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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

近い目遠い目

鶴見宗次さんの個展のサブタイトルは、
「美しき手あと」としています。
ロクロを使わずにひねりだす器の持つ質感が、
心地よく、美しくいので、
迷わずにつけました。

そのため、ブログでも手あとの美しさを、
しっかり伝えたくて、どうしても、
近い目で書いたり、画像もディテールになりがちでしたが、
少し遠い目で見ることで、
均整のとれた美しい姿や、
群で見るときに引き立てあっている、
集合体の美しさに気づきます。

今日は、少し遠目に画像を楽しんでいただき、
確かめていただきましょう。

turumi750.jpg

揺らぎがある円だからこそ、
重なり合い、大きさが違い、色や質感が違う皿が、
並び、共振しあう美しさが見てとれます。

turumi753.jpg

同じ方向に並ぶ片口やピチャーは、
鳥や動物の群れのように、
動き出しそうな緊張感ある気配を感じます。

turumi801.jpg

静かな皿や鉢が並ぶ様は、
葉重は緑色だけなのに、
光と影で、いろいろな色が見え隠れする様子に、
どこか共通するものを感じます。

近い目でみると、
ずいぶん歪み、バラバラの器が、
少し遠い目でみると、揺らぎのない、
静かな統一感を美しく感じとれます。
こうしてみる鶴見さんの器は、
全部で一つの「美し手あと」の仕事なのだと感じました。

               甘庵


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