山口利枝さんの代表的な絵柄になっている、
鉄実草文が今回数点届いています。
その中から、人気定番や新作の器を3種を、
ご紹介してみます。
鉄実草文しのぎ楕円皿 3,990円
W23.5cmDc14mH3cmまずは、一番人気の定番です。
程よい深さの美しい楕円皿で、
しのぎの渕と見込みの鉄実草文が、
実にバランスよく配置されています。
和の盛りつけから洋中華エスニックと、
幅広い使い方を楽しめ、
オーブン使ったお料理を楽しむのにも、
実に都合の良い形です。
鉄実草文鉢 2,520円
径13.5cmH4cmこちらは新作の小鉢で、
使い勝手が良く、間違いなく出番が多い、
4.5寸の小鉢です。
絵柄の草文が裏まで少し続くところは、
器好きには泣かせどころです。
鉄実草文輪花七寸皿 4,410円
径21cmH5cmそしてもう一点、
品格ある輪花の鉢です。
見込みの底面が平らですので、
盛りつけの巾が広い鉢です。
少し反りかえった縁に、
ゆったりと優雅に描かれた鉄実草文が、
この鉢の存在感を高めています。
これら以外にも、魅力的な鉄実草文の器が届いています。
HPでご覧いただけます。
甘庵
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今日から、山口利枝さんの個展がはじまりました。
サブタイトルの”明るく爽やかな器”に、
銀花の会場がぱっと明るくなりました。
絵付けもロクロにも山口さんの人柄が見えて、
爽やかな磁器ですが、温かみがあります。
菊文八角鉢 4,410円
径15.5cmH6cm器を中心に作陶しているだけあって、
料理を盛ったときにより素敵になる器ばかりです。
また、しっかり焼いた磁器なので、
丈夫で清潔感があり、取り扱いも楽と、
気軽に使えて、日常で活躍すること間違いありません。
鉄実四方皿 2,310円
W14.5cmD11cmH2.5cm毎年ファンが増えていくのも、
それらに裏付けられた結果だと思います。
それに、山口さんの仕事の内容も、
毎年進化して、より素敵になっているのですから、
頷ける結果なのでしょう。
渕鉄陽刻皿 3,150円
径15.5cmH4cm今年も、ワクワクする器が、
一杯届いています。
HPなら、さらに詳しく、豊富な画像で、
ご覧いただけます。
ぜひ、そちらもご覧になってください。
甘庵
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今朝は急に秋がきました。
昨日まで、エアコンの吹き出し口から感じていた冷気が、
窓をあけると流れてきます。
涼しくて楽なのですが、
昨日との温度差が10度ぐらいありそうで、
気温の落差を考えて体調管理に気をつけましょう。
中條正康湯呑み
左:色絵湯呑み小兎 4,000円 径7cmH7.5cm
中:色絵湯呑み大椿 4,800円 径7.8cmH8.5cm
右:色絵湯呑み小椿 4,000円 径7.5cmH8cmこう涼しいと、アイスよりクッキー、
ゼリーよりせんべい、
冷たい飲み物より暖かいお茶ですね。
となれば、湯呑み。
と〜、こじつけて、中條正康さんの絵替わり湯呑みを、
ご紹介します。

暖かな土肌に楽しいくなる絵柄は、
中條さんの醍醐味ですが、
湯呑みは使うほどに侘びて、
貫入の美しさを味わえます。
中條さんの仕事ですから、
見込みを覗いても、裏からみても、
立体的に絵柄を楽しませてくれます。

完全な陶器なので、
磁器やせっ器に比べると、
柔らかいことは事実ですが、
手持ちが軽く、覚めにくさは抜群です。
自分の湯呑みとして大切に育てていく、
喜びのある湯呑みです。
甘庵
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今日も荻窪銀花の催し物の"秋色の器展”からご紹介します。
小野寺友子さんの粉引皿です。
小野寺友子 粉引浅鉢 6,090円
径27cmH5cm通常粉引は、水にとかれた化粧土に、
器をもって中に入れ、
どっぷりをかけますが、
小野寺さんの粉引は刷毛でむらなく塗る、
刷毛目粉引です。
刷毛目跡がリズミカルで動きのある化粧肌が魅力的です。それは、そうすることで、
白なのですが、均一ではない白地を、
作り出すためで、
その表情はとてもモダンです。
ゆったりした見込みへのカーブは、
様々な盛りつけに対応できます。そうなんです。
小野寺さんの器には共通していえるのですが、
和の手法をつかっているために、
釉調や焼き上がりなどの表情には、
器好きでも飽きのこない質感をクオリティがありながら、
皿ですがプレートで、
鉢ですがボールで、
湯呑みですがカップと言う感じで、
イメージとして洋の器なんです。
手彫りの伊藤玲さんのサラダサーバーです。
クルミ材漆仕上げ2本組 5,400円 L=20.5cm和の仕事なので、
普通に和の盛りつけが似合うのし、
映えるのですが、
普通の和食器に盛ると、
今ひとつピンと来ない、
洋の盛りつけもばっちりと映え、
それでいて、日本の食卓で、
生き生きととして輝きます。
しっかり大きめの高台は、安定感のある皿で、
使い手への優しい配慮の表れです。それが小野寺さんの器の、
一番の魅力です。
甘庵
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次回の企画展"山口利枝展”の予告ご紹介いたします。
鹿児島で作陶している山口さんは、
いつも明るくで爽やかな、素敵な作り手です。

作品も山口さんの人柄のままで、
暮らしの中で使いやすくて、
食卓をぱっと明るくしてくれます。
定番で人気に器や、
DMの画像にある箱仕立ての器など、
楽しい作品が一杯届くはずです。

そのDM画像が送られた来たときの、
オマケの画像も皆さん是非見てください。
伸びやかな田園風景は、
工房周りの景色だそうです。
爽やかな風が渡っていくのが、
見て取れるようです。
こんな環境も、山口さんが心地よい器を、
作り出すエネルギー源になっているに違いありません。
お人柄、手わざに加えて、この環境も、
健康的な感じる器の元です。
甘庵
山口利枝 明るく爽やかな器 展
9月28日(金)〜10月9日(火)
9/26水.27木.10/3水はお休みです
最終日は18時までです
和の趣とモダンなデザインと兼ね備えた器は、
作り手の山口さんのように明るくて爽やかです。
染め付け、鉄絵、白磁などの楽しみな新しいアイテムや、
心地の良い使い勝手の器が並びます
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荻窪銀花では今日から新しい企画、
”秋色の器 こっくりとしっとりと 展"が始まりました。
とはいえ、暦や気分が秋でも、
まだまだ残暑が厳しい日が続いています。
せめて、器から秋を感じて楽しみましょう。
中條正康 おむすび小皿 2,000円
△ 10cmH1.5cmご紹介しているのは、中條正康さんの、
小皿と半月皿には、楽しく微笑ましい、
秋の絵柄が描かれています。
中條正康 絵替わり半月皿 4,000円
W13cmD10.8cmH2.5cm虫の音が聞こえて来そうだったり、
月を仰ぐ兎の可愛い姿が、
食卓に秋を呼び込みます。
この皿は裏まで、楽しい絵が続きます。器ですが、どこか楽しみのアイテムなところが、
中條さんの器の特徴です。
とくのご紹介している様な小振りの皿は、
盛りつけた料理を味わっていただき、
同時に器の絵柄を楽しめる器です。
四季を愛で、暮らしに取り込み、
楽しんでいた先人たちの毎日は、
大切な文化として受け継いでいきたいと思います。
甘庵
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9月9日の今日は重陽の節句。
菊の節句です。
朝晩には秋の気配をわずかに感じられるようになったのですが、
日中はまだまだ残暑がこたえます。
今日も残暑お見舞い うつわ展から、
気持ちが涼やかになる器をご紹介します。

野波実さんの白磁長皿です。
長さが50cm近くあり、
存在感のある大きさです。
盛りつけた料理をゆったりと受け止め、
主役として映えさせるステージになります。
野波実 白磁長皿 23,000円
W48cmD16cmH5cm
伸びやかな造形で、
非対称のフォルムを持つ、
この皿自体が器好きには、
美しいごちそうです。

和洋中エスニックと、
様々な料理が似合うところも、
野波さんの器の特徴であり魅力です。
甘庵
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今日も残暑お見舞い うつわ展から、
西川孝次さんのある魅力的な、
ステムのグラスをご紹介します。
西川孝次 ステムヒワ色リキュールグラス 3.780円
径5.5cmH11.5cmまず、リキュールグラスを2点。
一つ目は、ステムの緑の支柱が、
印象的なリキュールグラスです。
たくさん呑むというより、
香りや色を楽しむのに良さそうです。
西川孝次 モールリキュールグラス 3,150円
径7cmH9cm二つ目はスキの素地を活かしたリキュールグラスです。
カップ部分は上は3/4はモールが入り、
引き締めたラインを入れた下1/4はプレーンで、
短めのステムに繋がっていきます。
色のあるリキュールや、
日本酒のように色のないリキュールも、
酒の揺らぎを楽しめます。
西川孝次 ステムモスグリーンワイングラス 4,515円
径7cmH13.5cm次ぎにワイングラスを2点。
一つ目は西川さんらしい、
ステムの中に封じ込めた綺麗な色ガラスが、
レトロなイメージが広がる、
スリムなフォルムのグラスです。
西川孝次 スキモールワイングラス 4,200円
径7.5cmH12.5cm二つ目はスキのワイングラスです。
丸みのある、少しこもった形のカップは、
上の4/5がゆったりしたモールで、
くびれを境にカップの下1/5はプレーンで、
ステムのフォルムを引き締める、
プロローグになっています。
どのカップにも、ゆったりして時が流れていそうです。
冷たいリキュールやワインで、
残暑を少しでも、軽やかに過ごし乗り切るのに、
お薦めできるグラスだと思います。
甘庵
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お世話になった軽井沢追分の鐵音茶房さん企画展を、
昨日の休みで片づけてきました。
今朝は、荷物の山と格闘するところから始まりましたが、
休み中の発送業務をあって、
すっかりブログアップが遅くなってしまいました。
左:渓流グラスA 4,620円 径8cmH8.5cm
中:渓流グラスB 4,620円 径8.5cmH8.5cm
右:渓流グラス・小 4,410円 径8cmH8.5cm先週末あたり、ちょっと過ごしやすかったのが、
一昨日からまたまた厳しい残暑の荻窪です。
こうなると自然と涼しげな器に目がいってしまいます。
ご紹介するのも、涼しげなグラスです。
それぞれのグラスごとに違う流れがみえます。荒川尚也さんの渓流グラス3種です。
名前からしてもう、涼しくなります。
姿は、名前のままです。
左から寸胴型、すこし口が開き、
さらに小振りに開いた形です。素地の中の泡と、口周りの押し型の粒は、
まさに渓流の流れと水しぶきを、
手にとってようなグラスです。
ハンドモールといっている、
金物ではさみながら歪ませた口。
動きがあり、清涼感のあるアワ。
同じ物のない一つずつの魅力は、
自分のグラスにしたときの、
自分だけのグラスという喜びになります。
甘庵
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荒川尚也さんのガラス器の中で、
発泡させたアワのシリーズは高い人気です。
それは、澄んだ素地があってこそ、
アワの輝きを魅力的に見せているからです。
初めに澄んだ素地があり、
その中で光が揺らいだり、屈折するデザインが生まれ、
その後にアワを入れるデザインを確立させていきました。

このアワを初めに使ったときは、
発泡ではなく、空気を閉じ込めたアワです。
”暑中お見舞いうつわ展”からご紹介している、
ディップのシリーズがそれです。
ディップ皿 3,675円
径16.5cmH3.5cm揺らぐ素地の中に点線のように続くアワ。
等間隔で素地を凹ませた後に、
溶けた素地を着せて封じ込めた気泡です。
ディップ小鉢 3,780円
径13.5cmH6cm作り手荒川さんのガラス器への思いに、
手にしたときに炎の色をした熱い液体だったことを、
思い出させてくれる器でありたいと言っています。
その思いそのものが伝わってくる、
荒川さんらしいシリーズは、
長い時間を過ぎでも支持され続けています。
甘庵
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焼き締めといわれるヤキモノは、
分類でいうとせっ器になり、
釉薬をかけなくても、焼きしまれは、
もれることのない素地のヤキモノは、
アースカラーそのものの土肌が見えることからか、
秋や冬の器をイメージする方が多いようです。
鶴見宗次 8寸皿 8,400円
径24cmH4cmもちろん秋や冬にも重宝し、
温かみさえ感じ取れるのですが、
一番の出番は、実は夏なのです。
ガラス器を身近で使えるようになるまでは、
焼き締めの器を、どっぷりと水に浸して、
清流の苔むす岩は、水を打った露地と同様に、
濡れた土肌から涼感を感じ取る感性を、
皆がもっていて共感できたからなのでしょう。
鶴見宗次 角皿中 8,400円
□24cmH5cm実は、実際に水に濡らした焼き締めの器に盛りつけた、
冷たさや涼感がご馳走の料理をみると、
今も多くの方が、自然に感じ取れることなのですが、
伝統の懐石料理や、料理店などでは続けられていても、
その習慣が薄れてしまっている暮らしでは、
そのチャンスがありません。
鶴見宗次 飯碗 2,940円
径12cmH6.5cm
ぜひ、お手持ちの焼き締めの器を、
十分水に浸して、カルパッチョでも、
冷製パスタでも、夏野菜のサラダでも、
盛りつけて試してみてください。
ガラスの鉢や皿とはまた違う、
しっとりとした涼感を楽しめるはずです。
和の文化から生まれた感性を、
失わずに受け継いで行くことは、
身近な食卓にも大切なことだと、
うつわ屋甘庵は思っております。
甘庵
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