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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

決算市での橋渡し1

決算市初日の昨日は、
長い連休のスタートで、
各地の道路も渋滞していて、
気持ちの良い天気の中、
お出かけになった方も多かったのでしょう。

銀花は過ごしやすい気候もあって、
長閑な一日でした。
そんな中、お出かけいただいたお客様の中で、
印象に残った2組のお客様のお話しをご紹介します。

11_kessan_2809.jpg
定価の40%引きの棚から、
前川俊一 銀彩小鉢 4,500円 径 11.5cmH7cm
竜ふたもの 定価5,000円 径7cmH7.5cm
*グーズネックスタンド 定価36,000円は常設品割引です。


先日、ご用があって荻窪においでの折に、
ふらりとお立ち寄りいただけて、
器をお求め頂いた帰り際に、
荻窪銀花オリジナルのグーズネックランプを、
とても気に入ってくださったので、
「来週には決算市があるので、割引価格でお求めいただけますよ」
と案内チラシを差し上げたら、
「では、ぜひ寄ってみます」と・・・。

荻窪に来る、ご用とタイミングがあったようで、
初日の昨日さっそくおいでただき、
お目当てのグーズネックスタンドを、
お求めいただきました。

11_kessan_2716.jpg
定価の25%引き、丸銀会員は定価の30%引きの棚

もう一組はご夫婦で、
ご近所にお買い物においでになって、
ふらっとお立ち寄りいただき、
初めてのご来店ながら、
銀花の品揃えを気に入っていただけたようで、
「ご縁なので何か一ついただいていきましょう」
と言って頂きながらも、
決してお付き合いのお買い物ではなく、
気に入ったものが複数あって、
ご夫婦でむつまじくご相談しながら、
選らんでいただけました。

共通して、帰り際に嬉しそうになさって、
「良い買いものができました」と、
お声をかけていただけて、
橋渡しとして何よりのご褒美になりました。

お得な価格で提供させていただいていても、
気に入っていただけているのが、
なんといっても、まず基本です。
お持ち帰りいただいて、
ばんばん使って頂ければ、
より元がとれて、
喜びを倍増していただけると、
確信しております。
心地の良い橋渡しがでした。
うつわ屋として何よりなことを、
感謝いたします。

             甘庵


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棚卸し決算市はじまりました

穏やかな天気に恵まれた、
ゴールデンウイーク初日の今日は、
荻窪銀花”棚卸し決算市”がはじまりました。
大変にお買い得な品物が一杯並んでいます。

11_kessan_2777.jpg

住宅街が基本の荻窪の街は、
長いお休み独特の長閑な気配です。
暑くなく寒くなく心地の良い日ですでの、
遠方にお出かけにならない方は、
ぜひお遊びにお立ち寄りください。

11_kessan_2737.jpg

決算市の一角に少しのスペースですが、
甘庵の雑学と減らず口の元になっている、
やきものや工芸関係の書籍の古本を並べています。

11kessan_2795.jpg

一般書籍ではないので、恐縮ですが、
現代でも資料として十分に活きているものなので、
できるば若い方に手に取っていただけたら、
とても嬉しいのですが・・・。
ネットチェックしたWEB販売されている価格よりは、
かなり安価にしてあります。
これらの売り上げは全て、
東日本大震災の義援金にさせて頂きます。

             甘庵



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人気の作り手作品も割引!

いよいよ明日からゴールデンウイークです。
荻窪銀花では、恒例棚卸し決算市が始まります。
原価割れが当たり前の決算市会場だけではなく、
常設品が並ぶコーナーも、
全品が決算市開催中は割引の対象になります。
当然、人気の作り手作品も、
在庫があるものは、
割引価格でお求めいただけます。

11_kessanichi_2628.jpg

常連さまたちは、
長く続く定番商品から、
お気に入りの器を、
補充されたり買い足しされています。

11_kessanichi_2699.jpg

また、ちょっと大物や単価の高いものを、
この機会に狙い定めてゲットしている方も、
おいでになります。

11_kessanichi_2609.jpg

日頃の感謝を価格でお返しする、
棚卸し決算市の会期中は、
皆さんの気に入りになる器を、
割引でお求めいただくチャンスです。
有効にご利用ください。
開催と同時にアップするHPで、
荻窪銀花の隅々までご覧いただけますので、
遠方のかたも、お問い合せご注文を承ります。

               甘庵


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決算市の準備

在庫の器全品をチェックする、
棚卸しにあわせての、
荻窪銀花春恒例の"棚卸し決算市"です。
倉庫や収納場所の奥の奥まで、
チャックをしながら、
この際なので、思いっきりの値引き・・・、
原価割れ連続になる覚悟で、
決算市会場に並べ始めました。

11_kessan_2710.jpg

作品としての質と内容、
クオリティの高い作品が並びますが、
大きな作品や、元の価格がそれなりなので、
ちょっと恐縮な作品を出展します。

それでも、それらは先の、
完全に原価割れなことは確かで、
気に入ってくださった方にとっては、
素敵な出会いになるはずです。

11_kessan_2715.jpg

今日明日で、飾り付けとHPを、
初日4月29日(金)11:00までには完成させます。
会場でご覧いただくのが一番ですが、
遠方からでも、隅々までご覧いただけるように、
緻密な部分まで、見て頂けるよう、
レイアウトする予定です。
さらに、メール等でお問い合せいただければ、
さらに詳細な画像等の資料をお送りいたしますので、
お気軽野お問い合せください。

また、会期中も5月9日(月)までと、
長くしていて、毎日の模様替えに加えて、
大きな入れ替えも予定していますので、
ご来店いただくタイミングで、
その時それぞれの出会いがあるはずです。
お楽しみになさってください。

             甘庵


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棚卸し決算市のDM

今年は、大変な世の中の状況た続く中、
荻窪銀花は三十一期目の決算を迎えます。
三十年の節目の後、
改めて初心の高ぶりを取り戻す気持ちで、
スタートしたいと思いました。

手探りで始めたころは、
ちょうどデジタル化が進んでいく時でした。
その時にはあえて、何をするにもアナログな手法で、
遊んでいたものです。

そこで、決算市のDMもアナログに、
戻してみることにしました。
いつもは、デジカメで撮影した画像を、
パソコンでレイアウトし、版下を構成して、
プリンターで印刷。

11_kesan_.jpg

とはいえ、木版画ですることは出来ないので、
版下の元を、手書きにすることにしました。
この方法は、DMやDMのロゴなどで、
長く続けていた方法です。

活字のように読みやすく綺麗ではない、
甘庵の下手くそな字でも、
思いや気持ちを一生懸命に込めて、
そして、読んでいただけるお客さまの、
目を止めさせて、少しでも思いが、
届くかもと妄想をしながら、
楽しんで書きました。

目が遠くなっているのを感じながらも、
気持ちは少し若返りしたかも。

決算市では、感謝の気持ちでご奉仕します。
たくさんの方に、買い得なお買い物していただけたらと、
思ってお待ちしております。
 
                甘庵



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荒賀文成さんの個展最終日

荒賀文成さんの個展最終日になりました。
会期前に起きた今回の大震災へ、
作り手として出来ることとして、
たくさんの元気を送りたいという思いの、
荒賀さんのエネルギーが溢れる器が届きました。
会場のスペースに納まらないほどの分量と、
春の芽吹きをおもわせる、
広がりを感じる粉引の器で、
荻窪銀花が埋め尽くされました。

11_araga_2400.jpg


日常を取り戻すことで、
日々の応援をしていこうと、
声を大きくして器の橋渡しをしてきましたが、
毎日、余震が続いたり、
原子力発電所が先のまだ見えない状況に、
まだまだ、そうそう簡単に、
気持ちを切り替えることもできないようです。

11_araga_2425.jpg

力のある、エネルギーに満ちた、
粉引が十分に橋渡し出来なかったのを、
甘庵の力不足もあって、
少し悔やんでしまいます。

それでも、繰り返し発信します。
出来ることとして、
日常を取り戻すことが、
経済を滞らせることなく、
復興のベースになり、
応援になることを、
自分にできることとして、
続けましょう。

11_araga_2464.jpg

引き続き、うつわ屋のできることとして、
使うことで、心豊かになる器を、
少しでも多く橋渡ししていきます。

             甘庵



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器の姿のみどころ

荒賀文成さんの粉引の器展も、
いよいよ終盤です。
今日の荻窪は新緑が目に心地の良い日となりました。
どうぞお立ち寄りください。

さて、今日も荒賀さんの器をご紹介しながら、
うつわ好きのつぶやきです。
ロクロがしっかり挽けている作り手らしい、
荒賀さんのフォルムのみどころは、
”張り”と”絞り”です。

11_araga_2696.jpg
粉引片口 6,300円
径11cmH7.5cm 容積は180ccほどです。


伸びやかで自然な張りは、
華やかさがあり、陽のロクロです。
荒賀さんの張りには、
くったくがなく、優しく、
軽やかな表情がみてとれます。

11_araga_2695.jpg
粉引花入れ扁壺 10.500円
W11cmD10cmH15.5cm


静かで重さのある絞りは、
落ち着きのある、陰のロクロです。
荒賀さんの絞りには、
奢りがなく、穏やかな、
芯の強さを感じさせます。

11_araga_2694.jpg
柿のへた飯碗 わら粉引 2,730円
W14.5cmD13.8cmH6.7cm


ロクロは連続します。
張りと絞りを繋ぐニュートラルな、
線と面があって連続します。
そこに、解放する縁があり、
集結させる削りもあって、
器のフォルムは完結します。

11_araga_2697.jpg
粉引ミニ壺花入 6,300円
径10cmH13.5cm


荒賀さんの器は、
リズミカルなロクロの張りと絞りを、
しっかり楽しませてくれます。

            甘庵



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使って育てる楽しみ  粉引3

陶器は使うことで育つところが楽しみですが、
侘びた表情をたのしめないと、
汚れて来たことになってしまいます。
特に粉引は使い手によって、
変化する表情もいろいろです。
まさに育てると言われるゆえんです。

11_araga_2594.jpg
長石粉引鉢大 16,800円
W27.5cmD26cmH9cm


その点を踏まえて、
作り手は、作り手それぞれの、
目指す仕上がりや、使ってもらった表情があり、
そのために良かれと思う、
作り方や決めごとが生まれてきています。

11_araga_2592.jpg
粉引耳盃 3,150円
左:W16cmD10cmH4.7cm
右:W14cmD8.5cmH5.6cm


だからこそ安易に「こだわり」という言葉で、
くくってしまうことを、ぼくは避けています。
「拘り」の意味には”ものが引っかかること”などから、
”些細なことにとらわれる”や、
”難癖をつける”こともあります。
いずれにしても古い人間の甘庵には、
”否定的”な意味合いを強く感じてしまいます。

11_araga_2590.jpg
粉引鉢大 16,800円
W28.3cmD23cmH20.3cm


荒賀文成さんの粉引をみていても、
雑誌等のコピーやコメントには、
現代の褒め言葉として”こだわって”いると、
表現されているのを見かけます。
これを甘庵流に表現させていただければ、
”こだわり”ではなく、
荒賀さんができる最良のための”必然”で、
選らんでいる方法であり、作り方だと、
言わせたいただきたいと思います。

11_araga_2484.jpg
各種ぐい呑み 2,730円

それが、化粧土の生掛けであり、
石を噛んだ荒めの素地であり、
木灰やわら灰など自然の素材であり、
柔らかくみせながらもしっかり焼ききることなど、
いくつもの細かな、自分の決めごとがあり、
良かれと思うことは、常に試行錯誤し続けています。

11_araga_2588.jpg
粉引鉢ゴマ手 4,830円
W21.5cmD19.5cmH7.5cm


それも、粉引が使い手の手にわたり、
それぞれの使い方で使われることで、
じっくりと良い表情に育っていくことを、
想定した仕事をしているからです。

粉引の最後の仕上がりは、
使い手に委ねられているのです。

              甘庵



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荒賀文成さんの尻

今日は荒賀文成さんの器の裏返して、
尻を参考にしてお話しします。
やきもの好きにとって、
器を裏返して見たくなるのは、
見所が多いからです。

11_araga_2585.jpg
粉引汲み出し ゴマ手 1,680円
W11.5cmD10cmH6.8cm


高台は、器の善し悪しを決める大切な場所です。
ロクロの技が冴えていても、
高台削りがまずいと、
品をかいたり、力がなかったり、
器のフォルムをまとめ上げるのが、
高台削りと言っても過言ではありません。

11_araga_2583.jpg
長石釉底平鉢 2,730円
W15.5cmD15cmH4.5cm


この高台の原始的なスタイルが、
ロクロで挽きだしたあとに、
糸で切り離しただけのもので、
これが糸尻と言われ、
器の底の部分のことを言い、
高台の別名だったりします。

11_araga_2584.jpg
粉引ツバ皿 5寸 2,100円
径16cmH4cm


このシンプルな高台でありながら、
気位と品性をもとめられるのが、
茶道の茶入れです。

11_araga_2586.jpg
長石粉引柿のへた飯碗 2,730円
W14.5cmD13.8cmH6.7cm


その後、高台は釉掛けの時に持ち手としてや、
焼成中の歪みを押さえる役目をなし、
器の造形にとっても大切な部位となり、
様々な形状や特徴を持つ高台が、
発展していきました。

11_araga_2587.jpg
粉引片口 6,300円
容積は180~200ccほどです


器を返して、尻、高台を鑑賞するのは、
作り手の技量や品性を見極めるのに、
大切な方法です。
器好きの入り口です。
お試しあれ。

              甘庵



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荒賀文成さんの肩腰

物の形を、人の体の部位になぞらえられるは、
多くのものでもみられることですが、
器に関しては、特にわかりやすく、
言い得て妙なくらいに擬人化出来る物まであります。
今日もそんな体になぞらえる、
荒賀文成さんの器の肩と腰のお話しです。

11_araga_2567.jpg
粉引ミニ壺花入 6,300円
左:径10cmH13.5cm
右:径11cmH11.5cm


荒賀さんには、粉引を生み出した李朝の血が、
少し流れているようです。
といっても、李王朝と言うわけではないのですがね。
でも、血をたどると、
名をなした絵描きさんがいたりという、
血筋だそうです。

11_araga_2563.jpg
粉引土瓶 12,600円 容積480cc
真鍮のハンドルも荒賀さん制作です。


本人はやきものを仕事とした後になった、
少しそのことを意識しだしたと言っていましたが、
ぼくから見た、荒賀さんの器の姿形には、
「血は争えない」というイメージが浮かぶ、
無理して作り出したのではない、
フォルムに思えます。
とくに、フォルム全体の骨格といっていい、
肩腰の線には、そう思わせるものが、
確かに存在します。

11_araga_2564.jpg
粉引徳利 6,300円
左:径9cmH15cm
右:径9.5cmH16.5cm


伸びやかな張り出しの肩と、
自然なしまりの有る腰。
この姿が無理なく生まれるには、
ロクロをしっかり習得した、
荒賀さんの手が有るからこそです。
無意識の中から挽きだされてこそ、
流れているDNAの力が表出していると、
甘庵は、思っています。

              甘庵


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使って育てる楽しみ  粉引2

甘庵、今日は久々に、
大人げない物言いになりそうです。
読者には大人の方が多いので、
その寛容さに甘えて書かせて頂きます。

粉引は使う事で育ちます。
侘びていく事を楽しむ手法です。
使い出す前の柔らかな質感の白が、
変わらずにいて欲しいと、
イメージなさっている方には、
困った事なのでしょう。

11_araga_2557.jpg

芳しくない方法として、
撥水処理を施してしまうことが、
過去にはあったようです。
この方法は進められた方法ではないのは、
明らかなので、目留めの方法が、
当たり前のように伝わり、
書籍やショップによっては推奨されるのを、
目にするようになりました。

11_araga_2558.jpg

それはそれで、それが必要な粉引なら、
由としましょう。
米のとぎ汁、米、小麦粉などのデンプン質をいれて、
煮ることで、目留めして使わないとならない粉引であれば、
そうせざるを得ないでしょうから。

それでも、この2点はお知らせしておきます。
1.煮ることで(冷まし方に関わらず)、
焼きものが丈夫になることは、
決してありません。
(強火でゴトゴトにて欠損する可能性には注意してください)
2.目留めが必要ない良く焼きしまっている"やきもの"なら、
目留めのした効果も全くでません。
目留め必要な”やきもの”であれば、
作り手かショップが煮てからだすべきなのではないでしょうか。
そうすることで、使える”やきもの”になるのですから。
煮て完成なので、”にもの”かもしれませんね。

11_araga_2562.jpg

でも、あえて荻窪銀花では、煮るではなく、
ちょっと面倒かもしれませんが、
使う度に、水や湯にくぐらせて、
本来の粉引の美しさを育て楽しむことを、
使えていきたたいと思っています。

陶器の柔らかさは表情であって、
過保護ではなく、思いやりがあれば、
通常の食器として弱いものではありません。
また、吸水性のない素地の磁器や、
ほぼ吸水性のない素地にせっ器にはない、
陶器独特の育ちからや貫入を楽しめます。

もしも使い手として、
その点が納得できないのなら、
同じ化粧掛けでも堅い化粧掛けや、
白い釉の焼きものを選らんでいただきたいと思います。
橋渡しする側をそういう”やきもの”を奨めるべきです。

11_araga_2559.jpg

また、作り手たちにも、
いっそうの努力と見識も深めて欲しいと思います。
陶器のもつ柔らかい質感をだしながらも、
しっかり焼くところが、
プロとしての腕に見せ所なのですから。

もちろん、開催中の荒賀文成さんの粉引は、
育てて楽しめる粉引として、
橋渡しさせていただいています。

              甘庵


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荒賀文成さんの手

今日のテーマは手。
荒賀文成さんのハンドではなく、
ハンドル、取っ手のお話しです。

11_araga_2540.jpg
粉引マグ 3,150円 径8.5cmH8cm

荒賀さんの器のほとんどが、
滑らかなロクロから生み出されています。
その柔らかなフォルムとマッチする、
優しい表情をもつ荒賀さんの取っ手です。

11_araga_2538.jpg
左:白粉引ピッチャー小 ゴマ手 4,830円
W13.5cmD8.5cmH12.5cm
右:粉引ピッチャー大 7,350円
W14.5cmD10.5cmH16.5cm


柔らかな粘土を引っ張ると、
延びていく動きがそのまま見える、
伸びやかで軟らかなハンドルは、
手と通したときにも、
優しく納まります。

11_araga_2542.jpg
粉引ポット 10,500円 容積約650cc

ハンドル付け根近くの曲面上部には、
封蝋した紋章のような、
スタンピングされた、
ポイントがあるとこは、
荒賀紋章付といった風情です。
この紋章、握ったときの親指の置き場所に、
妙に心地よかったりします。

            甘庵



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粉引の表情

今日は荒賀文成さんの鼻とかを、
想像していた方いらしたら、
期待を裏切ってしまいますが、
手足や肩腰などのテーマは考えてしますので、
お楽しみにしてください。

11_araga_2551.jpg
粉引馬リム小皿 1,260円 径13cmH3cm
一番オーソドックスなたっぷりと掛かった化粧土と、
艶やかな釉の柔らかな表情の粉引です。


今日は粉引の表情のお話し。
続きでお話しとすれば、
顔色についてです。

11_araga_2553.jpg
わら灰粉引半月碗 2,100円 W16cmD14cmcmH7cm
わら灰で少しまっとな質感の釉の粉引です。


荒賀さんの今回の個展のサブタイトルに、
”粉引の器”としたのは、
色々な顔色を持つ粉引を、
ご覧いただけるからです。

11_araga_2552.jpg
白粉引汲み出しゴマ手さんかく1,680円
W9.8cmD8.5cmH6.5cm
ざっくりして土に白いマット釉を掛け、
御本が艶やかな表情を見せています。


土の違い、釉薬の違いなどから、
いろいろな表情を見せてくれます。
代表的な粉引を並べて、
ご紹介していますが、
これは、使い出す前の粉引です。

11_araga_2555.jpg
白粉引馬たらい5寸鉢 3,150円
W17.5cmD16.5cmH6.8cm
汲み出しと同じ白いマット釉ですが、
土を焼きが違い、白いマットな肌を持つ鉢です。


ご承知のように、
粉引は使う事で、侘びたりしっとりしたりと、
表情を変えていくところを、
楽しめるとことから、
長く愛されて来ました。

11_araga_2554.jpg
長石粉引めしわん 2,100円 径12cmH7cm
今進化中の長石釉です。表情は一番ざっくりしていますが、
一番変化しにくい、頑固な粉引です。


これらの荒賀さんの粉引を、
育てて、完成させていくのは、
手にして、可愛がって頂く方の手に、
委ねられています。

           甘庵


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荒賀文成さんの目

”耳と口とくればあとは目”と、
コメントをいただいたので、
予定していた記事を先に延ばして、
これをネタに使わせていただきます。
今日は荒賀さんの目のお話しです。

やきもので"目"といえば、
重ね焼きのときの”目あと”をいいます。

11_araga_2544.jpg
粉引大皿 わら灰釉 27,300円
W38cmD35cmH8cm


”目あと"とは、
官窯や上手の窯ではない、
民窯や日常のやきものを焼くときに、
量をとるための能率から、
重ね焼きしていた時代に、
重ねた焼モノが釉薬や溶けた灰で、
くっつかないようにするために、
丸めた粘土や砂の粒を、
数カ所おいて重ねて焼いた時の、
”あと”をいいます。

11_araga_2550.jpg
粉引リム皿 5寸 2,100円
径16cmH4cm
見込みたけではなく、重ねた高台にも目あとが見えます。


また、海岸近くの常滑などでは、
貝をおいて焼く方法がありました。
これを"貝目”や"貝高台"と呼びました。

11_araga_2547.jpg
左上下:白粉引陶板 貝目 5寸 3,780円
角17cmH1.5cm
右上下:白粉引陶板 ゴマ手貝目 7寸 4,830円
角19.5cmH1.7cm


低温焼成の備前などでは、
藁やモミガラを敷いて、
そこに出た”緋だすき”や”緋色”を、
窯変として楽しみました。

11_araga_2549.jpg
粉引花入れ 大 16,800円
W11cmD10cmH19cm
寝せた焼く時の貝目が景色となっています。


”目あと”も”貝目”も”緋だすき”も、
侘び寂びの美意識から見所として、
楽しまれ、伝承されていったのは、
茶人たち数寄者たちの、
"目"が見いだしたからです。

             甘庵 



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荒賀文成さんの口

昨日に続いて、荒賀文成さんの口といっても、
器の口作りに付いてのお話しです。

口作りは、作り手それぞれの個性が、
表れやすく、形だけではなく、
人柄や、仕事の確かさも、
わかりやすいパーツでもあります。
荒賀さんの口は、真面目で優しい、
性格がよく出ている、
穏やかな口作りです。

11_araga_2532.jpg
粉引片口 6,300円
手酌で飲むのに頃合いの大きさで、
容積は180~200ccほどです。


片口をお好きな方多いと思います。
和食器の中には、片口のように、
左右非対称な形の器が多く、
アシンメトリーを好む和の美意識が、
無意識ながら多くの人々に、
取り入れられています。

11_araga_2534.jpg
白粉引プチ片口 1,890円
クリーマーやドレッシング入れなどに良い大きさです。


特に片口は、本来の注ぐ器だけではなく、
口が付いた姿に惹かれて、
注ぐためより、デザインとして小鉢や鉢にも、
多く見かけ、楽しまれています。

なぜか、口があることで、
姿や表情を可愛く感じたり、
親しみをもってしまうようです。

11_araga_2536.jpg
長石粉引片口 ゴマ手 1,890円
W14cmD11cmH6.5cm
小鉢や湯冷ましと色々使えそうな大きさです。


また、口の付いた片口が、
食卓に並んぶと、
円形を初めとした均一の形にない、
リズムや、アクセントをもたらして、
盛りつけする器を大切にする、
和の食文化らしい特徴のようです。

            甘庵


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荒賀文成さんの耳

人相のお話しではなく、
粉引の器展を開催中の、
作り手荒賀文成さんの器に付く、
耳のお話しです。

11_araga_2528.jpg
左:粉引コンポート 3,150円
奥:粉引ワインカップ 3,780円
手前:粉引耳盃 3,150円
右:粉引耳付カフェオレボウル 3,150円


これ、有っても無くても良いといってしまえば、
カップにハンドルのように、
目的や仕事をするわけではないのですが、
器としての顔や、アクセントや、主張に近く、
また、造形としての個性やデザインから、
荒賀さんならではの存在感になっています。

11_araga_2530.jpg

もしかしたら、ぶつけやすく、
ヒットしやすい形態ではあるのですが、
だからこそ、ちょっと非日常の存在感が生まれ、
使う時も、洗う時にも、
意識せざるを得ない・・・・。
こうなると、器でありながら、
使う事で意識できる
オブジェであり彫刻かもしれません。

11_araga_2531.jpg

伸びやかで、羽が生えたような耳には、
ロクロ挽きの器の表情以上に、
作っている荒賀さんの、
楽しそうな気配が満ちています。

ぼくには、自由で軽やかな造形から、
澄んだ音色が聞こえてきます。
これって、荒賀さんの鼻歌?
耳から!?


            甘庵


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自分の器展巡回のお知らせ

"自分の器 マイカップ展"を、
山梨県都留市の”もえぎ"さんへ、
飾りつけて来ました。
連休明けまで催していますので、
お近くの方は是非お立ち寄りください。
都留ICから10分ほどです。

saruhasi_2524.jpg

定休日で、荻窪銀花の模様替えはないので、
帰り道は、高速道路を使わずに、
あちらこちらで桜が満開の道を、
のんびり帰ってきました。

saruhasi_2519.jpg

花粉の怖さを省みず、
マスクにサングラスで、
窓を全開にして、
春の風を一杯受けての旧道は、
街並も渓谷も楽しめました。

saruhasi_2525.jpg

荻窪銀花に今着いて、
前回の企画展の荷を下ろしたところです。
午後からはのんびり過ごせます。
まずは遅めのランチをいただきます。

            甘庵



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使って育てる楽しみ  粉引1

荒賀文成さんの個展のサブタイトルを、
”粉引の器”としたのは、
並ぶ作品の中心が粉引で、
その粉引が魅力あるからですが、
同時に、育っていく粉引の良さを、
改めてお伝えしてみたくて、
”粉引”を掲げてみました。

11_araga_2511.jpg
粉引汲み出し 1,680円 W11cmD9.5cmH6.5cm
粉引土瓶 12,600円 容積420cc


粉引に馴染みがない方や、
あまりよろしくない粉引に出会ったしまって、
粉引に良い印象をもっていない方に、
粉引好きのうつわ屋甘庵としては、
使うことで育って行く粉引の楽しさを、
声を大にしてお伝えしたいと思います。

11_araga_2513.jpg
粉引汲み出し さんかく 1,680円 W9.3cmD8.3cmH6.3cm
粉引宝瓶 8,400円 容積180cc


そこで今日は、汲み出しやカップをご紹介します。
お茶やコーヒーなどの飲み物や、
ビールや焼酎を割って飲むなどの酒類と、
日常にバンバンつかっていただくと、
自然にゆっくりと表情が、
しっとりしたり、侘びていったりと、
良い感じに育っていきます。

11_araga_2516.jpg
粉引フリーカップ 2,100円 W9.8cmD9cmH8.5cm
白粉引ポット 10,500円 容積700cc


また、自分が馴染ませていく、育てていく、
陶器の器を楽しむ醍醐味も、
わかりやすく、経験出来るはずです。
愛着が湧き、物を大切にする、
基本も身につくので、
お母さんが見本になり、
子供への情操教育にもなり、
大風呂敷ひろげた言い方すれば、
和の美意識の開眼であり、
日本文化の基本精神一つとして、
身につけて損はないことだと思います。

             甘庵



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ロクロ挽きの美しさ

鉛筆と紙でも、
筆に墨と和紙でも、
横に一本引く、”一”と言う字を書くと、
3人いれば、3様に、
30人のクラスなら、
クラス全員がそれぞれ違うものです。

11_araga_2501.jpg
白粉引壺 37,800円
径24cmH27cm


ロクロを挽きも同じで、
ロクロ目、張り、延び、広がり、
反り、押さえと、手あとには、
しっかりと挽き手の個性があらわれます。

もちろんテクニックは、
必要なのですが、
ぼくはこの個性が大切だと思っています。

11_araga_2506.jpg
粉引大皿 わら灰釉 27,300円
W38cmD35cmH8cm


同じ”一”の字でも、
心地の良いもの、力強いもの、
爽やかなもの、繊細なもの、
スピードがあるもの、シャープなもの、
おだやかなもの、おっとりしたものと、
それぞれの個性が大切です。

11_araga_2507.jpg
粉引片口水盤 27,300円
W31cmD27cmH14cm


書道として、書として、
これらを磨き上げることは出来ても、
感性を取り替えることは、
なかなか難しいものです。

11_araga_2510.jpg
粉引茶入れ 7,350円
径10cmH13cm


ロクロ挽きの美しさも同じです。
荒賀文成さんは、ロクロ挽きを楽しみ、
大切にしています。
ロクロ目をなるべく消さないように、
削りは最小限にするよう心がけています。


そう見て見ると、どの器にも、
ロクロを挽きだしたそのままの、
伸びやかなで瑞々しい美しさがあります。
それは、手に取ったときの、
掌の良さにも感じとれます。

           甘庵



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基本サイズの粉引皿 4種

穏やかな春の日差しと満開の桜の荻窪です。
震災から一月になろうとしています。
一人でも多くの人が、静かな日曜日を、
過ごして暮れていると願います。

11araga_2495.jpg

11araga_2500.jpg
左奥:粉引ツバ皿 5寸 2,100円
左手前:粉引リム皿 5寸 2,100円
右奥:長石粉引馬たらい鉢 ゴマ手5寸皿 2,730円
右手前:長石粉引リム皿 5寸 2,100円


今日は荒賀文成さんの個展から、
頻度の高い皿として、
粉引5寸皿4種をご紹介します。
11araga_2498.jpg
粉引ツバ皿 5寸 2,100円 径16cmH4cm
わら灰釉の柔らかな粉引皿で、
使ったときにもっとも粉引らしい変化を楽しめます。


5寸は、およそ15cmです。
取り皿や一品を盛りつけたりと、
食卓では何かと使い勝手の良い、
基本サイズの皿です。

11araga_2496.jpg
粉引リム皿 5寸 2,100円 径16cmH4cm
こちらも、わら灰釉の粉引皿で、
端の姿が少し違います。


ご紹介する4種の五寸皿は、
ロクロで1つずつ挽きだされた、
和皿としてのフォルムで、
底面がゆるやかな曲面になっています。
汁やソースが溜まり込み、
中高に美しく盛りつけしやすく、
箸の文化では食べやすい、
形状の五寸皿です。

11araga_2499.jpg
長石粉引馬たらい鉢・皿 ゴマ手5寸 2,730円 径16cmH4cm
馬盥碗のフォルムを浅めの鉢に仕立て、
た使い勝手の良い器です。


それでも、端の処理や、立ち上がり方、
釉調や素地の違いで、
個性をそれぞれに主張しています。

11araga_2497.jpg
長石粉引リム皿 5寸 2,100円 径16cmH4cm
粉引リム皿と形が同じですが、
釉調が違うことで、個性がそれぞれになります。


使って行くことでの育ち方も、
それぞれですが、
いずれ皿も、使うほどに、
しっとりと馴染んでいきます。
また、和食にこだわることなく、
料理を映えさせて、
美味しさを後押しするところは、
どの皿も甲乙付けがたく、
使う方のお好みになり、
選ぶのに迷うところも、
器を楽しむ、はじまりです。

           甘庵



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ゆったりとたわむ器

荒賀文成さんの器は、
その多くが粉引といわれる、
素地をロクロ挽きなどで成形して、
乾いたところで、白い化粧土を、
水にといた化粧泥にくぐらせて、
白化粧した、ほんわかした白い陶器です。

11_araga_2203.jpg
白粉引耳付鉢 3,150円

白いやきものでも、白磁などとは違う、
柔らかな質感の白が好まれ、
朝鮮半島から伝わり、
日本で愛され引き継がれてきています。

11_araga_2202.jpg
ブ長石釉粉引柿のへた碗 2,730円

この柔らな質感をより引き立てる、
ゆったりしたたわみが、
荒賀さんの器の多くにみられます。

11_araga_2200.jpg
粉引6寸リム皿 3,150円

とても自然にひずんだような、
やさしいフォルムですが、
荒賀さんの手による、
感性で手を加える表現です。

11_araga_2323.jpg
左:粉引5寸鉢 2,100円
右:井戸手5寸鉢 2,730円


ぼくが荒賀さんを由とするところは、
歪ませた結果が、意図的であっても、
そこではじめて、荒賀さんの器としての
息吹くと、感じとれるからです。

               甘庵


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荒賀文成さんの粉引

今日から、荒賀文成さんの個展がはじまります。
昨夜大きな揺れがありましたが、
負けずに頑張っておられる方もいるのですから、
ぼくに出来ることとして、
使うと心地の良い器を、
橋渡ししていきます。

11_araga_2419.jpg
左:粉引馬リム小皿 1,260円 径13cmH3cm
右:磁器リム小皿 1,260円 径13cmH3cm


今回の荒賀さんの個展は、
粉引の器展としたとおり、
ほとんどが粉引の器です。

11_araga_2451.jpg
粉引急須 9,450円 容積360cc

土や釉や化粧土などの組み合わせで、
同じ粉引でも、実に多彩な色合いが見えます。
また、粉引ですから使う事で、
育った色合いが重なっていき、
百器百様に変化して、
1つずつの器に仕上がりところが、
粉引の醍醐味です。

11_araga_2435.jpg
左:粉引鉢 3,780円 W19cmD16H7cm
中:粉引碗大 3,780円 W16cmD15H8cm
右:粉引碗大 3,780円 W16cmD15H8.8cm


今日4月8日(金)から4月10日(日)まで、
荒賀さんが銀花に詰めてくれます。
作り手の人柄ともかさなる、
温かみのある粉引を手にとってみてください。

                 甘庵



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粉引の器が満開

荻窪界隈も、桜が満開になってきました。
いつもと変わることなく、
春のおとづれを感じさせてくれる、
あでやかな花に元気をもらえます。

11_araga2373.jpg

荻窪銀花は、粉引で満開です。
明日からはじまる”荒賀文成 穏やかな粉引 展”の、
荷ほどきをしました。
凄い分量の多彩な粉引の器が届きました。

11_araga2374.jpg

久々に作り手から、若さにあふれる、
モノ作りのエネルギーを感じました。
荒賀さんの作るのが楽しくてしかたない、
気持ちがどの粉引にも溢れていて、
少し整理してレイアウトしたほうが、
見栄えは良いのは分かっていても、
このパワーをそのままお伝えしたくて、
全点を押し込めるように展示しました。

11_araga2380.jpg

重ねたままの展示、この量感。
真っ白、淡い赤み、淡い黄色・・・多彩な粉引。
作り手荒賀さんのモノ作りのパワーが生み出した、
この絶対量からは、元気をもらえます。
ぜひお出かけください。

                 甘庵

荒賀文成 穏やかな粉引 展
4月8日(金)~25日(火)
4/6水.7木.13水.20水はお休みです
最終日は18時までです
荒賀さんの粉引の器を手にすると、
ゆったりした時が流れている気持ちになります。
それぞれの素地や化粧土や釉薬で、
柔らかくほっこりした肌合いからざっくりした質感のまで、
真っ白から赤や黄色味のある色合いまでの粉引が並びます。



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大きさも好みで選ぶマグ

うつわ屋をはじめたころの、
マグの容積のイメージでは、
一合(180cc)からワンカップ(200cc)が、
中心でしたが、
大きなものを要望する方が多く、
(女性が中心です)
昔で言えばビアマグほどの大きさのマグまで、
みかけるほどです。

11_mycup_2356.jpg
左:武田千秋 手ひねりマグ大 4,200円
径9.5cmH8.7cm容積380cc
右:村木律夫 掛けわけマグ 3,500円
径7.8cmH10cm容積380cc


冷めない程度の大きさが良いと、
思うあたりは甘庵も古い人間ということです。
まぁ~使い方は自由なので、
必要に応じた大きさを選べれば、
お気に入りのマグに出会えることになります。

11_mycup_2357.jpg
高松奈緒
左:灰釉小マグ 1,890円 径8cmH8cm容積180cc
右:粉引小マグ 1,890円 径7cmH8.5cm容積170cc


幸い作り手も、
マグへのスケール感がそれぞれで、
できあがれば、姿形と同じで、
大きさもいろいろあって、
並べるだけでも楽しくなってきます。

11_mycup_2358.jpg
村木律夫
左:白釉マグ丸腰 4,000円 径8cmH9.4cm容積300cc
右:白釉マグ角腰 4,000円 径8cmH9.4cm容積300cc


その使いかたですが、
マグはマイカップの代表になっているようで、
先日もお話ししましたが、
古い人間の甘庵には目から鱗の様子です。

11_mycup_2360.jpg
鶴見宗次
左:手ひねりマグ 3,150円 径8.5cmH8.9cm容積200cc
右:手ひねりマグ 3,150円 径7.3cmH8.6cm容積190cc


職場の自分の器はマグが多く、
マグだからとコーヒーや紅茶ではなく、
普通にお茶も飲んでいるそうです。
これこそマイカップであり、
見立ての精神もった自分の器と、
言うことで由としましょう。

               甘庵


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自分の湯呑みは選び放題 その2

自分の湯呑みを陶器やせっ器から選ぶと、
使う事で少しずつ表情が侘びていきます。
自分だけの器で、手に馴染んで行く様は、
物を大切にする事にも通じていて、
少なからず日本文化の一面に、
なっていると思います。

11_mycup_2350.jpg
中條正康
湯呑み大 各4,800円 径8cmH8.5cm
湯呑み中 各4,000円 径7.5cmH8cm


作り手それぞれの個性と表情をもつ、
そんな陶器やせっ器の湯呑みの、
今日はご紹介してみます。

11_mycup_2294.jpg
左:天野雅夫 灰釉湯呑み 2,500円 径8cmH8.7cm
右:稻垣明子 練り込み湯呑み 2,800円 径8.2cmH8.6cm


昔は、陶器やせっ器は、土ものとも呼ばれました。
これは、磁器が陶石などの、
石を粉にして作った素地なので石物と呼ばれ、
掘り出した粘土を調整した素地から作られるためです。

11_mycup_2305.jpg
新妻陽子
掻き落としカップ 各2,100円 径8cm H8cm


そのため、土の違いはそのまま、
器の表情になり、
良し悪しでもありながら、
個性でもあり、
土や素地を活かすことが、
作り手の力量であり、表現でもあります。

11_mycup_2295.jpg
稻垣明子
面取りカップ 2,500円 径9cm H7cm


出来上がったそれぞれのやきものを、
選ぶのは使い手の判断であり、
その一番の基本は自分好みになります。
その意味では、自分の器の自分の湯呑みは、
まさに好みで選ぶことが多く、
使いこんだお気に入りの器からは、
使い手との会話が聞こえて来そうです。

              甘庵


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大振りな飯碗

健康のためにご飯は一膳としていたり、
碗にぎっしり盛るのが苦手だったり、
ともかく多き器のほうが掌がよかったり、
理由はともかくとして、
大振りな飯碗を好まれる方がいらっしゃいます。

11_mycup_2268.jpg
安南手小丼 4,515円
径13cmH8cm 絵柄違い
心豊かな丼飯を堪能できます。


というぼくも、少し大振りな飯碗に、
ゆったり盛る方が好きなタイプです。

11_mycup_2250.jpg
村木律夫 魚文飯碗大 4,500円
径15cmH5.5cm
お茶漬けは最高です。高台大きいので鉢にもつかえます。


今日は”自分の器展”から、
大振りは飯碗・・・というか、
碗や小丼というものも一緒に、
ご紹介してみます。

11_mycup_2354.jpg
灰釉碗 6,000円
径14cmH6.5cm
抹茶碗ですが、美しい釉調やフォルムは、
飯碗として毎日使う美味しい贅沢です。


ゆったりした碗は、
筍ご飯や、豆ご飯や、炊き込みご飯などの、
具の入ったご飯や、
お粥や、雑炊や、お茶漬けといった、
飯が主役のときには、活躍します。

11_mycup_2355.jpg
光藤佐 伊羅保碗 4,500円
径15cmH6.2cm
ザラザラした肌合いの釉調からそう呼ばれたという、
伊羅保茶碗ですが、使いこむほどの
しっとり滑らかな良い表情になります。


それ以外にも、
庶民のぼく好みとしては、
卵かけご飯や納豆かけたり、
ちょっとイクラや、明太子のせたり・・・。
こういうかけたり、のせて食べるときには、
すこしゆったりした碗の方が、
美味しく、より醍醐味が味わえる気がすると、
賛同してくれる、
米食男子もいてくれると思います。

              甘庵


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お気に入りの湯呑みの効能は?

心和む家族との団らんに、
大切な人とのひとときに、
気のおけない仲間との時間に、
それぞれの自分のお気に入りの湯呑みで、
お茶すれば、これはもう~、
とっても心地の良い時空になります。

11_mycup_2335.jpg
藤田佳三
安南手マルチカップ小 2,730円 径8.7cmH7.5cm
安南手マルチカップ 3,150円 径9.5cmH9cm
安南手急須 13,650円 容積430cc


そして、器好きにとっては、
それぞれの湯呑みや、茶器が、
目にはお茶菓子・・・とまではいかなくても、
均一の湯呑みやありきたりの茶器では、
集会場での寄り合い・・・、
会議室でのミーティングみたいでイケマセン。

11_mycup_2339.jpg
村木律夫
左:チョークゆのみ 4,500円 径7cmH8.5cm
手前:チョークゆのみ 3,500円 径7.5cmH7.5cm
右:チョークゆのみ 3,500円 径6.6cmH8.5cm
白磁ポット 9,000円 容積360cc


お茶は、のどの渇きだけではなく、
心も潤すものです。
会話がはずみ、心が解ける、
そんな時間を空間を、
仕掛けてくれるアイテムになります。

11_mycup_2337.jpg
左:小野寺友子 白磁カップ 2,100円 径8.2cmH6.8cm
奥:村木律夫 灰釉線文湯呑み 2,800円 径7.5cmH8cm
手前:村木律夫 チョーク描銀彩湯呑み 5,000円 径7.3cmH7cm 
右:村木律夫 白磁急須 10,500円 容積270cc


そう思って茶を煎れ人がいて、
お茶を楽しむ姿勢があることが、
まずは大切なのですが、
その手助けになり、
より充実したティタイムにしてくれる、
お気に入りの湯呑みの効能は、
思った以上に効果ありますよ。

          甘庵



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自分の湯呑みは選び放題 その1

自分の湯呑みは選び放題 その1
「自分の器」の企画展で、
多彩にそろったのは「湯呑み」でした。

作り手それぞれの個性や手法で、
それぞれの思い描く湯呑みがいろいろなのは、
作り手も同様に、ぼくらだれもが自然にもっている、
「自分の器」への物差しが、
しっかりしているからこそだと、
改めて思いました。

そこでぼくの能書きより、
まずはそれら湯呑みを見て頂くことにします。


11_mycup_2293.jpg
左:村木律夫 鉄絵湯のみ3,500円 径8.5cm H7.5cm
右:光藤佐 鉄絵ゆのみ 3,000円 径8.5cm H7.5cm


寸法表示だとそれぞれの最大部分で計るの一緒になりますが、
ほぼ円筒型でモダンに仕上げて村木さんと、
腰にかけてすぼまっている光藤さんでは、
見え方も容積も違います。

どちらも鉄絵の湯呑みですが、
村木さんの鉄絵は、線描ではなく、
大まかな全体をベタで塗ったあとに、
線ぼりすることで下地の化粧土の白線で、
鳥を描きだしています。
光藤さんは唐津の土味を活かした、
ロクロ目をそのままにして、
走る絵筆の鉄絵を描いています。

11_mycup_2296.jpg
福水敦子 ゴロンカップ 2,500円 平均径9cm H7.5cm

福水さんのゴロンカップは手ひねりです。
深みのある表情は、ろくろと違う魅力です。
陶器なので手持ちが軽く、優しい仕上げ口当たりも滑らかです。
器にあわせて描かれた呉須下絵の可憐な草文は、
作り手の人柄が重なります。

11_mycup_2297.jpg
村木律夫
左:焼〆銀彩湯呑み 7,000円 径8cm H8.7cm 
右:チョーク描銀彩湯呑み 5,000円 径7.8cm H7.8cm


どちらも、村木さん得意のチョーク描の湯呑みですが、
焼〆の湯呑みは焼〆の肌の大部分に銀彩を施した、
ちょっと贅沢な湯呑みです。
もう一方は、点文状のチョーク描の上に銀彩上絵を置いた、
これも、手間のかかった湯呑みです。
どちらも銀彩ですが、華やかさや奢りのない、
気品ある渋ハデな湯呑みです。

11_mycup_2306.jpg
新妻陽子
掻き落としカップ 各2,100円 径8cm H8cm


新妻さんが、湯呑みではなくあえてコップとしたのは、
湯呑みという名前にしばられずに、
「自分の器」として、いろいろ使って欲しいと、
願ったいるからだと思います。
その分、粉引ベースでありながらも、
堅めに焼かれて、違う飲み物に使っても、
匂いがうつりにくい、使い勝手の配慮ある、
仕上がりになっています。

ご紹介したどれをとっても、
作り手それぞれの思い描く、
いっぱい使ってもらって、
可愛がってもらえる「自分の器」が、
形になって湯呑みばかりです。

               甘庵


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厳しさの中での新年度

大震災が三週間が過ぎ、
今日4月1日からは新年度です。
被災された方々や、
原発の影響を受けている方々を思うと、
どうしても沈み込みかちになったり、
不安を感じてしまうこともあると思いますが、
被災しなかったぼくらに、これから出来ることは、
沈みこむだけではなく、暮らしは出来るだけ日常にもどし、
無駄を省きながらも、世の中が停滞しないように、
経済が滞ることは、決して復興の役にはたちません。

うつわ屋として出来ることは、
30年間続けてきた今まで通りに、
使う事で、心豊かになる暮らしの器を、
橋渡ししていくことだと思っています。

被災地の方たちは、既に限界に頑張っていらっしゃいます。
「がんばれ」「がんばろう」は、ぼくたちが心がけるべきことです。

荻窪銀花は、震災から3月中は省電のために、
明るい時間に営業時間をずらしていましたが、
本日4月1日より、通常時間にもどします。
日も延び、少しずつ暖かくなってきていますが、
照明やエアコンは、続けて省電に努めながら営業いたします。

平日は午前11時から午後7時まで、
日曜は正午から午後6時の営業時間でお待ちしております。

                     甘庵



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