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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

灰釉三昧

村木律夫さんは丁寧な仕事をするために、
器を一見すると、かっちりした姿や、ムラのない釉薬などで、
手仕事だという印象を薄く感じる方がいらっしゃいます。

muraki564.jpg

じっくり手にとって見て頂いたり、使っていただければ、
暖かな釉薬や口当たりの良さを、必ず発見できます。
丁寧なロクロ挽きはも無論なのですが、
様々な灰を機会があるごとに集めて、
それからつくられた釉薬が、
器に暖かさを与えています。

muraki590.jpg

灰のほとんどをご自分で作られています。
それは、身の回りの木々から作った灰から、
ご近所の地ビール醸造所からもらい受けた、
ビールの絞りカスから作られた灰など、
様々材料から、それぞれの特徴をもった釉薬が出来上がっています。

muraki592.jpg

粉引などに使われているさり気ない透明釉でも、
木灰釉が深みを与えてくれています。
しかも、しっかりと焼き切っているために、
柔らかな表情と温かみがありながらも、
そうそう簡単にはよごれません。

手間を惜しまずに、灰をつくり、釉薬を調合するところからも、
村木さんの律儀な器作りの姿勢を垣間見れます。
どの手間仕事も、ご本人からお話しを伺っていると、
「大変」とか「手間のかかる」とかいう言葉は決して聞こえることなく、
それらどの仕事も、楽しんでなさっているという感じをうけたのが、
とても村木さんらしく印象的です。
 
                  甘庵

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