相変わらず、実直なつくりと、しっかり焼かれた器です。
びっちり並ぶと、日常の器なのに、凛としています。

俗っぽい売り込みの表情がなく、
盛りつけをしたときに活きてくる仕事なので、
静かな気配につつまれています。
これが、村木さんの器独特の雰囲気です。

ビールの縛りかすの灰など、
様々な灰で作られたシンプルな灰釉は、
きっちりを焼き切られていて、
素地と反応し、しっとりとした表情を持ち、
長く使ったときに、汚れず丈夫で、
飽きのこない器に仕上がっています。

手にして、見て頂く時に、
器のもつリズムに共振してくるまで
すこし、ゆっくりした気持ちと、時間をください。
そうすると、村木さんの器から伝わる響きの心地よさが、
きっとおわかりいただけると思います。
*村木さんの個展の様子がご覧になれる、
HP「催し物会場と作品」の画像はアップしました。
寸法と価格も、順次アップします。
甘庵
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