんという工芸ギャラリーの、
近くに実家があるとおっしゃる若いお客様が、
あかり展が始まってから来店いただきました。

「先日、藍學舎さんを通してのおきゃくさまに、
新築に合わせてペンダントを納めさせて頂いたんですよ」
とお話しすると、
「それって、うちかもしれない・・・」って。
そうだったんです。

akari487.jpg



お祝い事の記念にお母様に何かをと思われて来店いただいたき、
選んでいただいたのですが・・・、
お話するうちに、工芸へのアプローチの早道はやはり教育なんだなーと、
つくづく感じました。
若いお客様でも、工芸の受け取り方、あるいは見方、選ぶ基準などが、
お話していて無理なく、ぼくからお伝えすることが自然に出来て、
受け取って頂いていることが感じられて、
初めてお会いしたのに、まるで前からのお客様のようで・・・。
そうなんですね。
二世代目のお客様は、既に顧客さまなんです。
って、銀花でいう顧客は、単にお得意様って言う前に、
まず、銀花の工芸への気持ちや想いへの賛同いただいている、
力強い理解者であるっていうことですね。

というわけで、若いお得意さまとお話すると、
後10年、いえ、後四半世紀をなんとか続けたいなー、
続けられるかもしれないと、前向きなりながら、
暮らしの中での、工芸教育に感謝するばかりです。

          甘庵<

テーマ:工芸 - ジャンル:学問・文化・芸術

腹くくっての覚悟

このところのブログ記事で、
「やきもの」だから、煮て「にもの」にしなくていい。
などと、一部の方には心地よくないかもしれない、
辛口の記事を書いています。

雑誌や書籍では、和食器や、やきもの、吹きガラス、漆器などが、
綺麗な画像で、大変たくさん紹介されていても・・・・。
なんだか、しっくりこない。
紹介されている器に罪はないですよ。
記事も一生懸命取材されているのでしょう。
でも、何かが違うような・・・・。
みていて・・・・わくわくしない。
年取ったからかな?ぼくだけですか?

ぼくに、何か伝えたらないかなーって。
ぼくが知っていること、思っていること、
経験で感じていることを、
伝えないといけないって、とても感じでいます。

なんだか、違う違うって、
一人で頑固者の、あるいは変わり者に・・・・。
実際そうなのですがね。
それでも、一人でも多くの人に、伝えたい、
そうすれば、きっと賛同してくれる方が少しは出てくるって。

そのために、毎日「何はなくてもブログ書いて・・・」と。
でも、それも多くの人の目に触れないと意味がないですよね。
そこで、ブログランキングに参加してみました。
ここで、皆さんがサクラクリックしてくれれば、
カウントが増えて、ランキングが上がれば、
きっともっと多くの人に読んでいただける・・・かも。

多くの人に読まれるってことは、
腹くくって覚悟しました。
工芸全般の意見、賛同でも反論でも、甘んじてお受けしたいし、
質問疑問も、皆さんのお気持ちや、感じ取っていることや、
考えを、是非是非聞いてみたいって強く思っています。

というわけで下にある、
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甘庵

ガラスシェードのあかり

ガラスは光と遊ばせるととてもご機嫌が良く、
ぼくらにキュートでチャーミングな姿を見せてくれます。

柔らかな春の日差しを素地に溶せば、
穏やかな表情で輝くことでしょう。

寂しげな黄昏れる空を映せば、
懐かしく物憂げな影が浮ぶでしょう。

四季や時にうつろう光と影を、
ガラスは増幅してぼくらに見せてくれます。
そんな光といつでも、自分好みで暮らしの灯すことが出来たらと、
「あかり」を提案しています。

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吹きガラスやモザイクガラスで作られたシェードに、
小さめのタングステンランプを灯すと、
シェードが急に息づいてきます。

オーナーの思惑で、ランプの照度や輝きを選択することで、
淡い色合いを楽しむことも、
華やかな煌めきを生み出すことも、
落ち着いた陰影を映し出すこともできます。

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手元に浮き出た暖かい広がりのなかでは、
照らし出されたものが、陰影を持ち、
生き生きとして、時になまめかしくさえなります。

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いつもの部屋で、少し明るさを落として、
「あかり」を灯すして広がった時空で、
音楽を聴いたり、お茶やお酒を飲んだり、くつろぐ会話を交わす。
そんな「あかり」を提案していきたいと思っております。

            甘庵

テーマ:工芸 - ジャンル:学問・文化・芸術

使い始めはどうしたらいいのですか?

最近よく受ける質問に、
「使いはじめは煮た方が良いでしょうか?」
と、尋ねられることがとても多くなりました。
雑誌や器の本に、特に陶器は使い始めるまえに、
米のとぎ汁や米を入れて煮ると書いてあるのをみかけます。

やきものを煮てもかまいませんし、
そうしないと使えない陶器もあるかもしれません。
でも、四半世紀橋渡しをしてきたぼくとしては、
煮なくても良いやきものをお渡しすべきだと、
器を選んで店頭に並べてきました。
そのために、それが当たり前の方法として、
どんどん定着するのは、どこか納得できません。

しっかり焼かれた陶器なら、
逆に、煮たぐらいではそうそう染みこまないと思います。
染みたり、浸みだしてしまう陶器がこの方法でとまるなら、
それはスポンジ状の器を、
釉薬でも焼くことでもなく、
最後の米のとぎ汁や粥状態の米のデンプンなどで、
止まっている器と言うことになります。
これは「やきもの」ではなく「にもの」に名を変えないとならないのでは?
(撥水剤の食用シリコンを掛けていたよりはずっといいのですけど)

とは、少々過激な発言ですが、
確かに陶器は素地に吸水性があります。
そのために使うことで、少しずつ変わっていく様を、
楽しみとし、「侘び寂び」の美意識に通じます。
器への優しさは、常識の範囲でしょうし、
(やきものもガラスも落とせば割れます。そんな認識があればよいのはず)
あとは、使いはじめは特にですが、
盛りつける前に水や湯をくぐらす心つがい程度で十分です。

つまり、あくまでも器、日常に食器として使われるために作ったのですから、
あまりに変わるようでは、(これは侘び寂びではなく汚れです)
やはり使いにくいということになるのでしょうね。
この問題はおおよそが、焼成方法で解決出来ることだと思います。
還元炎焼成、焼成時間の延長、冷却方法など、方法はいろいろあるでしょう。
いずれにしても、作り手が、表現として好みの土味や雰囲気を大切にしながら、
器として、使いやすく、丈夫にや焼くのがプロだと思います。
器ではなく、アートに限りなく近づけるなら、
表現だけでも良いのですが、
器として提供する以上は、良く焼ききって、
使いやすく丈夫にするべきです。

実は昨日あるメーカーさんからのメルマガにも、
陶器の使い方として、
煮る方法や優しく扱いことや、
はては、食洗機ではなく手洗いなどと、
茶陶や古美術の扱いのような方法をが、
箇条書きで書かれありました。
どれも、過保護なくらいに丁寧な扱いばかりです。
でも、なにか変では無いかと思ってしまいます。
やはり、"うつわ屋"は器は使いやすく丈夫に作って提供すべきだと、
この問題にぼくは、かたくなになってしまいます。

             甘庵

カテゴリーの追加と整理(3/2追記)

1日に記事をひとつは書こうと決めて続けて来たら、だんだん記事たまってきました。
新しく訪れてくださった読者の方や、
過去記事をたどる時に、
いくら検索ができも探しにくかったり、
どんな内容の記事があるのわかりにくいと思って、
少しカテゴリーを増やしたり整理しています。
先日新設した「器の選び方と使い方」に続けて、
「定休日のブログ」を新設しました。
あまり日記との違いはないのですがね。
増やしたいカテゴリーとして、
皆様からの質問に答える記事を集めて「Q&A」を作りたいのですが、
これには皆様からの質問がまずないと…。
でないと、やらせになってしまいますからね。
と言うわけで、
うつわや、工芸などへの質問大募集!
素朴な疑問からいまさら聞けないことまで、
なんでもよいのでよろしくお願いいたします。

*皆さんからの質問待ちですが、
 3月2日に先行で「工芸Q&A」といカテゴリ作りました。
 なので、いっぱい疑問質問意見なんでも、
 コメント欄に書き加えてください。
 
甘庵

お天気屋で出不精

荻窪は朝から雨です。
弱い雨ですが、しっかり降り続けています。
どうもぼくはお天気屋さんのところがあるようです。
朝から雨だと、その暗さからまず寝坊になってしまいます。
寒かった今年の冬を思えば、
随分朝の気温はゆるんできているのに、
どんよりした空だと、布団の中のぬくもりは極楽!
うだうだと、時間をルーズに過ごしてしまいます。
今日も、相変わらず残った仕事の処理に店には出ていくつもりでも、
営業時間も約束もないので、ますますだらだら。

それに、出不精でもあるので、
腰は重くなるばかり・・・・。
窓からグレーの空を眺めながら、
なんーんにもしないで、ぼーっとしてしまいます。
最近友人にもらったCDを掛けていますが・・・・、
「CDはかなりしっとりした曲ばかりなので、
程よい睡眠導入剤になる事と思います。
くれぐれも運転中やお仕事中には服用されないようご注意下さい…。」
という、注意書きを忘れていました。
すでにまた、効果が出始めていて、布団に潜ろうとしております。

いかんいかん。
意を決して、PCにしがみつき、
ブログを書き出してみました。
不思議ですね。
出不精ついでに筆無精も自覚しております。
いいえ、オールマイティな無精です。
それでも、最近は何はなくてもブログを!
皆さんの反応である、コメントを期待してチェック。
ランキングも必ず見ます。
反応に手応えを感じれば、もっとがんばろうと。
反応が少ないと、やはりもっと努力をしないと。
ああー、このぐらいに勉強や仕事をしてきていたら、
もっと真っ当な人格形成が出来ていたかも・・・・。

でも、人生はこれからまだまだ。
(脳天気でもある)
よおーし、がんばるぞー。
でも、その前にちょっとだけ布団のなかで暖まってから・・・。
ああーショパンがぼくを・・・・・心地よさの夢に誘う・・・・・。
   
            甘庵
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