決算市初日の昨日は、
長い連休のスタートで、
各地の道路も渋滞していて、
気持ちの良い天気の中、
お出かけになった方も多かったのでしょう。
銀花は過ごしやすい気候もあって、
長閑な一日でした。
そんな中、お出かけいただいたお客様の中で、
印象に残った2組のお客様のお話しをご紹介します。
定価の40%引きの棚から、
前川俊一 銀彩小鉢 4,500円 径 11.5cmH7cm
竜ふたもの 定価5,000円 径7cmH7.5cm
*グーズネックスタンド 定価36,000円は常設品割引です。先日、ご用があって荻窪においでの折に、
ふらりとお立ち寄りいただけて、
器をお求め頂いた帰り際に、
荻窪銀花オリジナルのグーズネックランプを、
とても気に入ってくださったので、
「来週には決算市があるので、割引価格でお求めいただけますよ」
と案内チラシを差し上げたら、
「では、ぜひ寄ってみます」と・・・。
荻窪に来る、ご用とタイミングがあったようで、
初日の昨日さっそくおいでただき、
お目当てのグーズネックスタンドを、
お求めいただきました。
定価の25%引き、丸銀会員は定価の30%引きの棚もう一組はご夫婦で、
ご近所にお買い物においでになって、
ふらっとお立ち寄りいただき、
初めてのご来店ながら、
銀花の品揃えを気に入っていただけたようで、
「ご縁なので何か一ついただいていきましょう」
と言って頂きながらも、
決してお付き合いのお買い物ではなく、
気に入ったものが複数あって、
ご夫婦でむつまじくご相談しながら、
選らんでいただけました。
共通して、帰り際に嬉しそうになさって、
「良い買いものができました」と、
お声をかけていただけて、
橋渡しとして何よりのご褒美になりました。
お得な価格で提供させていただいていても、
気に入っていただけているのが、
なんといっても、まず基本です。
お持ち帰りいただいて、
ばんばん使って頂ければ、
より元がとれて、
喜びを倍増していただけると、
確信しております。
心地の良い橋渡しがでした。
うつわ屋として何よりなことを、
感謝いたします。
甘庵
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穏やかな天気に恵まれた、
ゴールデンウイーク初日の今日は、
荻窪銀花
”棚卸し決算市”がはじまりました。
大変にお買い得な品物が一杯並んでいます。

住宅街が基本の荻窪の街は、
長いお休み独特の長閑な気配です。
暑くなく寒くなく心地の良い日ですでの、
遠方にお出かけにならない方は、
ぜひお遊びにお立ち寄りください。

決算市の一角に少しのスペースですが、
甘庵の雑学と減らず口の元になっている、
やきものや工芸関係の書籍の古本を並べています。

一般書籍ではないので、恐縮ですが、
現代でも資料として十分に活きているものなので、
できるば若い方に手に取っていただけたら、
とても嬉しいのですが・・・。
ネットチェックしたWEB販売されている価格よりは、
かなり安価にしてあります。
これらの売り上げは全て、
東日本大震災の義援金にさせて頂きます。
甘庵
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在庫の器全品をチェックする、
棚卸しにあわせての、
荻窪銀花春恒例の"棚卸し決算市"です。
倉庫や収納場所の奥の奥まで、
チャックをしながら、
この際なので、思いっきりの値引き・・・、
原価割れ連続になる覚悟で、
決算市会場に並べ始めました。

作品としての質と内容、
クオリティの高い作品が並びますが、
大きな作品や、元の価格がそれなりなので、
ちょっと恐縮な作品を出展します。
それでも、それらは先の、
完全に原価割れなことは確かで、
気に入ってくださった方にとっては、
素敵な出会いになるはずです。

今日明日で、飾り付けとHPを、
初日4月29日(金)11:00までには完成させます。
会場でご覧いただくのが一番ですが、
遠方からでも、隅々までご覧いただけるように、
緻密な部分まで、見て頂けるよう、
レイアウトする予定です。
さらに、メール等でお問い合せいただければ、
さらに詳細な画像等の資料をお送りいたしますので、
お気軽野お問い合せください。
また、会期中も5月9日(月)までと、
長くしていて、毎日の模様替えに加えて、
大きな入れ替えも予定していますので、
ご来店いただくタイミングで、
その時それぞれの出会いがあるはずです。
お楽しみになさってください。
甘庵
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今年は、大変な世の中の状況た続く中、
荻窪銀花は三十一期目の決算を迎えます。
三十年の節目の後、
改めて初心の高ぶりを取り戻す気持ちで、
スタートしたいと思いました。
手探りで始めたころは、
ちょうどデジタル化が進んでいく時でした。
その時にはあえて、何をするにもアナログな手法で、
遊んでいたものです。
そこで、決算市のDMもアナログに、
戻してみることにしました。
いつもは、デジカメで撮影した画像を、
パソコンでレイアウトし、版下を構成して、
プリンターで印刷。

とはいえ、木版画ですることは出来ないので、
版下の元を、手書きにすることにしました。
この方法は、DMやDMのロゴなどで、
長く続けていた方法です。
活字のように読みやすく綺麗ではない、
甘庵の下手くそな字でも、
思いや気持ちを一生懸命に込めて、
そして、読んでいただけるお客さまの、
目を止めさせて、少しでも思いが、
届くかもと妄想をしながら、
楽しんで書きました。
目が遠くなっているのを感じながらも、
気持ちは少し若返りしたかも。
決算市では、感謝の気持ちでご奉仕します。
たくさんの方に、買い得なお買い物していただけたらと、
思ってお待ちしております。
甘庵
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陶器は使うことで育つところが楽しみですが、
侘びた表情をたのしめないと、
汚れて来たことになってしまいます。
特に粉引は使い手によって、
変化する表情もいろいろです。
まさに育てると言われるゆえんです。
長石粉引鉢大 16,800円
W27.5cmD26cmH9cmその点を踏まえて、
作り手は、作り手それぞれの、
目指す仕上がりや、使ってもらった表情があり、
そのために良かれと思う、
作り方や決めごとが生まれてきています。
粉引耳盃 3,150円
左:W16cmD10cmH4.7cm
右:W14cmD8.5cmH5.6cmだからこそ安易に「こだわり」という言葉で、
くくってしまうことを、ぼくは避けています。
「拘り」の意味には”ものが引っかかること”などから、
”些細なことにとらわれる”や、
”難癖をつける”こともあります。
いずれにしても古い人間の甘庵には、
”否定的”な意味合いを強く感じてしまいます。
粉引鉢大 16,800円
W28.3cmD23cmH20.3cm荒賀文成さんの粉引をみていても、
雑誌等のコピーやコメントには、
現代の褒め言葉として”こだわって”いると、
表現されているのを見かけます。
これを甘庵流に表現させていただければ、
”こだわり”ではなく、
荒賀さんができる最良のための”必然”で、
選らんでいる方法であり、作り方だと、
言わせたいただきたいと思います。
各種ぐい呑み 2,730円それが、化粧土の生掛けであり、
石を噛んだ荒めの素地であり、
木灰やわら灰など自然の素材であり、
柔らかくみせながらもしっかり焼ききることなど、
いくつもの細かな、自分の決めごとがあり、
良かれと思うことは、常に試行錯誤し続けています。
粉引鉢ゴマ手 4,830円
W21.5cmD19.5cmH7.5cmそれも、粉引が使い手の手にわたり、
それぞれの使い方で使われることで、
じっくりと良い表情に育っていくことを、
想定した仕事をしているからです。
粉引の最後の仕上がりは、
使い手に委ねられているのです。
甘庵
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甘庵、今日は久々に、
大人げない物言いになりそうです。
読者には大人の方が多いので、
その寛容さに甘えて書かせて頂きます。
粉引は使う事で育ちます。
侘びていく事を楽しむ手法です。
使い出す前の柔らかな質感の白が、
変わらずにいて欲しいと、
イメージなさっている方には、
困った事なのでしょう。

芳しくない方法として、
撥水処理を施してしまうことが、
過去にはあったようです。
この方法は進められた方法ではないのは、
明らかなので、目留めの方法が、
当たり前のように伝わり、
書籍やショップによっては推奨されるのを、
目にするようになりました。

それはそれで、それが必要な粉引なら、
由としましょう。
米のとぎ汁、米、小麦粉などのデンプン質をいれて、
煮ることで、目留めして使わないとならない粉引であれば、
そうせざるを得ないでしょうから。
それでも、この2点はお知らせしておきます。
1.煮ることで(冷まし方に関わらず)、
焼きものが丈夫になることは、
決してありません。
(強火でゴトゴトにて欠損する可能性には注意してください)
2.目留めが必要ない良く焼きしまっている"やきもの"なら、
目留めのした効果も全くでません。
目留め必要な”やきもの”であれば、
作り手かショップが煮てからだすべきなのではないでしょうか。
そうすることで、使える”やきもの”になるのですから。
煮て完成なので、”にもの”かもしれませんね。

でも、あえて荻窪銀花では、煮るではなく、
ちょっと面倒かもしれませんが、
使う度に、水や湯にくぐらせて、
本来の粉引の美しさを育て楽しむことを、
使えていきたたいと思っています。
陶器の柔らかさは表情であって、
過保護ではなく、
思いやりがあれば、
通常の食器として弱いものではありません。
また、吸水性のない素地の磁器や、
ほぼ吸水性のない素地にせっ器にはない、
陶器独特の育ちからや貫入を楽しめます。
もしも使い手として、
その点が納得できないのなら、
同じ化粧掛けでも堅い化粧掛けや、
白い釉の焼きものを選らんでいただきたいと思います。
橋渡しする側をそういう”やきもの”を奨めるべきです。

また、作り手たちにも、
いっそうの努力と見識も深めて欲しいと思います。
陶器のもつ柔らかい質感をだしながらも、
しっかり焼くところが、
プロとしての腕に見せ所なのですから。
もちろん、開催中の
荒賀文成さんの粉引は、
育てて楽しめる粉引として、
橋渡しさせていただいています。
甘庵
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荻窪界隈も、桜が満開になってきました。
いつもと変わることなく、
春のおとづれを感じさせてくれる、
あでやかな花に元気をもらえます。

荻窪銀花は、粉引で満開です。
明日からはじまる”荒賀文成 穏やかな粉引 展”の、
荷ほどきをしました。
凄い分量の多彩な粉引の器が届きました。

久々に作り手から、若さにあふれる、
モノ作りのエネルギーを感じました。
荒賀さんの作るのが楽しくてしかたない、
気持ちがどの粉引にも溢れていて、
少し整理してレイアウトしたほうが、
見栄えは良いのは分かっていても、
このパワーをそのままお伝えしたくて、
全点を押し込めるように展示しました。

重ねたままの展示、この量感。
真っ白、淡い赤み、淡い黄色・・・多彩な粉引。
作り手荒賀さんのモノ作りのパワーが生み出した、
この絶対量からは、元気をもらえます。
ぜひお出かけください。
甘庵
荒賀文成 穏やかな粉引 展
4月8日(金)~25日(火)
4/6水.7木.13水.20水はお休みです
最終日は18時までです
荒賀さんの粉引の器を手にすると、
ゆったりした時が流れている気持ちになります。
それぞれの素地や化粧土や釉薬で、
柔らかくほっこりした肌合いからざっくりした質感のまで、
真っ白から赤や黄色味のある色合いまでの粉引が並びます。
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テーマ:工芸 - ジャンル:学問・文化・芸術
うつわ屋をはじめたころの、
マグの容積のイメージでは、
一合(180cc)からワンカップ(200cc)が、
中心でしたが、
大きなものを要望する方が多く、
(女性が中心です)
昔で言えばビアマグほどの大きさのマグまで、
みかけるほどです。
左:武田千秋 手ひねりマグ大 4,200円
径9.5cmH8.7cm容積380cc
右:村木律夫 掛けわけマグ 3,500円
径7.8cmH10cm容積380cc
冷めない程度の大きさが良いと、
思うあたりは甘庵も古い人間ということです。
まぁ~使い方は自由なので、
必要に応じた大きさを選べれば、
お気に入りのマグに出会えることになります。
高松奈緒
左:灰釉小マグ 1,890円 径8cmH8cm容積180cc
右:粉引小マグ 1,890円 径7cmH8.5cm容積170cc幸い作り手も、
マグへのスケール感がそれぞれで、
できあがれば、姿形と同じで、
大きさもいろいろあって、
並べるだけでも楽しくなってきます。
村木律夫
左:白釉マグ丸腰 4,000円 径8cmH9.4cm容積300cc
右:白釉マグ角腰 4,000円 径8cmH9.4cm容積300ccその使いかたですが、
マグはマイカップの代表になっているようで、
先日もお話ししましたが、
古い人間の甘庵には目から鱗の様子です。
鶴見宗次
左:手ひねりマグ 3,150円 径8.5cmH8.9cm容積200cc
右:手ひねりマグ 3,150円 径7.3cmH8.6cm容積190cc職場の自分の器はマグが多く、
マグだからとコーヒーや紅茶ではなく、
普通にお茶も飲んでいるそうです。
これこそマイカップであり、
見立ての精神もった自分の器と、
言うことで由としましょう。
甘庵
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テーマ:工芸 - ジャンル:学問・文化・芸術
自分の湯呑みを陶器やせっ器から選ぶと、
使う事で少しずつ表情が侘びていきます。
自分だけの器で、手に馴染んで行く様は、
物を大切にする事にも通じていて、
少なからず日本文化の一面に、
なっていると思います。
中條正康
湯呑み大 各4,800円 径8cmH8.5cm
湯呑み中 各4,000円 径7.5cmH8cm作り手それぞれの個性と表情をもつ、
そんな陶器やせっ器の湯呑みの、
今日はご紹介してみます。
左:天野雅夫 灰釉湯呑み 2,500円 径8cmH8.7cm
右:稻垣明子 練り込み湯呑み 2,800円 径8.2cmH8.6cm昔は、陶器やせっ器は、土ものとも呼ばれました。
これは、磁器が陶石などの、
石を粉にして作った素地なので石物と呼ばれ、
掘り出した粘土を調整した素地から作られるためです。
新妻陽子
掻き落としカップ 各2,100円 径8cm H8cmそのため、土の違いはそのまま、
器の表情になり、
良し悪しでもありながら、
個性でもあり、
土や素地を活かすことが、
作り手の力量であり、表現でもあります。
稻垣明子
面取りカップ 2,500円 径9cm H7cm出来上がったそれぞれのやきものを、
選ぶのは使い手の判断であり、
その一番の基本は自分好みになります。
その意味では、自分の器の自分の湯呑みは、
まさに好みで選ぶことが多く、
使いこんだお気に入りの器からは、
使い手との会話が聞こえて来そうです。
甘庵
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テーマ:工芸 - ジャンル:学問・文化・芸術
自分の湯呑みは選び放題 その1
「自分の器」の企画展で、
多彩にそろったのは「湯呑み」でした。
作り手それぞれの個性や手法で、
それぞれの思い描く湯呑みがいろいろなのは、
作り手も同様に、ぼくらだれもが自然にもっている、
「自分の器」への物差しが、
しっかりしているからこそだと、
改めて思いました。
そこでぼくの能書きより、
まずはそれら湯呑みを見て頂くことにします。
左:村木律夫 鉄絵湯のみ3,500円 径8.5cm H7.5cm
右:光藤佐 鉄絵ゆのみ 3,000円 径8.5cm H7.5cm寸法表示だとそれぞれの最大部分で計るの一緒になりますが、
ほぼ円筒型でモダンに仕上げて村木さんと、
腰にかけてすぼまっている光藤さんでは、
見え方も容積も違います。
どちらも鉄絵の湯呑みですが、
村木さんの鉄絵は、線描ではなく、
大まかな全体をベタで塗ったあとに、
線ぼりすることで下地の化粧土の白線で、
鳥を描きだしています。
光藤さんは唐津の土味を活かした、
ロクロ目をそのままにして、
走る絵筆の鉄絵を描いています。
福水敦子 ゴロンカップ 2,500円 平均径9cm H7.5cm福水さんのゴロンカップは手ひねりです。
深みのある表情は、ろくろと違う魅力です。
陶器なので手持ちが軽く、優しい仕上げ口当たりも滑らかです。
器にあわせて描かれた呉須下絵の可憐な草文は、
作り手の人柄が重なります。
村木律夫
左:焼〆銀彩湯呑み 7,000円 径8cm H8.7cm
右:チョーク描銀彩湯呑み 5,000円 径7.8cm H7.8cmどちらも、村木さん得意のチョーク描の湯呑みですが、
焼〆の湯呑みは焼〆の肌の大部分に銀彩を施した、
ちょっと贅沢な湯呑みです。
もう一方は、点文状のチョーク描の上に銀彩上絵を置いた、
これも、手間のかかった湯呑みです。
どちらも銀彩ですが、華やかさや奢りのない、
気品ある渋ハデな湯呑みです。
新妻陽子
掻き落としカップ 各2,100円 径8cm H8cm新妻さんが、湯呑みではなくあえてコップとしたのは、
湯呑みという名前にしばられずに、
「自分の器」として、いろいろ使って欲しいと、
願ったいるからだと思います。
その分、粉引ベースでありながらも、
堅めに焼かれて、違う飲み物に使っても、
匂いがうつりにくい、使い勝手の配慮ある、
仕上がりになっています。
ご紹介したどれをとっても、
作り手それぞれの思い描く、
いっぱい使ってもらって、
可愛がってもらえる「自分の器」が、
形になって湯呑みばかりです。
甘庵
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大震災が三週間が過ぎ、
今日4月1日からは新年度です。
被災された方々や、
原発の影響を受けている方々を思うと、
どうしても沈み込みかちになったり、
不安を感じてしまうこともあると思いますが、
被災しなかったぼくらに、これから出来ることは、
沈みこむだけではなく、暮らしは出来るだけ日常にもどし、
無駄を省きながらも、世の中が停滞しないように、
経済が滞ることは、決して復興の役にはたちません。
うつわ屋として出来ることは、
30年間続けてきた今まで通りに、
使う事で、心豊かになる暮らしの器を、
橋渡ししていくことだと思っています。
被災地の方たちは、既に限界に頑張っていらっしゃいます。
「がんばれ」「がんばろう」は、ぼくたちが心がけるべきことです。
荻窪銀花は、震災から3月中は省電のために、
明るい時間に営業時間をずらしていましたが、
本日4月1日より、通常時間にもどします。
日も延び、少しずつ暖かくなってきていますが、
照明やエアコンは、続けて省電に努めながら営業いたします。
平日は午前11時から午後7時まで、
日曜は正午から午後6時の営業時間でお待ちしております。
甘庵
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