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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

08年の籠展の状況

この季節恒例の企画展籠展がはじまりました。
籠展を始めた頃から、籠を生み出す環境は厳しい状況でした。
自然に依存する材料は、山の恵みが細くなっていくこと、
既に感じ取っていました。
素材の魅力を生かして編み上げる手技を持つ職人さんの、
高齢化と後継者不足も深刻でした。

kago365.jpg

橋渡しのボクにできることは、
伝わって来た籠の魅力を理解していただけるよう、
一人でも多くのファンをつくり、
サイクルのなかの消費部分の道筋を担うことでした。

銀花で橋渡しできる量と内容は、
ファンの皆様のおかげさまで、
コンスタントな流れにはなって来ています。

kago366.jpg

ところが、山の状況は厳しさをましているようです。
動物が里山から街へとおりて来てしまうニュースからも、
山の恵みが薄くなっているの想像できます。

kago369.jpg

手配をしてくださる三上さんのお手紙に、
「職人も年老いてきたり、亡くなったりと、
あまりよい状態ではないですが、
昔からの「みかみ工芸」としての変な意地で、
細々とがんばってます」と、
リアルなコメントがありました。

たしかに、昨年はくずかごやマガジンラックなど、
暮らしの中の籠までご覧にいただけましたが、
今年は、手提げ籠や、買い物籠や、バックなどが、
中心になっています。

kago371.jpg

それでも、一つ一つへの作り手のあたたかな思いがこもった、
確かな手技には、関心するばかりです。
この職人さんたちの技が、伝わっていくのが一番ですが・・・。
今は、少しでも多くのお客さまに、とくに若いお客さまに、
見ていただいて、手にふれ、素材感を感じ取って欲しいと、
強く願うばかりです。

                甘庵


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テーマ:工芸 - ジャンル:学問・文化・芸術

コメント

有り難うございましたっ!!

本日はお忙しい時間にお電話でのお問い合わせ、申し訳ありませんでした~!!有り難うございましたっ!
昨年の籐展で、すっかりトリコにっ!!一年前、正に御説明頂いた通り、使い込む程にヨイ姿になっている我が家の籠達であります…うふふ、甘庵さんの橋渡しに感謝ですっ!
それにつけも様々な環境・要素による厳しい制作状況をお聞きし、本当に日本人として考えさせられますね…
今日は粋なコーディネイト技も御伝授頂き、夏に向け我が家の籠達は勤務時間増加必須です(笑)!

  • 2008/05/23(金) 12:58:55 |
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  • ふれでぃ #-
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