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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

普段使いの定番 丼鉢

今日の定番品は日常の器の丼鉢です。
普段使いすることを大切にして器作りをしている、
久保田信一さんの刷毛目丼鉢です。

20_kubota_0463.jpg
久保田信一 刷毛目丼鉢 4,400円
径16cmH7.3cm 程よく入れて450cc満水で650ccほど


気軽な使い方で一緒盛りも一人使いも、
盛り付ける料理も色々と多用する、
普段使いの定番品です。

20_kubota_0464.jpg

パーソナルな使い方で、
ご飯の上に具材をのせる丼物でも、
具も汁もたっぷりの麺類でも、
がっつり食べる時からゆったり優雅に盛り付けまで、
融通うがきく懐の広いデザインです。

20_kubota_0465.jpg

さらっと渋めで配色を引き立たせる釉調が、
煮付けからオシャレ食材のサラダなど、
多彩な一緒盛りも美味しそうに盛り映えします。

20_kubota_0466.jpg

食いしん坊な久保田さんは、
料理上手な奥さまとのタッグで、
毎日の暮らしの中で実際に使っていくことで、
使いやすい作品作りのデーターにされていて、
軽くて持ちやすく丈夫で重なりが良くという、
普段使いの大切な肝になるデザインに、
できあ上がっている定番品の丼鉢です。

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静かな定番品

今日の定番品はじんわり愛着が湧いてくる、
静かなアワが魅力の荒川尚也さんのデップ皿です。

20_arakawa_0450.jpg
荒川尚也 ディップ皿 4,180円
径17cmH3cm


発砲させた華やかな表情のアワ皿に比べて、
空気を閉じ込めたアワの点文のディップ皿からは、
静かで地味な印象を受けられるのではないでしょうか。

20_arakawa_0451.jpg

ディップ文は受ける印象とは反対に、
空気を閉じ込めて作り出す作業は、
なかなかアクティブです。

20_arakawa_0452.jpg

アワの点文の間隔に連続して尖った、
ノコギリ状の金物を解けた素地に押し当てて、
連続した凹みを作ります。
その凹みが馴染んで平らになる前に、
解けたガラス素地を被せて、
空気を閉じ込めてアワ文に仕上げます。

20_arakawa_0454.jpg

グズグズしていると凹みが平らになって、
アワの大きさが小さくなってしまいます。
しっかり凹ませておいて・・・、
パパッとガラス素地で被せないと、
綺麗な連続アワ文が出来上がりません。

でも想像して見てください。
1400度以上にもなる坩堝の中で、
ドロドロに解けたガラスで作り出す作業ですから、
それはもう熟練した技があってこそ、
無駄のない乱れがない動きがあってこそ、
はじめて静かなアワ文が生み出されます。
そんな工程を思い浮かべてディップ皿を見ると、
ほら〜違った景色が見えてきます。

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積極的に煎茶を楽しむ定番品

お茶が美味しく入る急須として、
よく加藤財さんの急須をお勧めしますが、
平均的に200cc前後の容積なので、
少ないと思われる方がいらっしゃいます。
でもこのぐらいがお茶が美味しく煎れる分量です。

20_mitufuji_0376.jpg
光藤佐 粉引煎茶碗 2,530円
径9cmH5cm
程よく入れて80cc満水で170ccほど


無駄のないつくりなので、
見た目が小さく見えることや、
お使いになっている器から想定されて、
「湯のみ2杯とれるかしら」と、
心配される方が多くいらっしゃいます。
平均的な湯のみのサイズの100~120ccなら、
十分2杯を入れられますが・・・。

20_mitufuji_0374.jpg

「湯のみは名前のままで湯を飲むから湯のみなので、
煎茶を美味しく味わうには煎茶碗がベストかと・・・」などと、
ついつい暴言を吐いてヒンシュクを買う甘庵です。
でも本当に煎茶を楽しんでもらいたいという、
素直な想いからなので・・・どうか大目に見てください。

20_mitufuji_0377.jpg

そこでオススメなのが光藤佐さんの粉引煎茶碗です。
八分目で80ccほど満水で170ccほどのサイズです。
ゆったり煎茶を味わうなら50ccほど煎れると、
上品にお点前でもてなされた感あります。

20_mitufuji_0378.jpg

すくないと思われがちですが、
二煎目を少し高めの湯で味わい。
家庭ならご愛嬌で三煎目もいただいて・・。
飲み足らなければ茶葉を取り替えて、
もう二煎いただけば、
じっくり時間をかけて味わい、
心まで潤す時間を楽しめば、
煎茶でカフェ気分も堪能できる、
おススメの定番品です。

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同じものがないのに人気の定番品

今日ご紹介する人気の定番品は、
加藤財さんの急須です。
題名にしたように一つとして同じものがないのに、
加藤さんファンには一目でで加藤さんの急須だとわかります。

20_kato_0393.jpg
急須後手 黒丸 11,000円
容積240cc


形、大きさ、蓋のつまみ、取っ手のつき方、
蓋と本体の納まり、土肌など、
意図的に一つずつの顔に仕上げています。

20_kato_0394.jpg

それは急須が食器ではなく茶器だからです。
良くも悪くも個性を持ち孤高であるべきなのが、
茶器や酒器が持たされた性です。

使い手と一対一で対峙し、
時に多くの人の目の中心になります。
その時の存在感や美しさがお茶の味の一部にもなる。
それが茶器です。

20_kato_0396.jpg

だからこその緊張感のある佇まいや、
気品を備えてなければなりません。
それでいて使い勝手が良く、
お茶を入れる心地よさを持たなけれななりません。
それもまたお茶を美味しく味わう演出になるからです。

これらの条件を満たしている加藤さん急須は、
一度使い出すと離れられない魔力があります。
その魔力に取り憑かれた甘庵のようなファンに支えられて、
変わらぬ人気の定番品となっています。

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和のバランスの定番ワイングラス

今日ご紹介する人気の定番品は、
巳亦敬一さんの定番の新スキシリーズの中でも、
もっとも人気のあるワイングラスです。

20_mimata_0434.jpg
巳亦敬一 新スキワイングラス 3,300円
径7.5cmH10.3cm 程よく入れて140cc


実はご紹介したくても人気ゆえに在庫切れになっていて、
在庫もないのにご紹介するのは・・・と、
入荷の予定があったので楽しみに待っていたところ、
今年に暖冬のおかげで昨日少し早めに入荷されましたので、
晴れてご紹介いたします。

20_mimata_0435.jpg

人気定番品なのでよくブログでもご紹介しているので、
画像を何度もご覧になっている方も多いと思います。
何気ないフォルムでいて美しく均整のとれたグラスです。
使い勝手の良さから生まれて自然な美しさです。

20_mimata_0436.jpg

ボール(カップ)部分と厚みのあるプレートが、
しっかりくびれた短めのステムで支えられています・・・が、
実はステム部分はボウル部分の端を伸ばして、
プレートとに差し込んであります。
つまり2のピースで作られています。
このデザイン手法が丈夫で安定性の高さを担保しています。

20_mimata_0437.jpg

それでいて気品がある美しさを備えているのは、
欧米に比べて天井の低い和の住空間で使う時に、
程よく自然なバランスだからです。
似た条件の住空間の北欧のモダンデザインにも、
同じようなバランスやディテールと見かけるのも、
不思議はないですね。

このワイングラスが人気なのにはもう一つの理由が、
それは名称はワイングラスですが多目的に使える、
ゴブレット的な要素が多いからです。
使いまわせる楽しみがマイグラスとして、
ご愛用されるファンが多いことですね。
同時に補充や買い足しが多いのも、
長く人気の定番品の共通のポイントとして納得です。

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強面の表情が定番品

今日ご紹介するのは手ひねりで作られた、
鶴見宗次さんの焼きしめの片口鉢です。

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鶴見宗次 手ひねり焼きしめ片口鉢 5,500円
W16cmD16cmH8cm


釉薬の代わりに木の灰をかけて、
素地の限界ギリギリに焼きしめ、
冷却還元で引き出した黒い発色の土肌は、
驚くほど料理映えする仕上がりです。

18_turumi_0697.jpg

定番品の多くから「何を持っても美味しそうになる」と、
合言葉のように共通して聞こえて来ます。
鶴見さんの器の一見強面の表情の鉢も、
良くそう仰っていただけます。

18_turumi_0695.jpg

ただ、鶴見さんの器はロクロを使わずに、
手でひねり出しているので同じものはなく、
作るたび、窯ごとに形も表情も少しずつ違います。
それでも明らかに鶴見さんの子供たち兄弟と、
認識できる表情を持っていて、
一度使ったかたには「何を持っても美味しそうになる」と、
確信を持てる強みにもなっています。

18_turumi_0698.jpg

石が混じったザクザクした土味を生かしたマチエール。
手ひねりという彫刻的な造形。
釉薬ではなく灰と素地が溶け合って見せる窯変。
やはり日常の器にはどれもかなりの強面な特徴ですね。
でもこの強面な表情こそが、
イコール何を持っても美味しそうになるで、
定番品として確立されている点が、
他にない鶴見さんの器ならではです。

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吹きガラスとの出会いになった定番品

今日ご紹介する荒川尚也さんの5モールグラスは、
甘庵にとって吹きガラスが身近になった、
きっかけになった思入れ深いグラスです。

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荒川尚也 5モールグラス 3,080円
径6.3cmH8.5cm 八分目で150ccほど満水で200ccほど


1981年の秋に初めてお目にかかった荒川さんから、
いただいたのが一客の5モールグラスでした。

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荻窪銀花の開店一年目で開店準備中から、
ずうっと手仕事のガラス器を色々探ったいたものの、
どこか心に響くものがなくそれでも、
妥協せずにいたため当時の荻窪銀花には、
吹きガラスの器が並んでいませんでした。

20_arakawa_0387.jpg

手仕事の吹きガラスであること。
ソーダガラスであること。
使うための日常のガラス器であること。
作り手の個性や思いが心地よく伝わること。
そんなガラスの器を探していて甘庵としては、
それはもう衝撃的でした。

20_arakawa_0388.jpg

シンプルでオーソドックスでいてオリジナルデザインで、
丈夫な納まりで使い勝手が良く、
自分で調合されたソーダガラスなのに澄んだ素地は、
モールの表現力を倍増していて、
「まずは自分で使いたい」と初めて思ったグラスでした。
甘庵にとってガラスの器の定規になり、
たくさんのことを勉強させれもらってきた、
大切なグラスです。

翌年から荻窪銀花の店頭に並び以来38年間、
何回かのサイズ変更などのモデルチェンジを経ながらも、
基本デザインを変えることなく現在に至る、
荻窪銀花の人気定番グラスです。

               甘庵
  

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定番品の人気の手法 粉引

粉引は陶器に多く使われる、
やきものの伝統的な手法の一つです。

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光藤佐 粉青粉引皿4.5寸 3,520円
径13.5cmH3cm


白い化粧土を水に溶いて薄い泥漿状にしたものを、
素地に生でかけたり素焼後にかけて施します。
その上に釉薬を施して焼成します。

20_mitufuji_0414.jpg
うっすらと桜色に発色しているのが御本と呼ばれる窯変です。
低温で発色させているものとは違って使い込んんもできえません。


詰まった素地と釉薬のガラス質の間に、
少し間の空いた化粧土の層になり、
素地の色が黒ぽかったり茶色ぽかったりしても、
柔らかな白色の仕上がりになります。

20_mitufuji_0415.jpg

伝来してきた粉引のこの柔らかな白を先人が、
粉を引いたようと感じで「粉引」と呼んだというのが、
よく言われている粉引の由来ですが、
その後茶陶を中心にしてその名が受け継がれ、
現代人にとっても誰もが違和感なく、
受け入れやすく親しみとともに定着しているのは、
先人のネーミングの素晴らしさに感服します。

20_mitufuji_0416.jpg

またある時期に日常食器の粉引の人気が高まって、
より一般的になりました。
そのときには弊害も起きたかもしれません。
それは粉引は侘び茶で好まれたように、
使うことで変化している侘びていく表情を楽しめるものですが、
汚れと感じてしまう粉引も多く存在したためです。

侘びるのと汚れは紙一重なのですが・・・。
いや、甘庵は違うものと思っております。
陶器中心の粉引は見た目にも物理的にも、
確かに柔らかさを持っていてそれが魅力でもあります。
ただそれでも、しっかりと芯まで焼き切っているものが、
器として橋渡しするに値するものだと甘庵は思っており、
その意味での口の悪い甘庵的な表現としての、
「生焼けは」どうも結果として汚れる器ではないかと、
そう信じ、思っています。
そう思えるものを銀花では並べています。

もちろんご紹介している、
光藤さんの憤青粉引皿四寸五分も汚れません。
というよりもかなりガンガン使い込んで、
数年後に「あれいい感じになってきている」と、
気づくほど使い込んて育てていける粉引です。

                甘庵
 

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定番品を作るのはお客様

今日ご紹介するの巳亦敬一さん三つ足鉢Pです。
この前ご紹介させていただいたときにも触れたのですが、
この鉢の特徴であり魅力になっている赤い三つ足は、
当然ながらベージュのボール部分に赤いガラスを、
3箇所取り付けています。

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巳亦敬一 三つ足鉢 P 5,500円
径15.5cmH4.8cm


しっかり取り付けているので、
足が取れることはないのですが、
どうしても突起物なので衝撃を受けやすく、
何かの事故の時には一番ストレスと受けやすい箇所になります。
欠けてしまうなどの傷を負うことがあります。

20_mimata_0342.jpg

その意味からすれば、
足のないデザインの皿や鉢を選べば良いのですが、
その辺りが器好きの心意気があって、
リスクがあってもそれを承知で、
この魅力的な三つ足デザインを使いたい。と、
そう思うものなのです。

20_mimata_0343.jpg

それでもアクシデントは起きてしまうことがあります。
そうなっても器好きはめげません。
本来は個展用で再び作ることを念頭にしていなかった巳亦さんに、
補充製作を是非とお願いして使い続けてくれました。
リピート製作にあたってはその魅力に惹かれていた甘庵なので、
補充分だけではなく余分に作っていただき、
新しい出会いが生まれました。

20_mimata_0344.jpg

そしてまた「使ってよかったので買い足したい」
「残っていた一つだったのでもう少し揃えたい」
など要望からまたまた巳亦さんに作っていただくことに・・・。
そんな感じで数年が経ち完全に定番になりました。
定番品というのは使ってくださるお客様が、
選び出し作ってくださるのだとしっかり感じ取りました。

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比べるもののない丸みの定番急須

極められたな美しい丸みが加藤財さんの、
急須・ポットの大きな魅力になっています。
特に手の中に収まるほどの急須は愛らしく、
掌にも目にも心地の良い丸みが、
多くにファンに愛され続けています。

20_kato_0397.jpg
加藤財 急須横手 白丸 11,000円
容積220cc


形に惚れて使い出すと、
するする〜というスムーズな注ぎ心地と、
スパッと切れる水切れの良さに、
お茶を入れるのが楽しくなります。

20_kato_0398.jpg

そして多くの方がお茶が美味しく入ると仰ります。
甘庵もそう感じていて加藤さんと知り合ってからは、
財急須一辺倒といっても良い状況です。

20_kato_0399.jpg

使い勝手のよさと美味しくお茶が入るからこそ、
ストイックな細部にわたる作り込みや、
繊細な納まりはヒットや破損のリスクは高めです。
分厚い他の器と一緒に洗ったりすることはできません。
使い方には少し優しい思いやりが必要です。

20_kato_0400.jpg

それでも美味してやまないファンが多いのは、
それに見合う魅力や味わいがあることに違いありません。
荻窪銀花では急須といえば加藤さんと、
いうほどのなってしまっています。

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使うことで行き着いた定番品

今日ご紹介する定番品は久保田信一さんの縁黒深皿です。
気取らずさりげない日常使いの器を目指している、
いかにも久保田さんらしい器です。

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久保田信一 縁黒深皿 2,860円
径26cmH4.2cm


鉄下絵で縁に鉄巻きを描き長石釉施すという、
シンプルな絵柄ですがこれ伝統的な名品にも、
よく使われている手法です。
唐津抹茶碗の皮鯨が有名だと思います。

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長石釉の中に溶け出しにじむ鉄の変化が、
渋いけど通好みの味わいです。
これが日常の器としても生きてきて、
料理と引き立て美味しそうに盛り付けられ、
使い込むほどに良い表情に仕上がっていく楽しみもあります。

20_kubota_0423.jpg

形も5寸強で口径で見込み底が平たく、
縁がすっと3.5cmほど立ち上がり、
盛り付けがたやすくかつ汁物までも収める、
使い勝手の良い懐の広い器です。

20_kubota_0424.jpg

この形は基本として使いやすいからこそ長く使われてきた、
伝統的な「なます皿」と同じようなフォルムです。
久保田さんは常日頃実際に器を暮らしの中で使って、
良き理解者の奥様からも意見などを参考にしていらっしゃいます。
日常の器として追求の結果、自然に行き着いた形なのでしょう。

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シンプルで使いやすい定番グラス

企画展の人気の定番品から荻窪銀花の定番品をご紹介しています。
今日は荒川尚也さんのアワグラスCです。
オーソドックスなコップのイメージによくある、
底面から口縁に広がるテーパーがつけられたグラスです。

20_arakawa_0379.jpg
荒川尚也 アワグラス C 3,080円 
径8cmH9.9cm
八分目で150ccほど満水で220ccほど


直線的なデザインのテーパーは、
重なりもよい納まりになり、
日常のグラスとして使いやすいデザインです。

20_arakawa_0381.jpg

よく見比べていただくと、
一つずつ作られる吹きガラスなので、
微妙な形の違いや螺旋に入るアワ文が、
表情の違う個性を持っています。
吹きガラスの持つ魅力を味わっていただけます。

20_arakawa_0383.jpg

使い出して気づかれる1番の違いは、
口当たりです。
吹きガラスの工程で口縁は丁寧に、
一つずつ丸めて整えられて、
滑らかで優しい口当たりが生まれます。

20_arakawa_0384.jpg

またテーパーのあるデザインは、
底に近いと口径が小さく、
口の方に上がるほど口径が大きくなり、
子供から大人まで手の大きさに合わせて、
自然と持ちやすい場所を持つことができます。

シンプルな中に使い勝手が凝縮されているからこそ、
人気の定番グラスになっています。

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盛り付けがオートマチックな鉢

荻窪銀花の人気定番として長くご愛用いただいている、
光藤佐さんの黒釉八角鉢六寸五分をご紹介します。

20_mitufuji_0369.jpg
光藤佐 黒釉八角鉢6,5寸 7,150円
対角18.5cmH7cm


多くのファンに長きにわたってご愛用いただいているのは、
ともかく何を盛っても美味しそうになること、
ただ盛り付けるだけでしつらえが出来上がる、
オートマチックな鉢だからです。

20_mitufuji_0370.jpg

見込みの底面が平らで収まりが良く、
適当な深さがあるため汁物まで、
幅広い食材料理を受け止めて、
ただ盛り付けるだけで品のあるしつらえが、
オートマチックに完成します。

20_mitufuji_0372.jpg

そして深みのある黒釉が、
あらゆる食材料理を不思議なほどに、
美味しそうに引き立ててくれます。

20_mitufuji_0373.jpg

黒釉自体も窯の中での変化で、
比べると一つずつの個性があって、
手仕事の器を選ぶ時の出会いを楽しめて、
長く使っていただけばいただくほど、
自分だけの器への愛着が深まっていきます。

             甘庵
 
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華やかで使いやすいデザートカップ

寒波が来て東京でもやっと初氷が観測されましたが、
過ぎ去った途端に暖かさが戻り、
すっかり春になっていきそうですね。

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今日からの企画展は銀花の長くご愛用いただいている、
人気の定番品をご紹介させていただきます。
気温の上昇とともにガラスに目がいってしまったので、
今日は巳亦敬一さんの新スキデザートカップ丸平です。

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レトロな気配を漂わせたフォルムで、
新スキシリーズの特徴である黄金色の輝きが、
細かい縦モールを煌めかせて、
ゴージャス感のあるデザートカップです。

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それでいて日常使いしやすい納まりのポイントが、
しっかりおさえられているデザインで、
デザートはもちろんのこと料理も盛り映えして、
四季を通して出番多く使ってくださる方を多い器です。

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空調等で四季を通しての暮らし方が、
平均的になったこともあると思いますが、
同時に豊富になった食材や料理のバリエーションからも、
華やかで使いやすい器としてファンが多く、
人気定番になっているデザートカップです。

                   甘庵
 


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可愛いバレンタイン盃

親しい人や友人へプレゼントをしたくなるのは、
人が互いの距離を縮めるにはなかなか良い方法ですが、
そのタイミングがあまり唐突なのも渡しにくいものですね。
その意味では増えてきている季節の催しに乗じるのも、
うまい方法ではないかと思います。

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光藤佐 色絵ぐい呑み 5,280円
径5.5cmH6.5cm


間近にバレンタインデーがあります。
チョコレートを贈る習慣はチョコレート屋さんの作戦が、
始まりだとか・・・。
それをリスペクトして飴屋さんのホワイトデーとか・・・。
なんでも今時の女子は自分へのご褒美チョコを買うそうです。
それもまたそれで良いと思います。

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元々は男女どちらからも愛の告白のチャンス日だったようですから、
器屋としてはチョコレートでなく、
ここはちょっと楽しい器を贈るもの良いのでは・・・と。

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そこでオススメなのは光藤佐さんの色絵ぐい呑です。
ともかく可愛いんです。
ハッピーな気持ちにしてくれる不思議な文様は、
素地をドロドロにして絞って立体的な線文を描いて、
線で囲まれた中に色釉を施すという、
少々手間のかかっている手法です。

20_mimata_0336.jpg

そしてバレンタインデーにふさわしいと思ったのが、
上から見ると口縁がハート形に整えられています。
お酒好きはもちろん、煎茶好きならマイ煎茶碗にしたい、
可愛い色合い文様と相まってなんとも、
楽しい「バレンタイン盃」なんでしょう。
      
                  甘庵
            

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器を育てる楽しみ

立春が過ぎてから冬らしい天気になり、
よく晴れているのに風が冷たい荻窪です。
新型ウイルスも心配ですが、
手荒いうがい体調管理で、
より身近なインフルエンザも油断せずに対応しましょう。

さて今日ご紹介するのは陶器に醍醐味である、
使うことで侘びていく様を楽しめる、
藤田佳三さんの粉引飯碗です。

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器を選ぶときに自分本位で決めるのが一番です。
まず感覚的な好きなもの美味しそうに感じるもの。
機能として暮らしの使い勝手に合っていること。
そうした中で陶器の器を選ぶなら、
磁器や炻器とは違って使うことで変化することを、
理解しておいてください。

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藤田佳三 粉引飯碗
右:3,300円 径11.8cmH6.2cm
左:3,740円 径12.7cmH6.1cm


それは陶器の持つ性質です。
侘びていく様を楽しめないなら、
磁器や炻器の器を選んでください。

でももしも使い込んだ器の貫入や雨漏りを、
「いい感じ」と感じられるなら、
ぜひ藤田佳三さんの粉引を試してください。
特に毎日のように使う自分の器の飯碗をぜひ。
ただ少しだけ、使い方に優しさをください。

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使う前に水や湯を茶碗に注ぐか、
流すようにするか浸けるかして、
十分に湿らせてください。
こうすることで急激な汚れの大部分を回避できます。
特に使い始めが大切です。

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毎日の使い方が人それぞれなように、
粉引飯碗の変化も一つずつになります。
先人の数寄人たちはこうして侘びさせていくことを、
「育てる」と言って楽しみにしています。
藤田さんの粉引飯碗は貫入や時には雨漏りも出て、
いい感じに育つように仕上がっています。
ぜひ器を育てる楽しさを味わってください。

                 甘庵
               
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目にもご馳走なデザートカップ

今日ご紹介するのは巳亦敬一さんのデザートカップあずきです。
抹茶あずきを思わせる和スイーツの彩から、
誰もが覚えてくださるこの名前になりました。

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巳亦敬一 デザートカップあずき 5,060円
径11.8cmH8.2cm


ゆったりした見込みを持つボール部分は、
デザートからお料理まで盛り付けが楽しめ、
四季を問わずに幅広く愛用いただいています。

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不透明な巳亦さん独特の彩りは、
ガラスの涼感があるのに、
不思議と温もりも感じる素材感で、
使える出番が多いガラス器です。

20_mimata_0324.jpg

今日の春めいた日差しの中では、
芽吹き出す春の野原のような彩りを見せて、
気持ちまで春めいてほのぼのして来ます。

20_mimata_0326.jpg

柔らかな彩りや纏まっているフォルムから、
すんなりと受け止めてしまいますが、
よく見てみると手間を重ねた作りです。

まず彩りが三つに別れています。
カップ部分が優しい赤と柔らかな緑の二色になっていて、
ベース部分のスキガラスがすぐ上の緑が映りこんで見えます。

装飾もあります。
口縁は輪花になっていて、
とんぼ玉式に作ったピースが、
カップには埋め込まれています。
目にもご馳走なデザートカップです。

              甘庵
 

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伝統の灰釉をまとったモダンなマグ

古くから使われて来た灰釉は、
種類も多く多様な表情がありますが、
出来の良いものは共通して味わいが奥深く、
絵付けなどとは違う意味で、
文様を見いだせます。

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ご紹介している会津本郷の佐藤大寿さんの、
灰釉ロングカップも藁灰釉と思われ、
特徴的な禾目が美しい表情を見せています。

20_sato_0316.jpg
佐藤大寿 灰釉ロングカップ 2,750円
径10cmH9.5cm 


釉薬が溶け素地の会津の原土に含まれる、
鉄をはじめとする金属類が溶け出して、
重力で下に流れる中に微細に発色を見せています。

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その様子には同じものがなく、
深みを持った奥行きのある彩りを見せて、
器好きには飽きることなく眺め尽くせない、
窯変の生み出した文様です。

20_sato_0321.jpg

そんな和の器や茶陶に見かける仕上がりながらも、
フォルムはモダンなマグカップです。
ごく日常の中で使い勝手良く、
お気に入りのマイカップになる要素がいっぱいです。

                 甘庵
  

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美しさに加えて味の良さ

日本で暮らしていれば風光明媚なところはもちろんですが、
荻窪などの街中でも四季折々でうつろう景色は楽しみです。
季節ごとの気温や天気と同様に太陽の日差しも変化します。
外出しなくても日常の中でも差し込む光の変化で、
器の表情や陰影が変わります。

20_kato_0303.jpg

窓際で加藤財さんのポット白丸を撮影したら、
まだ節分前なのにすっかり春めいた日差しが、
きめ細やかな作りと手あとの優しさを、
映し出しているように見えます。

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加藤財 ポット 白丸 13,200円
容積500cc


繊細な轆轤ひきから生まれた、
柔らかで伸びやかな美しい膨らみが、
艶かしいほどの丸みを見せています。

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加藤さんの急須やポットをご覧になった方には、
まずその美しい姿が印象的だと思いますが、
ユーザーの多くの方は姿以上に見せられるのが、
使い勝手とお茶の味です。

20_kato_0308.jpg

初めには切れの良さを感じて感激すると思います。
確かに切れの良い使い心地の良さはずうっと続きます。
ただ使い込むほどのジワリと感じて行くのは、
入れるお茶の美味しさではないかと・・・。
少なくても甘庵はお茶の味わいに魅せられて、
30年使い続けています。

こればかりは使っていただかないと、
共感していただけません。
ぜひお試しになって見てください。
きっと多くの方に納得していただけると思います。

               甘庵


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