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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

盛り映える秘密は自然由来の彩り

今日も良い天気の荻窪ですが、
昨日今日をその分朝がしっかり冷え込み、
ピリリとした冬の空気感でした。

葉物野菜がぐんと美味しくなり、
根菜も甘味を増してくる気がします。
野菜たっぷりのメニュが色々頭に浮かびます。
当然どんな器に盛り付けるかと、
しつらえの妄想も楽しみます。

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久保田信一 鉄彩盛り皿 6,600円
径25cmH3.5cm


とは言っていながらも、
調理盛り付けの時には空腹で気持ちが急いて、
器のセレクトが曖昧に・・・。
そんな甘庵は常備菜ならぬ常備器を決めています。

16_open_1274.jpg

いえこれは多くの器好きの人が、
自然にいつも使う器として、
飯碗や汁椀や箸と同じレベルで、
主力で使うマイ皿やマイ丼碗やマイグラスなどを、
決めていると思います。

16_open_1275.jpg

その時特に皿や丼鉢はこのみに加えて、
懐広く盛り映えするものを選びます。
その時にオススメなのが自然由来の彩りの器です。

16_open_1276.jpg

ご紹介している画像の久保田信一さんの、
鉄彩盛り皿もオススメの自然由来の彩りです。
鉄を発色の元にしていますが、
釉が溶けることに絡むことで発色する、
素地の土にある鉄分や灰釉の中の鉄分が、
微妙な分量ながらも生きてきて、
ナチュラルな濃い彩りになっています。

黒釉と言われる釉薬ですが、
量産の器にはない深みと温かみがあり、
自然由来だからこそ自然素材の食材が映え、
美味しそうに仕上げる盛り付けになります。
 
               甘庵
   

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量より・・・見た目で楽しみ味わう

食べる楽しみは日に三度は味わえ、
健康であることに密着しています。
バランス良く規則正しく食べる習慣が大切なのです。
その点は好き嫌いなく毎食美味しくいただいておりますが、
食いしん坊としてはむしろ過ぎたるは・・・を、
心がけなければならないことが課題になっております。

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巳亦敬一 新スキデザートカップミニ 3,190円
径8.5cmH7cm


その手っ取り早い方法として、
器のサイズを小ぶりにしていくのが、
今の自分には有効で実行しやすい方法かと、
そう思っております。

19_mimata_0026.jpg

毎日の食事の定番の器を、
そっくり変えると目新しく、
メニューのアレンジぐらいに気分も味わいも変わります。
新しい器もゲットして使いたくなってきて、
器好きとしてなかなか楽しめます。

19_mimata_0027.jpg

そのお話にもぴったりなのが、
ご紹介している画像の巳亦敬一さんの、
美しいフォルムで小さいけど存在感がある、
新スキデザートカップミニです。

19_mimata_0029.jpg

カップ部分の被せに入るモールが、
黄金色の輝きを強くしていて、
豪華で気品があり分量の減った分を、
視覚で補ってくれる力があります。

19_june_0366.jpg

お手持ちの磁器などの焼き物のソーサーや、
少し大きめの茶托など異素材と組むことで、
違ったアレンジ広がって楽しめます。

              甘庵
 

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手ひねりの温もりのある鉢

朝からどんよりした空模様で、
今日はこのまま終日気温が上がらないようです。
お日様が出ていなくて気温も低いと、
どうも活動的になれないお天気屋の甘庵です。

温かい飲み物を温かい食事と、
温もりのある器で過ごすのが一番。
と言うのが器好きがテンション上げる方法です。

17_cool_0337.jpg
鶴見宗次 手ひねり焼きしめ片口鉢 5,500円
W16cmD16cmH8cm


そんな今日のチョイスはロクロ挽きではなく、
手ひねりと言われる手で作り出している、
鶴見宗次さんの手ひねり焼きしめ片口鉢です。

17_cool_0339.jpg

釉薬ではなく木の灰を水で溶いで施し、
胎土の限界まで焼きしめることで、
灰は自然釉に噛んでいる石が溶け出しています。

17_cool_0338.jpg

この自然素材由来の仕上がりがもたらすのが、
何を盛っても美味しそうに映える効果です。
温もりのある表情で料理の味をワンランク上げてくれます。

17_cool_0339.jpg

大きさと形から盛り鉢と思われますが、
液体を注ぐカタクチ本来の機能も抜群で、
望んだ通りに注げてスパッと切れる、
注ぎ心地が素晴らしい片口です。
たっぷり酒で宴を盛り上げたり、
出汁つゆや割り下やドレッシングなどを、
卓上で注ぐときにも大活躍します。

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親しみのある印象の汲み出し

気温の変動が激しいですね。
1日のうちでも大きく変わったり、
前日とは打って変わる寒暖差に、
体調管理に心配りが必要ですね。

秋と冬がせめぎ合っているのかな。
それでも少しずつ冷え込んできていて、
季節が変わっていくのを感じます。

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光藤佐 粉引汲み出し 2,530円
径9cmH5cm


甘庵は冷たい飲み物が元から多く取らないのですが、
ほぼ温かい飲み物が中心になってきています。
それにガブガブと飲むことも少なくなりました。
むしろ濃い香りあるコーヒーや紅茶やほうじ茶や煎茶が、
美味しく感じます。

17_mitufuji_0103.jpg
穴窯で生まれた御本(赤い発色)は自然な発色で、
表情の中に温もりのある窯変です。


今日は煎茶に程よいサイズと使い勝手の、
光藤佐さんの粉引汲み出しをご紹介します。
程よく入れ60~70ccほどの汲み出しとしては小ぶりで、
煎茶を美味しく飲むにはちょうど良いサイズです。

17_mitufuji_0104.jpg

煎茶を美味しくいれるには、
200cc前後までの方が無理なく美味しく入ると、
甘庵は思っています。
その分量だと2〜3杯を摂れる椀の容量分です。
友人や家族を語らいながらお茶するには、
程よいサイズ感です。

17_mitufuji_0105.jpg

そういえば大昔に光藤さんの前の工房を尋ねたときに、
宴を催してくれてこの碗に一升瓶から酒を注がれた、
鮮烈な驚きを覚えたことを忘れません。

光藤さんの中である猪口的なサイズ感で、
飲み物全般からちょこっと盛ってもいける、
そんな親しみもある印象を備えている器です。

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プチ晴れの器

先日飲み友のM氏から美味しい柿をいただきました。
彼の叔母さんから届いたお裾分けの庄内柿です。
タネがなく程よく上品で自然の甘みが、
普段甘い袋菓子ばかり食べている甘庵には、
体に良さろう〜と感じます。

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彼の叔母さんから届いたお裾分けをいただきました。
叔母さんのお住まいは羽黒山神社のお膝元でそうで、
「とうげ」と言うところなんですが、
「手向」と書いてそう読むそうです。
彼自身が幼い頃からの「とうげ」と言う響きで認知していたものの、
文字表記と認識が一致したのは後になってと言っていました。
甘庵が知らないからそう感じるのでしょうが、
地名には面白い表記や読みがありますね。

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荒川尚也 キャスト丸皿 スキ 4,400円
径11.5cmH1.7cm


その柿を画像でと思って似合うな〜と、
今日ご紹介するのは荒川尚也さんのキャスト丸皿スキです。
厚みのあるガラスに光が入った表情が綺麗な、
塊感がいい感じの皿です。

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厚みがあるので重さもあるので、
日常的な器ではないのですが、
かた苦しさはない使いたくなる器で、
プチ晴れの器として気持ちを変えるときに、
ちょうど良い器だと思います。

19_arakawa_0605.jpg

荒川さんの作品のほとんどが宙吹きガラスです。
溶けたガラスをステンレスの竿に巻き取り、
息を吹き込んで膨らませて作っていく方法です。
このキャスト皿やガラスの池はそれとは違う方法で、
簡単な雌型(凹んだ型)に溶けたガラスを流し込み成形します。

19_arakawa_0607.jpg

底面側の型の生み出すザラッとしたテクスチャーと、
表側の艶やかなガラスの素材感の違いや、
そのために生まれる光の反射や屈折が、
厚みのある存在感と一緒に魅力的な効果を生み出しています。

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眺めているだけで和むポット

連休なのにあいにくと朝から雨の荻窪です。
明日まで降り続きそうです。
気温はそう低くはないのですがどんよりとした天気のせいか、
温かくてホッとする飲み物が欲しくなります。
甘庵は、ほうじ茶が思い浮かびました。

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加藤財 ポット 黒平 13,200円
容積500cc


となれば・・・。
加藤財さんのポットでしょう。
黒平がイメージです。
安定感のある平たいスタイルは、
丸型や瓶子型やなずびよりもどこか長閑です。

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加藤さんのポットの中では大きめの口に、
熱々の湯を注ぐ湯気に気持ちが和みます。
ほうじ茶の香りが漂ってくればもう、
すっかり心が解けてきちゃいます。

19_kato_0279.jpg

あとはお茶のお供に何を選ぶかな・・・。
かりんとう。
ごま煎餅。
いや、芋ケンピもいいな〜。
これでは腹回りが増えるばかりですな〜。
ここは妄想だけで我慢のしどころです。

19_kato_0281.jpg

美しい姿は眺めているだけで和めますが、
すぐに使いたくなる気持ちから、
妄想も広がってくる力もあり、
ある意味、誘惑もされる魅力を持つポットです。

              甘庵
 

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手間が苦労ではなく楽しさが伝わる器

暦では小雪」の今日は、
朝から雨が降り出している荻窪です。
空気入れ替えと窓開けた時に、
思わず「寒い」と声が出ました。
このまま気温が上がらないようです。

そういえば一昨日の休みに荷物移動している車中から、
生垣に山茶花が咲いているのを見かけました。
冬の足音が聞こえてきた気持ちになりました。

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中條正康 椿小向付 7,150円
径8.5cmH6.5cm


山茶花ではなくもう少し先に咲く白椿を、
見事にデザイン化した中條正康さんの、
椿小向付をご紹介します。

18_chujo_0272.jpg

化粧土の柔らかな白を花形に残して施釉した緑釉を、
焼成してはまた施釉して焼成と何度か繰り返して、
深みのある緑を生み出しています。

18_chujo_0271.jpg

指先で緑釉部分を白化粧の花文部分をなぞると、
緑釉部分に厚みがあるのがわかります。
とはいえ紙一枚ほどの厚みなのですが、
その厚みが立体感を感じる深みを生み出しています。

18_chujo_0273.jpg

画像構成はシンプルですが、
そのシンプルなデザインをより活かすために、
地味な手間仕事を重ねています。

他の細かな絵付けでも感じるのですが、
手間をかけているところを全面に出す、
これ見よがしに見せるような仕事をしない、
楽しい器を描き作り出すことを、
ご自身が一番楽しんでいる、
中條さんのスマートな仕事ぶりが大好きです。

              甘庵
  

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ぐい呑の条件

盃や杯や猪口などと呼ばれる酒を飲む小さな器がありますが、
同じような酒器であえて「ぐい呑」とうたうものがあります。
この「ぐい呑」の歴史はそう古くないと聞いています。

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光藤佐 黒釉徳利 13,200円 径9.8cmH14cm
光藤佐 色絵ぐい呑み 5,280円 径5.5cmH6.5cm
久保田信一 長石釉鉄流描ぐい呑 2,750円 径7.3cmH3.3cm
堤綾子 信楽焼締めぐい呑 5,500円 径6.2cmH5cm
野波実 白磁花盃 1,980円 径8cmH4.6cm


なんでも大正末期か昭和初めの頃から、
茶事の際に新たに付け加えられたシステムで使われた出したとか・・・。
人数分のぐい呑と大ぶりの徳利(お預け徳利)を盆に整え、
正客(茶会のメインゲスト)に委ねて、
亭主(茶会のホスト)は下がるそうです。

19_winter_0895.jpg

男性が中心の茶会になり、
呑み足りないこと多く、
杯などより少し大ぶりで、
ちょうど茶碗のように一つずつのもので、
器自体を酒の肴にして呑むという遊びを、
茶事にプラスアルファしたそうです。

都市伝説的なで話では、
名だたる企業系の美術館に茶道具が充実しているところの、
当時の企業創始者や一族などの茶会で始まったとか。

19_winter_0896.jpg

侘び茶の初期の茶碗を見立てて使ったように、
当初は頃合いの大きさの器をぐい呑に見立てたそうですが、
すぐに当時の力を持った人たちには陶芸家のパトロンだった人も・・・、
ぐい呑をいう新たなジャンルで依頼したり注文焼きしたようです。

結果として茶陶を手がける作り手たちが作り出し、
陶芸だけではなくガラスや漆器などでも作られるようになり、
今や一般的に大きめの盃をぐい呑として、
酒器のアイテムの一つになりました。

ただ甘庵としては、
大きさだけではなく、
作行きがしっかりしたもので、
できれば一つずつ作る気持ち心構えが欲しいところです。
あえていうなら食器ではなく、
嗜好の器の酒器なので、
器好きには酒の肴になるぐい呑が望ましいです。

               甘庵
  

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ワイングラスの名前で出ていますが・・・

今日は巳亦敬一さんの定番新スキシリーズでは、
一番人気のワイングラスをご紹介します。
人気を裏ずけする魅力と使いやすさがあり、
マイグラスとしてお勧めのグラスです。

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ブ新スキワイングラス 3,300円
径7.5cmH10.3cm 程よく入れて140cc


程よく入れて140cc、満水で210ccほどの容積は、
ワインやビールなど酒類を楽しめて、
ソフトドリンク全般もステムがある分、
少しリッチな気分で味わえます。

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黄金色に見えるのは照らせれる光の色の反射で、
素地はスキ(透明)なので、
注がれた飲み物の彩りを邪魔することなく、
煌めきで味わいとアップさせてくれます。

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巳亦さんの技から生まれる絶妙なステムも大きな魅力です。
よく見るとわかりますがカップ(ボール)部分のモールが、
ベース部分にまで差し込まれています。
つまり脚はカップから引き出せれていて一体で、
それがしっかりとベース(台)部分に付く2ピースで、
丈夫で扱いがとても楽です。

19_mimata_0004.jpg

さらに塊のペースの重さと、
美しくありながら安定感のあるバランスで、
日常使いの中で安心して使えます。
身近に置いて毎日使える条件が満たされている、
優れもののマイグラスです。

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しれっとしている小ぶりのマグカップ

荻窪も今朝は冷えました。
北海道では雪景色になっているようで、
この後も吹雪くとか・・・。
突然に冬来たりですね。

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ブ小野寺友子 白磁カップ 3,300円
左:径8cmH7cm
右:径89.2cmH6.5cm


それなのに今日は白磁が思い浮かびました。
それでも量産品の白磁のような無味無臭感とは違い、
温もりのある釉調を持っている、
小野寺友子さんの白磁カップです。

16_open_1073.jpg

無駄のないサさらりとしたフォルムと、
少しまったりとして濁りのある白磁で、
こだわりのないマイペース感を漂わせた、
しっかり存在感まであるカップです。

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ソーサーはつかず、サイズや姿が一つずつの顔つきで、
マグカップと言ったほうが良いのですが、
近年主流のたっぷり入るマグカップからすれば、
かなり小ぶりのサイズ感になります。

でも、甘庵としてはこのくらいで飲み切った方は、
温かく美味しく飲める量だとおもうのですが・・・。
この時流に乗らないスタンスも含めてトータルの印象として、
しれっとしている佇まいがいい感じのマグカップです。

                甘庵
  

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やわらかな表情の蕎麦猪口

朝方しっかり降って寒かった荻窪です。
日が差して来て穏やかな秋日和になって来ましたが、
日が暮れるとまた冷え込んでくるそうです。
天気予報図に雪マークが見え出しました。
秋から冬へ変わっていく季節ですね。

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久保田信一 蕎麦猪口(白土) 2,200円
灰釉 鉄絵入り 径8.5cmH6cm


器も温かみのある表情のものが使いたくなります。
今日は久保田信一さんの陶器の良さが引き出されている、
蕎麦猪口をご紹介いたします。

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灰釉の淡い緑と鉄絵が黒茶グラデーションを見せて、
料理も美味しそうに盛り映えする、
やわらかな表情に仕上がっています。

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手持ちも軽やかで口当たりも良く、
磁器や炻器に比べると保温力も高いので、
これからの季節には温かな飲み物を楽しむのにもぴったりです。

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軽くても口縁をポテッと厚めに丸く仕上げ、
丈夫で使い上がってがよいデザインで、
重なりも良く収納性も高くて、
日常の器としての気楽に使えるオススメ度が高い器です。

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時間の経過した今 新鮮味ある皿

今日ご紹介するのは光藤佐さんの少し前の作品です。
店頭には出さずにいた・・・ある意味熟成物です。
というのは違うかもしれませんが、
タイムカプセル的な新鮮味があります。

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刷毛目七寸皿 7,700円(特別価格)
径20.5cm高さ5cm


10年以上前の光藤さんの器を身の回りで使っていて、
少しずつ育って行くのも楽しんのですが、
収納したままでいてあまり目み触れることなかったとき、
当時の光藤さんの見ている先ややろうとしていたことが、
今だからこそよく分かる気がしています。

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目指していたことが今の仕事に組み入れられ、
生かされなお発展しているのが明らかで、
手仕事のもの作りが人としての生き方に重なり、
人生がそれぞれなように個性として映り込んでいます。

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当時はガス窯での仕事で、
薪窯への興味が強くなっていって、
ガス窯で実験的に細割りの薪を投入して作り出した作品です。
自然釉を引き出す狙いの数少ない成功例です。

1914_mitufuji_0174.jpg

そして今があり穴窯での作品が中心になり、
自然に自然釉の器が生み出されています。
もちろん今また次の目指すもの興味があるものが生まれて来て、
それに向かいながら歩みを進めている光藤さんです。
そんな光藤さんだからこそ、
新しい器が届くたびに毎回新しい風や香りを感じ、
開ける時のワクワクさせてくれる作り手です。

                 甘庵    
                 

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北の国からガラスが補充されました

巳亦敬一さんの定番品で使い勝手の良い、
新スキシリーズの補充がありました。
黄金色に煌め気が美しいガラス器で、
クリスマスや年末年始などこれからの季節には、
活躍するグラス類が充実しました。

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人気が高く在庫のなかったビールグラス大や、
ワイングラス細、デザートカップ丸平、冷茶器小。
在庫数の少なかった、
ワイングラス、冷茶器大、デザートカップ丸などです。

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その他にも、台付六角グラス、台付タンブラー、デザートカップミニ、
デザートカップ丸、デザートカップ楕円、デザート皿、
ハッパボール小など魅力的なガラス器が揃っております。

                甘庵
 

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初冬の木漏れ日

陽が沈むのか日毎に早くなってきていますね。
日中のお日様の傾きも低くなってきています。

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大通りを挟んだ銀花の向かいのマンションも影も伸びてきました。
午後になるとすぐ前の窓の外のイチョウの街路樹を通し木漏れ日が差し込み、
レースのカーテンに水玉模様を描き出しています。

秋が深まり冬にうつろう陽射しは優しく、
お散歩日和の週末です。
銀花の土日は外出せずに皆様をお待ちしております。
お気軽にお立ち寄りください。
 
                     甘庵


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常設展 晩秋から初冬

暦では立冬だそうです。
荻窪界隈ではまだ紅葉も見られず、
秋が深まるのはこれからと思いながらも、
確かに朝晩がぐんと冷え込んできて足元が冷えます。
体の方が四季をいち早く感じ取れるお年頃になっているようです。
荻窪銀花の展示も「常設展 晩秋から初冬」としていますが、
始まってみると日毎に体感できそうです。


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久保田信一 栗虎釉猪口(カップ)  2,200円
径8cmH6cm


この季節には気温差が激しくて、
日中動くと上着を脱ぐ瞬間があるのですが、
日が傾き出すと急に冷えを感じで慌てて着るという日々です。
言葉でも響きの良い語彙が変わってきます。
日が落ちると「ほっくり」「ぬくもり」などと言う、
温かさを感じ取れる単語が、
妙に脳内に心地よくしみてきます。

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それは視覚でも同じでしょう。
暖色、ふわりとした質感、暖かな素材感に、
自然と気持ちが惹かれます。

18_kubota_0215.jpg

器にもこれと似た選択肢が行われます。
温かみを感じる器が食卓に増えていきます。
軽くて、冷めにくく、どこかほっくりとしている、
陶器の出番も多くなってきます。

18_kubota_0216.jpg

手持ちが軽く温かそうな釉調の使い勝手の良い、
久保田信一さんの栗虎釉猪口(カップ)も、
今からの季節に使いたくなる器です。
温かい飲み物をいただくと真から体が温まりそうです。

                   甘庵
 

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うつろう四季の情景が見える器

早朝に車で出かけようとしたところ、
黒っぽい車の屋根が白くなっていました。
露が降りていました。
よく晴れていて放射冷却があったためですね。
走り出せば嘘のようにすぐに乾いて消えてしまいます。

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黒釉7寸兜皿 8,580円
径21cmH4.3cm


先人たちが儚さのたとえとして、
短歌などに詠み込まれていたのがよくわかります。

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光藤佐さんの黒釉の器には、
露が降りたさまを思わせる表情が見て取れるものがあります。
画像の黒釉兜鉢にも黒い釉薬の銀沙を蒔いたような窯変が見えます。
黒釉の中に多く含まれる鉄などの金属が、
釉の表面に結晶化しています。

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高温で焼成された窯の中で起きる現象で、
予期してコントロールから生まれるのですが、
絵を描くように確定はせず、
どうしても窯の神様に委ねる部分が多く、
それは人工的でありながらも自然現象に近くて、
生み出せれる釉調などの仕上がりには、
四季折々の情景や風景を思わせるものが多くあります。

18_mitufuji_0355.jpg

そこが手仕事ならではの趣です。
ムラの無い、均一で、違いが出ないように、
完成度を求める高い技術で生み出す量産品も、
それはそれで凄いことですが、
どうも甘庵は一つずつ顔つきの違う器に心惹かれ、
身の回りにはそんな器を置きたく、
肩を持ってしまいます。

               甘庵

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長く付き合えるガラス小鉢

連休最終日の荻窪は秋の日差しが心地よく、
ぶらっとしながらの器散策日和です。
ぜひお立ち寄りください。

19_arakawa_0762.jpg
荒川尚也 ディップ小鉢 4,950円
径16.2cmH6.3cm


美味しそうな器展から今日ご紹介するのは、
荒川尚也さんのディップ小鉢です。
華やかなアワのシリーズではないのですが、
これも粉うことなきアワ文です。

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人気の華やかなアワ文が炭酸ガスを発砲させたものですが、
こちらは作る過程で空気を取り込んだアワです。
きらびやかな華やかさはないのですが、
使うほどの飽きが来ず愛着が湧いてきて、
長く付き合えるガラス小鉢です。

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また丈夫で使い勝手抜群です。
荒川さんのガラス器は丈夫と評判ですが、
この小鉢は特に丈夫で洗いやすく重なりもよく、
何より美味しそうに盛り映えします。
料理やデザートを盛り付けると、
ぱっと華やいで美味しさがアップします。

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静かなアワの点文や被せ部分のレンズ効果で、
荒川さんの澄んだ素地の良さを引き出して、
吹きガラスの器の基本になる醍醐味を味わる、
長く付き合いたいガラス小鉢です。

              甘庵
 

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手にすると見た目とギャップのあるマグカップ

すっかり朝晩が肌寒くなってきて、
温かな飲み物が美味しくなってきましたね。
美味しそうな器展から今日ご紹介するのは、
鶴見宗次さんのたっぷり入る手ひねりマグカップです。
石を噛んだざっくりした素地を手あとが、
力強く荒々しい存在感を与えますが、
意外なことに手にとって口をつけてみると、
驚くほどやさしい感触です。

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鶴見宗次 マグカップ 各3,300円
左:径8cmH9cm
中:径7.5cm8.5cm
右:白 径8.5cmH7.5cm


それは手ひねりで作り出した表面の仕上がりが、
実に丁寧で作り手の思いが現れているからと、
素材が変形するほとのギリギリの焼成で、
表面がガラス化していて滑らかなためです。

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一つずつの仕上がりを見せている彫刻的な表情が、
強い個性にもなっていて、
手に持つこともなくスルーする方や、
ググッと心を掴まれてしまう方と、
受け取り方に大きな差が出るタイプの焼き物ですが、
使ってみると誰もが少なからず印象を変える点は、
見た目と違う仕上がりからおきる面白さです。

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電球色の照明のもとだと土味に温かみが浮かびます。

同じ見た目とギャップに、
思ったよりも軽いと思う方も多いことがあります。
それは手仕事の焼き物を多く使った経験がある方、
焼き物の知識がある方の方が感じるようです。
それはこのマグカップが焼締の炻器と判断されるからです。

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焼締の炻器は釉薬が施されていなくても、
土の重さもあって同じ仕上がりなら、
重いものが多いという経験則をお持ちなるからです。

ところが鶴見さんの手びねりのマグカップは、
ボリーミーに見えていながらも、
無駄のない作りで必要以上の厚みがありません。
また絶妙なハンドルが重心を掴んでいるデザインです。
そのため手にしたときにバランスの良さもあって、
重く感じない仕上がりになっています。

               甘庵
 
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四季を映した小皿と地球温暖化

美味しそうな器展から今日ご紹介するのは、
中條正康さんの色絵絵替小皿です。
三寸弱の小皿に四季折々の花を描いた、
食卓を華やかにする器です。

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中條正康 色絵絵替小皿 2,200円
径8.8cmH3cm


ただ甘庵は四季を意識しすぎてしまうのか、
絵柄を文様とだけ受け取れずに、
絵柄ごとの季節を考えてしまいます。

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それはそれとしても、
逆に言えば日本には四季折々に風景になる、
草木や花が楽しめる恵まれた風土だと、
改めて思います。

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その分、四季で気温差や天気が変化するということですね。
地球規模の気候変動でこの季節のリズムが崩れてしまうと、
この小さな器にも描かれている、
四季折々の草花を楽しめなくなるかもしれません。

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さて私たち一人一人に何ができるのでしょう。
無駄な排出ガスを出さないようにと言っても、
社会のシステムの中で暮らしている以上は、
極端な削減には限度があることでしょう。
私たち自身が息をすこととでさえ炭酸ガスを吐き出しています。
息を止めるわけにもいかないですものね。

生きるということは食べることでもあり、
自然界で植物が光合成で取り込んだCO2を、
食物からエネルギーを取り込むときに分解して放出しています。
でもそれは循環しているだけですから、
責任を感じることはないかと思います。

CO2が増えているならその分取り込むしかなく、
単純なその方法は植物に取り込んでもらうのが、
やはり手っ取り早いのかもしれませんね。

となれば絵柄にも文様にもなる草花を、
私たちの周りから減らすことなく増やせれば、
四季の風情を楽しめる環境を保ち失わないように、
できるなら増やすようにすれば良いことに・・・。
甘庵らしい能天気な結論にたどり着いてしまいます。

                甘庵


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深みのある釉調の小鉢

美味しそうな器展から今日ご紹介するのは、
光藤佐さんの黒釉鉢四寸五分です。
確かに鉄ぐすりの黒釉なのですが、
黒釉を言ってしまうことで、
この変化に富んだ仕上がりを、
お伝え損ねそうなのが心配です。

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光藤佐 黒釉鉢4.5寸 3,300円
径13 cmH4.5cm


小さな食器の見込みの中に、
銀河を眺めるような奥行きを楽しめます。

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13cmの径のわりに大きさ以上の存在感を見せるのは
まず思った以上の広がりのある懐が広い見込みと、
美しいバランスが相まって広がりのある使い方を体験できます。

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そして窯変が見える深みのある釉調です。
禾目と言われる垂直方向へ流れる変化や、
星のように広がる点の変化は、
釉薬に調合された鉄分や素地に含まれる鉄粒子が、
ギリギリまで焼成されて溶け合い反応した窯変です。

鉄釉など金属で発色させる釉薬は、
釉薬が解けたときに重さがあるために、
下に流れ落ちる傾向があり、
口縁などが釉薬の厚みが薄くなり、
見込み底は溜まって厚くなります。

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結果として口縁は釉薬調合による発色が見られ、
この小鉢は赤茶から黒への美しいグラデーションが見せています。
見込み底は漆黒となりそこに鉄金属が核になり、
無数の点文が広がっています。

そして何より凄いのが、
ただ盛り付けるだけで料理が美味しそうなことです。
力のある釉調がしっかり料理を受け止めて、
美味しそうに盛り映えさせてくれます。

                 甘庵


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