眞鍋芳生さんのはじめての個展から25年がたちました。
「本当にお久し振りです」という展覧会を、
今回はご子息のTomoさんの自然素材+天然染料の服と、
コラボレーションで催していただけます。

眞鍋芳生さんはファンの多い道楽かん工房の張り子や人形と、
一点物のお面などを並べてくれます。

チェンマイで活動するTomoさんは、
タイ伝統の染織を活かして自然素材の服を見せてくれます。
9月2日(金)から9月13日(火) までの開催です。
ぜひお出かけください。
甘庵
ランキングアップは皆様のクリックがたよりです。
励みになるのでよろしくお願いいたします。
人気ブログランキングへ
にほんブログ村ご協力ありがとうございます。
テーマ:工芸 - ジャンル:学問・文化・芸術
囲む縁に市松文が描かれた、
山口利枝さんの長角の小皿です。
長手が14.3cmあるので、
使う範囲が広い、使い勝手のよい小皿です。
山口利枝 市松長角小皿 2,310円
W14.3cm D7.7cm H2.5cm市松文は江戸時代に人気の歌舞伎役者が、
演目で着た衣裳から着物の柄と流行り、
役者の名前「市松」から市松文様と言われたり、
市松格子や元禄文様と言われ、
調度品やうつわなどの絵柄としてもひろがったそうです。
シンプルで大胆な絵柄の、
青と白の絵柄の袴は、
舞台衣裳として映えたことでしょう。
丸や四角の多い食卓で、違ったバランスの長角皿が、
しつらえの良いアクセントになります。実はその前から、家紋などに2色交互の柄はあって、
それらは、石畳文と呼ばれていました。
海外でもチェッカーフラッグなどでも、
見られるように古くから使われていました。
華やかで目をひく、
青と素地の白の市松文が、
この小さな皿の存在を主張していて、
粋で華やかに仕立てています。

市松なら和の絵柄ですが、
チェッカー柄とすれば、
意外なほど洋のしつらえに馴染む、
多面な表情を見せる小皿です。
甘庵
ランキングアップは皆様のクリックがたよりです。
励みになるのでよろしくお願いいたします。
人気ブログランキングへ
にほんブログ村ご協力ありがとうございます。
テーマ:工芸 - ジャンル:学問・文化・芸術
非対称の形に惹かれる和の美意識が、
多くの人の心に響くのか、
アシンメトリーの姿の片口が、
大好きの方が多いようです。
まぁー甘庵もその一人です。

その上、元々が注ぐための道具の形ですから、
注ぎ口がしっかり作られていれば、
片口の形を楽しんでいる鉢でも、
注ぐ器として、使い勝手が広がるところも、
嬉しいところです。
藤田佳三 安南手片口小鉢 4,200円
径11.5cm 高さ6.5cm藤田佳三さんは、
注器としての片口とは分けて、
あえて片口鉢と言っていますが、
そうはいっても藤田さんのこと、
手が自然に注器としての口作りをしてしまうのでしょう。
大方の片口鉢も、尻漏りせずに、
切れの良い口に仕上がってします。
藤田佳三 赤絵片口小鉢 4,200円
径11.5cm 高さ6.5cm第一の目的としては、
注ぐためではなく盛り映えのための口ですが、
容積などの点と、納得できれば、
美味しいお酒を頂くときには、
注器として華をそえ、
器の魅力は肴になる、
酒器としての力をもっています。
藤田佳三 安南手片口向付 4,725円
径14cm 高さ6.5cm注器としていけるのですから、
麺汁、割りした、ドレッシングなど、
使い方で、片口鉢の楽しさが広がります。
甘庵
ランキングアップは皆様のクリックがたよりです。
励みになるのでよろしくお願いいたします。
人気ブログランキングへ
にほんブログ村ご協力ありがとうございます。
テーマ:工芸 - ジャンル:学問・文化・芸術
会期初日の金曜日の猛暑がウソのような、
翌土曜日から涼しさで、
昨夜あたりは、体が追いつかないくらいで、
肌寒いといったほうが良い天気です。
皆さんも体調管理には気をつけてくださいね。
さて今日も、企画展からご紹介しますが、
少し涼しいので、寒々しくないガラスの花器と、
2点ご紹介してみます。
広島で制作している西川孝次さんの花器です。
西川孝次 アワ耳付花入れ 24,150円 単品
径10.5cm高さ18.5cm過去のブログでもお話ししていますが、
西川さんのガラスには独自の魅力があります。
異国の香りがしたり、仕事を覚えた沖縄の風がそよいだり、
ガラスなのに温かさが似合ったりする、
ちょっとアンティークな気配のあるガラスです。
西川孝次 一輪差し 7,000円 単品
W12.5cmD7.2cm高さ13.5cm今回は、花器をご紹介しましたが、
グラスやボウルや瓶などの、
手にとり、口に触れる食器は、
さらに温もりを感じるガラス器です。
銀花では隔年で西川さんの個展を催させています。
今年は開催年で、11/18金~29火には、
たくさんのグラスやボウルなどご覧いただけます。
ご期待ください。
甘庵
ランキングアップは皆様のクリックがたよりです。
励みになるのでよろしくお願いいたします。
人気ブログランキングへ
にほんブログ村ご協力ありがとうございます。
テーマ:工芸 - ジャンル:学問・文化・芸術
山口利枝さんの人気の器のなかには、
皿が多くあります。
なかでも、ご紹介する皿のように、
ほぼ全面に呉須で描かれた皿が人気なのは、
使ったときに、描かれた絵柄が盛りつけを、
華やかにすることはあっても、
邪魔することなく映えさせるからです。
山口利枝 あじさい7寸皿 5,250円
径22cm H3.3cmこのようは絵付けを、
ぼくは「器の肌になっている絵付け」と呼んでいます。
とってつけた不自然な絵柄や、
気品をかいたりする絵柄で、
ないほうが盛りつけをしやすいというのは、
器を楽しく華やかにするための絵柄としての意味が、
本末転倒になってしまします。

盛りつけやしつらえのイメージを、
ふくらせていただければと、
すこしレイアウトもしてみました。

食材の変わりのホオズキのような自然は素材を、
抱え込み映えさせる肌合いになっています。
ガラスのデザートカップとの取り合わせも、
皿だけ使うのとは違う楽しさを予感させてくれる、
生きている絵柄の皿です。
フォルムも、和皿としても洋皿としても、
使える汎用性の高いディテールで、
納められた仕事です。
甘庵
ランキングアップは皆様のクリックがたよりです。
励みになるのでよろしくお願いいたします。
人気ブログランキングへ
にほんブログ村ご協力ありがとうございます。
テーマ:工芸 - ジャンル:学問・文化・芸術
荻窪銀花は、8月17日(水)まで夏休みをいただいています。
夏休み明けの8月18日(金)からの企画展は、
「夏の器としつらえ展」です。
人気の新着の器を中心にして常設の器で、
まだまだ暑い夏を楽しむ食器を並べ、
夏のしつらえをご覧いただきます。



巳亦敬一さん、藤田佳三さん、山口利枝さんの、
人気の器が少量ですが並びます。
会期中はHPでもご覧いただけますので、
ぜひご覧ください。
甘庵
ランキングアップは皆様のクリックがたよりです。
励みになるのでよろしくお願いいたします。
人気ブログランキングへ
にほんブログ村ご協力ありがとうございます。
テーマ:工芸 - ジャンル:学問・文化・芸術
荻窪銀花は今日から夏休みですが、
HP上は引き続き
感謝祭を行っています。

感謝祭のお得な価格を夏休み終了までは、
引き続きメールでのご注文を承ります。
ただし、ご注文の発送やお問い合せの回答は休み明けの、
8月18日(木)以降となります。
また、在庫切れのときはご容赦ください。
ご注文の品が重なったときには先の方が優先になります。

お盆休みの方も多いと思います。
HPをゆっくりご覧になって、
お気に入りの器を買い得価格で手に入れてください。
甘庵
ランキングアップは皆様のクリックがたよりです。
励みになるのでよろしくお願いいたします。
人気ブログランキングへ
にほんブログ村ご協力ありがとうございます。
テーマ:工芸 - ジャンル:学問・文化・芸術
今日も感謝祭からご紹介いたします。
甘庵お奨めの大皿を2種です。
一つは黒釉に銀彩の、晴れ器にも使える大皿と、
チョーク描のちょっと楽しい絵がの大皿です。
村木律夫 黒釉銀彩皿 定価21,000円 径30.5cm 高さ2.8cm
感謝祭中は定価の40%引き
村木律夫 チョーク描大皿 価15,750円 径29cm 高さ2cm
感謝祭中は定価の40%引きどちらも村木律夫さんの、
隅々まで手を抜かない丁寧が仕事です。
そのために、よく見て頂かないと、
手仕事と受け取りにくい方も、
いらしゃるようです。


縁作り、底面のしあがり、高台の削りと、
村木さんの真面目さが滲みでています。
結果として、長く使ってこそ魅力に惹かれ、
飽きない身近な大皿になって行くはずです。


サイズが大きいために、
みなさん直ぐに収納のことが悩みになられるようですが、
いっそ仕舞わずに、普段は飾り皿としてや、
しつらえのベースとして、
身の回りに出されておいて、
使う時にちょっと洗って使えば、
より身近な大皿になります。


ゆったりした盛りつけ、
気合いをいれた盛りつけ、
様々な時に使れる頼もしい、
大皿の魅力を引き出せて行くはずです。
お奨めの大皿2種です。
甘庵
ランキングアップは皆様のクリックがたよりです。
励みになるのでよろしくお願いいたします。
人気ブログランキングへ
にほんブログ村ご協力ありがとうございます。
テーマ:工芸 - ジャンル:学問・文化・芸術
感謝祭も中盤になりました。
今日も甘庵お奨めの買い得品をご紹介します。
藤田佳三さんの刷毛目鉄絵大徳利です。
赤絵や安南手が人気の藤田さんの、
基本になっているのが粉引や刷毛目です。
藤田佳三 刷毛目鉄絵大徳利 定価12,800円 径12cmH19cm
感謝祭中は定価の40%引き赤絵や安南に比べると渋目ですが、
じっと向き合うと、表情の深さが見えて来て、
飽きのこない、秀作です。
また藤田さん自身の力の入れ方もあって、
刷毛の勢いや鉄絵の流れには、
力強さが溢れています。
素地のかみ合って美しい発色の刷毛目の上に、
流れるように描かれた鉄絵からは彩りが浮かびます。大徳利とあるのは、
伝統的な古作に習うところがあるためで、
茶事や宴などでは楽しみに使えますが、
容積が大きいので飲みきれず出番が少ないでしょう。
ただその姿のもつ気品や、存在感のあるたたずまいから、
そのまま飾るだけでもたのしめます。
それでも、器はなるべく使ってもらいたいので、
普段は花器などにつかうことをお奨めします。
ゆったり二合五勺入ります。いわゆるお預け徳利にぴったり。
友と時間をかけてゆっくり盃を交わすのに・・・。
そんなゆとりを持ちたい昨今の時勢ですね。これが、また花を引き立て、
趣のある活け上がりになること、
間違いない、お奨めの逸品です。
甘庵
ランキングアップは皆様のクリックがたよりです。
励みになるのでよろしくお願いいたします。
人気ブログランキングへ
にほんブログ村ご協力ありがとうございます。
テーマ:工芸 - ジャンル:学問・文化・芸術
感謝祭から今日もお奨めの器をご紹介します。
対称的な表情の2点の片口です。

一つ目は白釉の上に、
パラジウム彩の上絵で、
大胆な文様を施した、
モダンな手酌に程よい大きさの片口です。
前川俊一 銀彩片口 8,400円
H13cmW8cmH9.5cm 程よく入れて200cc
感謝祭中は定価の25%引き(丸銀会員は定価の30%引き)お酒を楽しむだけではなく、
麺汁やドレッシングなど、
注器として使えば、
その姿と華やかさから、
食卓が楽しくなる器です。
対してこちらは、
渋い表情の片口です。
実はこれも一見は想像着かないと思いますが、
外側に上絵が施してあります。
反応が早く、渋くなる銀彩を一面ベタ塗りしてあります。
小野寺友子 灰釉銀彩片口 定価7,350円
H19.5cmW15cmH8.7cm 程よく入れて300cc
感謝祭中は定価の25%引き(丸銀会員は定価の30%引き)片口として注ぐ、切れるの機能が、
しっかりしているだけではなく、
アシンメトリーな鉢として、
盛り映えのする器です。
それぞれの魅力がある、
好対照の表情を持つ片口です。
共通しているのは、
パラジウム彩、銀彩と上絵があるので、
電子レンジ加熱はできないことと、
甘庵がお奨めできる器であることです。
甘庵
ランキングアップは皆様のクリックがたよりです。
励みになるのでよろしくお願いいたします。
人気ブログランキングへ
にほんブログ村ご協力ありがとうございます。
テーマ:工芸 - ジャンル:学問・文化・芸術