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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

作り手の姿勢1

今月の企画展の作り手、村木律夫さんと加藤財さんお二人は、
どちらも、実に細やかで魅力的な仕事をみせてくれます。

今日はまず、村木さんのお話から、
9日金曜日からの個展の作り手、村木律夫さんは50代半ばです。
現在は静岡県浜松市で作陶しています。

ともかく真面目で律儀な作風には、頭が下がります。
村木さんの人柄が、そのままの作品を作り出しています。

pot2.jpg


丁寧な仕上がりや姿は、見た目だけでなく、
手にとって時、使い込んだときに、
安心と信頼を与えてくれます。

ロクロ目や、ひづみや、釉掛けの勢いを強く見せて、
手跡の優しさを、生のまま残す方法も、
土味の魅力をぼくらにわかりやすく伝えてくれます。
でも、これには危険もあります。
作り手が感性と安易を勘違いして、姿勢を崩してしまうと、
“へた上手”という言葉が有りましたが、
本当に下手な手を勘違いしてないだろうかと・・・、
時折見かけられてしまうのは、
まぁー、それは、ぼくの好みかもしれませんが。

ただ、手の技や作る姿勢を見極めるという点でも、
また、様々な“うつわ”の要素を決め込む、
基準としても、村木さんの作品は、規範になると思います。
一見はオーソドックスながら、強い個性も秘めていて、
ゆっくりディテールを見る楽しを味わえます。

mag.jpg


ロクロ挽き、高台削り、釉掛け、焼成・・・。
それら一つずつは、“うつわ”を手にして、
ゆったりした気持ちで見つけていると、
じわーっと滲むようにわかってきます。

まぁーそう“うつわ”ばかり見ていられないから、
日常に使っているのが一番。
毎日使っていることで、気づかぬうちに、
確かな仕事の“うつわ”が当たり前になっていて、
“うつわ”を手にしたときに、
作り手の感性や姿勢が、自然に判断出来る用になると思います。

mesiwan.jpg


できるだけ様々な、しっかりした作り手の“うつわ”を、
なるべく日常で、多くの機会で使う事で、
“うつわ”への作り手の姿勢が、
無理なく見えてき来るようになると思います。

閑庵

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