茶道の名器には名前が付けられているものが、
多く存在します。
これは和の文化としての特徴なのでしょうか。
愛用の器であったとしても、
名前がつけられるのは、
愛着だでではなくそこに命を感じるのではないかと、
想像してしまいます。
加藤財 急須 横手 黒丸 11,000円
容積280cc博物館や図鑑の中でみると、
銘がある器には特徴的な表情があるものが、
多く感じるのは甘庵の邪推でしょうか。

今日ご紹介しているのは、
加藤財さんの急須横手黒丸です。
加藤さんの財急須は丸みのある姿が特徴で、
可愛いと思われて使っていただいているファンが多くいらしゃいます。
掌の中に収まる感じは、
愛玩の気持ちに近く感じます。

また整った姿で美しいのですが、
どこか愛くるしさがあって、
擬人化してしまうような気持ちにさせます。

少しアレンジしてアニメ化したら、
すぐにパーソナルな個性を持って動き出しそうです。
こんな急須やポットに、
密かに愛称をつけて愛用している方も、
少なからずおいでになるのではと、
想像をしております。
甘庵
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今日は巳亦敬一さんの新スキ楕円デザートカップを、
視点を変えてご紹介したいと思います。
巳亦敬一 新スキ楕円デザートカップ 3,520円
W13cmD12cmH6cmデザートカップという名称から、
かえってこの器の実力に目がいかないことがあるかもしれません。
もちろんデザートをより美味しそうに楽しめる、
華やかさも備えたデザインになっていて、
実際に多くのファンに長く愛されています。

ただデザートカップとして、
脚があるデザインから少し特別感のある器として、
とだけ思われていると、
かえってもったいないかなと。
台付の小鉢と言うべきかもしれない使いやすさです。

見た目ではなく性能機能を見てみると、
前に「
手後が残るガラス」でもご紹介したように、
型ではなく一つずつの手作業で生まれるからこその、
楕円に歪めても縁が下がっていない、
使いやすいデザインになっています。

このデザインには効果がもう一つあります。
普段の食器の収納ならよく見かける、
重ねての収納が実に安定性があって、
半ダースでも無理なく重なります。
3段重ねで11~12cmの高さになりますが、
これだと粗忽な甘庵でも不安がなく、
安定感のある収納になります。
実用性でもう一点。
丈夫です。
カップ部分と台部分の接合が、
実にしっかりとしていて、
台付きとしての特別感を忘れてしますくらいです。
また厚みのある台は器の安定性能を高めていて、
タンブラーなどよりも安定感があるデザインになっています。
それ以外にも滑らかなカップ見込み部分は、
スプーンですくいやすさと洗いやすいという、
使う人への優しいデザインになっています。
後は使っていただけるオーナーが、
美しいフォルムからの特別感のしつらえを楽しみながら、
使い勝手の良さから出番が多く、
多用に使っていただければ完璧になります。
甘庵
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鮭のことではありません。

四季がある和の文化では、
暮らしの中で季節感を感じる楽しむために、
道具や器なども文様や素材や形などの季節感を、
大まかながらも振り分けて、
食事の場面やおもてなしの場面などでも、
共通意識として言葉がなくでも、
楽しもうとしました。
荒川尚也 ディップ皿 4,180円
平均のサイズ:径15.7cmH2.5cmガラスの器は正倉院の御物にもあるように、
古くから導入はされていても、
玻璃瑠璃と言われまさに宝物でしたが、
明治以降には近代の工芸品として技術が広まり、
また洋食の文化にも連動して、
庶民にも使える器になっていきました。

澄んで光を通す素材感や、
熱伝導率から冷たいものを入れると結露する様など、
涼感を感じられるところから、
ごく自然に夏の割り振られました。

ここで面白いのがごく庶民が、
早くからかき氷をガラスの器で楽しんだことです。
これこそが和の文化の素晴らしい点で、
日常の中で器を楽しむという素敵な習慣があるからです。

さて、時知らずに戻ります。
気候変動、異常気象が心配されながらも、
まだ四季がある日本ですが、
それでも住環境などは大きく変わりました。
夏は涼しく冬は暖かく過ごせるようになってきて、
ガラスの器が涼感を楽しむだけではなくなり、
四季を通して魅力的な器になってきて、
料理やデザートの美味しそうな盛り映えを楽しめる、
まさに時知らずの器となりました。
甘庵
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お茶をしましょうというフレーズで、
イメージできるものは紅茶、コーヒー、緑茶などでしょう。
個人的には緑茶も紅茶も好きだけど、
四季を通して一番飲むのはコーヒーかな。
カフェインなしでは辛い甘庵です。
野波実 マット白磁カップ 2,200円
径7.8cmH7.8cm 満水200cc程よく入れて130cc何れにしてもこの3つは共通して嗜好品と言えると思います。
茶道があったり、セレモニーや茶会や、
おもてなしの習慣に付随したりと、
お酒とも違う人との交流やコミニケーションツールにもなりますね。

今日はその中のコーヒーの器。
コーヒーカップについてのお話です。
甘庵もなのですがつい習慣的にがぶ飲みもあって、
仕事中にマグを話すことなく、
慢性的に飲んでしまっています。
でも上にも考察したように改めて嗜好品を意識すると、
マグカップより小ぶりの120~150ccほどの、
カップが圧倒的に美味しいのでオススメです。

入れたてのコーヒーを、
じっくりしっかりと味わうなら、
このぐらいのサイズがベストです。

香りを楽しみながら、
冷めないうちに味わい切るには、
伝統的なコーヒーカップのサイズは、
考えられた結果のようです。

200ccを超えるマグカップでは、
飲料としてたっぷり飲むというための、
合理性だけには軍配が上がりますが、
そのために失っていることがあることを、
反省しつつコーヒーを味わってみれば、
明らかにコーヒーカップの方が美味しく味わえます。
喉の渇きだけではなく心を潤す嗜好品のコーヒーには、
コーヒーカップは大切なアイテムです。
甘庵
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今日の荻窪は台風の接近で朝から雨で、
時折強い降りになっています。
通り過ぎた後に大きな被害がなく済んで、
このところの台風ではあまり見られない、
台風一過の秋空が見られると良いのですが。
甘庵が子供の頃の武蔵野は台風が通り過ぎた日は、
冒険の一日になることが多く、
今思えば不謹慎な部分も多いのですが、
無邪気に楽しんでいました。
今は人気の大きな公園に隣接した住まいだったので、
栗や栃の実が落ちていたり折れた枝や大量の葉っぱの吹き溜まりや、
溢れた池や川の名残や大きな水たまりと、
いつもとは違う景色にワクワクしたものです。
中條正康 武蔵野図撫角向付 小 4.950円
□10cmH5.8cmそんな中でも、
群生しているススキが渦巻く風で薙ぎ倒されて、
大きな力で描かれたエネルギーの文様に、
不思議と惹かれました。

少し成長して文芸や工芸などにも興味を持ち出してくると、
野分という言葉や武蔵野の図という絵柄を知るようになり、
花や月や鳥などのようにストレートでなくでも、
自然や季節から感じ取れる情景として、
受け止められていたと知りました。

ご紹介している中條正康さんの小鉢は、
武蔵野図撫角向付です。
内外全面に芒が描かれています。
特徴的なのは名称にある撫角で、
四角鉢でも丸鉢でもない、
四角の角が丸くなっていて隅がなく、
四面が連続的になっています。

この鉢を始めて見たときに、
利休さんの作った小さな茶室の、
床の間の隅の処理と同じで、
連続性のある空間の広がりを演出する効果があると、
いたく感心してしまいました。
甘庵
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気候変動を感じながらも、
季節が秋に変わっていくのを、
感じ取りたく秋の実りが楽しみになります。
ただ、いろいろなものが不作だったりして、
庶民には遠くなるものが多くて寂しいですね。
それでも変わらず秋を楽しめるものもあります。
臨機応変に秋味を満喫しましょう。
とはいうもののはしりの食材はまだお高めだったり。
巳亦敬一 新スキデザートカップミニ 3,190円
径8.5cmH7cmそんなときには少量でも主役の盛り付けが楽しめる、
巳亦敬一さんの新スキデザートカップミニがオススメです。
小さめの向付として盛りつければ、
器は小さくても存在感があって、
何より食材が美味しそうに盛り映えします。

新スキシリーズは黄金色にきらめきますが、
素地はスキガラスです。
制作方法の工夫で電球色など赤い光を受けて、
黄金色に輝きます。

その温かみのあるきらめきも、
秋の夜長の食卓に映え、
秋味を楽しむお手伝いをしてくれます。

カップ部分に二方向からのモールの入った被せガラスが、
開く花弁を支える萼のようです。
しっかりして台を持つ高坏型で、
小さくても華やかな一品になります。
甘庵
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昨日は久々に真夏日になりました。
でも気温は上がってもどこか爽やかで、
秋をしっかり感じ取れました。
そういえば今年の十五夜は来週 9/21月敬老の日です。
「あれ早いな」と思ったのは甘庵だけでしょうか。
なんとなく10月になってからのイメージだったのですが、
旧暦の八月十五日なので毎年変わるため、
9月の時も結構多いようです。
光藤佐 黒釉兜皿六寸 7,150円
径18cmHc4m十五夜には月見団子とススキが、
昭和人の甘庵のイメージですが。
「きぬかつぎ」だったり「さつまいも」だったり。
栗や豆を供えたり、秋の収穫をお祝いしてきたようです。
伝承された中国では、
「月餅」だったり。
何れにしても甘庵の好物が多くて嬉しくなる。

米粉のお団子は少々面倒ですが、
白玉粉で平たくなく丸く作って代用して、
気分だけでも月見団子で食べてみようかな。
それならこの皿がぴったりかな。
光藤佐さんの黒釉兜皿六寸です。

兜の形状からの名称の兜鉢を、
皿に転用したツバの広い姿は、
自然にベストポジションへ盛り付けできて、
温かく深みのある黒が、
月見団子を引き立ててくれること間違いありません。

問題は、漉し餡が良いか、
黒蜜ときな粉が良いか。
どちらも美味しいんですよね。
と、妄想なのに悩む甘庵です。
甘庵
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今日の荻窪は朝から日が差しています。
それでも薄曇りなのか風があるのか、
実に心地の良い秋らしい爽やかさです。
スーパーなどの表示にも秋の訪れを感じるようになっています。
新米入荷、秋刀魚、秋鮭、ぶどう、かぼちゃ、さつまいも・・・と、
美味しい秋が目からどんどん入ってきます。
荒川尚也 酒鬼盃 旭 6,600円
径7.6cmH8.1cm四季の恵みを楽しむのには、
少しお酒があると、
味わい深さがなお膨らみます。
もちろん酒器選びも器好きにはご馳走。
荒川尚也 平盃 4,620円
径7.7cmH5.3cmここで使いたいのがぐい呑です。
ぐい呑というのは・・・。
細かい定義は特にありません。
やきもの、漆器、ガラス、金属などと素材も自由。
小振で数物が多い盃やチョコと言われるものより、
大きくて飯碗より小さければ、
自分が飲みたい、美味しいと思うサイズなら、
これが私のぐい呑と言い張ってください。
荒川尚也 渓流盃 4,400円
左:径7.1cmH11.3cm
右:径7.1cmH11.4cmただ、作り手として作るときには、
少し条件をつけて作って欲しいところです。
それは、ぐい呑自体が酒の肴になることです。
荒川尚也 馬上盃 4,180円
左:径6.4cmH9.9cm
右:径6.8cmH10.8cm秋めいてきてまだガラスのぐい呑の気分です。
少しでも運動不足解消にと、
開店前に早歩きで駅前の銀行まで行ってきました。
まだTシャツでちょうど心地よく、
体感した爽やかな風から、
ガラスのぐい呑で飲みたい気持ちになりました。
肴になるぐい呑なので、
消費エネルギーを超えないようにしないと。
甘庵
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また台風が来ています。
少し離れてはいますが、
最近は台風から遠いところでも、
大雨や集中豪雨や長雨が起きることがあるので、
心構えが変わって来ていますね。
季節がイメージ通りではなくなっても来ています。
すんなりと秋にならずに、
厳しい残暑かと思うと、
涼しいを通り越して低温になったりと、
体温調節が追いつかず着るものに悩みます。
加藤財 ポット黒 なすび 13,200円
容積450ccそれでも朝夕は秋の気配を感じ取れるようになり、
となれば不思議なほどに口が秋味に。
いえ、秋の味わいへの妄想が広がります。
新米、芋、栗、茄子。

そうナスです。
今日は加藤財さんのポットなすびをご紹介します。
人気が丸型に集中するのは丸いフォルムに惹かれてで、
わかりやすいのですが、
総合的な注ぎやすさはポットなすびに軍配が上がります。

イメージとしては昭和の喫茶店でマスターが、
ネルのドリップでコーヒーを入れる時に、
ホーローのケトルで細くスムーズに湯を注いでいた、
あのシステムと同じデザインです。
注ぐぐちとの関係でポット自体にそこその高さを持つ姿は、
湯を注ぐコントロールがとてもしやすいからです。

なすびポットの注ぎ心地は同様に、
スムーズでコントロールしやすいため、
なすび一筋というマニアックなファンもいます。
甘庵
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今日は磁器ぽくない器を作る野波実さんの、
マット白磁の汲み出しをご紹介します。
野波 実 マット白磁汲み出し 2,750円
径9.5cmH6cm磁器ぽくないとは言ったものの、
甘庵的には磁器そのものなのですが、
一見した時には平均的な磁器の表情とは、
異なる点が多いために、
磁器と思われない方が思ってより多かったので、
改めてそのあたりをご紹介してみようかと。
まず第一に野波さんは蹴轆轤で水挽きをしています。
多くの作り手はモーターで回す轆轤を使って作られていますが、
足で蹴ることで回す轆轤を使って製作しています。
均一な回転を得られる電動ロクロとは異なり、
良く言えばゆったりした回転になります。

この回転が作るものの表情にも現れます。
ロクロ目一つとってもキリリとした表情の電動ロクロに比べて、
蹴轆轤はどこか長閑で伸びやかです。
その上、野波さんは一個挽きという、
この汲み出しなどでも一個分の粘土を蹴轆轤において、
一つずつ挽いています。
普通は5個なり10個なりに必要な分の粘土を、
ロクロにおいて挽く山挽きと言われる方法で、
続けて能率良く均等に挽き出して行きます。

野波さんもバブル時には工房を任せれて、
半量産で陶器を作っていたので、
どちらかというと得意な作り方なのですが、
抹茶碗や壺や花入などを作るときなどにも行われる一個挽きで、
一つずつ作ることで一つずつの個性や魅力を、
引き出そうとしていると思います。
実際、この汲み出しのように、
一個手に取ってみても、
ゆったりした蹴轆轤目、
それを生かすマットの白磁釉、
手回しで削り出している高台と、
抹茶碗やぐい呑のような存在感をしっかり備えています。

ですが、日常食器として作られているので、
丈夫で汚れにくく使い勝手の良い、
使い手には優しい仕上がりです。
甘庵
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厳しい残暑から一転して過ごしやすい気温になっている荻窪です。
ただ秋に長雨らしく湿度が多い天気です。
それでも、換気はしやすい季節になったので、
窓を全開して開店しています。
それでも外出を控えたいご時世ですから、
HPでなるべく作品の情報をお伝えできるように、
見やすくわかりやすいページにと心がけ、
内容を充実させるように努めております。



荒川尚也さんの宙吹きガラスのHPの在庫のページを書き換えました。
銀花で長く人気のある定番品類はほぼ在庫があります。
補充をお考えの方には良いタイミングかと思います。
ぜひ、ご覧になってください。
2021年秋 荒川尚也 宙吹きガラス在庫のページです。
https://www.kan-an.com/shop/shop_21_9arakawa.html
甘庵
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秋の実りを盛り込んで撮影したら、
雑誌や番組の秋の料理の特集の画像のような、
存在感のあるビジュアルを持つ、
光藤佐さんの粉引四方鉢をご紹介します。
光藤佐 粉引四方鉢九寸 27,500円
W24.5cmD24cmH8.7cm轆轤で挽いて素地が柔らかいうちに、
四隅を作り出すように4ヶ所を摘み、
四方鉢に仕立てています。
でも、轆轤で挽いた丸さが残っていて、
型で作る出した四角とは違う、
柔和なフォルムです。
ただ、個性や自己主張はかなりあります。
見込みにも火おもてになる側面には、
穴窯の窯変として自然釉の流れが見えます。

見込み底にはツヤの消えた目あとや、
御本(ごほん)の柔らかな赤みがさしています。

光藤さんの焼成はかなり強く焼くので、
粉引でありながらもたやすく侘びてくる変化は見せません。
それでたくさん使いこんていただければ、
時間とともに落ち着いた表情になり、
確実により魅力的に仕上がっていきます。

その頃にはなくてはならない愛器になっていて、
料理を盛り付けるのが楽しみになり、
味付けの仕上げの作用には欠かせない、
身近な器になったいるはずです。
甘庵
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荻窪は秋の長雨の毎日です。
残暑が辛く涼しくなることを渇望していた先週が、
嘘のように涼しい、いやひんやりしてます。
ガブ飲みしていた冷蔵庫の麦茶が減らなくなり、
こっくり入れたほうじ茶が美味しくて、
温かくてという極端な変化です。
加藤財 ポット 黒平 13,200円
容積500ccこうなると愛用の加藤財さんのポットが活躍します。
茶葉を入れ熱い湯を注ぐと広がる、
ほうじ茶の香りに心和らぎ、
ついお煎餅に手が伸びる。

アイスやキャンディーよりも、
誘惑度が高くなっています。
気温による嗜好の変化はハッキリと分かるものですね。

コンビニの棚に並べるものの選定や在庫管理には、
気温の推移がとても重要になるとか聞いたことが、
確かに。
うつわ屋もそれほどではないとしても、
和の文化では四季をより楽しむために、
身近な器を選んだり、
食材に合わせる器を選ぶのも、
大切な文化なのだと改めて思います。

四季の変化は危うい気候変動ですが、
気持ちだけでも季節感や気候に合わせた器選びを、
楽しみたいと思います。
甘庵
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