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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

漆器の変化を楽しむ

味噌や梅干しなどが、出来たてよりも、
熟成してきた方が味わい深くなるように、
器も使うことで、手に馴染み、侘びて来て、
新しい時とは違う味わいが生まれます。

味噌や梅干しが賞味期限のあるパック梱包されたものではなく、
手作りの味噌や梅干しに限るように、
器も熟成するのを楽しめるのは、
手仕事の器ならではです。

陶器やせっ器などが、侘びていくことを、
ご理解頂いけ、楽しんでいる方が、
ぼくのブログを読んでいる方には、
結構多くなっていると思っています。

実は漆器も使うことで変化していくのを、
楽しめますよ。

oota860.jpg
下:通い盆 山桜 31500円 単品
径30.5~30cm 高さ4cm
上:木地溜塗盆 桜 15000円 07年作品
径23cm 高さ3.3cm


初めに透けるのを楽しめます。
塗ってから、乾くと一旦黒くなる漆は、
半年から一年で、見る間に透けて行きます。
*上の画像でもおわかりいただけるように、
同じように仕上げられた昨年の盆と、今年の盆を、
重ねて見ると、昨年の盆は透けて来ているのが、
おわかりしてだけると思います。

次ぎの、使うことでの変化は、
艶やかになって行くことです。
使えば、洗います。
洗えば、拭きます。
日々拭くことで、塗面に艶が増していきます。
もちろん堅すぎる布では、
細かな傷が出来てしまいます。
綿や麻などの布で給水性の良い布がよいでしょう。

oota813.jpg
左:茶托 ケヤキ 6300円@
径15cm 高さ3cm
右:面取り茶托 沢栗 6300円@
径15.5cm 高さ2.7cm


茶托など摺り漆は、透けてたり艶がでてくるだけでなく、
摺り減って、時に木地が見え隠れすることもあり、
陶器が侘びて来るの楽しむところと、
似ていて、通ずるものがあります。

oota859.jpg
根来鉢 みずき 36750円 単品
径25.5~23.5cm 高さ8.5cm

もっとも、長~く丁寧に、減るほど使えば、
朱色の漆器が、下塗りの黒が見え隠れして、
根来になる・・・・理屈です。

               甘庵


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テーマ:工芸 - ジャンル:学問・文化・芸術

コメント

時を経て

はぐみも艶っぽく透き通るよーに素敵な漆器みたいなセレブになりたい

  • 2008/09/30(火) 21:43:57 |
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  • はぐみ #-
  • [ 編集]

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