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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

伝統から培った技

今日ご紹介する匙は、
京の伝統を背景に培った「打ち出し」の技で、
匙から薬罐まで作っている堀内繁樹さんの、真鍮匙です。
持ち前の粘り強さと真面目性格が、
小さな匙にも、さらりと出ています。

sajihashi478.jpg
堀内繁樹 しんちゅう匙 1600円
長さ12.5cm 幅2.5cm


すくう部分は滑らかで丁寧な仕事で、
柄の部分は、リズミカルで力強い槌目が魅力です。

sajihashi484.jpg
柄の槌目や打つこと出来る歪みを活かして、
一本ずつ違う表情が愉しいです。


メッキや塗装をしていない真鍮の匙は、
素材の質感や侘びていく肌合いを楽しんで頂く仕上げです。
通常の使い方では、
洗うときに、中性洗剤を使い、
スポンジやナイロンたわしで洗ってください。

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堀内繁樹 しんちゅう角匙 1600円
長さ13cm 幅2.1cm


気になったときには、
金属磨きなどで磨けばピカピカになりますが、
適度に表面が酸化して、皮膜となっていた方が、
金属イオンの匂いや味が出にくくて、
使い安いと思います。

sajihashi485.jpg
すくう部分が角張っているので、
平らな皿などからすくいやすく、ヘラのようにも使えて、
デザートやジャムスプーンにと、人気があります。


また、侘びていった落ち着いた色合いが、
和の器にはことさら相性がよく、
良い取り合わせになります。

         甘庵


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テーマ:工芸 - ジャンル:学問・文化・芸術

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