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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

流れに任せて描く文様

荻窪は朝からどんよりとした梅雨空で、
気温こそ低いものの湿度目一杯の日曜日です。

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久保田信一 長石釉鉄流描 浅鉢 4,104円
径18.5cmH5cm


歩道や道に雨が流れた後が、
動きのある文様のように見えました。
そういえば久保田信一さんのこの鉢も、
鉄絵の具を流しがけして描いています。

19_kubota_0382.jpg

モロクロームの文様なのですが、
無機質ではなく手仕事の温もりを感じ取れます。
重力で流れる絵の具で描く文様は、
半ば自然任せのようですがそれはタッチだけで、
構成は久保田さんの思いが反映されています。

19_kubota_0380.jpg

デザインが基本は料理映えで、
アブストラクト文様が不思議なほどに、
料理を美味しそうに引き立てます。

19_kubota_0383.jpg

長石釉流描浅鉢6寸です。
縁がリム皿や兜鉢のように、
盛り付けした時に自然に料理が映える、
程よい額縁になるデザインです。

            甘庵


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重厚感のある彫ポット

すっかり梅雨空に戻った荻窪です。
気温は上がらなくても湿度は高い1日になりそうです。
昨日の蒸し暑さからの今日の23度は心地よくさえ感じ、
おやつは煎餅とほうじ茶にしようかな・・・、
などという雑念が頭によぎります。

19_kato_0376.jpg
加藤財 ポット彫り 黒丸 17,280円
容積600cc


そう温かいお茶が飲みたくなります。
そこで今日は加藤財さんのポットをご紹介することに、
ポット掘黒丸です。

19_kato_0377.jpg

「鎬では」と思われる方も多いかもしれませんが、
形状は溝を掘る鎬が立っていない「鎬文」などより、
鎬部分がシャープで勢いや動きのあります。
ただ作り方からあえて「彫」としているのだと思います。

19_kato_0379.jpg

通常のやきものでこの様な形状を作り出すには、
生乾きの時に適当なヘラなどで削り出す、
あえて言えば湿式の方法をとります。

加藤さんの彫シリーズはそれに比べると乾式です。
ほぼ乾燥状態になってから切れる金属の道具で、
「カリカリ」という感じに彫り作っています。
木彫や石彫の手法に近いと思います。

この違いは仕上がりの重厚さに現れると思います。
湿式の方が綺麗に整うかもしれません。
加藤さんの方法だと固い素地の抵抗の後が、
彫あとに表れてそこに素材感や時間経過が見て取れます。
これこそがポット彫の真骨頂だと思います。

                甘庵


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もうすぐ39周年です

荻窪銀花この夏で40回目の夏を迎えます。
途中2回の移転を経て現在の店舗になり3年になります。
現在は店舗と言うより器を身近に触れるスペースを目指し、
隠れギャラリーというか侘びた庵というか・・・。
マンションの一部屋にあるコンパクトなうつわ屋です。

1906ginka01.jpg

通常の店舗のような展開はしにくくなりますが、
逆に、ここであるからこそお客さまにゆっくり楽しんでいただける、
長閑な空間にてきるかもしれないと思い、
我が儘な展開で営んでおります。

1906ginka02.jpg

それに、初めてお出かけになるときには、
オートロックのマンションの入口で、
TVインターフォンで応対されて入るのは、
入りにくい方も面倒と感じる方も多いと思いますが、
器好きの方には思いの外、楽しんでいただけております。

もう一点、一人での展開であるため、
ネットでご注文いただいた発送を5軒先の荻窪郵便局へ出しに行ったり、
狭いくなったために別に在庫を置いてある倉庫へ車で取りに行ったと、
留守にすることがありますので、
ご来店予定の時には(当日でもかまいません)、
ご面倒をおかけしますが、
お電話等でその旨お知らせいただければと思います。
それでも営業日の土日は終日出かけないようにして、
皆様のご来店をお待ちしております。

甘庵としては器好きという共通の会話を楽しみに、
遊びにいらしていただけたようなスペースで、
お迎えできればと思っております。

                甘庵


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静かで控えめなアワ文 荒川尚也さんのガラス器は澄んだ素地を生かして、

アワで文様を描かれたものが人気です。
炭酸ガスを意図的に計画的に素地の中に発泡させ、
描き出す文様は動きがあり華やかな印象になります。

19_arakawa_0336.jpg
荒川尚也 ヨーグルトカップ 4,104円 
径9.2cmH7.8cm


その一方で素地を凹ませ、
そこの素地を被せて空気を閉じ込めた、
点線のアワ文があります。

19_arakawa_0339.jpg

ご紹介しているヨーグルトカップがその代表で、
荒川さんが初めて作ったアワを文様にした器です。
炭酸ガスの華やかなアワ文に比べて、
静かで控えめなアワモンですが、
甘庵はたまらなく惹かれてしまいます。

19_arakawa_0335.jpg

それは多分、アワ文ですがアワが主役ではなく、
アワを入れることとアワと作るための被せが、
荒川さんのガラス器の一番の魅力の澄んだ素地を、
主役として生かすためだからです。

19_arakawa_0340.jpg

使い勝手の良さも定番として長く愛せれています。
ヨーグルトやスイーツをスプーンで掬うときの、
スムーズで引っ掛かりのない丸い込みのデザインや、
コロンとしているのに安定しているディテールなど、
飽きのこない使うほどジンワリ愛着の湧いてくる、
定番の器には大切な要素が揃っている、
ヨーグルトカップです。

                   甘庵



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グラスの中に歪む青梅雨

朝からしっかり降っている梅雨らしい荻窪です。
気温は低めなので窓を開け、
前の街道を行き交う車の雨の日の喧騒を味わっています。

窓際の棚にガラスの器を置くと、
雨で生き生きしている緑が、
器の中に映りこんで瑞々しく見えます。

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巳亦敬一 新スキワイングラス変形 3.456円
径7.1cmH12cm


ガラスの器は四季折々の空模様を、
取り込んで見せてくれるので、
365日違う表情で楽しめます。

19_mimata_0329.jpg

ご紹介している巳亦敬一さんのニューモデル、
新スキワイングラス変形は、
カップ部分とステム部分を繋ぐ被せは、
二方向に分かれていて、花ぶさのようです。

19_mimata_0331.jpg

このモールの入った被せ部分が、
レンズのように景色を取り込み、
映し込みます。

グラスの中に景色を凝縮し、
歪み反射し煌めかせて、
飲み物と一緒に味わえるグラスです。
  
              甘庵


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多目的なガラス器

今日も荻窪は梅雨空でどんよりしていて、
湿度はあるのですが・・涼しいです。
木々の緑も瑞々しく金糸梅や紫陽花が元気で色鮮やかです。
こんな感じなら梅雨もまんざらではないのですが。

それでも口当たりの良いものが美味しくて、
ランチに冷たい麺類が多くなる甘庵です。
という連想で今日は荒川尚也さんのアワ文が涼しげな、
そばちょこAをご紹介いたします。

19_arakawa_0349.jpg
荒川尚也 ソバチョコA 3,024円
径8cmH6.2cm


器としては新しい素材のガラスは、
明治以降急激に庶民も楽しめる器になり、
他の器にない透明感から涼感を覚え、
夏の器の定番になり、特にグラス類が中心の欧米と比べて、
器も作り、使うようになって行ったのは、
和の器として取り入れられたガラス器だと思います。

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日常のガラス器として使われている、
酢の物やおひたしなどを盛り付ける小鉢や、
そうめんや冷たい蕎麦を食べるそばちょこなどは、
まさに和のガラス器です。

19_arakawa_0346.jpg


荒川さんのそばちょこの魅力はアワですね。
澄んだ水や氷を連想させる、
綺麗な素地とアワ文が涼感を与えてくれて、
目にもご馳走になります。

19_arakawa_0350.jpg

吹きガラスで一つずつ作るため、
口作りも滑らかで、
茶托に添えて冷たい飲み物に、
ちょこっと冷たいスイーツにもと、
そばちょこ型の多様性が生きる、
これからの季節には大活躍のガラス器です。

                  甘庵


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涼感アップの取り合わせ

今日も薄曇りで朝から蒸し暑い天気です。
エアコンに頼るだけではなく、
過ごしやすい服装や水分補給を心がけています。

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光藤佐 白磁皿 4寸 2,592円
径12cmH2.5cm


そして、器好きとしては、
夏の風情を楽しむ気持ちでの器の選択。
さらに取り合わせでも違う表情が生まれます。
今日はそんな取り合わせにオススメの、
光藤佐さんの白磁皿 四寸をご紹介します。

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巳亦敬一 三つ足ぐい呑み チビ  2,808円
パープル 径6.8cmH5.6cm
ブルー 径6.7cmH5.9cm
ベージュ 径7cmH6cm


白磁でも穴窯で焼かれていて、
重ねて焼いても付かないように目あとがあったり、
釉薬に上に灰を被り釉だまりも見えたりと、
灰釉の陶器のようですが、
取り合わせの皿にすると不思議と涼やかに、
特にガラスの涼感を引き立てます。

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巳亦敬一 新スキデザートカップミニ 3,132円
径8.5cmH7cm


また真っ白ではない肌合いが、
取り合わせ全体の趣を深くして、
和のしつらえらの香りや、
侘びの面白みさえも加味します。

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荒川尚也 モルトグラス 3,888円
径5.2cmH10cm


表情や姿や色合いの違う小さめのガラス器と、
取り合わせてみましたが、
それぞれの魅力を損なわずに、
個性や特性がより生かされていると思います。

径12cmの小さな皿ですが存在感があり、
主役をはれる力を持っていますが、
こうして脇役としても素晴らしい力を見せてくれます。

               甘庵


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冷たいお茶のポットで

今日の荻窪は曇り空ですがじわじわ気温が上がってきて、
梅雨の季節らしくとても蒸します。
こまめな水分補給を心がけるようにしましょうね。

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加藤財 ポット 黒平 12.960円
容積450cc
光藤佐 白磁そばチョコ 3,240円
径7.3cmH5.5cm


この季節になると水出し煎茶をします。
今はティバック型の煎茶や、
袋だけ手に入るのでお気に入りの茶葉を入れて、
容器に入れ水を注いで冷蔵庫で一晩。

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お湯管理の下手な甘庵なので、
こちらの方が明らかに甘みが出ます。

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そこでオススメなのが加藤財さんのポット黒平です。
丸型よりも全体の径が大きく、
比例して蓋口の径も広くなります。
ティパックも取り出ししやすくなります。
それに冷蔵庫に入れていても安定感もあります。

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プラスティックの容器でも味は特段変わらないかもしれませんが、
冷えたポットをそのまま出すと、
結露した焼締の肌がいい具合に涼しげになり、
舌からだけでなく目からも涼感を楽しめます。

甘庵の平型は事故で破損してしまい、
今はなすび型で水出していていますが、
やはり平形も欲しくなります。
ポット4客と急須4客を茶葉で使い分けて使っていますが、
いくつあって欲しくなるのが財急須の魅力です。

                 甘庵

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立体的な幾何文様が美しい

今日ご紹介するのは巳亦敬一さんの新作、
新スキワイングラスミニ細です。

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巳亦敬一 新スキワイングラスミニ細 3,240円
径5.6cmH11.4cm 程よく入れて100ccほど


今までも新スキシリーズのビールグラスやワイングラスには、
カップ部にモール(立体的な線文様)が施されていて、
電球色の照明の下で輝く黄金色により煌めかせたり、
飲み物が注がれた時のレンズ効果をアップさせたり、
使いやすい上の使う楽しみのあるグラスに仕上げています。

19_mimata_0332.jpg

今日ご紹介するワイングラスミニ細は、
立体的な格子文のようなデザインです。
これは彩りシリーズで文様を描くときの方法の延長上で、
彩のガラスを使わずにスキ(透明)ガラス一色で、
立体的な文様にしています。

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モール文と同様に受ける光やおかれる場所や、
飲み物が注がれたときなどに、
景色を屈折させたり陰影を写したりと表情を変えて、
楽しませてくれます。

またカップの立体的な文様は、
使うときには持ったときの滑りにくく、
持ちやすい実用的な納まりのデザインなのも、
さすがガラス屋三代目らしい仕事です。

                 甘庵


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涼感がご馳走になるグラス

またまた大きな地震がありました。
今のところは亡くなられた方もなく、
各所の対応も速やかだったように感じました。
日本に住む限りどこで起こっても不思議でないことを、
一人一人が心に留めていることを、
改めて大切だと思いました。

さて、今日は蒸し暑くなるこれからの季節に、
涼感がご馳走になるグラスをご紹介します。
荒川尚也さんの渓流グラス小です。

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荒川尚也 渓流グラス 小 4,644円
径7.5cmH8.3cm


荒川さんの澄んんだ素地が生かされて、
渓流の流れのような泡と水しぶきのような凹凸が、
見ているだけで体感温度が下がるグラスです。

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四季のある気候はあらゆる和の文化の下敷きなっていて、
器でも絵付けや素材感などから、
イメージでを広げて季節感を、
取り入れ楽しんできました。

19_arakawa_0351.jpg

器としては新しい素材のガラスは、
明治以降急激に庶民も楽しめる器になり、
他の器にない透明感から涼感を覚え、
夏の器の定番になりました。
グラスはその代表ですね。

19_arakawa_0354.jpg

水のような澄んだ素地が生かされた渓流グラスは、
涼感溢れる一杯の飲み物で、
心づくしの夏のおもてなしになります。

             甘庵

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水玉模様がキュートな四寸皿

風が強めですが梅雨とは思えない、
気持ちの良い天気の荻窪です。

今日ご紹介するのは梅雨空でも夏空でも、
蒸し暑さも爽快にしてくれる、
中條正康さんの銀彩水玉文四寸皿です。

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中條正康 銀彩水玉文四寸皿 4,320円
径12.5cmH2cm


銀彩が施されているので電子レンジは使えませんが、
陶器での製作が中心の中條さんには珍しく、
半磁器素地で普段使いとして気軽に使えます。

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手仕事の表情を残したテクスチャーと形で、
広い底面の見込みを縁の立ち上がりは多用性があり、
ピタリと重なるスタッキングの良さは、
使い勝手の良い日常使いの四寸皿です。

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表前面に銀彩を施し色絵で水玉文が描かれています。
華やかさがありながら渋い落ち着きのある銀彩と、
深みのある彩の水玉文はシックで大人ぽい仕上がりです。
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水玉文はこれから夏にかけて季節に、
爽快感のある文様です。
でも、冬から春にはアラレ文と見立てれば、
これもまたぴったりの表情になり、
ほぼ一年中、食卓で季節感を楽しめる文様です。

              甘庵

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お茶習慣の変わるポット

荻窪は雲一つなく心地の良い朝です。
しっかり降った昨日の夜雨で、
木々の緑が生き生きお日様にきらめいています。

今日ご紹介するのはお茶の時間が楽しくなり、
いつものお茶が美味しくなるオススメのポットです。
急須とポットを専門に作られている、
加藤財さんのポット白丸です。

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ポット 白丸 12.960円 容積600cc

150~200ccほどの小ぶりなものを急須と、
350~650ccほどの大ぶりなものをポットとしています。
お茶の種類や自分にあった使い方で、
容積から選んでいただけます。

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サイズは違っても水切れの良さ、
緻密な作りのス(茶こし部分)、
丁寧な作りと納まり、
何より一つずつの美しい姿は、
お茶の時間が大切なひと時にしてくれます。

19_kato_0259.jpg

ご紹介しているポット白丸は、
600ccほど入るので、
紅茶やハーブティや食後のほうじ茶や番茶など、
熱湯でたっぷりいれて数人で楽しむのに、
ぴったりなポットだと思います。

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白くて焼き締まる素地を使って、
内外とも釉薬を施さずにシッカリ焼いて仕上げています。
そのため使うことで素地に茶葉のタンニンなどが、
少しずつ定着します。
実はこれが味わいが丸くなる秘密だと思います。

逆に茶葉を色々使うにも不向きで、
お気に入りの茶葉専用にして、
じっくり仕上げていく感覚で使っていただくと、
ドンドン味が落ち着いてくると、
甘庵は感じています。

美しい姿ゆえの繊細な作りや納まりは、
窮屈な使い勝手に感じられる方もおいでかと思います。
でもお茶はそうした凛とした気持ちで向き合うことで、
美味しく入り、結果として心解く味わいを楽しめると、
そんな時空を追求したのが茶道なのでしょう。
その良いとこどりを気軽に味わえる茶器が、
加藤財さんの急須とポットです。

                  甘庵


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ささやかなおもてなし

梅雨の合間の貴重な晴れも今日までのようです。
週末は雨のところが多い予報です。
まあ〜この季節なので自然体で受け止めましょう。

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巳亦敬一 新スキぐい呑モール(小グラス) 2,916円
径7.6cmH9.1cm 程よく入れて180cc


雨降りでも湿度が多くなると蒸し暑さが増して、
動くとじんわり汗をかきます。
晴れていて外にいれば自然と飲むようにするのですが、
雨の時にも水分補強を欠かさないようにしないと、
室内でも熱中症になりかねません。

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甘庵はあまり冷たいものを飲まない方ですが、
この季節からはいつも麦茶を用意しています。
銀花を訪れてくださる方にも、
なるべく麦茶を差し上げています。

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いまだに、やかんで煮出す麦茶です。
手元で使っている吹きガラスの小ぶりなコップに注ぎ、
茶托に乗せてお出ししています。
昔ながらの夏の水分補強で、
ささやかなおもてなしをしています。

19_mimata_0067.jpg

ご紹介している巳亦敬一さんの新スキぐい呑みモールは、
お酒用の名前で見た目は小ぶりですが、
程よくいれて180ccほど入り、
標準的なサイズの茶托にちょうど良いバランスです。
小ぶりな一口と思ってお気軽に手をつけていただきやすく、
でも十分喉を潤せるささやかなおもてなしになるグラスです。

                  甘庵

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基本のコップ

今日の荻窪は青空が心地の良い朝です。
でも暑くなりそうです。
水分補給を忘れずに過ごしましょう。

19_arakawa_0316.jpg
荒川尚也さんの新旧グラス
左:40年使っている旧5モールグラス
中:5モールフリーカップ 3,024円 径7cmH7cm
右:5モールグラス 3,024円 径6.3cmH8.5cm


となればコップです。
毎日使う基本のコップをご紹介します。
いえ、これは古い人間の表現ですね。
今はグラスですね。

19_arakawa_0317.jpg

甘庵が初めて出会った荒川尚也さんの作品が、
この5モールグラスです。
一つにグラスで荒川さんの仕事にすっかり惚れ込んでしまいました。
40年近く前になります。

19_arakawa_0320.jpg

それからサイズや納まりなど少しずつ変化をしましたが、
日常使いのコップとしての使い勝手の良さ、
信頼感は揺らぎません。

19_arakawa_0318.jpg

飽きのこない、いつまでも使い続けられる、
甘庵が出会った時に思った印象を、
40年使い続けて実証実験を続けています。
あの時の思いは間違っていなかったと、
今年も麦茶を飲みながら思っています。

                 甘庵


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ベーシックなのにマニアックな粉引浅鉢

今日も荻窪は梅雨冷えの1日になりそうです。
少し前の暑い日に「暑いのいや〜」って、
心のうちで言っていたけど昨日からは、
「寒いのいや〜」って心のうちで・・・。
対応能力が下がっているのを感じています。

こうした寒暖差があると着るものに悩みますが、
ブログでご紹介する器も悩みます。
いつもなるべく季節感を感じられるものをと、
心がけていても気温の激しい変動で、
思い浮かばないことがあります。

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光藤佐 粉引鉢7寸 7,020円
径20.3cmH4.3cm


それでも器を眺めて考えていて、
いつも変わらないベーシックで使い勝手の良い、
光藤さんの粉引浅鉢が微笑みかけてきました。

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素地全体に白泥を化粧かけして、
そこに釉薬を施して焼くことで、
素地の白さとは違う穏やかで柔らかな白色が、
粉引の魅力です。

17_mitufuji_0073.jpg

この粉引浅鉢は穴窯で焼かれていて、
薪の灰が降ったり炎で焦がされたりした窯変が、
くすんだ渋い表情の粉引に仕上がっていて、
ハッキリ言ってかなりマニアックかも。
でも甘庵としてはお勧めします。

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何を盛っても美味しそうに料理映えする、
使い続けてるほど愛着が湧いてくる、
使い勝手がよく、惹かれていく器です。

              甘庵

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梅雨冷えで緑茶が美味い

梅雨冷えなのでしょうか窓からひんやりした風が入ってきます。
数日前の真夏日から10度以上も気温が下がると、
着るものでしっかり調節しないとなりません。

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藤田佳三 赤絵面取湯呑 4,860円
径7.8cmH8.9cm


冷たい麦茶をゴクゴク飲んでいたのに、
温かい緑茶にホッとして妙に美味しく感じています。
なので今日はオススメの湯のみ茶碗をご紹介します。
藤田佳三さんの赤絵面取り湯のみです。
程よく入れて一合(180cc)のキッタチ型の湯呑みです。

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ゆったりとした面取りのフォルムで、
たっぷり化粧かけした粉引の素地に、
赤絵で優雅な草花文が描かれています。

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女性には大きめの径ですが、
面取り仕上げが手に馴染み、
意外なほどに握りやすくしていて、
掌の良い仕上がりになっています。

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粉引ベースなので使うほどに、
湯茶が染みていき美しい貫入が期待できます。
愛用に湯呑みとして育てていく楽しみがあります。

                   甘庵

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美しく使い勝手の良いポット

朝からどんよりした空模様の荻窪です。
梅雨入りが間近になっているのを感じます。
西日本では大雨のようです。
近年の梅雨はシトシトよりもどか〜と降る、
災害が各地で繰り返す集中豪雨の季節になっていて、
大きな被害が出ないことを願うばかりです。

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加藤財 ポット 黒丸 12.960円
容積600cc


また熱中症の季節でもありますね。
小まめな水分補給、これが大切です。
かといって冷たい飲み物に頼っていると、
甘庵の年齢には他の弊害も出てしまいます。

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お茶やコーヒーなどが大好きなので、
ノド側湧いてからではなく、
温かい飲み物を少しずつ摂るように心がけています。

それでも濃いめに入れてします緑茶だと、
そう量を飲めないのでほうじ茶や紅茶を、
ポットで入れておいて、
初めの一杯は熱々で飲んでその後は、
温くなっていきますが深みや渋みが増して、
これはこれで案外いけます。

19_kato_0242.jpg

この時に甘庵は加藤財さんのポットを使っています。
注ぎ心地や美しいフォルムが心和むお茶のひとときになります。

ご紹介している丸型のポットは、
見た目のサイズ感以上に容積が取れるので、
ご紹介する時にサイズではなく容積をお知らせしています。
画像のポットは径11cm高さ12cmと、
特別大きさを感じませんが程よく入れて600ccほど入ります。

19_kato_0244.jpg

このぐらいあれば食後のたっぷりのお茶も、
湯呑みで4〜5杯を注げます。
使い勝手も美しさも抜群のポットです。

               甘庵


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技が光るデザートカップ

銀花のある街では色づきだした紫陽花や、
芳香を漂わせはじめた梔子を見かけます。
少しずつ近づいてくる梅雨の気配が感じられます。

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巳亦敬一 新スキデザートカップ三角 3,456円
径11.3cmH8.3cm


蒸し暑くなると自然と、
ガラスの器に目が行きますね。
今日は飽きのこないさりげない表情に技が光る、
巳亦敬一さんの新スキデザートカップ三角をご紹介します。

19_mimata_0191.jpg

彩りシリーズでは彩りや組み合わせを変えて、
お目見えしている人気のあるフォルムです。
今回は色やドンボ玉などの加飾のない、
スキガラスのみで仕上げていますが、
彩りシリーズとは異なる魅力を見せる、
巧みな技が込められている仕事です。

19_mimata_0190.jpg

それは器が置かれる光環境で見せる、
煌めきと陰影です。

19_mimata_0192.jpg

カップの被せ部分には、
細かな市松文のような凹凸のある、
立体的な文様が光を歪め反射させて煌き、
置かれた場所には立体的な陰影を映し出します。

適度な透け感で涼感を見せて、
黄金色の煌めきは手仕事の温かみを持ち、
ステムのある凛としてたたずまいで、
デザートや料理を優しく包み盛り映えします。

                甘庵


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加藤財さんのポットが入荷しました

加藤財さんからポットが届きました。
黒、白、彫、丸、平、茄子、瓶子と、
形や色や容積とそれぞれ一つずつの顔を持つポットです。

19_kato_0220.jpg
加藤財 ポット彫り 黒丸 17,280円
容積600cc


加藤財さんのポットといえば、
水切れの良さ、注ぎ心地の良さ、美しいフォルム。
そして何よりお茶が美味しく入ります。

19_kato_0231.jpg
加藤財 ポット彫り 白丸 17,280円
容積600cc


そんなポット作り出している加藤さんは、
相変わらずストイックな制作中心の暮らしぶりです。
頭がさがるほどいつも頑張って作られているのですが、
「寄る年波」と愚痴が溢れるようになりました。
それでも変わらない繊細な作りですが、
どうしても完成数量には限りが出てきています。

19_kato_0290.jpg
加藤財 ポット黒 なすび 12,960円
容積450cc


加藤さんのポットは食器でありながらも、
茶器でありお茶を心豊かに楽しむ嗜好品です。
そのため一つ一つの表情に仕上げていることを、
大切にしていいます。

19_kato_0305.jpg
加藤財 ポット 白平 12.960円
容積500cc


同じ丸型でも口やハンドルが本体に着くバランスや、
蓋を本体の際の造形や、蓋のつまみなどや、
絵柄や釉薬がないために土の配合を変えていて、
比べてみると一つずつなのがよくわかります。

19_kato_0299.jpg
加藤財 ポット黒 瓶子 12,960円
容積350cc


手仕事の器は少なからずそうなのですが、
加藤さんのポットは時に一期一会の出会いになります。
それでも使い勝手がよくお茶が美味しく入りので、
きっと出会いに満足していただけると思います。
数に限りがありますので、気になる方はお早めに。

                甘庵


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たっぷり飲みたい時のアイテム

今日の荻窪は、いっとき暑い日が続いたせいか、
少し過ごしやすく感じます。
お出かけいただくにはぴったりの日曜日です。

今日はこれからの季節に大切な水分補給に役立つアイテムの、
荒川尚也さんのアワ水差しをご紹介いたします。
これは機能的にも頼りになる納まりが随所にあって、
実に使い勝手の良い水差しです。

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荒川尚也 アワ水差し 17,280円
W22cmD10.5cmH23.5cm 程よく入れて1.2L


まずは容積が美しく入れて1.2L入ります。
程よい水切れでスムーズな注ぎ心地が良いデザインです。
また1.2kgの水と本体の重量を支えて持つハンドルが素晴らしい。
少しでも軽くするために中空にした丸ひらで、
手に馴染み掴みやすく安定しています。

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わずかに絞り込んである口作りのデザインは、
切れだけはなく大きめの氷を抑えて、
出にくくするディテールになっているのも、
細かな心使いのデザインです。

18_arakawa_0149.jpg

細長いデザインは注ぎやすく、
かつベタ底で安定性もあります。
水を入れると下半分のゲージの型跡と、
滑らかな宙吹きの表情の違いが屈折や反射を変化させて、
涼しげにキラキラする煌めきを見せてくれます。

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またお休み中には花入としても、
ハンドルと口が良いアクセントになって、
アレンジのある花器として活躍してくれます。

              甘庵


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思いがけず盛り映えする六寸皿

勢いのある緑が初夏の日差しに美しく輝いています。
茂った木々が作り出す木陰が嬉しい季節になってきました。

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粉青掻落皿6寸 6,048円
径18cmH4cm


今日ご紹介するのはこの季節を思わせる、
対の葉の中に新しい芽や蕾の勢いのある様がそのまま文様になった、
光藤佐さんの粉青掻落皿六寸です。

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轆轤で成形後全体に化粧土を刷毛引きして、
竹べらなどで掻き取って白地の文様を描き出します。
刷毛目跡のある白い素地に薪窯焼成の灰かぶりが、
大胆でシンプルな文様に深みを持たせています。

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絵柄は印象的な文様ですが、
白い化粧土も、
掻き落とされた素地も、
灰釉も灰かぶりも、
全てが自然の素材のため、
不思議なほど料理を引き立たせて、
美味しそうの盛り映えさせてくれます。

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程よい縁の立ち上がりがで、
色々な食材や料理を受け止める使い勝手の良さは、
器つくりの上手な光藤さんらしいところです。

露地物が美味しくなる野菜も、
甘みが増す果物も、
種類が豊富な魚も、
似合う六寸皿です。

               甘庵


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