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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

チョークでお絵描き

村木さんの作品には、
ざっくりした紙にチョークで描いたような表情の描かれた文様があります。

pot1.jpg


これ、まさにチョークで描きます。
ただ紙の変わりに、素焼きの土肌。
クレヨンやチョークではないのですが、
その変わりに専用チョークで描きます。
村木さんは自作しているようです。

やきものの絵柄を描く、絵の具は、
全て金属で、普通は酸化金属です。
酸化鉄(ベンガラ)や酸化コバルト(呉須:ゴス)などを、
水にといて筆で描かれます。当然、伝統的な描き方で、
線書きや濃淡が出やすいです。
それぞれ、鉄絵(鉄砂などともいわれます)や染め付けですが、
チョーク絵だと、湿式の絵と違う、
乾いたところに、乾いたチョークで描かれて、
かすれた素地の凹凸が感じられる線で、
描かれます。

19.jpg


肌合いは、アスファルトやコンクリートの路面に、
チョークやろう石で、石蹴りのステージや、
三角ベースのホームとベースを描くあの感じの表情です。

ザラザラ、がりがり、っていうかんじで、
茶色や褐色や、ブルーが描かれます。
描かれた線が生き生きとしたスピード感を持ったまま、
湯呑みや飯碗やポットの肌を覆って、
使う楽しみを演出してくれています。

             閑庵

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