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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

特別扱いではなく思いやり

手仕事で作っている器は、
陶器や磁器のやきものでも、
吹きガラスでも、漆器でも、
木工芸でも、金工芸でも、
普通に使ってください。

オーナーとしえ、それぞれの素材や性能の基本を知っていれば、
それで十分です。
あとは、それぞれの器の目的に沿った使い方をすれば、
特別扱いしなくても、好きな器への思いやりがあれば、
いっぱい使っていただいてこそ、器は生きてきます。

そんな例として、漆器を取り上げてみましょう。
普段使う漆器は、やきものやガラスと違い、
木に漆(樹液)を塗ったものなので、有機素材で出来ています。
つまり、ぼくたちと同じ生き物から出来ているんです。
だから、出来上がった漆器はぼくたちが嫌なことはだいたい嫌です。
ぼくたちに寿命があるように、
寿命があり、それは、扱い方で短くもなります。

spring857.jpg

汚れたらお風呂に入ります。
汚れを落とすのに石けんを使います。
たまにはスキンケアもしたいでしょう。
直射日光はお肌によくありません。
直火はやけどに中止します。
漆器も同じです。
汚れたら、中性洗剤で洗って、
良くすすいで、きちんと拭きましょう。
たまには、オイルでトリートメント。
長く日に当てるのは避けましょう。
直火もいけません。

spring943.jpg

でも、熱々のみそ汁を、
冷めずにいただけるのは、
丈夫で熱に強い漆器だからです。
塗料だから、固いものでこすったり、
洗ったりは、擦り傷になります。
ナイフやフォークも苦手です。
日本の器なので、木や漆器の箸を使いましょう。

剥げないけど、長く使えばすり減ります。
逆にすり減るほど使えるってことです。
使って洗って拭いてと、
使う込んでいくと、艶やかになってきて、
やきものとは、また違う変化が楽しいものです。
思いやりがあれば、それで十分です。

           甘庵

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テーマ:工芸 - ジャンル:学問・文化・芸術

コメント

可愛がっていただければ

はぐみ さん 
気に入って手に入れた器だから、
自然と可愛がっていただけるでしょう。
可愛ければ、扱うときに優しさのある思いやりが生まれ、
器も長持ちして、いい感じに仕上がってきますよね。
ありがとうございます。

さと さん
そうそう、子供とおなじで、
可愛がって育てていただければ、
愛着もわいて、器との会話もはずみ、
しつらえや、見立てや、コーディネイトも、
広がって楽しくなっていきますね。
ありがとうございます。

大事にしています

器も子供の一人だと思って大事にしています。割れちゃったら悲しくって。なので、大事大事と扱ってます。安かったものも高かったものもおんなじ。量が増えちゃいそうで怖いけれど見るのも楽しいです。

  • 2008/04/14(月) 07:59:19 |
  • URL |
  • さと #o.trGIrQ
  • [ 編集]

かわいい

思いやりを持って使うと世界共通かわいいです

  • 2008/04/12(土) 18:54:22 |
  • URL |
  • はぐみ #-
  • [ 編集]

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