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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

男のたしなみ

村木さんが真摯な姿勢で作陶しているのは、
基本が真面目な性格からなのだと思うのですが、
自分こそ省みるべき部分ではあるのですが、
きっと、頑固ものです。

人からみれば「こだわり」となり、
近年は本来の意味からずれて、
「こだわりの麺とスープ」やら、
「こだわりの素材・・・」などと、
グルメ番組のコピーにもなるような、
褒め言葉に近い感覚でとらえていただけますが、
土塊と、灰と、石の粉で、
何もないところから器を作り出すには、
自分のはっきりした物差しが必要になります。
そこに長く作り続ける経験が、信念の裏付けとなり、
きっちりした好みが生まれます。

muraki539.jpg
釉しのぎぐい呑み 3000円
φ6.5cmH4.2cm
灰釉しのぎぐい呑み 2500円
φ6.5cmH3.5cm
灰釉しのぎ徳利 7000円
φ8cmH110.6cm

酒器として、注器が片口が中心になって久しいのは、
流用が出来るところが、ご婦人方の心をつかみやすいところが、
大きく左右しているのではないかと思っております。
ぼくも片口は大好きですが、
本歌というべき徳利の肩身が狭いのも、考え物です。

そのため片口は作っても、
徳利を作る機会が少ない作り手が多いのは、
寂しく思っていたところです。
その点、さすが村木さん。
粉引の手酌によろしそうな徳利と杯が届いています。

muraki540.jpg
灰釉しのぎぐい呑み 3500円
φ7.5cmH4cm
灰釉しのぎ徳利 8000円
φ9.5cmH12.4cm

しのぎが施された素地の、粉引の徳利と杯です。
手持ちがよく、無駄の無いロクロ挽きは、
見かけより入ります。

男のたしなみとしては、
一人静かに飲むときには、
気に入りの徳利と杯で呑みたいものです。
朝晩秋の気配と感じ取れるよになりました。
月見はビールではなく、お酒にしたくなります。

             甘庵

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