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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

ご飯の味が間違いなくアップ

華やぐ冬の器展から美味しいご飯が炊ける、
光藤佐さんの飴釉土鍋七寸をご紹介します。

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光藤 佐 飴釉土鍋7寸 24,840円
径23cm全H21cm本体h13cm


羽釜の蓋をイメージした、
下駄の取っ手とふっくらフォルムが、
とてもキュートな炊飯に特化した土鍋です。

17_mitufuji_0136.jpg

そのまま食卓にあげてこの姿を楽しみ、
炊きたてのご飯が主役になります。
蓋を開けたときに広がる白米の甘い香も、
炊き込みご飯の醸し出す香も、
それだけでご馳走になります。

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光藤さんの土鍋を使ってくれている、
荻窪の”お料理 坂ぐち”さんの炊き込みご飯です。


とはいえ寄せ鍋やおでんには深い形ですが、
炊飯以外にもコトコト煮込む料理などには、
炊飯と同様に力を発揮します。

17_mitufuji_0137.jpg

ビーフシチューなどのシチューの調理には、
土鍋を使っているというお客様がいました。
格別の味わいが出るとこことでした。

17_mitufuji_0138.jpg

豆の料理も似合いそうです。
黒豆などの豆類を土鍋で作っていましたが、
作っていく過程の美しい姿があってか、
いつもより美味しくできた気がしました。

              甘庵



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華やぐ冬の器 展 展

今日から冬の器展を催します。
これから暮れにむかって食卓が華やぐ季節です。
酒器、晴れの器、おもてなし向きの器などイメージして、
常設品からご紹介していきます。

もう一つ、お話会の件を、
先週末のお話会用に用意したテキストをまだ残っています。
お話しているとついつい話が横にずれていまうような、
困った話し手の甘庵なので、
お話する方に一部ずつ差し上げるためにちょっと頑張って作りました。

18_utuwahanasi_0387.jpg

テーマごとにお話の内容をテキストにまとめたものです。
テキストがあるうちもうしばらくは希望していただければ、
にお話会をさせていただきます。
平日営業日も大体おりますが、
念のためにお出かけ前にでも不在確認のご連絡してください。
土日はご予約不要でご来店いただけます。
お待ちしております。

               甘庵


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ユーモラスな姿の花入

光藤佐さんの個展が最終日になりました。
まだまだご紹介したい素敵な器がいっぱいあるので、
それらはおいおいご紹介することにして、
今日は見ていてなんだか少し楽しくなる、
俵壺(たわらつぼ)をご紹介します。

18_mitufuji_0336.jpg
光藤佐 俵壺 48,600円
W23cmD12cmH16.7cm


他の焼き物文化と同様に大陸や半島から伝わってきた形で、
姿が俵を連想させるところからそう呼ばれてきたようです。
どこかユーモラスな姿でいながらも、
心をとらえる不思議なフォルムです。

18_mitufuji_0337.jpg

何より印象的な形の作り方は、
花入の本体部分を轆轤で挽き出していき、
先端を閉じてしまい、
砲弾型やラグビーボールのような形を作ります。
それを横にして別に作った高台と口を取り付けます。

18_mitufuji_0339.jpg

姿はふざけた要素がありますが、
重心が低くて安定感があり、
花器としても貯蔵瓶としても、
利便性が思った以上に良い形です。

18_mitufuji_0340.jpg

ユーモラスで通常の器とは違って、
動きのあるアクロバチックな姿は、
非対称で横長で自然と前後を考えてしまいます。
それは器への目線というより、
生き物への見極めに近い気がします。
そこが手にしてしまうと思った以上に、
愛着が湧いてくる、可愛くなってくる、
不思議な力のある花入です。

               甘庵


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ゆとりを生み出す小皿

開催中の光藤佐さんの個展から、
今日は小さいけど個性があり使うのが楽しみな、
総刷毛目木の葉皿小をご紹介します。

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光藤佐 総刷毛目木の葉小 2,484円
W9cmD8.5cmH2.5cm


吹き寄せの落ち葉が少しずつ表情が違うように、
それぞれが一つずつの顔を見せています。
それでいて食卓に複数ならんだときには、
一つになって表現するような力も持っています。

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三寸ほどの大きさなのにしっかり存在感があり、
周りを邪魔せずに自己主張があって、
食卓に花を添える力がある小皿です。

18_mitufuji_0078.jpg

それは作る手間がかかっているだけではなく、
作り手の光藤さんが手をかけてる分だけ、
楽しみながら作っているからです。

18_mitufuji_0079.jpg

実用のみの丸皿ではない分、
この木の葉小皿を選ぶには気持ちにゆとりがいります。
少しだけどアクセントになる料理を盛って、
食卓に並べるのも気持ちにゆとりが大切です。
でも使って楽しむときには心のゆとりが、
より豊かになっていっているはずです。

               甘庵


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丸四角いところが売りの鉢

開催中の光藤佐さんの個展から、
今日は四角いけど丸さが優しい、
粉引四方鉢五寸五分をご紹介します。

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光藤佐 粉引四方鉢五寸五分 5,184円
W15.5cmD14cmH5.5cm


光藤さんは基本的に轆轤挽きを手業で形を作ります。
四方鉢シリーズをつくるときも同様で、
まずは轆轤で丸い鉢を挽き出して、
少し乾かしタイミングを計り、
変形に適した柔らかさを残している素地を、
手で歪めて四角くしていきます。

18_mitufuji_0031.jpg

この方法は四角いけど丸さがある、
優しいイメージを残した仕上がりになります。
型作りやタタラ作りの角がキリリとした四角も良いのですが、
それとはまた違う滑らかな縁の四角が、
粉引の持つ優しさを相まって、
一段と優しい表情に仕上がっています。

18_mitufuji_0386.jpg

四方向からただ寄せているようですが、
器作りが上手い光藤さんなので、
重ねてみると変形させて縁が邪魔することなく、
丸い皿が重なるようにスムーズに重なります。
このあたりの3D感覚が優れた手業と、
使い手への優しさがよく分かるポイントになります。

18_mitufuji_0033.jpg

焼き方も粉引の柔らかさを残していて、
素地の鉄分が程よく酸化した、
御本(釉下のほんのりした赤み)が、
粉引の優しさをより引き立てています。

             甘庵



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いつものお茶がより美味しく和める湯のみ

開催中の光藤佐さんの個展から、
今日は一杯のお茶が心和めてより美味しく味わえる、
赤絵筒湯のみをご紹介します。

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光藤佐 赤絵筒湯呑み 5,400円
左:径7.4cmH8cm
中:径6.9cmH8.5cm
右:径6.9cmH8.3cm
絵違い各在庫1客


光藤さんの字は達筆というよりも、
楽しくなる絵のように情景の浮かぶ字です。
漢詩の一部を記したものが多いのですが、
甘庵などのように全く知識がなくても、
なんだか敷居が低くなり楽しめてしまいます。

18_mitufuji_0271.jpg

器としても手に取ったときの掌の良さに、
手の中にしっくり収まり、
すぐにでもお茶を飲んでみたくなります。

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磁器でありがながらも冷たさがなく、
温かみを感じ取れる質感をもっています。
それでも磁器の性能から丈夫で扱いが楽なので、
毎日使い長く愛用する湯のみとしては、
安心の仕事は基本になっています。

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赤絵は最後に上絵窯で焼き上げますが、
素地は穴窯でしっかりと焼かれていて、
灰が降り青みがかった釉調と、
炎で炙られて緋色が出た高台付近など、
器好きに嬉しい見所景色も持っています。

               甘庵
 

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11/23金、24土、25日に”器のお話会”を催します

いつも”うつわ屋のつぶやき”をのぞいていただきありがとうございます。
今週末の連休中の荻窪銀花では、”器のお話会”を催します。
番茶で煎餅でもかじりながら、気楽に器話をしたいと思っています。
参加費などありません。お一人でもご自由に参加できます。
器に興味があればどなたでも参加資格がございます。
時間も特に決めていません。
ご来店いただきお申し出いただければ始めさせていただきます。
11/23金、24土、25日の営業はご予約なしにお出かけいただけます。
営業時間は11時から18時までです。

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いくつか器の基本的な話題のテーマを用意しておきます。
やきもの、ガラス、木工芸などの器全般の、
作られ方から選び方や使い方などや、
作り手の人柄などの情報をお伝えできればと思っています。

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また、ご参加いただき方のご希望を伺っって、
お話のテーマを決めていこうと思っています。
さらに、疑問やご質問があるとすごく嬉しいです。
どんどん脱線して話が膨らんでいったり、
皆さまからのお話も伺ええるのも楽しみです。
お気軽にご参加ください。
お待ちしております。

                甘庵


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使い勝手の良いサイズとフォルムの皿

開催中の光藤佐さんの個展から、
今日はサイズも仕上がりもオススメの、
刷毛目皿七寸をご紹介します。

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光藤佐 刷毛目皿七寸 7,020円
径20.5cmH4.3cm


私たちの食卓はコース料理のように一皿ずつ出てくるわけではなく、
ほとんどの方が料理を一度に並べてしまうと思います。
そうなったときに品数分の皿や鉢が並ぶために、
メインディッシュを八寸さら以上の大きさにすると、
テーブルがよほどゆったりしている方は別として、
どうしても詰まった感じのしつらえになってしまいます。

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そこで少しメインディッシュを少し小さくして、
存在感があって見込みも深めの、
この七寸皿がサイズも使い勝手もなかなか良い感じです。

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プレートとはことなり見込みに深みがあるので、
盛り付けの量もあり、ソースや汁も抱えることができます。
食材や料理も幅広く受け止めるので、
スタンスの広い盛り付けができます。

18_mitufuji_0140.jpg

刷毛目は無地であり同時に文様でもあり、
存在感がありながらも料理も盛り付けも邪魔することなく、
美味しそうになる後押しをしてくれる、
オススメの七寸皿です。

                   甘庵


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窯の気まぐれで生まれてお茶目な皿

開催中の光藤佐さんの個展から、
今日は窯のなかの気ままな炎で色付けされた、
絵唐津皿五寸五分をご紹介します。

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光藤佐 絵唐津皿 五寸五分 5,832円
径16.5cmH3.5cm

この皿は薪を燃やす穴窯で焼かれました。
しかも部屋が一つの穴窯は焚き口に近いところと、
遠い煙道よりのところでは、
温度や炎の当たり方が違います。

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やきものを焼くときには、
狙う表情や釉薬などで酸素が少なめで燃料の多い還元炎から、
酸素の多めの酸化炎までをコントロールして焼き上げます。
ガスや灯油や電気などの熱源の窯は、
安定してコントロールができやすくできていまが、
薪で焼き上げていく薪窯で、
まして登り窯よりも一房の穴窯は、
なかなかコントロールが難しいとされています。

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でもそれは窯の個性や特徴を掴めば、
この場所は炎が強く、ここは弱い、
ここは還元炎になりやすい、
ここは中性炎でここは酸化炎よりと、
もちろんコントロールは必要なのですが、
様々な表情のやきものが焼けるということです。

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ご紹介している絵唐津皿は、
そんな穴窯の中で気まぐれな炎を、
映しとれて素地が色付けされた、
一枚の皿の中に還元炎と酸化炎が見え、
光藤さんのひょうげた鉄絵付けと良くあった、
お茶目な表情の皿です。

              甘庵


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優し納まりの隅切りの浅鉢

開催中の光藤佐さんの個展から、
今日は刷毛目でも柔らかで静かな表情の、
総刷毛目四方鉢六寸をご紹介します。

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光藤佐 総刷毛目四方鉢六寸 5,830円
W16.5cmD16.5cmH6.2cm


四方鉢の名前のまま四角い印象ですが、
轆轤で一回り大きく挽き出した丸皿を、
4面を切り落として作り出しています。

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轆轤挽きの丸い部分を少し残し残していて、
真四角の成形よりも穏やかで、
広がりのある印象に仕立てられています。

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また角の角度が四角の90度より、
大きい135度前後の鈍角になるために、
見た目が穏やかな印象だけでなく、
物理的に角のヒットもしにくくなります。

伝統的な和のデザインにも多い、
隅切りの納まりと共通する部分が多い、
使い手に優しい納まりのデザインです。

鉢とありますが皿に使える、
浅鉢の形状で使い勝手も広く、
気品があるのに日常使いもできる、
収納スペースと格闘しながら器選びする、
器好きには嬉しい器です。

             甘庵


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李朝が香る杯

開催中の光藤佐さんの個展から、
今日は白磁面取高杯をご紹介します。
李朝白磁を思わせる佇まいの中にも、
はっきりと光藤テーストが味わえます。

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光藤佐
白磁面取高杯 五寸 11,880円 径15cmH11.3cm
白磁面取高杯 12,960円 径9cmH7cm


今回の個展には大小2点が届いています。
小ぶりな方は大きめの杯のサイズですが、
高台部分の面取が力強くスピード感があり、
ぎゅっと存在感が凝縮されています。

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大きい方は皿部分が径5寸(15cm)あるので、
コンポートとして使えるサイズです。
ゆったりとした気品あるフォルムで、
特別の、おもてなしの、晴れの場の、
というスペシャルな装いをまとっている器です。

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穴窯で焼かれで白磁の釉調が青みがかり、
灰が強くかかったところは自然釉の釉溜まりも見えて、
趣が深い仕上がりを見せています。

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日常食器のような汎用性ではなく、
四季折々の季節感を演出したり、
もてなしを目論む楽しみを見出したり、
使い方を工夫する喜びが味わえる、
晴れを意識したくなる上品な器です。

            甘庵           


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定番の底力

開催中の光藤佐さんの個展から、
今日は定番として根強い人気の、
粉引兜鉢五寸をご紹介します。

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光藤佐 粉引兜鉢五寸 4,320円
径14.8cmH3.2cm


五寸皿は日常の食卓でも晴れの場でも、
出番が多いサイズなので、
多くの方に選ばれます。

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その中でこの兜鉢の評判が良く人気なのは、
鉢とありますが浅鉢であり、
皿の要素ももっているため、
汎用性が高く使い勝手が良く、
兜鉢の名前の由来である縁がレイアウトに生きて、
絶妙のバランスが自然に盛り付けられからです。

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粉引兜鉢はガス窯の頃から人気定番でしたが、
穴窯で焼かれた灰が被った渋い色合いの粉引も、
重厚さと気品をまといより盛り映えするため、
一段と趣のある食器となりました。

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窯により変化も異なり、
灰が多く降って自然釉の緑がかったものや、
御本の柔らかな緋色が発色したものや、
素地の鉄分との反応で茶や黄の発色がみえたりと、
時々の窯による色合い、表情、釉調などに個性が見えて、
一期一会の出会いをより深く感じとれます。

今年の粉引兜鉢五寸も秀逸の出来栄えです。
一枚一枚を広げて比べる選ぶ楽しさは、
定番品なのに天然ものゆえの格別な味わいです。

              甘庵


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エキゾチックな花入

開催中の光藤佐さんの個展から、
今日は古代ガラスのような気配を持つ、
瑠璃釉花入をご紹介します。

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光藤佐 ルリ釉花入 19,440円
径9cmH12.5cm


この瑠璃釉シリーズを光藤さんが始めに作り出したころの作品は、
蓋付瓶でより古さと異国感を漂わせていて、
「ガラスですか?」と複数の光藤さんファンの方から尋ねられました。

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事実パクるのが・・・いえ、リスペクトするのが上手で、
新たな創作が始まる光藤さんが、
ヤキモノではなく古代ガラスに触発されたのだろうと、
甘庵は光藤さんの創作イメージを想像して楽しんでいました。

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あれから十年近くたち瑠璃釉もルリ釉と表記され、
ヤキモノとしての良さをより発揮しています。
その間に多くの瑠璃釉作品を作ることで、
リスペクトからオリジナル要素が強くなってきています。

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活けてみると花も素晴らしく映えますが、
美しい膨らみと四方からしごいて4つの房を持ち、
濃いガラスに似た重ねた透明感のあるような釉調と、
趣が深くあって酒器としても使いたくなります。

それは小ぶりながらも存在感のある、
豊かな表情を作り出しているからで、
とても魅力にあるです逸品に仕上がっています。

                甘庵


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凛とした佇まいの日常飯茶碗

開催中の光藤佐さんの個展から、
今日は鋭く動きの見える鎬が美しい、
白磁鎬飯碗大をご紹介します。

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光藤佐 白磁鎬飯碗 大 5,400円
径12.2cmH6cm 程よくいれて200cc


毎日使う飯碗として使い勝手が良い仕立で、
凛とした佇まいと気品があります。
小ぶりな碗としてお茶を点てても、
楽しめる趣を持っています。

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それは一つには鎬の魅力です。
鎬を削りだした凹みのことと思わせるような、
意識が凹凸による表情に主観を置いて作られたものが、
多く見かけられます。
これはこれで良いのですが、
鎬というよりは面取りに限りなく、
方向性が近いと思います。

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鎬はカネヘンがつくように、
刀剣の部位の名称から来ていて、
削られて残った稜線部分のことであり、
ここに力、緊張感がみなぎってこその、
「鎬を削る」の戦闘的な響きにも、
通じるものだと思っています。

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さらに光藤さんの鎬は、
片削りと言ってもよいように、
削る出す時に片方の稜線を残し、
意識して削りだしています。
この鋭く切れのある鎬が、
この飯碗に凛とした表情を与えています。

そして薪で焼く穴窯を生かして、
釉に灰が降りて溶け込み自然釉よりの青みを帯びて、
緩やかな窯変に仕上がっています。
灰が少し乗るだけで釉の厚みが増えるのか、
鎬の荒々しさを程よく包み、
内に力を秘めた表情に仕上げています。
これがまた鋭いながらも気品を見せていて、
日常茶飯の器の代表の飯碗に、
丁度良い加減を引き出しています。

              甘庵


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モノクロなのに華やかな刷毛目舟形鉢

開催中の光藤佐さんの個展から、
今日はモノクロの彩りなのに、
勢いのある刷毛目で華やかで色彩を感じる、
刷毛目舟形鉢六寸五分をご紹介します。

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光藤佐 刷毛目舟形鉢六寸五分 6,480円
W20cmD16.5cmH6.2cm


轆轤で丸い鉢を挽き出して、
程よいタイミングで向かい合う二方向を、
切り落とすことで舟形に仕立ててあります。
この時にスピード感をトリミングのセンスが需要になります。

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ぐずぐずと切り落としていては、
シャープさとリズムが欠けてしまします。
バランスも少しのことでなんだか野暮になったり、
フォルムに気品が備わらなくなります。

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この鉢には光藤さんの達者な刷毛目を描く力と、
造形を生み出しセンスがよく表れている、
ダイナミックで力強い鉢に仕上がっています。

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盛り映えする器が光藤さんの基本です。
この鉢も彩りや素材感は渋くても艶やかで、
料理が美味しそうに盛り映えします。
器としての力量は間違いありません。

              甘庵


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字面からも春の景色が浮かぶ

開催中の光藤佐さんの個展から、
今日は絵のように情景が浮かぶ文字が、
文様になっている赤絵鉢五寸五分をご紹介します。

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光藤佐 赤絵鉢五寸五分 14,040円
W16cmD15cmH9.3cm


光藤さんの字には豊かな表情があります。
漫画学科卒で在学中び膨大な量を描いたデッサンが、
線描のような文字にリズムや抑揚を生み出している、
元になっていると思っています。

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漫画学科といっても古い歴史の漫画で、
風刺画のイメージのそれで、
今のアニメや劇画やゲームなどのものとは、
違うものを学んでいらしたそうです。

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その時に身につけたユーモアのセンスも、
不思議な怪獣の置物や絵文様などには、
はっきりとにじみ出ているようですが、
こうした漢詩の文字にも伺えます。

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甘庵のように深い知識がなくても、
九重春色動林間
花発鳥啼千里心
なんだか春の景色が思い描けてきます。

サイズとしては大ぶりの丼鉢です。
山菜、菜の花、筍・・・。
春の素材か思い浮かんでしましました。

            甘庵


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注いで良し姿良し盛って良し

注いで良し姿良し盛って良し
開催中の光藤佐さんの個展から、
今日は注いで良し姿良し盛って良しという、
三拍子揃った総刷毛目片口をご紹介します。

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総刷毛目片口 4,860円
W15.5cmD12.7cmH6.8cm
程よく入れて240cc


アットランダムな刷毛目は、
刷毛目粉引の感があり柔らかな表情で、
コロンとした張りのある形によく似合っています。

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一合三勺の量感も程良く、
切れも良く注く掌も良く、
直径15cmも持ちやすいサイズ感です。

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見込みはコロン外形が反映していて、
懐の広く器としての盛り付けしやすく、
化粧土の柔らかな白が料理映えます。

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注ぎ口が付く片口のフォルムはアシンメトリーで、
口を左にした正面方向が客付きになります。
この左右非対称の姿に心惹かれてしまします。

酒や料理ばかりではなく、
非対称のキュートな姿を生かして、
フラワーアレンジメントの花器にも、
器の魅力が広がると思います。
使い方をいろいろ遊べる器です。

         甘庵


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大きさが引き出す魅力

開催中の光藤佐さんの個展から、
今日は大ぶりの粉引片口鉢九寸五分をご紹介します。

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光藤佐 粉引片口鉢九寸五分 27,000円
径27cmH10cm


なかなか大きな器の出番が少なくなっていますが、
日常使いに多いいサイズにはない、
懐の広い見込みと豊かなフォルムで、
料理をたっぷり盛りつける楽しみが味わえます。

18_mitufuji_0002.jpg

器の造形をとしてみても、
このぐらいのボリュームだからこその量感や、
流し掛けの粉引の表情や釉調の、
ダイナミックな変化が堪能できます。

18_mitufuji_0003.jpg

鉢としての姿も膨らみの美しい轆轤挽きと、
まだ柔らかな時に変形させた口つくりの、
絶妙なバランスの片口仕立てで、
丸く柔らかな印象の美しい仕上がりです。

18_mitufuji_0004.jpg

少し人が集まったときに、
混ぜ寿司やサラダや炊き合わせなど、
たっぷりの盛り付けが美味しそうに盛り映えして、
一味アップして食欲をそそってくれます。

この大きさの鉢だからこそ、
ひきだされる焼き物の魅力を、
ぜひ試して欲しい大鉢です。

              甘庵


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家族数は欲しい小皿

開催中の光藤佐さんの個展から、
今日は使い勝手から家族数は欲しくなる、
黒釉皿四寸五分をご紹介します。

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光藤佐 黒釉皿 四寸五分 3,240円
径13.4cmH1.8cm


光藤さんの黒釉の器の魅力は、
八角鉢が大人気になった要因の一つでもある、
盛り付けるものが何でも美味しそうになることです。

18_mitufuji_0155.jpg

量産の黒い器とはまったく違う黒だけど黒でない黒です。
暖かく深みがあって、明るさも持っている彩の釉薬です。
それが無機質ではない器自体が美味しそうな表情になっています。

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径が13.4cmというサイズ感も、
小皿としての汎用性が高く、
ちょっと一品や、いろいろ取り皿という日常使いから、
吟味された食材と調理を逸品としての盛り付けや、
季節感のあるお菓子やデザートなどの、
おもてなす晴れの器まで、
丈夫な使い勝手の良さと凛とした気品を、
同時に備えている懐の広い小皿です。

18_mitufuji_0156.jpg

釉薬の特性を生かして赤茶の縁取りになる、
縁の形状と厚みの轆轤挽き加減や、
気位を感じる佇まいの高台削りなど、
姿や納まりは上品で上質な仕上がりです。

大きさと使い勝手から一枚より二枚、
できれば食卓に数が揃って活かしたくなる皿です。
家族数は欲しくなる、それが必ず生きる、
おすすめできる、そんな小皿です。

               甘庵


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遊び心に溢れた湯のみ

開催中の光藤佐さんの個展から、
今日は遊び心に溢れた色絵湯のみをご紹介します。

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光藤佐 色絵筒湯のみ 小 4,320円
径7.4cmH6.2cm


怪獣?恐竜?何の花?
よくわからない絵だけど可愛らしさを感じてしまう。
なんだか不可思議な絵付けと色使いの、
インパクトが強い仕事です。

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子供の絵やいたずら書きを思わせるような、
へたっぴにも思える絵なの、
とっても楽しく愉快に感じてしまう魅力があります。

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線描きにあたる部分が盛り上がっています。
イッチンという手法で素地を水に溶いた、
ドロドロの泥土をに絞り出して描いています。
描きにくさが程よい稚拙さを見せて、
夢のある世界観が生み出しています。

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高さのある線描のあいだに色を釉をさして、
高温で釉薬に滲み出してぼかし効果も生まれて、
表情により深みをもたせています。

これはきっと光藤さん自身の遊びなんだとしか思えません。
夢中になって楽しんだ結果に生まれた作品です。
その楽しさが手にしたぼくらの心にも流れ込んできて、
気持ちをハッピーにしくれる湯のみです。

                   甘庵

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まずはこれ一つあればとおすすめできる鉢

今年も光藤さんから新しい表情の器がいろいろ届いていますが、
会期が長いのでおいおいにご紹介していくとして、
今日は定番になっていて、さりげなく、灰が降って渋目の、
でもこれ一つあれば毎日の惣菜の盛り付けがパッと輝いて、
逸品料理に仕上げられる粉引鉢六寸五分をご紹介します。

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光藤佐 粉引鉢六寸五分 5,832円
W19.5cmD18cmH6cm


少し周りにゆとりをもたせて中高に盛り付けれると、
そこはもう懐石料理店のしつらえになり、
見込みの深さを生かしてドーンとたっぷり盛れば、
多国籍の料理が映えるモダンなボールになります。

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普段の私たちの食卓は今やワールドワイドですから、
この多様性のあって頼もしい鉢を手に入れれば、
使用頻度は増すばかりのはずです。

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しかも粉引は使うことで少しずつ変化する、
侘びていくのを楽しむ器ですが、
光藤さんはとことん芯までじっくりと焼き切っているので、
なかなか侘びてきませんがその分気楽に使えます。
ガンガン使い倒して十年二十年後に、
あれ、なんかいい感じになっている。
というくらいに思っていてほしいほど、
扱いやすくて丈夫な器です。

18_mitufuji_0037.jpg

形は巧みなシャープなロクロ挽きで、
縁を緩やかに折り返してボリュームをもたせ、
全体をゆったりと歪ませて柔らかな楕円に仕立ててあります。
これがこの器のされげないけど味わいがあって、
飽きのこない要因の一つであるフォルムになっています。

今回3点届いていますが、
同じようでいて全く顔つきが違います。
釉調、色調、姿がそれぞれ異なり、
お気に入りと出会い選ぶ楽しさは、
手仕事の器ならではの一期一会です。

              甘庵


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秋の収穫に思える器

今年も光藤佐さんの個展が今日からはじまります。
穴窯からとれたての旬な器が届きました。
秋の収穫に思える美味しそうな器ばかりです。

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光藤さんが使っている穴窯(あながま)は、
皆さんもなんとなく耳にしたこととがあると思う、
登り窯(のぼりがま)と同じで薪を燃料にして焼く窯です。

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薪の調達は廃材の梁や桁(松材)を手に入れて、
光藤さん一人で切断し、割って薪にしています。
*梁や桁は木造家屋の構造材で柱が縦材で横材で、
曲がる力に強いこと重要なので松が多く使われています。

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もちろんロクロ挽き、釉薬作り、絵付け、施釉、窯詰め、
そして窯焚きも全て一人でやっています。
大変が作業なのですが、光藤さんによると、
慣れてくると力仕事なども流れでこなせてくるそうです。
それでも大変なことだと思うのですが、
何より本人が楽しくて仕方ないことが、
一番のエネルギーになっているようです。

18_mitufuji_0171.jpg

一房(単房=窯の焼成空間が一つ)の穴窯は、
焚口の手前と奥など温度や焼成炎が異なりますが、
それを読み込んで適正な場所へ窯詰めや焼成で補い、
サヤ(灰がかからないように作品を入れる器)を使わずに、
直に窯詰めして灰が降りかかることや炎で焦げることを、
窯変として目一杯楽しんで焼き上げています。

結果白くない白磁や粉引で出来上がっています。
これがいいんです。
見た目も器好きにはたまりませんが、
何より料理映えするんです。
なんでも美味しそうになってしまう器です。

今年はあえて会期を長くしました。
ぜひせひお出かけになって手にとってみてください。

                   甘庵


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