荻窪銀花が森くみ子さんの藍色に染まっています。
隔年になった森さんの個展が今日からはじまりました。
藍色の染まった銀花は、ぼくにとって夏の景色の一つになっています。

今日は涼しい荻窪なので、
窓も入り口も開けはなして、
藍の布が風にゆらゆらして、
蚊取り線香を焚いている銀花は、
日本の夏!!って感じです。

それにしても、藍の甕から出てくる藍色が、
繊維の違い、織りの違いもあって、
実に様々な色合いを見せてくれていて、
藍一色なのですが、濃淡が違い、
黄色がかったり赤みがかったり・・・・。
一枚の布でさえ、均一ではないのも、
天然の染料の欠点であり、
揺らぎの魅力でもあります。
着尺から卓布、ストール、バックや袋など、
手作業なので少しずつですが、
今回も新作を含めてアイテムも豊富で、
藍絞りの世界を堪能していただけます。
甘庵
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荒川尚也さんは色々なお酒がいける口なので、
酒器のバリーションも多く、魅力的はラインナップです。
いける口なので、サイズがちょっと大きめですが、
その分で注ぐ酒の種類が増えたり、器に使えたりします。
スクリューショットグラス 4,200円
径6.8cm 高さ8.7cmアワのないスクリューシリーズのショットグラスです。
コップなどに比べて小振りですが、
ロックタンブラーなどに共通する、
とても男性的な気配を感じます。
光を集め、輝き、反射し、煌めくさまは、
ほの暗い中、光の落ちるカウンターに似合うそうです。
酒器杯旭 5,775円
径7.5cm 高さ7.5cm
徳利 5,775円
径8.5cm 高さ12cmアイスクラックを施した氷柱のような縁や、
氷裂のようなヒビは、冷酒がより美味しくいただけそう。
新作のアワの塊のような徳利も涼しげです。
馬上盃 3,465円
一つずつ大きさや形や、
アワの入り方が違います
径7.2~7.5cm 高さ12~10.7cm馬上杯も冷酒のイメージからスタートした記憶なのですが、
今やリキュールグラスのサイズで、
暑気払いに梅酒など、果樹酒などにもよさそうなサイズです。
ぐい呑み、ショットグラス、リキュールグラスなど、
コップほどの大きさはなくても、存在感はむしろ大きくて、
グラスが酒の肴になる、それぞれの個性に溢れています。
甘庵
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荒川尚也さんのガラスの器は、
既製のガラス器のように、
サイズを揃えることや、均一なことより、
溶けた素地がステンレスのパイプに巻き取って、
息を吹きこんで伸びていった、
吹きガラスならではの魅力を活かして行くことを、
大切にしています。
アワ皿 中 5,985円
径23cm 高さ1.8~2.4cm皿などはまさにその代表です。
もともと球体に膨らましたところから、
形を整えていく吹きガラスでは、
皿は全く違う形にしていくには仮定が多く、
それぞれの表情を見せやすい器になります。
アワ皿小 3,675円
径16.5cm 高さ1.6cmアワ皿は、計算してアワをいれるのですが、
それでも、入り方や粒の大きさや形は一つずつです。
それは丸で、流れる水面を撮影し、
丸く切り抜いたように、
どれも魅力的で眺めていて飽きのこない景色です。

夏は冷たい料理やお菓子が欲しくなります。
流れを切り取って器に盛りつければ、
涼しさでもてなす、ご馳走になります。
甘庵
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昨日補充された荒川尚也さんガラス器の中から、
ヨーグルトカップをご紹介します。
荻窪銀花で、20年以上人気が続いていて、
定番でありながら、到着待ちの方の多い器です。
ヨーグルトカップ 3,150円
径10cm 高さ8cmこのカップには、「才色兼備」という響きがぴったりです。
まず名前の由来になったヨーグルトなどの、
スプーンですくう時に、底が丸く納められていて、
最後のひとしずくまで楽にすくえて、
とても食べやい器です。
そして、眺めて美し器です。
吹きガラスは口縁側から吹き、
形を整えて時に、定着する竿を高台側に移します。
その時にしっかり定着させるために、
押し気味になるため、底の中程が盛り上がってしまうことが、
よくあります。
この盛り上がりが、食べる時に邪魔な時があります。

ヨーグルトカップは、作り方やディテールで、
その点を解決し、見込みも丸みある納まりとしてあります。
この納まりに見合うフォルムが、腰の丸みであり、
ノコギリの刃あとのアワ点々文を閉じ込めた、
腰の部分だけ着せたガラスの厚みが、
安定感と丈夫さと美しさを与えてくれています。
才色兼備は女性を形容する語句ですが、
柔らかく淑やかな表情と納まりを持っているヨーグルトカップは、
分類するなら女性名詞に違いなく、
その点でもぴったりな言葉だと思います。
甘庵
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荻窪のこの数日は、じめじめの戻り梅雨だったのですが、
今日は夏が戻ってきました。
暑いのですが、やはり夏はこうでないと~。
それに、荒川尚也さんの涼しげな器たちの、
魅力もこの暑さでこそ発揮されます。
天気以外にも朗報です!
早めに売れてしまった、
ディップ鉢やヨーグルトカップなどの補充がありました。
作品がないのにご紹介するのもと思っていたので、
改めてディップ鉢からご紹介してみます。
ディップ鉢 9,975円
径22cm 高さ8cm腰から下は、着せた(溶けたガラスを重ねること)厚みと、
荒川さんらしい、温かみのある丸みのフォルムの腰が、
なんともチャーミング。

着せた部分には大きなノコギリで凹ませて、
空気の気泡を包み込んだ点々文様が、
光の加減で、魅惑的に煌めきます。
澄んだ素地の美しさを楽しめる、
人気の器です。
甘庵
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荒川尚也さんの新しい器が届くときに、
ネーミングにいつも感心します。
憶えやすかったり、イメージにぴったりだったり、
ちょっと語呂合わせだったりと、
なかなか上手で、楽しませてもらえます。
左:渓流グラスB 4,515円
径9cm 高さ10cm
右:渓流グラス小 4,410円
径8.5cm 高さ9.5cmこのタンブラーも、はじめて見たときに、
「涼しそう」「水玉」「歪んだ縁が良い感じ」など、
イメージが頭のなかに次々浮かびました。
納品書に照らしあわせてみて「渓流グラス」という、
イメージにそのまま重なるネーミングは、
すんなりと入ってきました。

縁は、柔らかいうちに専用の道具で挟んで、
連続して並ぶ丸い突起を押しだし、
整った円の縁を、適当に歪ませてあります。
素地に含まれたアワと、縁の丸いつぶつぶの突起が、
まさに、渓流の流れと水しぶきのようで、
流水の音も聞こえそうな、涼しげなグラスです。

タンブラーらしいどっしりした掌も心地よく、
手作りのやきもののような、
歪んだ口は、ガラスですので、
ザラついた感じはないのですが、
普通のグラスにない、独特の口当たりが楽しめます。
個人的には、ロックグラスにして、
お気に入りのお酒を注ぎ、
グラスが見せる多面の景色を肴に、
くつろぎのひとときを楽しみたいグラスです。
甘庵
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朝には雨も上がり、日が差してきたと思ったら、
またまた雲が出てきて暗くなり、
ぽつりぽつりと落ちてきました。
戻り梅雨の空模様の荻窪は、蒸し暑い今日です。
09荒川尚也展の ビデオが YouTube にアップしました。
YouTube 画面の左下の矢印をクリックすれば、
ご覧になれます。
次の場所で参照できます
09荒川尚也展
http://www.youtube.com/watch?v=VmiOJEJfBbw1分49秒の涼しげなスライドショーで、
涼感をお楽しみください。
甘庵
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荒川尚也さんは吹きガラスを作り始めた一時期に、
「コップ屋です」と自分を紹介していたぐらい、
身近に使うグラスへの思いが強く、
また、ご自身が飲むこと食べることが大好きで、
大切にしていて、器好きでもありました。
そんな暮らしの中で、
毎日使う自分のコップにきちんと向かうところが、
ガラスの作り手としての姿勢に、
感銘をうけました。
個人的にも啓蒙される話もたくさん伺った事が、
思い出されます。
その後たくさんのグラスを作りだしていますが、
そのどれにも、荒川さんの当時からのコップ屋魂が、
しっかり根付いていると思っています。
左:カーフグラススキ 3,990円
径8.5cm 高さ13cm
中:カーフグラスストライプ 4,095円
径9cm 高さ12.5cm
右:カーフグラスアワ 4,200円
径9cm 高さ12cmこの3種のガラスも、
スキと2タイプのアワ入ったそれぞれの個性を見せていますが、
基本は、1カップほどの容積の、
色々な飲み物を入れたときに、
美味しく飲めることです。

注いで見たときの美しさであり、
男性でも女性でも持ちやすく、
麦茶からビール、ワインまで、幅広くこなせるスタンスと、
品がありながら、親しみやすいフォルム。
それらをクリアしているグラスです。
それぞれのお好みで、ぜひマイグラスにしてもらいたい、
お薦めのグラスです。
甘庵
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水曜日の今日は、荻窪銀花の定休日です。
46年ぶりの皆既日食だそうで、
東京でも部分日食ながらも、
午前11時過ぎには75%ほど欠けると聞き、
ちょっと楽しみにしていたのですが、
あいにく朝からの曇り空。
11時過ぎに空を眺めてみると、
心なしか暗い、暗いのですが、
いかんせん雲に隠れてしまって、
太陽を見ることができずじまいでした。
残念。
曇り空で、蒸し暑いお休みの日です。
荒川さんの涼しげなガラスのナッツボウルの画像です。
気持ちだけでも少し涼しいイメージをお届けします。
ナッツボール 6,930円
径11.5cm 高さ9cm通常のボウルより肉厚に作られて、
安定感のある存在なのは、
名前からも想像がつかれると思いますが、
ナッツを手でつまむ時に、
揺らがず、どっしりとして、
取りやすく出来ています。

その厚めの素地に、たっぷりと入った泡が、
煌めき、輝き、とても涼しげな姿をみせ。
ナッツとともに、器の存在も肴になります。
甘庵
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荒川尚也さんの素地を、
水のような素地とお話ししたり、
水のたとえてお話しすることが多いのですが、
澄んだ素地の器は、液体を入れることで、
違った表情を見せます。
5モールフリーカップ 2,520円
径8cm 高さ7.5cmはじめに澄んだ素地をよく見て頂くのに、
アワのない器の代表として5モールフリーカップで、
に水を注いで実験してみます。

水を入れたところが、一体感のあるガラスといっしょになり、
モールのヒダが見えにくくなります。
ソバチョコA 2,520円
径8.5cm 高さ6.5cm今度はアワの入った素地に水を入れて見ます。
アワは手前のアワが強調されます。
水が光を器の底に集めて、
乱反射してキラキラ煌めきます。
照明や光の加減では、
影や光の屈折をテーブルに写しだします。
色のある液体だと色のフィルターになり、
ワインだと赤い光が写しだされたりします。

ガラスの器に液体を注ぎ入れると、
液体がレンズの効果を生み出して、
様々な効果を出し、使ってこその、
楽しみを見いだせます。
甘庵
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昨日のオブジェ(メモリーブロック)や、一昨日の碗と棗と、
荒川尚也さんの作り出すガラスの素材感や、質感の魅力を、
堪能し愉しむ作品をご紹介しましたが、
今日は、日常の器としてかなり長く作り続けている、
アワボウルをご紹介します。
左:アワボール中 3,150円
径15.5cm 高さ7.5cm
右:アワボール小 3,150円
径13cm 高さ6.5cm細部やディテールはずいぶん変更し、改良を重ねて、
今の形に落ち着き長い人気の定番になったいます。
目立ちにくいある部分は、使い勝手のために変更しました。
見えがかりやデザインに関しては、
揺らぎがあったのですが、
今にフォルムは、デビュー当初の新鮮な感覚を覚える形に戻っている印象です。
左の3点がボウル中で右の3点がボウル小です
真上からだと大きさの差が分かっていただけます緩やかな丸みを持つ腰の丸みは、
器の中で鉢=ボウルの基本形であり、
手にもったときの心地よさ、
料理を盛り、食べるときの使い勝手、
それらを、安心感のある、シンプルなフォルムで仕上げています。
デザイン的には、形と高さだけの違いでありながら、
型を使わずに、息で膨らませ、口を開いて縁を整えてつくる、
感性だけが定規で生み出された、腰の丸みから、
荒川さんの器の基本が見いだせます。
甘庵
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物作りの姿勢に大切なことのなかに、
作り出すモノのなかに、品と格を失ってはいけないと、
ぼくは思っています。
日常使いの器でも、それは例外ではなく、
使いやすさや、丈夫さと同じぐらいに大切なことだと、
思っていて、荻窪銀花での品揃えの、
物差しの一つにしています。
左手前:冷茶碗 14,700円
径14cm 高さ7.6cm
奥右:ふたもの 黒 棗型 24,150円
径6.1cm 高さ8cm荒川尚也さんは、荻窪銀花として一番初めに知り合った、
ガラスの作り手で、彼から吹きガラスのことを、
たくさん教えてもらいました。
なかでも、手法としてより、モノ作りとしての、
(ガラス屋と荒川さんに言っていました)
姿勢に通じるポリシーには、大変感銘を受けました。
まだお互いに20代(ぼくはギリギリ)でした・・・・。
その時から、現在まで、荒川さんのガラス作りには、
揺らぐことのない信念として続いています。
ふたもの 黒 棗型 24,150円
径6.1cm 高さ8cmそれが、ぼくには品格のある器として映りました。
日常のコップにも、品と格が存在しました。
日常の器に加えて、花器などや、照明などの積み重ねの、
技や匠心から作られた、冷茶碗や棗型ふたものは、
遊び心で冷たいお茶を点てる愉しみを、
見いだしてくれそうです。
ふたもの 黒 棗型 24,150円の印籠
ガラスに合わせてアルミを引き出した印籠ですふたものは、黒い素地で棗状に作った後で、
二つに割り、表面を凌ぎ、
質感と持ちやすさを与えてています。
合わせの印籠は(重なりずれないようにする凹凸)は、
金属で覆輪としてはめこんだり、
ダボとして埋め込んだりしています。

ふたもの 黒 棗型 27,300円
径7.5cm 高さ10cm
こちらは3点の真鍮ダボで合わせています吹きガラスの作業に加えて、
表面を削り凌ぎをいれる作業や、
印籠として金属を削り出す作業など、
コラボレーションと言って良い仕事ですが、
工房内で全て整えた、
手が込んでいながらも一貫性のある仕事です。
そこに、品と格は存在しています。
甘庵
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荒川尚也さんの個展は、荻窪銀花での夏の企画の代表です。
荻窪銀花の歴史と重なるので・・・今年で29回目!!
来年はなんと30回目になるわけです。
う~ん。
ブログの紹介に四半世紀としてありますが、
そろそろ変えないといけませんね。
09荒川尚也展のDMです。話を戻して、毎年のことなのですが、
長く続けているとDMの画像を迷います。
今年も荒川さんから提供していただいた画像から、
メモリーブロックを選びました。
実はもう一つの候補が、
ふたもの〈棗)でした。
ただ、この非日常的な存在感に魅せられて、
うつわ屋でありながら、器から遠いものを選らんでしまいました。
手前:メモリーブロック 10,731円
□7.5cm 高さ11cm
奥:メモリーブロック 22,470円
□10cm 高さ11cmこのメモリーブロックの、ネーミングや、一応の用途は、
どうでもいいものかと思います。
この存在感、質感そのものが、
素敵です!!
手前:メモリーブロック 10,731円
□7.5cm 高さ11cm
+カバーグラス小 1,575円
奥::メモリーブロック 30,555円
□10cm 高さ14.5cm
+カバーグラス 1,890円器選びのときには、
使うイメージが3つは思いつくものを選びましょうと、
いっている甘庵ですが、
これは別です。
使い道より使いたい、手にしたい、
手元におきたい、そういう衝動に駆られる存在です。
トロンとして上部と、ザクザクしている側面の対比が綺麗塊感は、ゴツンとくる重さであり、
ひやりとするガラスの質感であり、
側面は、型のあとがザクザクしたままで、
とろりとして艶やかな上部とのギャップが、
同じガラスで有りながら違いを見せるところにも、
すっかり、やられました。
ガラスの池でもやられたのですが、
こちらの方が、圧倒的に重い分だけでっかい衝撃でした。
ガラスの質感が好きな方は、
ぜひ、直に手に持ってみて欲しいな~。
絶対にやられちゃうから!!
甘庵
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荒川尚也さんの個展が始まりました。
いかにも涼しげな澄んだガラス、
迸るしぶきのようなアワ、
冷たく凍ったようなヒビ。
どれも、荒川さんの魅力あるガラスの表情です。
それらの表情が綺麗に魅惑的に見えるのは、
澄んだ素地の質感にあると、
その素地を活かした器に個人的に惹かれると、
なんどもお話ししているのですが、
初日の今日、まさにそんな器をご紹介します。
タンブラー 4,410円 Φ9cmH9~10cm厚めにつくられた腰が、
ロックグラスらしい重みを持ったグラスです。
厚めの腰部分には細かなモールが、
温度差で揺らぐ屈折のように見えます。
腰からいったんくびれてから、
口縁が広がっていくところも、
なかなかそそられるフォルムです。
酒盃 4,200円 Φ6.7cmH8.5cmロックグラスと基本は同じ表情のぐい呑みもあります。
冷酒もよいのですが、ストレートグラスにも使えそうです。
手にしたときの、ガラスの存在感が嬉し器です。
グラス 3,780円 Φ8.5cmH12cm上の2種と同じように、
アワもクラックもないコップです。
形も、シンプルで使いやすく飽きのこないものですが、
やはりガラスの素材感、質感は、
重厚感のある、男っぽいグラスに仕上がっています。
アワやヒビとはひと味違った、
一見素っ気ないようなグラスたちの中に、
荒川さんの素地を楽しめる要素が詰まっていて、
個人的に好感もっているグラスたちです。
甘庵
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明日から
荒川尚也さんのガラス展がはじまります。
夏の荻窪銀花に恒例の29回目の企画展になります。
梅雨明けした荻窪は連日猛暑日となっています。
そんな中、荒川尚也さんの荷ほどきをしていると、
箱のなかから、涼しげなカラスが次々姿を現してきます。

まるで氷のようなガラスです。
渓谷の清流のようなガラスです。
澄んだ湧き水のようはガラスです。

やはり猛暑の夏のに使いたいのは、
澄んだ素地のガラスの器です。
是非、手にとって涼んでください。

荒川尚也 宙吹きガラス 展
7月17日(金)~28日(火)
7/15(水).16(木).22(水)はお休みです
最終日は18時までです
澄んだ素地は、たくさんの色をたずさえています。
使い手のイメージがプリズムのように多彩な色合いを引き出してくれます。
料理や飲み物と引き立て合って、涼感に溢れた食卓を楽しませてくれます。
甘庵
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山口利枝さんの個展最終日になりました。
まだまだご紹介したい器が一杯あるのですが、
今日は白磁しのぎの飯碗と丼をご紹介します。
「しのぎ」というのは、
ヘラやカンナ(高台など削る道具)などで、
連続的に溝彫りすることです。
規則的だったり、リズミカルだったり、
陰影を見せたり、釉薬が溜まる変化を楽しんだりできます。
白磁しのぎ飯碗 2,625円
Φ12.3cmH6.7cm見え方だけではなく、
凹凸になるために、手がかりがよくなり、
滑りにくい、安心感のある質感が出来上がります。
飯碗も丼も、手に持って食べる器です。
食事中に手に持つ回数は、他の器にくらべても、
多い方だと思います。
そのため、飯碗と丼のしのぎは、
使い勝手から、とても有効的デザインとなります。
白磁しのぎ丼 4,000円
Φ16.5cmH9cmまた、シンプルな白磁ですが、
絵柄とは違う、彫刻的は肌合いから生み出される、
格調高い力強さが、ご飯を美味しく見せ、
料理を盛り映えさせます。
シンプルなだけに、飽きのこない飯碗と丼です。
甘庵
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山口利枝さんの白磁の表情は、
無機質な均一感はなく、素地も釉も、
よくみれば、揺らぎがあり、
それらは心地の良い景色になります。
白磁八角皿 4,725円
W22.5cmD19.5cm3cmこの隅切りにした長角皿は、
簡単な型をつかっていますが、
量産の流し込みとは違い、
そこかしこに手あとがのこり、
手作業ならではの趣を滲ませます。
裏を返して見ると丁寧な作りの高台や
型から抜きやすくするための布の後が楽しめます角皿より、隅切りにして八角皿である分も、
晴れの器の要素が多く感じますが、
同時に、皿の各縁の処理、見込みと端の際の処理、
高台の作り方などディテールの隅々まで、
日常使いしやすいように配慮しながら、
気品をもたせる凛とした納まりに仕上がっています。
さりげない中に凛とした気品を感じさせます四季折々の節句や、パーティ、宴と、
晴れの場には、気品ある皿として使われながら、
日常の食卓でも気軽につかえる楽しさを兼ね備えた、
良くできた皿だと思います。
甘庵
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山口利枝さんの個展も終盤になりました。
山口さんの魅力をお伝えできればと思い、
毎日の記事では、山口さんらし器や、
山口さんの仕事の姿勢などをご紹介してきました。
そのため、どちらかというと、
目に付きやすい器や、
印象的な特徴がある器を多く取り上げがちでしたが、
今日は思い切り、ベーシックな皿をご紹介します。
白磁イッチン線文七寸皿 4,200円
Φ21.7cmH3.5cm
白磁イッチン線文六寸皿 2,940円
Φ18.8cmH3.5cm
白磁イッチン五寸皿 2,310円
Φ15.5cmH2.8cm五寸、六寸、七寸の白磁イッチン皿です。
平らでゆったりした底面と三本のイッチン線文が施された渕は、
洋皿といっても良いシンプルな皿のシリーズです。
ある意味では、手に入りやすい安価な型おこしで、
量産された皿にも、よくある形状です。
逆に、それだけ使い勝手がよく、出番の多い器だということです。
シンプル過ぎてか形からか、見逃しがちな皿ですが、
*イッチン=素地の土をどろどろにして絞りだして描かれた文様など。既に同じようなサイズの量産のお皿をお持ちの方が、
この皿を手に入れたいただけて、
取り替えてい使っていただけたら、
思った以上に使っていただける頻度が高く、
早めに元がとれるだけではなく、
使うたびに量産の器にない心地良さを、
感じとっていただけると思います。
三種それぞれのサイズが目的応じて選らんでいただけるだけでなく、
シリーズ化している良さを活かして、
組み合わせや、和の器でも統一感を味わえます。

一見はさりげない皿ですが、
だからこそ作り手の力を感じとっていただける、
一番使ってほしい、甘庵お薦めの皿です。
甘庵
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山口利枝さんは、ふるさとの鹿児島で作陶しています。
アトリエの周りでのスケッチから、
山口さんらしい可愛い絵柄が生まれてきました。
今日ご紹介するお芋の絵柄は、
まさに薩摩の国ならではの絵柄。
山口さんの作品リストには、
芋文や芋つる文とあります。
芋といえば、薩摩芋なんですよね。


芋つる文平鉢 12,600円
Φ26cmH8.5cmこの芋文。
なんだかほのぼのします。
「芋蔓式」ではないですが、
芋と葉が蔓で可愛いペアになっていて、
眺めていると、面白みが滲んできて、
ちょっと口角が緩んでしまいます。
凛とした品格あるこの平鉢にも、
見込み側の芋から伸びる蔓の先の側面には葉が付いています。
葉の先には芋が付いています。
気品漂う中に、ほっとする温かみが生まれます。
芋文そば猪口 2,310円
Φ8cmH6.5cmこのソバチョコも、見込みに芋と葉が相互に並び、
それぞれの側面には葉と芋が蔓で繋がります。
画像だと、一方向しか見られないでの、
染め付けの葉が、見込みと側面に見えたり、
逆に鉄絵の芋が、見込みと側面に見える事になります。
(このお芋は、ちょっと焼き芋みたいで美味しそう!)

芋文ふたもの 10,500円
Φ12.2cmH8cm
この綺麗な丸みを見せる白磁のふたものも、
おすまししている感じが、
蓋をあけると、ほら見込みに芋と蔓葉が描かれています。
蓋の裏側にも、芋が一つ。
やはりこれをみて、思わず微笑んでしまいました。
作り手が身近な絵柄を描くと、
ぼくらには、ぬくもりや心地よさが伝わってきます。
作り手の身の回りへ向ける視点から、
器作りの姿勢や楽しさだったり、
郷土への想いまで感じ取れて、
より親しみをもてる気がします。
甘庵
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凹のしのぎと、凸のいっちんの線文に仕上げた、
山口利枝さんのシンプルなマグ2種です。
白磁しのぎマグ 3,150円
Φ10cmH7.7cmシンプルな白磁のマグカップに、
細く縦に彫ってシャープな線文のマグは、
少し低めのプロポーションのマグです。
口が広く安定しているので、
スープカップとして使うのも楽しそうです。
カフェオレやココアも似合いそうな感じを受けました。
白磁イッチンマグ 3,150円
Φ8cmH10cm少し丈長のフォルムで、素地をどろどろにして、
絞り出して描いた線文は、柔らかく静かな表情を見せます。
たっぷりと入り、しっかりしたハンドルで、
お気に入りの飲み物を入れれば、
自分だけのティタイムを楽しむにはぴったりそうなマグです。
どちらも磁器で、きっちり洗えば、
匂い移りや、灰汁が付くこともないので、
マイカップとして、家でも職場でも、
色々な飲み物を飲むことができ、
丈夫で使いやすいマイカップに、
自分の器なマグとして可愛がっていただけるはずです。
甘庵
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日常で出番の多い器に小皿と小鉢があります。
山口利枝さんの小皿と小鉢も、使いやすく、
小振りで使い頃の大きさのなかで、
それぞれの主張をもって、競いあっています。
かけわけ3.5寸皿 1,680円
Φ11cmH3.5cm少し深みのある皿で、白磁とダミ〈呉須を薄めにぬりつぶしたところ)の、
半分ずつに分けた、シンプルで力強いデザインは、
古典柄ですが、どこかモダンに感じられるところが、
山口さんらしさがしっかり出ている使いやすい小皿です。
白磁輪花小鉢 2,100円
Φ10.5cmH4.5cm型を上手く使って、花形を写し採った、可愛らしい小鉢です。
輪花の境ごとに中央にあつまる稜線が、
凛とした気品を漂わせています。
青白磁3.5寸皿 1,680円
Φ11cmH4.5cm画像では差がわかりにくいのですが、
白磁より少し青みを帯びた青白磁の小皿です。
釉の質感を最大限に活かすために、
ベーシックなフォルムに納めたところは、
山口さんらしい、物作りの姿勢を感じます。
10cmほどの小皿や小鉢は、
副菜を少しずつ盛りつけたり、
取り皿や鉢にしたり、
お手塩お皿にしたりと、
細々と食卓に並ぶと、
それだけで楽しくなります。
器も、メニューであり、食材や料理と同じくらいに、
食べる楽しみは必要なアイテムだからです。
この配膳やレイアウトの楽しみ方は、
和の器の持つ魅力の一つでしょう。
甘庵
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山口利枝さんが達者なのはロクロ成形だけでなく、
タタラ作りで使いやすい器を作り出しています。
その代表が、四角い皿です。
市松鉄点文四方皿 2,750円
W15cmD12cmH2.5cm大きさも色々作ってくれました。
昨日ご紹介したドクダミとオオバコの四方皿より、
一回り大きな市松鉄点文四方皿は、
大胆は市松柄の中を、呉須(青)と鉄点の市松に、
仕立ててあります。
茄子に蝶文四方皿 3,675円
W20cmD15cmH2.7cmもう一回り大きなこの四方皿は、
瑞々しく描かれた茄子に蝶が舞っている図柄です。
アトリエの周りの畑でのスケッチでしょうか。
果実文角プレート 6,000円
□22.5cmH3cmさらに大きな果実文角プレートは、
たっぷりとして盛りつけが出来る大きさで、
伸びやかな葉と実の青が、
盛りつけをもり立ててくれることでしょう。
どの四方皿も、丈夫で重なりがよく収納も楽と、
使い勝手を大切にデザインされています。
四方皿は、丸い皿や鉢などが多い食卓に、
リズム変化ができて、器の取り合わせに、
心地のよい巾ができます。
甘庵
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オオバコ、ドクダミ、ホテイアオイなど、
山口利枝さんの器に描かれる絵柄には、
身近なところからスケッチされて、
絵柄になったものが多くあります。
おおばこ文角小皿 2,100円 □11cmH2.2cm
ドクダミ文小皿 2,100円 □11cmH2.2cmそれらには、文様になるにはまだ時間が必要なものもありますが、
それでも、とても新鮮で、活き活きしている絵柄です。
手あとの残った温かみがあります。
ホテイアオイななめしのぎ皿 2,940円
Φ15cmH3.7cm古典柄には、長い時の中で洗練され、無駄もないのですが、
それを描くことは、模倣であり、写しの域を越えません。
今の山口さんの中から自ら生み出した絵柄は、
無理がなくのびのびとした、活きた線が走り、色が映えます。
つわぶき楕円皿 3,780円 W23cmD17cm3.5cm器は美味しそうでなくては行けないとお伝えしています。
美味しそうの中に、新鮮取り立ては、
絵柄の力として、美味しそうな器を仕立ています。
これからも、山口さんのスケッチブックから、
素敵な絵柄が生み出されることを、
楽しみにして行けそうです。
甘庵
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今日は、山口利枝さんのマグをご紹介します。
変な日本語のタイトルですよね。
でも、タイトルらしく短くしていって、
こうなってしまいました。
安定感のある持ちやすいマグです
絵柄は2種類ありますぼくの世代では勤め先に湯のみを持っていきましたが、
山口さんの世代では、マグを持っていく方が多いようです。
湯呑みは飯碗についで、自分の器として使い出す器ですが、
そのポジションはマグがとって変わるようです。
そんな世代の山口さんのマグには、
マイカップへの思いが込められているようです。
染め付け唐草マグ 3,360円
Φ9cmH8cm磁器ですから、まず丈夫です。
釉薬もきっちり施され、
しっかり焼き上がっていますので、
汚れにくく、洗いやすく、
匂いも移りにくいので、
コーヒーの後に、紅茶を飲んでも、
ハーブティの後で、緑茶を飲んでもいけそうです。
それに、たくさん集まる器のなかでもまれても、
大きな事故は別として、チップなどしにくいです。
鉄絵唐草マグ 3,360円
Φ9cmH8cmこうした構造的な性能だけではなく、
丁寧な手仕事の器ならではの、
口当たりの良さ、持ったときの持ちやすさなどは、
一杯のお茶から、心和むひとときをもらえます。
ティブレイクが、お茶をすることが、
仕事や暮らしの活力になること間違いありません。
甘庵
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山口利枝さんの手がけている器は、
呉須という絵の具を使った青い絵付けのある染め付けや、
ベンガラで描き、長閑な絵柄になる鉄絵と、
爽やかな素地を楽しむ白磁や青白磁の器です。
雲文鉢 3,360円 Φ15cmH5.5cmどれも、磁器の器では、長く親しまれている正攻法の手法です。
その分伝統的なイメージを、使う側でも、
作り手もでも、持っています。
それは、良い点でもありますが、
作り手にとっては、消化し自分の技としないと、
無難ですが、個性のないものになってしまいます。
ホテイアオイななめしのぎ皿 2,940円 Φ15cmH3.7cmとはいえ、はじけすぎても、
落ち着きのない、使いにくい器になってしまいます。
山口さんんは、しっかりと伝統を技として手にして、
そこにモダンな軽やかさを加えて、
今の暮らしの中の器として、
爽やかな器を作ってくれています。
雲のお皿 5,460円 W35cmD15cm3cm
白磁楕円鉢細 5,460円 W35cmD11.5cmH4cm
白磁雫小付 1,680円 W8.5cmD7cmH4cmシンプルな構成とデザインを、
手仕事のが生み出す緩やかな揺らぎで、
無質ではない、温かみあるモダンな器に仕立てています。
白磁イッチンミニC&S 3,150円
カップΦ9cmH8cm ソーサーΦ12.5cmH2.3cm昨日一日、いろいろお話しをさせていただいて、
作ることを楽しんでいる姿から、
ずいぶん元気をいただきました。
まだまだ、もっともっと煌めいてくれることを、
期待させてくれる作り手です。
甘庵
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鬱陶しく過ごしにくい梅雨空がつづきますが、
みなさんお元気でおすごしですか。
被害をうけてたりしていませんか。
白磁イッチンマグ 3,150円
Φ8cmH10cmお待たせいたしました。
山口利枝さんの個展が始まりました。
梅雨空を払うような、爽やかな器がならびました。
鉄呉須麦わら長皿 4,200円
W26.7cmD11.5cm2.5cm染め付け、白磁、青白磁の涼感あふれる器は、
山口さんの朗らかさに裏付けされた心地のよい仕上がりです。
会場と作品の見られるHPを早速仕上げてアップしました。
価格寸法も表示されていますので、
是非ごらんになってみてください。
白磁イッチン線文六寸皿 2,940円
Φ18.8cmH3.5cmなお追加の作品が入荷ますので、
追記で書き換えを予定しております。
そちらもお楽しみにしてください。
甘庵
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山口利枝さんの二年ぶりの個展が7月3日〈金)から始まります。
荷ほどきをして、器の一つずつを手にとって、
「来年は個展をお休みして少し勉強します」と言っていた、
山口さんの言葉を思い出しました。

山口さんの銀花での初個展は、まだ20代でした。
個展をお願いするくらいですから、
きちんとした仕事をなさっていました。
それでもいろいろな意味での若さがあり、
初々しいと同時に、つたなさもあり、
それが決してイヤミではなく、
山口さんらしさの魅力でさえありました。

今回の器のできは、新鮮でフレッシュ感を残しつつ、
努力や勉強された結果が十分に反映して、
心地の良い仕上がりになっています。

古典のコピーではない、
山口さんの絵をもっと描いて欲しいという、
甘庵の勝手な意見をくみ入れて頂いたのか、
精進から自然と進んで行った道なのか、
今回の染め付けの中には、とても好ましい、
山口さんらしい絵付けが多く見られます。

若い感性からこそ生まれる、
どちらかと言えば、磁器として少し「にごり」のある、
古典的な素地を活かしたモダンな造形の皿や鉢も、
ますます使いやすく、シャープになってきています。
まだまだ伸び盛りの作り手だと感じました。

初日7月3日(金)には、
山口さんが会場に詰めてくださいます。
山口さんご本人が、素敵なんですよ。
笑顔がとってもチャーミングで、
お話ししていると、すごく元気をもらえちゃいます。
温かで大らかな気持ちの良い作り手です。
お目にかっかていただくことお薦めの作り手です。
ぜひ、お出かけください。
甘庵
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