荻窪銀花で7月8日(金)~25日(月)に開催する、
次回企画展の予告です。
森さん一人で切り回す体制になって大変なことが増えても、
そこから、まだまだ進化している森さんの仕事だからこそ、
うらぎることのない藍色に今年もかならず出会えます。

軽々しく「本物」と言うのは、本意ではありませんが、
あまりに、「本物でない」藍が多いので、
言う必要がなかった当たり前の仕事をしているのが、
当たり前ではなくなっているので、あえて「本物」を使います。
ぼくが知っている、数少ない本物の藍です。
まずはぜひ、手にとって見てみてください。
飾布、敷布、卓布、着尺、帯地、
ストール、スカーフなどをご覧頂けます。
甘庵
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今日は、涼しさを呼ぶ器展から、
山口りえさんの染付5寸鉢をご紹介します。
山口りえ 蓮文5寸鉢 3,360円
径15.5cmH5.5cm少しモダンデザインの高台を持つ、
ボールと言った方がイメージしやすいフォルムですが、
夏の水辺に綺麗な花を咲かせる蓮を描いた、
とっても和の絵付けの染付鉢です。
すっとしたラインをもつモダンなフォルムの鉢です。ただ、山口さんの絵付けは、
染付でも、鉄絵でも、イッチンでも、
伝統的な手法でも、どこか若々しいデザインになります。
染め付けなのに、古くささがなく、
軽やかで可愛いい絵付けです。古い器が身近な方には、
絵柄やデザインによっては、
少し抵抗があるかもしれませんが、
長くみていたり、使いだしてみると、
不思議と山口ワールドに馴染んでいってしまうのは、
山口さんの人柄にも共通する、
爽やかな風のような魅力が、
器にも反映しているのでしょう。
甘庵
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開催中の
「涼しさを呼ぶ器展」HPと同じ画像ですが、
スライドショウにして、YouTube にアップしました。
HPとはまたひと味違う感じで楽しみいただけます。
2011涼しさを呼ぶ器展 荻窪銀花お楽しみください!
甘庵
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焼き〆と言われる、釉薬を掛けずに焼いたせっ器は、
土肌の色合いの茶っぽいイメージからか、
秋や冬の器を思う方が多いようです。
木戸明彦 備前平向付 5客組33,800円
径16cmH5cmもちろん、秋にも冬にも使っていただいてよいのですが、
しっとり水に濡らして使うことで、
涼しさをイメージさせる器として、
夏につかわれるのが、和の器としての、
お約束なんですよ。
縁の薪と炭で焦げた窯変と、
見込みの藁を敷いて重ねた後の緋だすきと、
備前の見所が満載です。路地に水を打ったり、
すだれを軒かけたり、
風鈴をさげたり、
建具を変えたりというのと同じで、
多少の効果は期待できますが、
それ以上にイメージとしての涼感で、
もてなすところが素敵ですね。
水に濡らすと、窯変がさらに活き活きして、
涼しさを呼ぶ器に変身です。和の文化にある四季を少しでも快適に過ごす工夫を、
楽しみとしていったことが多いのですが、
焼き〆の器をしっとり濡らせて、
(甘庵のイメージとしては「清流の苔むす岩」のようなですが)
涼感溢れる器に盛りつけることで、
夏の器の代表とされています。
それに何より、焼き〆の器は、
濡らすことで表情が活き活きとして、
美しくなることです。
また、盛りつけが料理の匂いや汚れが移りにくく、
後のメンテナンスも楽になりますので、
陶器同様に、さっとでも良いので、
水をくぐらせてから、盛りつけるのを、
ぜひ、習慣にしてください。
甘庵
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荻窪銀花では今日から新し企画展の、
「涼しさを呼ぶ器 展」が始まりました。
今日も、テーマにぴったりな暑い一日になりそうです。

ご紹介する片口3種は、
いずれも藤田佳三さんの安南手です。
安南とは今のベトナムのことです。
桃山時代に遙か遠くの地でやかれた、
中国青花とも少し違う、
今で言うエスニックな香り、
どこか南方の香りがしたのでしょう。
*いずれも酸化コバルトの下絵で、日本での染め付けと同じです。
藤田佳三 安南手片口向付 4,725円
径14cm 高さ6.5cm古くから、滲んだ絵付けが、
侘び寂びを好む数寄人を中心に愛されて、
今日まで作り続けられてきました。
藤田佳三 安南手片口小鉢 4,200円
径11.5cm 高さ6.5cm京都生まれの藤田さんのそれは、
絞り手とも呼ばれる気配を濃くうつし、
和の料理の中で磨かれた器の気品と、
現代の食卓で映える華やかさを、
兼ね備えた逸品で、高い人気のうつわです。
藤田佳三 安南手片口小鉢(トビ口) 3,150円
径12cm 高さ5.5cmなかでも、片口は「アシンメトリー好み」の、
和の感性に訴えかける何かがあるようで、
とくに人気のある器です。
今回の3種の片口は、注器ではなく、
いずれも、盛りつけのための器で、
低めのフォルムで、盛り映えし、
使い勝手も抜群です。
甘庵
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かつての「多目的な」や、
近年の「使い回しのきく」という、
いろいろ使える器の代表に、
ソバ猪口があります。
でも、これはきっと古伊万里のソバ猪口が出来た頃から、
器は、使い方にこだわらずに使われていたと、
甘庵は考えています。
青白磁ソバ猪口 1,800円 径9cmH5.5cm茶道の名品からして、
「見立て」という数寄心から、
使い方を変えて楽しまれたものが多く、
それは、自然と多く人に親しまれていきました。
つまり、ソバ猪口という、
ある意味では、中途半端な形状がゆえに、
いろいろ使えるわけです。
だからといって、
ソバ猪口なら万能と言うわけには行かないのも、
他の器と変わりなく、
器に共通する、善し悪しの決め手があります。
日常の器でありながら、
気品のある存在感をもっています。おおざっぱに3つだけ上げると、
一番に、自分の好き嫌いです。
これは絶対です。
「私は磁器が好き」「ぼくは陶器が好き」という、
素材などのわかりやすい点から、
心情的なことまで、いろいろあり、
それが基本であって大切な点でもあります。
二番目に、良く焼けていて、美味しそうなこと。
生焼けは、汚れや、もろさにツナガリます。
三番目に、気品があること。
ものにも品性があります。
品格のあるものは、飽きず、
様々な食材を映えさせて、
晴れでも袈(け)でも、
幅広くつかえます。
青白磁は、光や置かれた状況で、
色彩や釉調を変えてみせます。これを一口に表現すると、
多面的な器であることです。
おおくの表情を持っていること、
その意味では、野波実さんのソバ猪口は、
一つの回答だと思っています。
青白磁は静かで品のある釉調で、
一つずつ蹴轆轤で引き出されたフォルムは、
有機的は質感をもち、様々な表情を見せながらも、
食材や飲み物を邪魔することなく、
盛り映えし、美味しさを演出してくれます。
まことに、使い勝手の良い、
多面的はソバ猪口です。
甘庵
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今日ご紹介する野波実さんの仕事は、
直に「花」に関わるものです。
「花留め」と名付けられている、
やきもので出来た針のない剣山です。
左:白磁花留め 3,000円 径9.5cmH5cm
右:白磁花留め 3,000円 径8.5cmH5cm甘庵は、あの針の一杯な剣山が好きではなく、
花の茎を刺すことも、
水盤などから針がたくさんみえるところも、
どうも活けられた花の美しさに反して、
興が冷めてしまうことがあります。
左:白磁花留め 3,000円 径8.5cmH5cm
右:白磁花留め 3,000円 径9.5cmH5cm穴のあいた花留めタイプは、昔からあるのですが、
影の道具なののか、見過ごされがちです。
野波さんの青白磁や白磁で作られた花留めは、
錆びることもなく、姿が見えても華麗です。
隅々まで、立体的に透かし彫りされています。大きな生け花作品など用ではないのですが、
日常のなかで、鉢などにアレンジメントするときには、
花を活けることを楽しめる道具として、
お奨めできるアイテムです。
茎が底面の穴をぬけるように三足が、
気品のある姿にしています。実用品として魅力的なだけではなく、
中空の形状を一つずつ削りだした文様は、
それぞれ個々に美しいく、存在感があって、
普段もオブジェとして飾りと、
透かし彫りの涼しげな姿も楽しめます。
甘庵
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野波実さんの器や作品には、
「花」と言う文字が入っているものが多いんです。
花器や花生、掛け花入れなどは、
花を活ける器そのものもが多いのは、
花好きの野波さんらしさですが、
それ以外の鉢や湯呑みにも、
「花」の字が見られます。
青白磁花鉢 3,500円
径14.5cmH5.5cm器そのものが花をモチーフにしているためです。
ただ、甘い姿でもメルヘンでもなく、
花の持つ、人を和ませる力を、
器で、やきもので、
少しでも表現出来たらと、
そう思われていると、
甘庵は勝手に思っています。
青白磁は受ける光で表情を変えます。
青や緑が濃く見えて青磁に近づくことも、
淡く白くなり白磁に近づくこともある釉調です。ご紹介している「花鉢」も、
そんな「花」の器の一つです。
サイズといい、スタッキングの良い姿といい、
日常の中で使われやすい器で、
花の造形を取り入れています。
ゆったりとしたたたずまいの鉢で、
向付としてもつかえる気品を持ちながら、
日常の惣菜からデザートまで似合う、
懐の広い器です。古くから「輪花」という、
器の縁を削ったり変形させて、
花弁をデザインした縁取りがあります。
その延長と思っていただいてよいのですが、
縁は花弁型に少し変形させるだけで、
野波さんらしいシンプルで気品ある輪花に調えています。
そのかわり、使い手だけが楽しめる高台を花弁型に、
高台内を蕊を思い描ける削りで仕上げています。
日常の使い勝手の良さをふまえつつ、
心和む気品をもった花鉢です。
甘庵
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器が届いたときに納品書が付いてきます。
これは届いた器のリストですから、
名前を価格と個数が書いてあります。
青白磁デザートカップ 2,600円
径11.2cmH5cm名前の付け方には、
作り手の器の使い方などのイメージが、
反映され手いることが多いのですが、
野波実さんのネーミングは、
平均的にはさっぱりしています。
それは、自分の思いで器は作っていても、
使い手には自由なイメージで使って欲しいからのようです。
シロップや柔らかなデザートが似合いそうです。
容積は150ccほどです。それでいつも「へぇ~」と思ってしまう、
器の名前を見つけます。
今回の個展でのそれがご紹介している、
デザートカップです。
ティカップかと思って並べていて、
納品書との照らし合わせで、
「へぇ~」となりました。
たしかに、ハンドルで器を持って食べた方が、
食べやすいデザートってあります。
すこし楕円になっているところが、
チャームポイントです。といっても、これの器の場合は、
逆にお客様の自由でお茶を飲んでいただいて、
大いに結構だと思います。
器の使い方は自由で、
使い手にとって使い勝手がよければ、
どんとん使い方や、メニューと広げてもらって、
どんどん使っていただくことが、
器が活き活きとして行きます。
でも、黒蜜たっぷりの豆かんが見えてしまって、
生唾飲んでしう・・・・甘庵です。
甘庵
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飾り付けの荷ほどきをしているときは、
うつわ屋には幸せの時間です。
新しい作品には、荷ほどきの途中なのに、
手にしてついつい手が止まって仕舞うことが多くあります。
でも、この初見が甘庵にはとても大切です。
集中力が上げて、短い時間でも、
濃密な時間で作品をしっかりとくみ取るようにしています。
掛け花入れ 4,500円 径5.3cmH22cmフォルム、釉調、質感、掌、ディテール・・・・。
使うことをイメージして検証・・・。
(いいえ、うつわ好き甘庵の妄想と言った方がよいかも)
かなりの点を把握できるのですが、
たまぁ~に、作り手の仕掛けに気づかずないことがあります。
今回は、ご紹介の掛け花入れの、
遊びのある仕掛けには、
う~んやられました。
全く気づきませんでした。
同じ花入れを逆さにして活けてみました。この掛け花入れを手にいたときに、
錆びることのある金具ではない、
本体に穿った掛ける穴の丁寧な仕事をみて、
全体のバランスから「へぇ~こっちが上なんだ~」
とつぶやくと、それを聞いていた野波さんが、
「どちらからも活けられるんです」
「はぁ~?ああ~~~!!」
ちょっと甘庵には新鮮でした。
本体に丁寧に穿った釘穴です。
伏せて焼く目あとは、オーナーのだけの楽しみ。この掛け花入れは、リバーシブルなんです。
つまり、上下どちらからも活けられます。
円筒の中に、竹筒の節のように仕切られています。
そのバランスが3:1だったり、4:1だったりします。
折れ釘等が入る、掛ける穴も、
上下にそれぞれに穿ってあります。
こちらにも同様に釘穴が施されています。茎の長いものも、短いものも、
活けやすくしたい。
縁の表情の違いや、景色で、
活けるアレンジを楽しみたい。
という、花を活けることがお好きな、
野波さんご自身の思いから生まれた、
花好きの仕掛けだと思います。
甘庵
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野波実さんの器の特徴に、
一見すると奇をてらうことない、
シンプルな姿と表情です。
白磁端反鉢 2,600円 径14.5cmH6.2cmそれは、無駄なく使い勝手を追求した結果です。
と同時に、器>使うものであると同時に、
そのものの持つ存在感や気品が、
飽きずに長く使えることを、
大切にして作られています。
結果として、無駄をそがれた美しいフォルムが残ります。
それは、見方によっては、
ありきたりで、見過ごしがちになりそうなくらいに、
普通の姿でもあります。
手に持って使うにも手頃な大きさの鉢ですので、
取り鉢や具を食べながらの麺類や、かやくご飯などと、
使い方も広がる器です。この点や器の魅力をくみ取るには、
手にとって、少し時間を掛けて眺めて頂くのが、
一つの方法です。
自然と器からの語りかけが聞こえて来るように、
料理を盛り、飲み物を注いでという、
使うイメージなどが広がってきます。
さらに良く分かるのは、
使ってみていただくことです。
いつもの料理を盛りつけるみると、
いつものような使い方をしてみると、
少しずつ見えてきます。
飽きのこない色と形で、スタッキングが良く収納性が高く、
日常的なのに気品のある姿です。時には、盛り方を変えて見たくなったり、
料理にアレンジを加えたくなったり、
違う料理も盛って見たくなったりと、
器は使うことで、活き活きとし、
多くを語るようになってくるものです。
ご紹介している「白磁反鉢」も、
そんなシンプルですが実力のある器です。
甘庵
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野波実さんの個展会場の画像をスライドショウにして、
YouTube にアップしましたので、
以下のアドレスでご覧いただけます。
HPとはまたひと味違う感じで楽しみいただけます。
2011年 野波 実 展 荻窪銀花お楽しみください!
甘庵
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毎度ながら、変なタイトルですみません。
素の器っていう言葉は・・・作りました。
子供のころに具のない麺類などで、
「素ラーメン」などと使っていたのを、
ちょっと思い出して使ってみました。
青白磁中鉢 4,200円 径18cmH7cm当時は乏しい感じでいったいましたが、
美味しいソバならまずは、「せいろ」で楽しみたい。
そんな感じで、素材そのまま味わう、
意味から今回は使っています。
浅い碁笥高台で見込みは深く、量感そのままの容積です。野波実さんは、磁器土を蹴轆轤(足で蹴るロクロ)で、
一つずつ挽きだして作る事を原則としています。
釉薬も、青白磁か白磁で、
ロクロ挽きの線やフォルムを、
そのまま感じとって頂くための選択です。
マット白磁中鉢 4,200円 径18.4cmH6.8cmそんな野波さんの仕事が、
一番分かりやすい「素の器」が、
ご紹介する中鉢です。
つや消しの釉調が静かな表情を見せて、
青白磁とは違う料理のイメージが浮かびます。衒いのない伸びやかなフォルムを、
静かな釉調の青磁と白磁が包み込んでいます。
二つ並べると微妙な色調の違いが分かります。シンプルな器だけに、
使い方には自由が付いてきます。
和洋中華エスニックと何でもござれ。
磁器ですので丈夫ですし、
洗い方や管理に手間も掛かりません。
バンバンハードにつかってこそ、
活き活きしてくる、素の器です。
甘庵
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ずいぶんと早い梅雨入りと台風で、
このところ雨や曇りがちだった空模様が、
今日は心地の良い風がそよぐ天気になりました。

今日からの企画展「野波実 心穏やかになる器 展」がはじまり、
青白磁と白磁の器で一杯になった荻窪銀花の会場も、
まるで爽やかな風がそよいでいるようです。

磁器の素材感は涼やかでいても、
蹴轆轤で一つずつ引きだした野波さんの器には、
一つずつ違った顔つきをもっているため、
磁器にありがちな冷たさはなく、
ゆったりと料理をかかえてくれる、
やさしい表情に溢れています。

ギリギリの窯開け後に、
今朝の飾り付けをしての開店のため、
HPアップにむけて現在奮闘中です。
ブログでの記事も今日はプロローグで、
明日以降に、濃いめでお送りさせていただきます。
ご期待ください。
甘庵
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昨日今日明日と銀花はお休みをいただいて、
企画展入れ替え作業中です。
5/30月までで終了した「巳亦敬一彩りガラス展」は、
山梨件都留市の
「もえぎ」さんへ巡回しました。
お近くの方はぜひ直にてにとって、
巳亦さんの彩りガラスを手にとってみてください。
宮城県加美郡加美町の
「藍學舎」さんへは、
「荒賀文成 穏やかな粉引 展」の巡回展を、
発送し、開催準備中です。
震災後の状況下でも、
「こんな時だからこそ、心が豊かになる見ていただきたい」
と仰って、発信を滞らせたくないという、
「藍學舎」さんの思いには頭がさがります。




そして、荻窪銀花では明後日から、
「
野波実 心穏やかになる器 展」が始まります。
6月になり、衣替えの時期です。
器も、野波さんの青白磁や白磁の、
涼しげな器で季節感を楽しんでください。
甘庵
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