FC2ブログ

うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

秋風に乗って

皆さん昨夜は月をご覧になりましたか?
荻窪からは雲もなく、とても綺麗にみれました。
今日は昨日より空の色は青くないけど、
朝夕には秋風が心地よく吹いてくれます。

そんな秋風に乗って、アキアカネ(ナツアカネかもしれませんね)がやってきたようです。
先日溢れて、全国の皆さんにも名前が知られた善福寺川に近いところで、
空に舞う数匹のトンボを見かけました。
夏の高原ではたくさん見ても、
街では秋にならないとあまり見ないのは、
気温で移動するそうですから、
やはり、秋がやってきたということですね。

tombo.jpg


蜻蛉(とんぼ)は、神話の世界から勝ち虫ともいわれるそうで、
勝ち栗を武士たちが験を担いで好むように、
日本では身近な虫として、
図案などでも好まれました。

鐔(刀のつば)などの刀剣小道具や、
染色などに良く見かけますが、
“うつわ”にもががかれていました。
なかでも有名なのは、元は今のベトナムあたりで焼かれた、
安南手に、蜻蛉と雲を絵柄にしたものが有ります。
構成まで、好まれた図柄で、写しとしても多く見かけます。

ヨーロッパでは蜻蛉は虫を捕って食べるせいか、
あまり良いイメージではないようです。
そんなヨーロッパで“うつわ”や工芸品に好んで蜻蛉の図案や、
立体を構図を使ったのが、エミール・ガレです。
当時のジャポニカ好みという背景もあったのでしょう。
蜻蛉以外でも、日本的な気配と多く感じますね。
だから、日本人に好かれ、結果作品も多く、
おかげさまで・・・観光地や高原や・・・あちこちの美術館で、
見ることが出来るのですね。
ありがたいことです。

                 閑庵

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
https://utuwaya.blog.fc2.com/tb.php/110-e349caef
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)