「何を作るのが好きですか?」という質問をしたところ、
顔をほころばせながら村木さんが、こう答えてくれました。
「飯碗作っているときです」

細かで手の込んだ作品で、公募展活躍している村木さんからの答えとしては、
少し意外な気もしたのですが、
でも、確かに銀花では器中心で催す村木さんの個展で、
飯碗のしめる割合は高いかもしれません。
そして、その飯碗には、長いファンが多くいらっしゃいます。

さり気ない飯碗は、軽めで、しっかり焼けていて、
口当たりや掌がよく、毎日使っていて飽きず、
何よりご飯が美味しくいただけます。

飯碗は自分の飯碗を持つ習慣のある国ではあっても、
お求めになるのは一人1客です。
個展の構成としても、地味ですから、
正直メインになりにくいのに、
いつの間にか減って行く器です。

今年も使いごろの、お薦めできる飯碗が届いています。
もう秋はそこまで来ています。
新米のたよりも聞こえて来るはず。
村木さんの飯碗からお気に入りと出会っていただいき、
美味い新米からデビューというのはどうでしょう。
甘庵
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