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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

デンジャラスな焼き方

鶴見宗次さんの器は、釉薬の変わりに灰をかけて、
ひたすら焼いて溶かしています。

素地の土までが溶けて変形して、
窯を開けたら、鉢も皿も全部へたってしまい、
皿を逆さにしたようになることも、
何度も経験してきたようです。

それは、土の限界まで焼くことで、
灰と土がかみ合い、解け合って初めて見せる、
やきものの醍醐味を引き出したいからでしょう。

それで、時たま限界を超えちゃって、
痛い思いをする。
それでも、懲りてないみたいですよ。

turumi872.jpg

石とたくさん噛んだ土を、
ガンガン焼けば、石も溶けてぷ~って。
餅を焼くとほら膨らんでひび割れてくることが・・・・。
そんな感じの景色を「石はぜ」と呼ばれています。

turumi870.jpg

石が表面にあれば、
ガンガン焼かれて、石も溶けプッチン。
溶ければ中からガスが出るのか、
噴火の後のようにとろけてしまっています。

turumi873.jpg

灰もガンガンやかれれば、溶けれて流れて。
水飴のようになり、それも固まりガラス状になり、
流れたあとや水溜まりの姿を見せます。

turumi871.jpg

焼き切った器が好きなぼくですが、
鶴見さんは、焼き切りすぎなくらい。
歩留まりを考えれば、ちょってデンジャラスな焼き方。
それでもきっと、焼き出すと血が騒いで、
半端な焼きではやめられない鶴見さんがいたりして・・・。
う~ん、ご本人はとっても長閑なイメージの、
デンジャラスからは遠い、紳士的な人なんですけどね。

先日の電話で、ブログ読んでくださっているようで、
ちょっと、書く内容を意識しながらも、
書いてしまいました。

                甘庵

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テーマ:工芸 - ジャンル:学問・文化・芸術

コメント

枯れ木でも

ポチの灰まくと花が咲いたくらいだからね。
山菜のアクを抜くのにも、灰でとりますよね。
灰汁のソーダー分は藍染めには欠くことが出来ません。
木や炭を燃やした後の灰も、
やきもの意外でも、身の回りたくさん使われていました。
花も、美味しい山菜も、藍染めも、
もちろんやきものも、
心をスカットしてくれるアイテムですよね。

中途半端

ファジーな自分が嫌だから灰をかけてもらってこんだけ焼占めてもらったらみっちりすっきりするかも竹を割ったよーな

  • 2008/03/18(火) 21:31:57 |
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  • はぐみ #-
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