昭和、平成、令和という流れの中で、
室内環境は随分変わりました。
エアコンや暖房などが発達して室内環境が整いやすくなり、
過ごしやすくなって暮らし方が変わったと思っています。
このことは食生活にも影響を与えていると思います。
巳亦敬一 デザートカップあずき 5,060円
径11.8cmH8.2cm甘庵の子供の頃に比べて、
冷たいデザートや料理が四季を通して食べるようになりました。
自然と器にもその影響は及んできていて、
夏の器の代表だったガラスの器を、
一年中使われる方が多くなりました。

ご紹介する巳亦敬一さんのデザートカップあずきは、
巳亦敬一さん独特の不透明な素材感や和の彩りで、
ガラスなのに温かみのある器に仕上がっています。

夏の器としてだけではなく一年中使う使い方を、
積極的に試したくなる質感と表情を持っています。

呼称になった「あずき」は和菓子の香りが漂い、
緑と赤茶の組み合わせが美味しそうで、
抹茶あずきを思わせるところからです。
デザートからお料理まで様々食材や料理が、
美味しそうに盛り映えする、
四季を通して使いたいガラス器です
甘庵
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美味しそうな器展から今日ご紹介するのは、
器ではないのですがとても美味しそうな、
半ばオブジェのようなアイテムのガラスの池です。
荒川尚也 ガラスの池 6,380円
本体:径9.7cmH5.3cm付属の金属の玉を乗せると香立てとして使えるのですが、
本体のガラスの塊そのものがとても魅力的な存在感を持ち、
暑い季節には氷のようで涼感を楽しめ、
四季を通して砂糖菓子やジェリーのような、
美味しそうな容姿を見せてくれます。

香立ての金属球を外して、
小さなステージに仕立てて落ち花や香草を添えると、
なんだかポエムが生まれそうなしつらえになります。
それなら珍味や酒盗を後生大事に盛りつけして、
秋の夜長を一人酒するのみ似合うかもしれませんね。

いや甘党の甘庵は、
大好きなチョコレートをチョコっと盛って、
(親父ギャクだでありません)
ブラックコーヒーで楽しむのもありかな〜。

そんな妄想が広がっていくのも、
魅力的なオブジェでありながら、
美味しそうな存在感からでしょう。
甘庵
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美味しそうな器展から今日ご紹介するのは、
小野寺友子さんの刷毛引きの粉引鉢です。
小野寺友子 粉引鉢大 5,500円
径22cmH7cmモダンなフォルムは和食器でありながら洋食器の佇まいもあり、
多様な食材が上る今の私たちの暮らしにむく、
小野寺さんの器の持つ魅力的な個性です。

通常粉引は化粧土を水で溶いた泥漿に、
そっくり浸すことで素地の上に化粧土の層を作りますが、
小野寺さんは比較的ザラッとした化粧土を、
刷毛で塗ることで描くようにしています。
刷毛むらで生まれる濃淡で素地が見え隠れするさまが、
抽象文様のよう見える心惹かれる仕上がりです。

また甘庵にはザラッとした化粧土の作り出すテクスチャーが、
どこか焼き菓子を思わせてくれます。
ちょこっと端をかじるたくなる衝動を覚えてしまいます。
そうこれもまた美味しそうな器です。

そして美味しそうな器は共通して、
料理を美味しそうに盛り映えさせます。
しかも上に書いたように和食から洋食、中華、エスニックと、
料理を選ぶことなく納まりがよく、
味わいをアップしてくれる働き者の器です。
甘庵
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美味しそうな器展から今日ご紹介するのは、
久保田信一さんの鉄彩七寸皿です。
茶色から黒の鉄の発色の濃淡が美しい皿です。
久保田信一 鉄彩七寸皿 3,960円
径21cmH3cm久保田さんは鉄を上手に発色させて、
黄色、緑、茶、黒などを中心にした、
普段使いの器を作ってくれます。

派手さより使い勝手の良さを信条に、
丁寧な轆轤仕事で陶器の良さを生かした、
美味しそうな器を作ります。

この鉄彩七寸皿もそんな一つで、
見過ごしそうなくらいに自己主張が控え目ですが、
でも手にとってじっくりみて見れば、
丈夫にするために口縁に厚みを持たせ、
際に釉溜まりを計算した凹み、
盛り付けしやすい納まりの見込み、
安定性を確保しながらも凛として気品のある高台と、
隅々まで使う人への思いやりにあふれています。

また窯変で生み出された濃淡の変化のある釉調は、
和の皿としての品格を備えていて、
同時に普遍的な皿の納まりを持つデザインで、
洋皿としての多用性も持っていて、
様々な食材を楽しむ今の食卓にピッタリな、
使い回しの良い器です。
甘庵
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美味しそうな器展から今日ご紹介するのは、
巳亦敬一さんの新スキワイングラス変形です。
ボール下部に二方向から被せたガラスが、
花の蕚のようで華やかな装いを見せます。
新スキワイングラス変形 3.520円
径7.1cmH12cm新スキシリーズは受ける光で変化して、
赤みのある光の元では黄金色のきらめきを見せます。
スキガラスの透明感から爽やかさを持ちながらも、
温かみを兼ね備えた人気シリーズです。

このワイングラスの被せ部分は、
光を歪ませ反射させて変化を増幅します。
取り巻く光ごとのそれぞれのきらめきを見せます。

秋が深くなり空にも秋の色合いが強くなってきました。
晴れた日の澄んだ青も、
長く降る冷たい雨も、
それぞれの色合いに変化して見せます。

日の暮れるのも早くなり、
点灯する時間が長くなりました。
電球色の灯りの下ではより黄金色が強くきらめいて、
肌寒くなってくる中でもワインやリキュールを、
心地よく味わえる温度感を見せてくれる、
四季折々の空気感を取り込んで見せてくれる、
美味しそうなワイングラスです。
甘庵
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美味しそうな器展から今日ご紹介するのは、
久保田信一さんの刷毛目小丼碗です。
伝統的な刷毛目の手法ですが久保田流は、
どこか現代アートの香りが漂います。
ブ久保田信一 刷毛目小丼碗 4,400円
径16.5cmH7cm鉄分の多い素地に白化粧土を、
刷毛で引くというシンプルな手法だけに、
作り手の個性や感性が現れます。

和の器作りバリバリの作り手の多くは、
勢いのある刷毛目を意識して、
動きのある刷毛目の中に個性が表れています。

対して久保田さんの刷毛目は、
静かでそして立体なのに二次元的です。
量産の刷毛目が動きがなく平面的になりがちですが、
それを飛び越えてのあえての表現として穏やかな刷毛目です。
ですが力強さが滲み出しています。
表面ではなく中にエネルギーが封じ込められているような、
芯の強い質感を感じ取れます。

一見の表情の静かさからと計算されたフォルムから、
名前の通り丼であり碗でありボールでもあり、
多様な料理や使い方に対応する懐の広さを見せます。
それはただ器用にこなすのではなく、
盛り付ける料理によって違う表情を見せる、
美味しそうな器が持つ実力を持っています。
甘庵
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美味しそうな器展から今日ご紹介するのは、
光藤佐さんの粉引5.5寸皿です。
穴窯でしっかり焼かれて自然釉や焦げや御本など、
一つずつ異なる窯変が見られます。
光藤佐 粉引鉢5.5寸 4,950円
径15.5cmH4.5cmこれ甘庵にとっての美味しそうな器の見本のような皿です。
でももしかして一部の器好きにしか同調してもらえないかもしれませんね。

確かに白くとろ〜んとした上がりの粉引からは、
かけ離れていますね。
でも均一に白く上がるのを狙った作りなら、
タイルや衛生陶器を作り出す方向としては納得できますが、
甘庵にはどうもそれが美味しそうには感じられません。

食べ物の嗜好と同じなので、
あくまでも甘庵の好みですが例えるならば、
工場で自動に焼かれて綺麗に仕上がっているみたらし団子と、
おばあちゃんが炭火で焼いて焦げがあったりする団子との違いです。

甘庵の好みの器は手あとが見え個性があることです。
つまりよく焼かれそこには人の手や炎のイタズラが残り、
一つずつの個性が生まれている器です。
食べ物のように仕上がっていて美味しそうな器です。
そんな美味しそうな器なら料理が美味しそうに盛り映えして、
料理も盛り付けもどんどん楽しくなります。
特別ではない毎日のご飯が自然にご馳走になっていきます。
甘庵
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今日ご紹介するのは、
荒川尚也さんのほう珪酸茶盃クリアです。
荒川さんらしい澄んだ素地の小ぶりのグラスのようですが、
なかなか多用性を備えた盃です。
荒川尚也 ほう珪酸茶盃クリア 4,290円
径6.5cmH5.4cm荒川さんの工房で調合されたオリジナルの素地の、
耐熱ガラスのほう珪酸ガラスで作られています。
工房内のテストで常温23度で98度のお湯を注いでクリアしています。
つまりほとんどの日常の使い方ができます。
普段ガラスではできない陶器や磁器のような使い方が、
ほぼクリアできるガラス機です。

本来の目的の熱いお茶を楽しむように、
熱い飲み物全般がいけます。
熱燗も0Kですね。
暖かい料理の盛り付けもできるので、
見た目にインパクトがあるしつらえが楽しめますね。

アワ文のないプレーンな盃のようですが、
腰部分には細かいモールが施されていて、
素地の調合からか白い煌めきが楽しめます。

液体が注がれると煌めきが強く見え、
注いだり飲み干したりで変化する、
光の演出が美味しさを後押しします。
使い方の工夫で広がりの生まれる、
欲張りな使い勝手を楽しめる盃です。
甘庵
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朝晩が急に肌寒くなりました。
被災されている方々には厳しい天候で、
体調管理が心配になります。
頑張ってください。
久保田信一 鉄彩スープカップ 3,960円
径12.5cmH7cm 程よく入れて300ccほど今日ご紹介するのは使い勝手の良い、
久保田信一さんの鉄彩スープカップです。
朝に即席のスープを作ったり、
たっぷりカフェオレを飲んだりという、
広口のフォルムで使いやすいデザインです。

カップとしてはもちろんなのですが、
小ぶりな飯碗に取っ手がついたサイズで、
ボールとしての使い方も広がります。

温野菜や煮物からご飯まで盛れるサイズで、
熱々でもハンドルを持って食べれる利便性が、
なかなかのものです。

これ一つで色々使える、
マイカップ&マイボールという、
フルに活用できる自分の器になります。
甘庵
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今朝の荻窪は雲が重く立ち込めて肌寒さを感じました。
体育の日で休日ですが台風の爪痕の辛い映像が、
気持ちを暗くしてしまいます。
そんな中の昨夜のラグビーの日本VSスコットランドは、
両チームの熱い気持ちがぶつかり合う良い試合で、
日本が見事に勝利しました。
見ているだけで熱くなり感激しました。
藤田佳三 飴釉鎬四方皿 3,300円
□13.5cmH4cm今日は秋めいた穏やかな色合い釉調で、
料理映えする温かな表情を見せる、
藤田佳三さんの飴釉鎬四方皿をご紹介します。

見込み部分は飴釉が織りなす濃淡が美しく、
縁部分びは中央から放射状に鎬が施され、
鎬の峰部分が飴釉が弾かれて明るく、
谷部分が濃くなって美しい鎬文を見せています。

飴釉は粘度の柔らかな釉で溶けた時に、
低いところに溜まることで見せる、
飴色のグラデーションが鎬文や器の表情を豊かにしています。

四方皿ですが放射状の鎬文が、
円形や中心をデザイン的に内存していることと、
とろける釉調の飴釉が全体に温もりを与えて、
四角い角のあるシャープな印象の中に、
穏やかで温かみのある表情に仕上げています。
甘庵
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大きな台風が広範囲に爪痕残して通り過ぎて行きました。
特に雨の被害があちらこちらに広がっていて、
堤防が決壊した地域はまだ災害が続いていて、
空からの痛ましい状況を見ると辛くなります。
あれだけ大きな台風が来るのがわかっていながらも、
なんとかならなかったのでしょうか。
残念です。
今日は和洋折衷の器。
これ、すでに古い言葉ですかね。
もしかして死語とかになるのですか?
和と洋を折衷するって、
中途半端的なイメージもあるかもしれませんが、
この混ぜちゃう、融合させちゃうという、
そのこと自体がすごく和なんだと思います。
文化、文字、音楽、食べ物等々、
古くから異国から伝わるものを、
適当に自分達に都合よくアレンジして、
取り入れてしまうバイタリティーが好きです。
小野寺友子 黒マット七寸皿 4,400円
径20.5cmH3.5cm中途半端て思われて結構。
どっち付かずっと感じても結構。
八方美人と言われても結構。
というか芯がずれることなく、
むしろ頑固に動かず、
良いとこどり、新し物好きの、
国民性というか文化でまとめてしまうとことが、
甘庵個人としては好ましく感じています。

そんな和洋折衷の良さを感じるのが、
ご紹介している小野寺友子さんの、
黒マット七寸皿です。

プレートと言ったほうが良いようなフォルムですが、
釉調や質感は和の匂いの方が濃く、
結果として完全な和食ではない毎日の普通の料理が、
美味しそうも盛り映えする皿です。

七寸のサイズも一番使い道の多いサイズで、
使い勝手の良さもあり食卓への出番も多く、
すぐに元が取れるという、
八方美人の器です。
甘庵
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大きな台風がやってきます。
関東首都圏を襲う進路のようです。
比較されている昭和33年の狩野川台風を、
子供心に記憶しています。
夜中に怖かったおぼえがあります。
翌日の台風の残した爪痕に唖然としました。
巳亦敬一 新スキ六角台付グラス 3,630円
対角7.5cmH14cm 程よく入れて200ccその時のことだと思うのですが、
夜中の台風で雨風の凄い音とともに、
寝苦しい蒸し暑さがあります。

今日も蒸し暑くてエアコンを稼働させています。
気温はさほどでないのに・・・。
きっと南の海から運んできている空気なのだと、
勝手に思っています。
そういえば昨晩外に出たときに、
一瞬ですが海の潮風をわずかに感じました。
それも同じだと思っています。

蒸し暑いのでまた冷蔵庫の冷たい飲み物を、
大きめのグラスに入れて飲んでいます。
グラスにつく水滴が蒸し暑さを増長しています。

ラグビー観戦で多くの外国人が訪れていて、
試合中止にがっかりなさっている方も多いことでしょう。
と同時にタイフーンの洗礼も受けてしまっていますね。
噂に聞く大量のビール消費も、
この蒸し暑さで倍増してしまうかもしれませんね。
被害などに会わずにこれも日本の景色の一つと、
思ってくださるといいのですが。
甘庵
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今日の題の「野分」は「のわき」と読んで、
台風の古い呼び方だそうです。
「のわけ」と読んで秋草の野原が、
風で吹きわかれる景色を思い浮かべていました。
はじめの意味の「のわき」方が、
未だかつてないほどの大きさと勢力のまま、
明日にはやってきそうです。
今日のうちに対処をしておきましょう。
中條正康 武蔵野図撫角向付 小 4.950円
□10cmH5.8cmでもブログは後の方の「のわけ」をイメージできる、
中條正康さんの武蔵野図撫角向付をご紹介します。
柔らかな陶器の素材感の素地に、
鉄と呉須と化粧土でリズミカルに描かれた秋草文。

この器の特徴的な造形が角のないまる角形です。
角形でも角のない連続する画面いっぱいに秋草が描かれ、
果てのない広がりを意味する武蔵野図を、
小さな器の中に見事に表現しています。

器を2客、3客と並べると、
素地の土色の上に鉄の黒茶と、
呉須の深めの青と化粧土の白で描かれた秋草文が、
連続的に広がりを見せていって、
より広大な武蔵野図を見せてくれます。

そして、料理映えします。
様々な料理がとても美味しそうに収まるのは器の懐の広さです。
その点も武蔵野のイメージに重なります。
甘庵
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食後に冷たい麦茶を飲んでいたのが、
暖かいほうじ茶が美味しい季節なりました。
緑茶を水出しをしていた加藤さんのポットが、
番茶やほうじ茶を入れるようになりました。
加藤財 ポット 黒丸 13,200円
容積680cc加藤さんのポットは、
一つずつ顔の違う美しい姿と、
隅々まできめの細かい仕上がりで、
キレが良くお茶を入れる所作が楽しくなり、
自然に美味しいお茶が入り、
喉と気持ちに潤いを与えてくれます。

煎茶道具の急須に準じた作りは、
繊細で少しだけ扱いに優しさが必要ですが、
それもご自分なりのルーティンとして、
無意識の習慣になっていくと、
他の器の破損率も同時に下がる効果もあります。

使い慣れて身近な器になっても、
美しいフォルムの凛とした存在感は、
これからお茶をするという、
切り替えの気持ちにさせてくれるのが、
加藤さんのポットの持つ効力だと思います。

そんなことを意識され少し気持ちを整えて、
いつもの使い慣れたお茶を入れると
温かなお茶を注ぐと豊かな香りが漂い、
ほっとする時空を作ってくれのが、
加藤さんのポットです。
甘庵
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色々な○○の秋がありますね。
人それぞれに思い浮かべる秋があると思います。
甘庵はすぐに実りのとか収穫のとか、
食べ物がはじめに思い浮かんでしましますが、
この秋はラグビーなど日本チームや選手が活躍する場面が多く、
スポーツの秋を感じています。
荒川尚也 カーフグラス アワ 4,730円
径9.6cmH12.2cm観戦しているとついつい力が入り熱くなります。
冷却のためには扇風機やエアコンの空冷方式もありますが・・。
ここは液体でヒートダウンさせる水冷方式を選びたいところ、
まぁー水というのも味気ないので泡が立ったりするものを、
その場合にはお気に入りのグラスだとなお気持ちよく美味しく。

というわけでオススメするのか、
荒川尚也さんのカーフグラスアワです。
いわゆるゴブレットなのでマイグラスとして、
ビール、ワイン、お茶、コーラ、ジュールと、
お好きな飲み物を楽しめます。

飲み物の色うつりが良く、
口当たりの良さと掌の良さで、
飲み物が一層美味しくなるグラスです。
そこに観戦の楽しみが加わるのですから、
なお一層美味しく味わえることになります。

美味しくて飲み過ぎてしまい、
クールダウンではなく、
かえって気持ちは熱く盛り上がってしまうかも。
それもまた良しということにして、
美味しい応援グッズとして、
熱く応援していきましょう。
甘庵
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秋には様々な美味しいものがありますね。
サツマイモや里芋やレンコンなどの根菜やきのこ類は、
味がより深くなって来ています。
朝晩の気温も下がるとこっくりした煮物が美味しくなります。
光藤佐 粉青総刷毛目舟形鉢7寸 9,020円
W23cmD17cmH7.8cm煮たきものをたっぷり盛り込みのが似合う、
光藤佐さんの総刷毛目船形鉢七寸をご紹介します。

轆轤挽きの後、柔らかなうちに歪めて楕円にしつらえ、
長辺中央二ヶ所を切り取って船形に仕立ててあります。
粉引にも見えますが化粧土を刷毛で、
隈なく塗った総刷毛目です。

光藤さんの通常の刷毛目は力強い動きのある刷毛目ですが、
こちらは静かでゆったりした表情の中に、
上品で品格が漂う仕上がりです・

盛り付けた料理が自然と気品を持ち、
優しく包み美味しそう盛り映えします。
しつらえに一層心がこもり、
料理への心構えを見直し深めます。
実りの秋を盛りたくなる鉢です。
甘庵
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開店前に倉庫へ行った来たのですが、
空が澄んでいるのか秋の陽が刺す感じでした。
気温もどんどん上がり十月としては暑い日になりました。
巳亦敬一 台付グラス メッシュ B 4,400円
径8.5cmH11.5cm今日ご紹介する器を、
単純な甘庵は直ぐにガラスを選んでしまいました。
巳亦敬一さんの台付グラスメッシュBです。

少し大人っぽい落ち着いた青で、
さてさてどうやって作り出すのか、
斜め格子状の文様に仕上がっています。

安定感と使い勝手が良いガラス塊の台は、
金属を焼き付けた質感の赤茶で、
青いメッシュ文を引き立てています。

透け感を残しながらも、
文様のあるカップと安定した台付グラスは、
飲み物だけではなく一工夫して、
デザートや料理などを盛り付けたくなります。
甘庵
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秋になると美味しいものが目白押しです。
中でも炭水化物好きの甘庵には、
三大黄色好物があります。
サツマイモ、カボチャ、そして栗です。
中でも縄文時代から愛されていた栗は、
秋のイメージに重なり美味しいですよね。
久保田信一 栗虎釉四寸五分皿 2,200円
径13.5cmH2.5cm今日はその栗の彩りを思わせる、
久保田信一さん栗虎釉四寸五分皿をご紹介します。

陶器の良さを生かして軽く、
しっかりと焼かれていて丈夫で、
ニュートラルなフォルムで、
使い勝手の良い日常の使いの器です。

鉄釉が溶けて流れ混ざることを計算して描かれ、
浮かび出たアブストラクトな文様は、
自然界の動植物が少しずつ個体差があるように、
個性を訴えて来ます。

はじめに印象を強く持たれる方もいらっしゃるかもしれませんが、
大胆なようでも窯の中で生まれた非作為な文様なので、
不思議なくらいに料理を盛ると馴染み、
美味しそうに盛り映えします。
しかも使い勝手の良い四寸五分皿のフォルムで、
実に多様な料理がナチュラルに引き立ててくれます。
実りとともに器でも秋を感じ取れる栗色の皿です。
甘庵
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ラグビーW杯盛り上がって来ていますね。
日本大会でホームの強みがあるとはいえ、
日本チームの素晴らしい試合に、
期待感が高まって来ます。
巳亦敬一 新スキ楕円デザートカップ 3,520円
W13cmD12cmH6cmマスコミでも関連した情報を見かけますが、
ラグビー大会にかけたり記念しての様々な商品もあるようです。
荻窪銀花でも何か盛り上がりの乗っかれないかと・・・。
ありました。

ラグビーボールデザートカップ。
えっ・・・違う?
巳亦敬一さんの楕円デザートカップ!
そうです。そこが・・・。
ラグビーボールを半分にした形のようでしょ。

ラグビーが他の球技と違う一番の点に、
あのボールがあると思います。
今でこそ幾何学的な楕円で規則感がありますが、
きっと創世記のラグビーボールは、
手仕事感ある歪んだ形だっったのではないかと、
思い描いてしまいます。

この形だからこそ蹴ってもまっすぐは転がらず、
アットランダムに弾んでいく感じが、
あえて丸から歪めたカップ部が生み出す、
一般的な丸い器にない魅力の深さが、
器好きには重なって心惹かれる部分です。
ラグビー好きには目を止めて欲しい器です。
甘庵
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