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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

今日のお薦め品 3

感謝祭後半がスタートしました。

今日もブログではお薦め品をご紹介いたします。
今日は小皿を3種4点ご紹介します。
それぞれ定価から30%引きのお買い得品ですが、在庫数は少量です。

kasai301.jpg
葛西義信釉裏紅桜文小皿 定価2400円 径12.5cm 高さ2.5cm 在庫5
磁土と陶土を合わせた素地なので、
柔な表情でいながら、丈夫で使いやすい小皿です。

mitufuji300.jpg
光藤佐鉄絵小皿 定価1400円 径9cm 高さ2.5cm 在庫7
渋いですが、飽きのこない、盛り映えのする小皿です。

oowaki302.jpg
大脇裕子フィージングガラス小皿大 定価3500円 W15cm D10cm H1.5cm 在庫2
大脇裕子フィージングガラス小皿小 定価2000円 W12cm D8cm H1.2cm 在庫3

涼しげなガラスの小皿は、棒状に細くカットしたガラスを重ね合わせ、
溶かして一枚の皿を作っています。
薬味や、珍味を涼感の盛り付けて夏の食卓にぴったりです。

お問い合わせはメール ginka@kan-an.com か、
お電話 03-3393-5091 でお気軽にどうぞ。
   
              甘庵

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今日のお薦め品 2

荻窪銀花は本日は折り返しの定休日です。
明日から感謝祭の後半です。

magcup284.jpg

今日もブログではお薦め品をご紹介いたします。
今日はマグを3種4点ご紹介します。
すべて単品ですので、それぞれ1客限定品です。

kasai285.jpg
kasai286.jpg
葛西義信鉄絵ぶどう文マグ 定価4200円 径9.5cm 高さ7.7cm 250cc

takeda289.jpg
takeda290.jpg
武田千秋手ひねりマグ緑丸文 定価3500円 径9.7cm 高さ6.8cm 250cc
武田千秋手ひねりマグピンク縞文 定価3500円 径9.7cm 高さ6.8cm 250cc

murki287.jpg
muraki288.jpg
村木律夫掛け分けマグ 定価3500円 径7.5cm 高さ10cm 300cc

手仕事の温かみのあるマグは、
お気に入りのマイカップとして使うのに最適です。

どちらも「人気の作り手奉仕品」のテーブルにだしますので、
割り引き率は、定価の20%引き!!
丸銀会員は定価の25%引きです!!
お問い合わせはメール ginka@kan-an.com か、
お電話 03-3393-5091 でお気軽にどうぞ。
   
              甘庵


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今日のお薦め品 1

夏日が続く荻窪ですが、早くも感謝祭の中盤になりました。
今日のブログお薦め品は、
福水敦子さんの三つ葉汲み出し 定価1500円 径9cm 高さ6cm
常設品から、10客限定です。

fukumizu267.jpg

「汲み出し」とは、茶道で待ち合いで、
湯や煎じたものを汲んで出すからと、
その名と聞いています。
いわゆる、ちょっと大振りな客湯呑み茶碗のことです。

fukumizu283.jpg

この三つ葉文汲み出しも、
八分目いれても180cc入ります。
ちょっとたっぷりいれると200cc入ってしまいます。

fukumizu268.jpg

高台の径も大きめで安定感があるので、
スプーンで食べたりするときにも使えます。
小付けや和のデザートカップなどに使っても楽しいです。


どちらも「人気の作り手奉仕品」のテーブルにだしますので、
割り引き率は、定価の20%引き!!
丸銀会員は定価の25%引きです!!
お問い合わせはメール ginka@kan-an.com か、
お電話 03-3393-5091 でお気軽にどうぞ。

甘庵


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多くのお問い合わせに感謝

感謝祭がはじまってから週末まで、
店頭へお越し下さるお客さまもおかげさまで順調で、
遅いランチを食べる毎日だったりしました。

またWEBをとおして、多くのお客さまからのお問い合わせいただき、
最小限の画像をつけたりしてお返事をさしあげていると、
あっという間に一日が過ぎてしまいます。

そのため、ブログが滞ってしまいました。
紹介するために画像を用意して、
記事を書き終わることに・・・、
その器が売れたりもして、
ありがたいことです、はい。
でも、感謝祭ゆえに、在庫のない器を紹介するのは、
やはりお読みになるみなさまには、
面白みが欠けるかと・・・。

で、今日は方法を変えました。
売れて空いた隙間に、
その都度、新しい物を出していますが、
出す候補の器を先んじて画像をとって、
コメントを書いて、
ブログ発信した後に、
店頭に出すことにします。

inagaki252.jpg
というわけで、今日ご紹介するものは、
この2点です。


稲垣明子さんの練り込み(違う色の粘土を混ぜた素地)の鉢です。
稲垣さんは軽く混ぜが数色の色の違う粘土をロクロの上に乗せて、
器をロクロで挽き出すときに、練り込んでいきます。
そのために、練り込まれる色合いは、意図した偶然!!
表を裏も出ている色が違います。

inagaki251.jpg
inagaki257.jpg
inagaki250.jpg
inagaki256.jpg

大きい方は、径23cm高さ6cm 定価12000円
画像だと映りにくいのですが、
混ざりあってグラデーションの美しい色合いがでています。


inagaki253.jpg
inagaki254.jpg
ingaki255.jpg

小振りな方は、径17.5cm高さ5.5cm 定価4000円
一品を盛りつけて、食卓で手軽に使う大きさです。

どちらも「人気の作り手奉仕品」のテーブルにだしますので、
割り引き率は、定価の20%引き!!
丸銀会員は定価の25%引きです!!

                甘庵

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感謝祭はじまりました

真夏日が続く毎日ですが、
みなさんお変わりないですか。
どうもこの暑さがくると、
「がんばらないと~」ってついつい思うのは、
29年前の開店の時からず~っと続いている感じです。

kansya098.jpg

はい、一人で出来る範囲ですが、
今年もがんばりました。
会場がみえるHPも、まずは画像だけですが、アップしました。

kansya100.jpg

今回もいつものページより、
画像のサイズもサービス版で33%から66%増しで、
大きくなっています。
開けるのが少し重いですが、
その分よく見えるはずなのでお許しを!!

また、2割から半額までの感謝祭会場
全品1割引の常設品会場のそれぞれを別ページにして、
たくさんの画像を載せています。

kansya093.jpg

追々に価格なども入れていく予定ですが、
その前に売れることもあるので、
いえ、いっぱい売れることでしょうから、
差し替えもがんばります。
ぜひご覧になってみてください。

          甘庵

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あれから29年

荻窪銀花の開店は真夏の暑い日でした。
今年も29回目のHOTな夏になりそうです。

08感謝祭

明日から恒例になっている、
開店を記念しての感謝祭になります。
バーゲンのための品というものがないので、
在庫のなかから、価格でお返し出来るように、
お買い得品を仕立てて、
2割引から半額までご奉仕品を取り揃えます。
また、常設品も期間中は全品1割引になります。

暑いさなかですが、
ぜひぜひお立ち寄りください。
遠方にお客さまにも、HPでお買い物ができるように、
なるべく早く会場の様子が見えるページをアップします。
お気軽にお問い合わせください。

              甘庵

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鉄とガラスのコラボレーション

鉄とガラスの素材感は、
相性が良く、あわせることで、
互いを引き立て合ったり、
取り合わせの妙を醸し出す。

荒川尚也さんはそのあたりをしっかり承知していて、
鉄も工房内で加工して、
吹きガラスとの組み合わせた作品を、
作ってくれます。

2月の「あかり展」でも何度かご紹介している、
スタンドや燭台もそんな作品です。

arakawa765.jpg
キャンドルスタンド 和ろうそく込み 9156円
径12.5cm 高さ27.5cm


ちょっとレトロな気配を持つ、
吹きガラスのセード付きの燭台です。

arakawa766.jpg
掛け花入れ 鉄・ガラス 6300円
ガラス部分径4.2cm 高さ31cm


今回は、掛け花入れも届いています。
玄関やアルコーブなど、
スペースを取らすに、
花を楽しめます。

錆びていくこその鉄の魅力と、
溶けたガラスが膨らみ延びていった表情とが、
互いの魅力を広げています。

            甘庵


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ガラスのコップの定番

荒川尚也さんの定番中の定番のガラスの器に、
3種のアワグラスがあります。
いわゆる「ガラスのコップ」といっていい、
使いやすく丈夫で飽きのこない優れものです。

arakawa798.jpg
アワグラス A 2,625円
径10cm 高さ12.5cm



20年以上前には荒川さんは、
自分のことをあえて「コップ屋」と言っていました。
それは、まだ独立したてのころで、
使いやすく魅力的なコップを作ることが、
ガラス屋として多くお客さまに認められるのに、
当面大切なことと、考えていたからこそ、
自分に課せた名称だったのだと思っています。

arakawa795.jpg
アワグラス B 2,520円
径6.8cm 高さ10cm


その努力はしっかり実り、
20年以上の人気定番となり、
親子2世代にわたって、愛用してくださる方も多いコップです。

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アワグラス C 2520円
径8.5cm 高さ10.5cm



世紀もかわって、少しずつのマイナーチェンジや、
見直しを繰り返し進化しているからこそ、
長く愛され続けているガラスのコップなのでしょう。

              甘庵

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はい 盃 杯

朝から、日差しがじりじりと暑く、
真夏の太陽だ~って思いました。
いよいよだなと思っていたら、やはり、梅雨があけましたね。

3連休の初日の今日はどこも高速道路が朝から渋滞だそうです。
暑いしガソリン高いですから、
ここは、銀花の目に涼しい荒川さんの吹きガラスを、
眺めにおよりください。

こう暑いと、キリリと冷えたビールや、
冷酒や、焼酎をロックなど、
冷たいお酒を頂きたくなりますね。

今回の作品で、まだご紹介していなかった盃を、
今日は一堂にご覧ください。

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酒鬼盃 花 6300円
径9cm 高さ9cm
酒鬼盃台付き 6300円
径8.5cm 高さ8cm


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四方盃 4095円
径7.7cm 高さ9cm


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旭盃 4725円
一つずつ大きさや形や、
アワの入り方が違います
径7~7.5cm 高さ6.5~7cm


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酒鬼盃 5775円
径7.5cm 高さ8cm
大きさや泡の入り方は一つずつ違います
渓流盃 4200円
径7~7.5cm 高さ6.7~7.2cm


arakawa816.jpg
馬上盃 3465円
一つずつ大きさや形や、
アワの入り方が違います
径6~8.5cm 高さ11~10cm


どの盃で何を呑むかまようところですが、
いずれにしても、美味しく盃を重ねることを請け合えます。
     
                   甘庵


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ワイングラスはスキ

今日のタイトルの中の「すき」は、
「好き」ではなく、「数寄」でもなく、
「透き」で、透明という意味での透ガラスです。

荒川尚也さんのガラス素地が、
澄んでいると同時に、魅惑的な素地だからこそ、
カップがスキなのが半ばお約束のワイングラスには、
やはりピッッタリです。

arakawa086.jpg
aワイングラス 4200円
径8cm 高さ12cm


少し広がったカップとステムがツイストしただけの、
シンプルなデザインのaワイングラスだからこその、
ワインの色合いを十分の楽しめるでしょう。

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白足ワイングラス 4200円
径6.5cm 高さ14.5cm


ステムの中に、白く見えるほど細かな泡が封じ込められたいる、
白足ワイングラスも、チューリプ型のカップが、
やさしい姿で人気があります。

荒川さんのグラスは、見ているだけで、
なんだかの呑むのが楽しみになってくるのは、
グラスが既に肴なんですね。
   
            甘庵


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移し替えて楽しむ 2

先日は、「移し替える楽しみ」というタイトルで、
ワインデカンタをご紹介しました。

今日も移し替える楽しみの続きとして、
香水瓶をご紹介いたします。

arakawa082.jpg
香水瓶 黒ピン 9975円
径8.8cm 高さ12cm

ほとんどガラスの固まりで、
手にずしりとくるガラスの質感や、
プリズムを覗き込む楽しさや、
レンズのように歪められる光を楽しめる、
オブジェの感があります。

arakawa083.jpg
システムはシンプルで、
固まりの中に、少しの広がりがあり、
香水を付けるスティックが、
擦り合わせしてあり栓になります。

arakawa084.jpg
香水瓶2段 9450円
φ6.5cm H15cm

二段に泡があるタイプや、

arakawa085.jpg
香水瓶 白ピン 9975円
径8.8cm 高さ12cm


ブラスト加工して白く見えるスティックなど、
数パターンあります。

お気に入りのコロンやパヒュームを、
移し替えて楽しむなんて・・・・。
なんか、素敵な大人の女性って感じしますね~。

               甘庵


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モールのグラス

荒川尚也さんと初めて会ったときに、
お土産に作品をいただいた5モールグラスを、
まだ使っています。
かれこれ30年も前のことです。
今回届いた器にも、モールが健在です。

モールやモールドと言われる、
普通金属などでできた型に吹き込んで、
出来たうねりのひだを、ねじり螺旋にしたり、
垂直にしたりした、グラスやコップの装飾をモールと呼んでいます。

線の数が多ければ、繊細で細いモールになり、
少ないと、太めでのびやかなモールになります。

arakawa794.jpg
5モールグラス 2,625円
径7.5cm 高さ9.5cm

定番の5モールグラスは、5本のモール。

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5モールフリーカップ 2520円
径8cm 高さ7.5cm

近年作の5モールフリーカップも5本のモール。

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クースグラス 3150円
径7.2~8cm 高さ6.5~7.5cm


クースグラスは、変わらず見えますが、
ねじりがきついからで、実は4本。

ねじる角度や、器のカップ部分のフォルムでも、
違った表情を見せてくれます。

モールは液体をいれると・・・消えた見えたり、
向こう側のモールと干渉しあって見え方を歪めたり、
使うときも、なかなか楽しめます。

             甘庵


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氷裂

猛暑が続いています。
皆さんお元気ですか~。
まめに水分をとって、熱中症にならないようにしましょうね。
暑い毎日なので、今日も涼感漂う話題にします。

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氷裂(ひわれ)は、凍結した氷のひび割れで、
デザインかされて、やきもの染め付けの文様などで目にする。
自然現象をデザインした和の文化も面白いですが、
自然現象になぞらえて装飾方法としているアイスクラックも、
洋の文化ととして見られるのも、楽しい。

arakawa827.jpg

荒川尚也さんの澄んだガラス素地には、
アイスクラックは有効な装飾方法になる。
熱いうちに急冷して割ったりヒビを入れた後に、
加熱して一体化することで現れる繊細な端は、
光を集めて煌めき輝く。

arakawa981.jpg

常温にいながらにして、氷の世界を楽しめるのは、
まさにアイスクラックの醍醐味。

不規則な端部に集まり反射する光も、
一体化してもヒビの部分が、泡と相まって、
光をゆがめたり反射して輝くのは、
霜柱やツララや、池や水たまりにはった氷で遊んだ、
子供の頃を思い出す。
当時は寒いばかりで仕方なかった、
そんな時代を過ごせたことが、
今となっては、良い時代だったのだと、
30℃を楽に超える真夏日に思う。

           甘庵


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アワと素地

荒川尚也さんの個展は毎年催させてもらっっていて、
ブロクがはじまってからも、
その度ごとの、熱く語ってしまっているので、
重なった内容になりますが、
今日は荒川さんの器の魅力の根源に関わるお話です。

arakawa826.jpg

荒川さんのガラスの器の特徴として、
アワが奇麗な器と認識されているかたが多いと思います。

arakawa068.jpg

その通りなのですが、
そのアワが奇麗に煌めくのは、
まずは、澄んだ素地が奇麗だからです。

現在のアワには、細かな銀河のようなタイプと、
点々とリズムが聞こえそうなアワがあります。

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細かい泡は、デザインを計画的に素地の中に、
発泡薬品を問い込めて、高温なガラス素地で発泡させています。

arakawa844.jpg

点々のほうは、当初は刃の間の大きなのこぎりの上に、
柔らかな素地を転がして凹ませたところに、
溶けたガラスを重ねて(着せて)閉じ込めた空気の泡です。

静と動。
華やかと侘び。
加えると省く。
対局するイメージがそれぞれにわきますが、
ガラスの器として使いやすく、楽しい、
盛り映えのする器に、それぞれの個性で出来上がっているのは、
魅力的あ素地があってこそと、
そう思っています。

            甘庵

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移し替えて楽しむ

徳利やお重など、注ぎいれたり、盛りつけることで、
使う器がある。
ぼくがうつわ屋をはじめたころから、
どうもこの手の器たちの分は悪かった。
その背景には、時間がかかるから・・・。面倒だから・・・。
そんな声が聞こえてくる。

コンビニエンスなお弁当を、
レンジで温めて、その容器のまま食べることが、
ぼくにもあります。
出張途中で、食事時などに仕方ない選択になる時などです。
でも、どうも、あのガザゴソ食べると、
何となく「えさだな~ブロイラーだな~」と、
思ってします。

arakawa984.jpg
デカンタベルあわ 12600円
W13.5cm W10.5cm 高さ22.5cm

まぁ~、忙しく働かないとならない時などは、
あきらめがつくものの、
嗜好品などでは、あえて時間を取ったり、
面倒くさがらずに手間をかけられたらと思う。

arakawa985.jpg

デカンタは、ワインなど移し変えるボトルですが、
聞くところでは、赤ワインなど、
飲む少し前に移すことで、
空気に触れて味わいが深くまろやかになるそうです。
特に、良いワインは格段に違いがですようです。

まぁーテーブルワインでも、
たまにはソムリエ気分で、デカンタに移すと、
瓶のなかでは分からなかった、
赤の美しさが引き立ち、色合いも楽しめます。

                 甘庵


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ガラスの碗

夏の茶席で冷たいお茶を楽しむようになって久しい。
家庭で、作法にこだわらず気楽に冷たい抹茶を楽しむ方も多い。
ぼくはせいぜいかき氷あたりですが・・・・。

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冷たいお茶を点てるための碗としては、
やはりガラスが一番でしょう。

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冷茶碗 17850円
径14cm 高さ7.5cm


荒川尚也さんの澄んだ素地と、
アワやアイスクラックは、
まるで、氷の器のようにみえます。
これこそ、夏の碗にはぴったりです。
氷の器で点てる冷たいお茶に見えます。

arakawa996.jpg
冷茶碗 15750円
径15cm 高さ8.7cm


碗ですが、使い方は自由にひろげられそうですね。
碗ゆえの、気品をもったフォルムは、
緊張感のある美しさに満ちています。

              甘庵


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ガラスの器で注ぐ

片口やピチャーなど注ぐ器は、
注ぎ口があることで左右非対称形になって、
フォルムがちょっとユーモラスになったり、
親しみがわく形になり、
器として人気のあります。

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カタクチ 6300円
W14cm D11.5cm 高さ8.5cm

荒川さんの注ぐ器は、
澄んだ素地に施されたアワが清涼感たっぷりで、
注ぐことが涼しげに感じるので、
夏の器として出番が高いですね。

arakawa991.jpg

冷酒、麺類のつゆ、ドレッシングなど、
きりりと冷えた液体をそそぐだけで、
ごちそうになりますね。

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ピチャー 小 4410円
W11.5cm D7cm 高さ13cm
ピチャー 中 5880円
W14cm D8cm 高さ15.5cm
ピチャー 大 7350円
W13.5cm D9cm 高さ19cm

背の高い姿のピチャーは、
気軽なワインのデキャンタとしても、
花入れとしてもおすすめできます。

arakawa989.jpg

注ぐ液体の入ったところでは、
色が変わるだけでなく、
光の屈折が違うためにみえる、
煌めきが楽しめます。

              甘庵


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氷柱のような花器

梅雨の終わりに近づいているのに、
まだまだ集中豪雨などの情報が入ってきます。
油断出来ませんね。

今日の荻窪は午前中に雨音の激しく聞こえるほど降りましたが、
今は薄日が差していて、しっかり蒸し風呂です。

こんな日本の夏なので、
今日は涼しげな画像が先にありきでお話します。

arakawa979.jpg
左:みぞれ花器 9450円
W12cm D7cm 高さ16.5cm
右:オーバルの花器 クラック無し12600円
W10.5cm D8cm 高さ22.5cm

甘庵が子供の頃には、
飲食店などでも、まだまだクーラーが完備されていなくて、
入り口がすだれや縄のれんみたいな物にして風通しを良くしたり、
目に涼しいもので、涼しさを気持ちで補うことが多かったですね。

arakawa976.jpg
オーバルの花器 クラック無 31500円
W20cm D10cm 高さ22.5cm
手持ちがかなり重量感のある花器です

そんな中で、確かに涼しいと感じたものに、
氷柱がありました。
子供心には、とても大きな氷の固まりが、
どーんと立っていて、透明でアワが真ん中あたりに入っていて、
そばにいるだけでひんやりしたのですが、
ついつい手をたして、冷えてしびれるまで触っていて、
おこられた物です。

荒川尚也さんのこれらの花器を見て、
すぐにその氷柱を連想してしまいました。
この花器に水を入れると、
本当に氷の固まりのように見えてきます。
もういかにも涼しげな夏の花器ですね。

                甘庵

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ガラスの皿

溶けたガラスを金属のパイプに巻き取って、
膨らませてから作りだす吹きガラスにとては、
皿はなかなか難しいようです。

テクニックは無論なのですが、
魅力あるガラスの皿を作だすには、
姿形に加えて、ガラス素地とデザインが、
大きな要素になります。

arakawa774.jpg
アワ大皿 26750円
径33cm 高さ4.7cm

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荒川さんは、器作りの当初から、
皿を作ってくれています。
どの皿も、荒川さん自身が暮らしの中で使うことから、
発展し、改良され、進化してきています。

arakawa777.jpg
アワ皿 中 5985円
径230cm 高さ2cm

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和の皿としても、プレートとしても、
料理やデザートを引き立てて、
夏の食卓に涼風のそよぎを思い起こさせてくれます。

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アワ皿 3675円
径16.5cm 高さ1.6cm

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流水のようでもあり、
氷のようでもあり、
みぞれのようにみ見えます。

そうそう、それに七夕の今日なら、
銀河のようにもみれますね。

            甘庵


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光藤佐黒釉八角鉢4サイズ入荷!!

お待たせしました。
お問い合わせの多い光藤佐さんの黒釉八角鉢の、
定番の全ての4サイズが入荷しました。

mitufuji851.jpg


mitufuji850.jpg

6.5寸6500円(対角19.5cm高さ7.2cm)
6寸 5500円(対角φ18cm H6.3cm )
5.5寸4500円(対角16.5cm高さ6.2cm)
5寸3500円(対角15cm高さ6.2cm)


mitufuji849.jpg

手仕事なので、数には限りがあります。
既にご注文をいただいているお客さまもおいでなので、
別枠でWEB用に各サイズを5客ずつ確保いたしました。
遠方の方は発送も承ります。
ご注文の前には、在庫を確認をしてくださいね。
電話かメールでお気軽にどうぞ。
ginka@kan-an.com
電話はHPで営業日を確認なさってからお願いします。

売り切れの時にはごめんなさい。
また、しばらくお時間頂ければ、ご注文は承ります。

               甘庵


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涼しげなHPアップしました

荒川さんファンの皆さんお待ちどうさまでした。
個展会場を作品のサイズ寸法までがみられるページを、
アップしました。

arakawa824.jpg

昨日の初日に続いて、
今日の荻窪も夏日です。
こう暑いと、やはり涼やかな荒川さんのガラスでなくちゃ。
いや~、銀花はエコ気温ですが、
目にも心にも涼しげなガラスの器で、
体感温度が下がる気がします。

arakawa839.jpg

アイテムが多く並んでいますので、
HPもすこしごちゃごちゃしていますが、
まずはご覧ください。

arakawa843.jpg

詳細が気になり知りたい方は、
お気軽にメールでお問い合わせください。
いつものように手仕事なので、
サイズや表情は一つずつで、
数にも限りがありますので、
ご理解くださいね。

                甘庵

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男のグラス・・ですが・・

毎年7月の恒例企画になっている、
荒川尚也さんの宙吹きガラス展も、
指折り数えれば、28回目になります。

なかなか会えないのですが、
昨年?一昨年?それも怪しい・・・。
その時に、お互いに年を重ねたことを感じた会話をしたな~。

荒川さん自体が、酒飲みなこともあるからでしょうが、
酒を楽しめるグラスをたくさん作ってくれています。
なかでも、当初の個展から男のグラスは魅力的でした。
ぼくがウイスキー派なので、
今日は魅惑的なロックグラスを3種ご紹介します。

arakawa823.jpg
アワタンブラー 3675円
径9cm 高さ9cm

少しずつマイナーチェンジはしているものの、
変わらない泡タンブラーは、流れる泡に移り行く時に思いを馳せて、
深い香りを味わうのにぴったりです。

arakawa830.jpg
ディップタンブラー 3675円
径9cm 高さ9cm

シンプルなディップタンブラーには、
ちょっと辛めの男っぽいバーボンが似合うかも。

arakawa821.jpg
渓流グラスA 4515円
径8.2~8.5cm 高さ8.5~9cm

水と泡沫の涼感を感じる渓流グラスには、
時を重ねたシングルモルトを注いで、
割らず薄めず、ストレートを楽しみたい。

と、ぼく個人的嗜好の選択です。
使い方はオーナー自由勝手です。
先ほどおばちゃんが、私の梅酒美味しいのよ~。
いつもこれで呑んでいるのよ。と、
渓流グラスの使い心地が良いと、
おっしゃっていただきました。
そうなんです。
ジュースでも、牛乳でも、ウーロンハイでも、
麦茶でも何でもいいんです。
お好きな飲み物を飲んでいただければ、
その心地よさ美味しさにきっと納得いただけるはずです。

               甘庵


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今年の荒川さんの吹きガラス

いよいよ明日7/4(金)から、
荒川尚也 宙吹きガラス 展がはじまります。

arakawa017.jpg


先行で届いたガラスを荷解きして、
雑然と並べるところまでですが、
今年も荒川さんのガラス器は、
期待を裏切ることなく素敵です!

arakawa018.jpg


arakawa019.jpg

梱包を解くのは、ひたすら肉体労働ですが、
一人先んじて今年の作品をみられる喜びもあってか、
蒸し暑さの中でも、気持ちには涼やかな風がそよいでいます。

arakawa020.jpg


arakawa021.jpg

画像はまだレイアウトもしてない状況で、
背景には梱包材や箱が映っていますが、
そんな会場の様子からも、荒川ファンなら、
きっとわくわくしてくださることでしょう。

              甘庵

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荒川尚也さん08年個展

荒川尚也 宙吹きガラス 展
7月4日(金)~7月21日(月)
澄んだ素地は、たくさんの色をたずさえています。
使い手のイメージがプリズムのように多彩な色合いを引き出してくれます。
料理や飲み物と引き立て合って、涼感に溢れた食卓を楽しませてくれます。

08arakawa01.jpg

荒川尚也さんのガラス展がはじまる季節になりました。
今年で28回目になる荻窪銀花7月の恒例になっていいます。
その間、魅力ある作品をいつも見せてくれ続けています。
ぼくを含めての長いファンも多く、
2世代にわたるというファンも生まれてきて久しいです。

ガラス器もアイテムが増え、作り続けている器も、
姿を変えたり、進化したりしながら、
いつも新鮮な輝きを見せ続けてくれています。

ほどんど色をささない澄んだ素地と煌めく泡が基本の、
シンプルな構成の中に、
色や陰影が見えてくるのは、
墨絵の世界に似ていると思っています。

もしかしたら、京都で生まれ育った荒川さんの、
原風景から自然にうみだされることなのかもしれません。
今年も素敵なガラス器をたくさん見ることができると思います。

                    甘庵

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