決算市はセールなので、
看板もそれらしく、いつもより回って・・・、
いえ、派手っちくなっております。

どうですか~。
古いうらぶれた商店街の安売りっぽいでしょ。
墨で書くので、気合いとともに一発勝負!
っていうほどオーバーな物ではないのですが、
結構本人は気に入っており、
実はこの数年の使い回しております。
まぁー書くのが面倒くさいってこともあるんですけどね・・・・。
今日は朝から気温もあがって、
暖かいを通り越して、暑い!という感じになってきております。
荻窪の街はどこか長閑で、静かです。
今日は銀花一人占めできますよ~。
って、いつもそうですけどね。
ははは。
プチお出かけにいかがですか~。
甘庵
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決算市の3日目、晴天の今日は、
散歩がてらに、ご近所からお立ち寄りいただいたり、
遠方からお出かけくださったお客さままで、
楽しいくお話しさせていただきました。
というか、このところの甘庵は、若い方々には、
お伝え出来ることは、いろいろお伝えしないと。
と、ちょっとでも聴いてくださる優しいお客様だと、
もうお気の毒なくらいに、いろいろお話ししちゃいます。
きちんと聴いてくださるので、
大変ありがたく感じでおります。
年寄りの器話につきあうという、
奇特で勇気がある方は、いつでも承ります。
さて、晴天の今日は、
ガラスやさわやかな物を手に取る方がおおいですね。



25%引きの棚のガラス
また少しは出会いがあるので、
棚に隙間ができると、なにやら補充しております。

小林東洋蓋付碗30%引き
お知らせとお詫びHPをWindowsの環境でご覧いただいていたお客さまには、
決算市会場常設部分の画像の「あ~お」記号の5点の画像か見えていなかったようなので、
急遽、編集しなおしてアップしました。
ぜひ、もう一度覗いてみてください。
甘庵
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ゴールデンウイークですね。
美味く調整出来た方は、
9日間の長いお休みを堪能できる、
まさに黄金の休日ですね~。
決算市を開催中の荻窪「銀花」は5/2(水)は定休日ですが、
そのほかは、休日でも営業しております。
お買い得の買い物を皆さんにしていただき、
どんどん在庫が減って、棚卸しが楽になるようなら、
それはもう、シルバーウイークになります。


お休み中に時間がとれた時には、
ぜひ、店を覗いてください。
JR中央線もしくは、東京メトロの荻窪駅南口から徒歩三分。
マイカーで(自動車やバイクや自転車や乳母車)でお出かけの方は、
休日は、店の下の車庫もとめられることが多いので、
環状八号「桃二小南」交差点から500m、
青梅街道天沼陸橋からも500mです。
MapFanの地図か、
店のHPの地図を参考にしてください。
幸い天気も、定休日の水曜以外は、
良い天気のようです。
(ああーまた水曜日が天気良くないな~)


是非この機会にご来店をお待ちしております。
GW中も忙しかったり、
遠くてお出かけ出来ないかたは、
HP
「催し物会場と作品」を覗いていただき、
気になる物があったら、
画像記号と、気になる物が写っている場所や特徴を、
お知らせくだされば、定価と値引き価格と、
サイズなどの資料をお送りいたします。
お気軽にメールでお問い合せください。
千客万来 甘庵
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決算市が始まりました。
日頃の感謝を価格でお返し!と、
お買い得な物をいっぱい出させて頂いていますが・・・。
顧客の方は、どれも欲しくて迷ってしまうと、
言ってくださいます。
そんなときにはズバリと、
「使うものにしましょうね。
と、すかさずアドバイスしています。
でも、初めてのお客様は、
「さて?」とか「それで~」って言う感じで、
さらっとご覧になり、さらっとお帰りになってしまいます。
価格ではないですよね。
欲しい物がないのですから・・・。
それは、滞在時間も短くなりますね。
それは、まぁー普段でも一緒なんですけど、
ただ、赤い看板で、いかにも安いと感じられる気配に、
ひかれてか・・・、いつも入らないお客様が、
おいでになるのです。
ここで、どなたにも興味を持てる、
商品構成でしたら・・・・、違うのでしょうね。
安くなっているということで、
きっと出会ったいただけるのだろうな~。
やっぱり荻窪「銀花」の商品構成は、
店主の心模様を写しとっていて・・・変?
困った物です。
とすれば、変な仲間を増やすしかない。
まぁーそれで毎日なんとか書き続けているブログも、
お仲間集めのための発信!!
もっともっと声を大きくして、
仲間集めの発信していきましょう。
甘庵
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昨日から、明日から始まる恒例の決算市に向けて、
いろいろと準備をしています。
今日は久々の青空で、とてもさわやかな風がそよいでいます。
やっぱりお日様が見えるのは、気持ちが違いますね。
棚卸しのため、棚の奥までひっくりかえしています。
既に作らなくなったもの、
なんの問題もないものの時間が経過しているもの、
定番が半端になっているもの、
いろいろな理由で、お得なお買い物になるように、
お買い得価格でご奉仕さていただきます。
とはいえ、もともと手仕事の器は一つずつのもの、
個性もあります。
良い出会いをしていただくのは、
皆様の選び方でとても良い出会いがあると思いますよ。
使えること、好きなもの、気になっていたもの、
まとまった価格のもの、気に入っている定番の補充といった、
お客様ごとの絞り方をしていただくと、
大変お得なお買い物になります。
是非上手にご利用なさってください。
甘庵
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今日のオフ、山梨都留市の
「もえぎ」さんへ、
角掛政志展の飾り付けをしてきました。
あいにくの雨模様で、霊峰富士の姿を見ることはかないませんが、
しっとりと降るこぬか雨にぬれた新緑は美しさを増していました。
山裾を抜けていく中央高速からは、
白く頂を隠す雲に縁取られ、雑木林の中に、
黄緑、淡い緑、白みがかった緑、芽吹きの赤、
その合間に山桜の淡い桜色や、少し濃い桃色が、
萌え出す春の彩りを織りなしています。
定期的に伺うことで、四季折々の景色を楽しんできます。
今はまさに目に青葉山・・・。
ホトトギスは耳にしませんでしたが、
それでも、心解かれる新緑でした。
甘庵
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角掛政志さんの企画展も今日までです。
リピーターとして訪れてくれた方からは、
使って良かったので言ってくださる言葉も、
今回初めての出会っていただいたお客さまが、
楽しそうにお持ち帰りになる姿も、
橋渡しにとっては、等しく嬉しい瞬間です。
皆様の声や表情から、お奨めして橋渡しした器が、
間違いない器だったと安心すると同時に、
まだまだ、橋渡しの力不足なので、
総数がもう少し増えるようにしないといけません。
がんばります。
「注ぐ物なら切れが良く」といった、
目的に応じた機能をしっかり果たし、
盛り映えがして、丈夫で使いやすい器をお奨めしていますが、
それを作ってくれる個性ある作り手たちは、
それぞれの工夫の中に、個性ある表情や質感を追求しています。
角掛さんも例外ではありません。
片口の高台部分です角掛さんの黒は、
大変不思議な作り方をしています。
極端なお話しをすると、
もう一つの代表的な粉引と素地や化粧土をかけるまでは、
一緒なんだそうです。
ポットの裾部分 上の黒いところが化粧下地があり、下の茶が素地のままです粉引と黒い器は、施釉する釉薬が違うことで、
白と黒に変わります。
かといって、黒い釉薬をかけているのではなく、
化粧土と灰が反応するの利用し、
さらに、
冷却還元(鶴見さんのところで説明)して、
この黒くちょっとマットな独特に質感の器を作りだしています。
ポットの口に残る目あとが白いのは化粧土が見えているからこうした、技術や努力に裏付けが、
使って飽きがこず、また欲しくなるような、
魅力的な器を作り出しているのですね。
とはいえ、手仕事の器ならではのこの楽しさは、
兎にも角にも亜使って頂かないと、
なかなか伝わりにくいことです。
是非、チャンスにまず一つ使って見て欲しいと、
・・・・願うばかりです。
甘庵
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器も華になる花器
角掛さんは、個性的でいて、
とても美しい形を作り出す方です。
花器は特に、使う目的の器より純粋に形を楽しんで作っているため、
毎回、花器そのものに華のある、そそられる花器を見せてくれます。
今回の花器はこれです。

銅鑼(ドラ)型の掛け花入れです。
円柱を薄く切った様な平たい形を、
つり下げることになり、
キュートな可愛らしさをもった花器です。

これは、轆轤で挽いています。
見ている正面が上になり、
平たい形に挽いています。
まず、立ち上げた縁をだんだん狭めていって、
口を閉じてしまうと、中の空気の力で、
ボールがつぶれないように、反発力があるので、
こんな形に成形して、乾いてから口を開けています。

焼くときにも、見ている正面側を上に焼きます。

全部灰釉がかかっているので、
裏を返すと、トッチンなどと呼ばれる、
窯道具の目あとが残っています。
こういった景色を、作り方を想像しながら楽しめるのは、
オーナーの特権的は楽しみですね。
甘庵
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角掛さんの器は一つずつで個性的と、
昨日お話ししました。
今日は、自由に組み合わせ出来る楽しさを、
お話しさせていただきます。
角掛さんの器は質感や個性ははっきりしているの、
陶器、漆器、ガラスなどの他の器の中にいても、
個性を発揮して、取り合わせ、競演を楽します。
と、同時に、トータルのバランスやデザインが、
システム化されていて、
同じ角掛さんの器同士の組み合わせることで、
モダンな構成が生み出されて、
目的やイメージごとに組み替えが楽しめます。

画像は、
粉引そばチョコ ¥1890 φ9.5H6.5
黒そばチョコ ¥1890 φ9.3H7.2
粉引湯呑み ¥1680 φ7.5H7.2
黒湯呑み ¥1680 φ8.3H6.3
の4種類のカップと、

粉引取り皿 ¥2100 φ15.3H3.2
黒取り皿 ¥2100 φ16H3
の、2種類の皿を組み合わせるてみたものです。
それぞれに、楽しいでしょう。
そろえる時に、皿もカップも粉引と黒を半分ずつにすることで、
テーブルコーディネイトのときに、
同型同色でそろえることも、
同型でも白と黒と反転してセッティングも出来て、
なんだか、楽しめそうですね。
甘庵
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三人三様や、十人十色という表現がありますが、
器にも当てはまります。
さしずめ、三器三様もしくは、十器十色と言ったところです。
元々作り手が良くも悪くも個性的で・・・・。
いえ、良く好く善くそれぞれに個性的でして・・・。
そんな作り手が、作り出す器たちも、
当然のように、作り手の個性をしっかり引き継いでいて、
新しいタイプの器でも、ファンの方たちは、
きっとわかってしまうほどです。
それでも、同じアイテム器でも、顔が一つずつ違います。
それがまた楽しい出会いを生み出します。

店頭においでになれず、HPやブログでご覧になって、
企画展中の角掛さん粉引ポットへAさまから、ご注文をいただきました。
甘庵は意地悪な性格なのではないのですが・・・。
ここは、迷っていただくたく。
いえ、店頭なら当然迷われるところですから、
手に出来ない分すこしでも、選び比べていただきたいな~と。
切れの良さや、しっかり焼き上がっている質感などは、
どれを選んでいただいても、自信を持ってお奨めできます。
でも、顔つきやルックス、これはお好みなんです。
ここは、しっかり選んで頂き、良い出会いをしていただければと。

大別して3つのタイプをお取り置きしておいて、
都合12枚の画像をお送りして、選んでいただきました。
はい、迷わせてしまったようなのですが、
それでも、長く可愛がっていただき、
バンバンつかっていただくためには、
しっかりお見合いしていただかないと。

めでたく絞りこんでいただき、
本日発送の運びとなりました。
あとは、Aさんが手にとっていただいて、
どんなお声をかけていただけるかが、
橋渡しの楽しみです。
甘庵
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角掛さんの器の魅力の一つに、
重ね合わせが良いことがあります。
特に皿は、型鋳込みの量産品並です。
毎日使う物ですから、重ね具合のいい器は、
収納性が良く、出し入れも楽でなくてはいけません。

国土の狭さは、自ずと食器棚のスペースまで響きます。
収納上手になるにも、普段使う器が、
家族分が重なって納まると、大変便利です。

粉引7寸皿と、黒7寸皿に黒8寸皿を、
それぞれ重ねて見ました。
どうです。
きちんと重なっているでしょ。
でも、一枚ずつ見れば、ちゃんと手仕事らしく、
それぞれの顔をもっていて、
それぞれに「私を連れて行って~」と強く主張するので、
求められる方を、迷わせます。

大筋のところでは、きちんと筋を通していても、
それぞれの表情や土肌、端の処理が違ったり、
焼成で、灰のかかり具合や溶け具合、
珪石や長石の混ざり具合など、
自分との良い出会いは是非手にとって悩んで欲しいところです。
この悩み、選ぶところも、器とのお見合いも、
楽しみの一つですからね。
選んだ皿は、もう一度重ね具合を確かめて、
後はもう、バンバン使うっきゃないっしょ。
甘庵
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昨日はオフでしたが、なんだか寒くて縮こまっていました。
お天気屋ということもあって、日が照らないだけも、
非活動的になるぼくなのに・・・、
寒がりなため、だめ押しでした。
いかんいかん。
今日もそう暖かくはないですが、
気合い入れていきます。
ちょっと前に夏日とか言われていたときには、
急に冷たい物が呑みたくなってのですが、
こう寒いと、オヤジなぼくは、やはり暖かいお茶が恋しいです。
というわけで、角掛さんの注ぐ物シリーズですが、
今日のブログネタはポット。

黒ポット 長 ¥9450 φ10H11 500ccほど
裾広がりの円柱形の安定した形のポットで、
先日ご紹介した丸形ポットとは、また違った魅力です。
途中で色が変わっているところが、
とてもオシャレです。

他のポットとも共通ですが、
中のス(茶を漉す部分)も丁寧に、
しっかりと細かな穴が穿ってあり、
葉茶であれば、問題なくしっかり漉せます。
容積は500ccほどが中心で、
たっぷり目に食後の緑茶やほうじ茶を飲むにも、
紅茶やウーロン茶などにも、幅広く使えます。
もちろん、ピタ! シャキッ!! って切れます。
だらだら尻漏りでのストレスはありません。
さてさてぼくは、茎茶にしてちょっと熱めのお茶にします。
甘庵
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角掛さんの注ぐ物を続いてご紹介します。
片口です。
今日は盛り鉢に使えるタイプの大小をみていただきましょう。
はい、この通り。

黒片口大 ¥6300 φ20H11 に、
黒片口小 ¥5250 φ17H9 がぴったり入ってしまいます。
うーん、こういうのに惹かれちゃいます。
狭い家にずーっと住んでいると、
なんだか、これだけで得した気分に。
この片口も短めの口ですが、
これが、ピタリ、キリリって、切れます。
そこが角掛さんが陶工としてしっかり仕事しているからで、
実は不思議なことではないのですけど、
妙に感心してくださるお客さまが多いのは、
いかに切れの良くない片口で、
あきらめたりしているからですね。

前にも書きましたが、
これは片口と表記しているのは、
切れが良いと確認しているからです。
盛りつけのためで、口がデザインのためというときは、
片口鉢と表記するようにしています。
なので、切れはもちろんですが、
懐が広いこの片口は、
盛り鉢としても、美しく使えます。
宴で酒を注ぐのにも由。
パーティでサラダ盛っても由。
ちなみに小の方で、2合(360cc)入れて、
程よい感じでした。
甘庵
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注ぐ物上手の角掛さんとお話ししましたが、
ポットの続いて今日は醤油差しをご紹介します。

その時々でいろいろな形の醤油差しを見せてくれるのですが、
今回は、ベーシックで飽きのこない丸形。
コロンとして形が実に愛らしくて、
手のひらの中に収まる感じが何とも良い感じ。
形や可愛らしくてても、
醤油差しですから、なんと言って切れが命。
たらたら尻漏りするのは、
何ともストレスになります。

小皿に必要な量をスムーズに注ぎ、
スパッと切れて止まる。
この作業のためにあるのですから、
これがだらだら垂れると、何とも悲しくなります。
もっとも、注ぐのが下手な方っていますね。
荻窪「銀花」では、基本的に注ぐ物は、
切れるのはもちろん、注ぎ具合や、
お客様それぞれとの相性もあるので、
水を用意しておいて、試してもらっています。
注ぐ器を選んでいて絞りきれない時などには、
試していただいて、注ぎ心地が自分と相性の良い物を、
決め手にするようにお奨めしています。

そんなときに、たまにいらっしゃるんです。
「切れるかな~」って、
切らないで注ぎ口を気にしてしたから眺めている方。
いくら切れの良い口でも、
出るか出ないかはっきりしない量の水を、
じりじりだされれば、そのままたら~りって。
悪意ではないのですが、
垂らそうとしていることになるので、
必要最小限の使い方もありますね。
切れが良い口は、出る物が出て、
出ない物がさっと引っ込むようになっています。
器はすべからず、使う人の優しい思いやりが必要です。
注ぐ物の切れ味を楽しむ気持ちが嬉しいです。
甘庵
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そばチョコは多目的な器でいろいろ使えます。
と、器の使いかたを名称で縛られないためには、
わかりやすいので、25年前からよくお話していたのですが、
初めから、「多目的な器のためのそばチョコ」が出来てきて、
逆にそばチョコとしては、個人的好みからは大きくなり過ぎの感が・・・。

そば猪口の猪口だけだと
チョコと言わず「ちょく」になりますね。
語源や猪口という表記も諸説あって、
元ははっきりわからないようですが、
言葉は生きているので由としましょう。
とはいえ、そば猪口は多目的に使えるからといって、
枠を広げすぎると、ややこしくなるので、
「多目的に使えますよ~そばチョコ」は、
この際、猪口かその意味からいえばもっと自由なカップにしてしまう方が、
と、理屈では思ったのですが・・・。

ここは甘庵、少し大人になっってと(もう爺になりそうですが)。
消費者の皆さんの購買心理をつかむには、
個人的趣味で小振りはそば猪口を守り通すなど、
それこそ、無駄なこだわりと、心広げて、
受け取り安い呼称で、何はともかく求めていただいてしまう。
その後で、使い回しが効いて、使い安く飽きのこない器なら、
きっとまた、次を求めにお出かけ頂けるはず。
なので、兎にも角にも、美しく使いやすい良い器の、
角掛さんのそば猪口やカップを、
皆さんのお薦めして、橋渡ししましょう。
甘庵
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角掛さんは注ぐ物がとっても上手です。
本人が器の中でも好きな器らしくて、
自然に得意になって来たようです。

黒丸ポット ¥9450 φ12.5cmH11cm
角掛フォルムといっていい、
ちょっと絞った口は、モダンでさりげないデザイン。
格好が良くても急須やポットや片口など注ぐ物は、
切れが悪いのではだめですよね。
角掛さん注ぐ物好きなだけあって、
ピタ! シャキッ!! って切れます。
だらだら尻漏りでのストレスはありません。
容積もたっぷり入ります。
粉引丸ポットも黒丸ポットは600ccほど、
黒長ポットは500ccほど入ります。
標準のティカップが120ccですから、
丸ポットはちょうど5杯分、
長ポットは4杯強入ります。

粉引丸ポット ¥10500 φ12.5cmH11.5cm
しっかりしたハンドルは、
バランス良く付けたれていて、
持ったときに安心感と持ちやすさも、
使うための器として満点。

黒ポット 長 ¥9450 φ10cmH11cm
あとは、柔らかな質感の粉引丸ポットを選ぶか、
凛とした表情の黒丸ポットを選ぶか、
はたまた、安定感ある黒長ポットを選ぶかですね。
いやー、これがそれぞれに魅力的で、
嬉しい悩みになりますよ。
満点ポットを手にすれば、
嬉しティタイムを過ごせることは、
間違いありません。
甘庵
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今日から常滑で作陶している角掛政志さんの個展がはじまりました。
冷却還元の黒い器と、粉引の白い器の構成です。
どちらもしっかりと焼ききっているのと、
冴えたフォルムの器なので、伝統的は仕事をしていながら、
今の暮らしのメニューに、ぴったりの器です。

昨日はブログも書かずに、角掛さんの画像加工をがんばりました。
いつになく
会場が見られるページが早々とアップできました~。
まずはご覧になてみてください。

器一つずつのおおよそのサイズや価格もわかります。
角掛さんの器を簡単に説明すれば、
しっかり焼けていて、使いやすく、
スマートな姿の器です。
そして、リーズナブルって思わせてくれます。

特に大きめな器を見るとそう感じます。
たとえば、この尺皿(実寸31cm)は、8400円です。
寸(3cm)あたり800円+消費税です。
って、今までそんな計算したことはないんですけどね。
器好きで料理スキな方には毎日使う器として、
甘庵おすすめの、是非使って頂きたい器です。
甘庵
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今日は予定より早く都留から戻れて、
荷ほどきも思ったより早めに終わりました。

空模様が怪しくなってきたので、
飾り付けは後回しにして、
そそくさと、いったん家に帰ってしました。

タッチの差でセーフ。
あっという間にしっかり雨降っています。
朝、都留に向かう中央高速では、
春に日差しのなか、萌えだした雑木の若い緑や、
様々な色合いの山桜を眺めながらの長閑なドライブたったのに。
風が急にひんやりしてきて、
あっという間に真っ暗に・・・・。
春の天気は不安定なんですね~。

このところ、ちょっと、雨がよく降ります。菜種梅雨なのかな。
甘庵
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今日は鶴見さんの最終日です。
何かと急がし一日になります。
そんな日なのに、加藤財さんの急須が、
巡回展を全て終えて戻ってきたので、
HPに、
加藤財さんの在庫を見られるページをアップしました。


一昨日4/8付けで
福水敦子さんの新着の器をご紹介したページが、
1ページに全てを載せてしまったら、
およそ165枚ほどの画像が有るために、
ものすごく長~いページになってしまい、
スクロールしてもスクロールしても、
下までいかない。
大変見にくいページになったので、
少し反省しまして。


そこから
たどっていける目次のページをまず作り、
ポット1ページ、急須8ページの合わせて10ページを新設。
いやー老眼にはしんどい。
まぁー労作なので、甘庵爺がんばったと、
暇なときにでも目を通してください。
さて、鶴見さんは荻窪「銀花」では今日でおしまいですが、
今夜は残業して片づけ梱包し、
明日、次の会場の山梨都留市の「もえぎ」さんへ、
飾り付けに行きますので、明後日からご覧になれます。
その後も、巡回する予定がありますので、
順次ご紹介いたします。
金曜日からの企画の角掛さんの荷物が着いています。
明日の都留からもどって来てから、
予定では、午後2時ぐらいから飾り付けの予定です。
ボランティアして頂ける、奇特な方もしもいらしたら、
ぜひともよろしく。
甘庵
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マグやコーヒーカップなどに付くハンドルといわれる取っ手は、
やきものとしては欧米か~?
そう、和ではなく、洋の文化です。

またその多くが、加飾的で美しく華麗なハンドルが多いです。
付けることで荷重分引っ張られて歪むことを克服した技術や、
スタイルや様式などをまるまる含めて、
付いていることを由とし、取っ手を付けたんだから~と、
いう方向です。

それに比べて鶴見さんの取っ手は、生えてます。
付けたのではなく、生えている感じの取っ手なんです。

持ちやすく、つかみやすいということから、
結構大き目のハンドルですが、
ハンドルがあって自然というか、
必然とさえ思えるバランスやフォルムを持っています。
もちろんディテールの処理の上手さもあるのですが、
それ以上に感じるのは、このマグからハンドルをとったら?
このピチャーからハンドルをとったら?
きっとつまらなく、魅力が半減するだろうな~って、
ぼくにそう思わせます。
そう生えているから、ないと不自然になる取っ手、ハンドルです。
甘庵
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鶴見さんの器を遠方よりご注文いただき、
お送りさせて頂いたお客さまや、
店で出会ったお客様から、嬉しいお便りをいただきました。

手にして、使って頂いて、器を褒めていただくのは、
橋渡しのぼくにとって、何よりの力になります。

自分の判断を信じて選んだ作り手の器たちが、
皆様の手元で、使われて生き生きするのは、
何よりのご褒美です。

皆さんに喜んで頂ける器との出会いが出来るように、
いっそう励みたいと思いますので、
よろしくお願いいたします。
甘庵
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鶴見さんの器は、ほぼ一種類で構成されています。
会場もほぼ一色。
荻窪銀花での個展の中でも珍しいことです。

でも、構成として、豊かに感じます。
不思議です。
たくさんの色があるわけでもなく、
形のバリエーションも特別多いわけではないのですが、
物足りないと言うこともなく、
平坦な構成になってしまうことはありません。
手ひねりで作られた独特の質感が、
全体で一つとして、ぼくらに強く印象づけます。
濃淡だけのような色合いなのに、
様々な色を見いだせます。
同じアイテムの器でも、全て一つずつのために、
それぞれの個性が、華やにさえ感じ取れます。

この存在感がありながらも、
必要に自己主張することはなく、
器として盛りつけた料理や、
活けた花を映えさせる力を持っています。
ぼくらの血の中にながれる、
墨絵に色を、苔むす岩に華やかさを感じ取る、
日本人の美意識で裏付けされているのだと、
ぼくは思っています。
甘庵
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鶴見さんの器の特徴は、
轆轤を使わず手ひねりであることがまず一番なのですが、
その手法を生かすために、
伊賀の原土や常滑の土など調整して、
ざくっとして質感の素地にしています。
土の肌合いを生かすために、釉薬ではなく灰をかけて、
しかり還元炎で焼き切り、
さらに、冷却還元をしています。

さて、この「冷却還元」は、聞き慣れない方もいると思うので、
少し説明しておきますね。
今の器を作る作り手の焼成窯は、
ガス窯や灯油窯か、電気窯がほとんどです。
そして、銀花でご覧になる多くの作り手が、
還元炎もしくは中性炎で焼成してくれています。
酸化炎より、素地が締まり、
平たく言い切ってしまえば、
少しでも丈夫で使いやすくするためです。
この還元炎というのは、
焼成の後半に窯の中が、燃料過多で(どの燃料でもガス化した状態)、
酸素不足の状態です。
薪で焚いたときに、攻めるように薪をがんがん入れるので、
「攻め焚き」などともいわれます。
こうしてきっちり焼いて、
通常はガスや灯油のバーナーのコックをひねり、
火を止めます。

それで冷めるまで待つのですが・・・。
冷却還元は、ここからもうひと手間かけます。
火を止めても1200度以上の窯は、
夜など真っ暗にすると「ほわーん」と、
焼けて赤いような状態です。
ここに、火をつけずコックをひねって、
生ガスと入れるそうです。
ちょっと聞いただけで怖い感じですが、
酸素がないので、火がつかず・・・・。
窯の中で燃えようとしてくすぶり、
黒煙が、窯の隙間からモクモクとあがるそうですよ。
いわば、いぶし焼き。
薪で焚いていたときだと、
焚き終わって、焚き口などを粘土でふさぐと、
燃え切っていない薪が、オキ(熾き)状態になって、
いぶし焼きになります。
それをガス窯で再現する方法です。

こうしていぶして焼くことで、
酸素不足の状態で還元反応して冷めて行くために、
素地や灰が溶けたガラス質の中の鉄分などの金属が、
黒くなります。
鉄が二つの手を持つ元素で、
酸化第二鉄が赤さびで、酸化第一鉄が黒さびと考えてください。
鉄が豊富な酸素と結びつけば、赤さび状態で真っ赤。
酸素不足で酸素と結びつけば、黒さび状態で真っ黒。
この黒さび状態を意図的に作るための、
焼き方・・・いえ、さまし方が、冷却還元です。
ちなみに、
次回の企画展の角掛さんも冷却還元で、
あの黒い釉肌をだしています。
甘庵
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おととい、古くからのお客様のMさん一家に来店してくださいました。
ご主人の仕事の関係で荻窪に住まわれていて、
ほんとうに大変お世話になったぼくと近い世代のご夫婦です。
大変に勉強家のご主人はアメリカ人ですが、
日本語も漢字も堪能な方です。
なので、ぼくはコミュニケーションがとれてます。
奥様は日本人ですが逆に英語が堪能でいらしゃる。
そんな国際的はお二人は、
アメリカにもどられ、今はニューヨークに住んでいらしゃるのですが、
機会あるごとに、訪ねていただいています。
息子さんも会うたびに大きくなられて・・・。
成長する姿が、一番時間の経過を感じますね。

おとといも、光藤さんの個展の時に、
WEBでプレゼント用にと選んでいただいていた、
片口鉢を取りにおいでなり、
鶴見さんの器もいくつか選んで頂きました。

しとやかに物静かに、お二人で相談する会話は、
仲むつまじく微笑ましくて・・・。
主人はとても優しくて、奥様の意見を尊重し合いながらも、
思うところを互いに言葉にして交わすところは、
人との関係のすべてで、やはり見習うところが・・・。

どうも的確な言葉でしっかりと意志や趣旨をつたえることが、
苦手だったり、曖昧にしてしまうところがあるぼくなので、
全てにおいて、わかりやすく、はっきりと伝えることを、
心がけようって改めて思いました。
甘庵
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嵐のような雨風が来たとおもったら、
雷鳴がとどろき、寒いとおもったら、
白い物が・・・雪?
桜にはつらい一日になってしまいました。
オフの今日は花冷えの天候と、
借り換えた本をぬくぬくしながら読む日に決めて、
読んでいるとなんだか文字か見えにくい。
老眼だな~って思って、ふと目を窓の外にむければ、真っ暗。
ええー今何時?
まだ3時なのに外が暗い。日が延びたはずなのに、まるで夕方。
さらにどんどん暗くなっていき。
照明器具をつけると、ゴロゴロぴかって春雷!

** ** ** ** ** **
ブログの訪問歴から嬉しいブログ発見!!
紹介させていただいちゃいます。
明日葉茶さんの明日葉日記に、
藤田さんの安南カップと光藤さんの黒釉片口を、
オシャレに使ってくれています。
お店の紹介までしてくださって。
ありがとうございます。
** ** ** ** ** **
開催中の鶴見宗次さんの器を
よめ膳@YOMEカフェのYOMEさんが、
相変わらず美味しそうに春の盛りつけを見せてくれています。
器はやっぱり使われているときが生き生きしていますね。
また、昨年の「うつわ屋のつぶやき」でもしっかりかいているので、
ここでご紹介しておきます。
読んでいない鶴見さんファンはぜひ覗いてくてください。
「手あと」 「手あとの美しい器」「片口に惹かれるわけ」「潤んだ器はそそります」「切れ味の良い口」
明日からは会期後半ぜひ鶴見さんの器を、
直に手にとってみてください。
甘庵
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鶴見さんの器は、見たとおり釉薬は施されていません。
それでも、木灰をうらおもて、なかそと全てにかけて、
原土の中の珪石や長石の粒を溶かして飛び出すほどの、
しっかり焼ききっています。

7寸皿 ¥7350
φ21~22H5~5.5
そのためにかなりざくざくした原土も、
吸水性が少なくなり、当然匂いや汚れが付きにくくなっています。
とはいえ、釉薬がかかった器に比べて、
表面がざらざらしているので、
使う前に水や湯をくぐらすことを習慣づけると、
後の洗いがぐーんと楽です。
また、洗うときに、たわしが焼くにたちます。
まず、ざらざらした中に入り込んだ汚れをかきだしてくれます。
さらに、長く使っていただけると、
表面の粗面が、徐々に整えられ、
穏やかになって来て、
もっともっと使うと、つるんとしてきます。
使う頻度にもよりますが、
年単位で、滑らかになっていきます。

片口中 ¥4200
W12.5D10H8.5~W14D9H8
湯呑みやカップにように、
液体を入れて呑む器も、
がんがんばんばんつかって、
じゃんじゃん洗うと、
穏やかな表面と口当たりだけでなく、
デリケートな液体の味わうときに、
使い始めは少し角が立つ感じがしていたのが、
不思議と落ち着いてきます。
この場合、同じ飲み物を繰り返すと、
その効果がむしろ倍増するというか、
その飲み物に慣れて来て、独特の美味しさが生まれます。

マグ ¥3150
φ8~8.5H9
鶴見さんの器は、見た目も、感触も、
やんちゃな器だけに、
一杯使うことで、器が育つことを実感できます。
甘庵
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朝から鶴見さんの器への問い合わせにお答えするので、
いろいろ並べてたり重ねたりして、撮影をしていて、
なんだかとても、ほほえましく感じました。
まるで号令にあわせて並んでいるような姿の片口。
でも、低学年みたいに、
まだまだ、てんでんばらばら。
姿形も、皆それぞれ。


まぁーそれぞれに縁が平らでもないし、
円も何となく歪んでいるけど、
重ねてみれば、自然に寄り添いあって、
ちゃんと都合がついて、
そう不自由そうではない。


どこかそんな生きているような、
やんちゃで、いたずらっ子のような気配があるのは、
手から生み出されたて、緩やかに歪んでいるフォルムからかもしれません。
轆轤で挽いたのでは決して出来ない、
鶴見さんの器らしい温かな感触です。
甘庵
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前回の企画展でお話し会を催して、
お話しを聞いてくださるお客様とご縁を頂き感謝しております。
なかでも、YOMEさんのお話し会に来て頂いて方は、
ご自分のブログをお持ちの方がいらして、
皆さんお話し会の様子や、
嫁いでいって器たちをブログの中でご紹介いただきました。
しかも、素敵にお料理を盛りつけてくださって、
それはもう、器たちが生き生きしていて、
橋渡しのうつわ屋は感涙!!
ぼくがわかっているところを、順不同になりますが、
ここで少しご紹介させていただきます。
まずは、ゲストでお話しの中心で、
ご縁の輪をひろげてくれたYOMEさんから。
よめ膳@YOMEカフェ「器のお話し会ご報告♪」すぐにお便りいただいた、mocさんの
MINITURE GARDEN「荻窪銀花」そして、ぶりこさんの
おいしいもの好きダイエッター「器のお話会」で、お話し会の取材画像って感じで、
お茶やケーキも取り上げてくれています。
そうそう、手に入れてくれた巳亦さんのピッチャーは、
春光をうけて晴れやかにべっぴんに写っています。
たぴりんさんのブログでも、
献立日記「器のお話し会へ行ってきました!」それはそれは、荻窪「銀花」が素敵な店のように!!
いえ、器には自信あるんですけど、
掃除やオーナーがね・・・。
azurblueさんのブログ、
Diary*azurblue「憧れのYOMEちゃんにお会いしました(感涙!)や、
「銀花さんでのお買い物」ご理解ある上司とはいえ、会社を抜けだして参加いただき、
お気に入りのブルーな器との出会いの嬉しい記事まで、
嬉しい限りです。
参加いただいて皆さんありがとうございました。
また機会を作って、交流出来る場を作りたいと思っていますので、
ぜひご参加くださいね。
生き生き使われている器がアップされるもの、
楽しみに覗かせていただきます。
甘庵
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ご縁をいただいている、
ちょっと遠くのお客さまから、
鶴見さんの器へのお問い合せ。
画像を整えて添付するのに、
取り置きの画像に加えて、
天気の良い日差しの中で撮ってみました。

釉薬がないぶん、
日差しの中で撮っても、
映り込みや照りがでず、
むしろ、さっくりした肌合いのディテールや、
灰がかりの煌めきがまた、違って見えるかと。
まぁー有る意味では、
あばたも、シミもはっきり写ってしまうわけで、
売りこみの画像としてはどんな物かという部分もあるのですが、
鶴見さんの器の表情などを、知っている方ですので、
美しく撮ることよりも、
情報として的確にお伝えしたほうが、
しっかり判断していただける、
嬉しいお客様なので・・・。
しかも素敵なレディなので、
ついつい情報過多の状況のメールに。
ははは。

撮影していて改めて思いました。
鶴見さんの皿。
いいですね~。
同じ顔が一つもないけど、
でもどれも鶴見さん。
濃く鶴見さん。
指あとが見えそうなざっくり力強く、
でも暖かいぬくもりの肌を持つ作り。
しっかり焼き切っていて、
珪石が溶けて球状に盛り上がってガラスの粒になっている。
水を打つと、さーっと滑らかに潤いをもち、
なまめかしいほどに艶やかになる。
さて、貴方なら何を盛りたくなりますか?
ぼくは・・・・。
甘庵
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