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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

やきものの使い方 2

やはり良く聞かれる質問に、
「食洗器はだめですか?」
「電子レンジはだめですよね?」
があります。

それぞれに、こう答えています。
はじめの質問には、「食器洗い器で洗うことに全く問題はありません。
むしろぼくは、破損が少なくなるので、薦めています」と、
後の質問には、
「この10年ぐらいの家庭用の電子レンジなら、
金銀彩などの金属の上絵があるもの意外は、
使っていただいてOKですよ」と、
答えています。

spring866.jpg

器の破損は、器の固さによりますが、
(陶器>せっ器>磁器と固くなります)
固さやを把握して、優しさをもって使っていただければ、
そうそう壊れるものではありません。
破損の中で多いのは、皿や鉢の縁のチップです。
その原因のほとんどが、洗うとき、
さらに多くが水切りかごの中でおきます。
洗っておくと時、拭くために引き出す時です。

急いでいる時は、人に頼まなければならないときなど、
水切り棚に、タオルを一枚敷いてください。
ずいぶんと違うはずですよ。

食洗器は、器どうしを重ねることも少なく、
出し入れで器どうしがぶつかり合うこともなく、
破損の原因が軽減されます。
しっかり焼いてあるやきものなら何の問題もありません。

spring862.jpg

電子レンジは、食品の水分をマイクロ波で振動させて熱にしています。
その温度はせいぜい100℃ちょっと。
食器に使われるやきものは、1200℃を超える温度で焼かれで出来ています。
耐熱的には強い素材なので、問題は起きないといっていいでしょう。
でも、直火などの急熱急冷は、たたいた衝撃と同じ現象が、
熱膨張で起きてしまいます。
直火が特別な土や、焼き方の器でないとだめな理由です。
同じように、大昔の電子レンジで、
冷凍のご飯を加熱して、片面が沸点に近いくらいに熱くなっているのに、
反対側がまだ凍っているようなことがありました。
これだと、器にも大きな温度差が生じることがあり、
器にもストレスになったかもしれませんが、
今は、そんな非能率的な電子レンジがありません。
省エネで、食品が熱いのに、
器は持てる温度だったりします。

というわけで、
個人的な経験と見解では、
食洗器は、器を破損しないという点で、薦めたいくらい。
電子レンジは、個人的に、日常の器は気にせず使っていますが、
大切な器は、問題なくても、可哀想な気がして使わないかもしれませんね。
後は、皆さんの使いかたの判断になると思います。

                     甘庵

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テーマ:工芸 - ジャンル:学問・文化・芸術

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時間

朝から良い天気で春らしいよこんな日はぶらり春の花を見て華のある器を見に行きたいまったりしたゆとりのある時間を過ごしたい

  • 2008/04/06(日) 07:50:35 |
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