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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

開ける楽しみ

太田修嗣さんが、ロクロ挽きや穿ったりして、
塗り仕事の前の木地もご自分でなっさっていることは、
今までのブログでもご紹介したので、
ご承知の方も多いとおもいます。

歪んだ椀の温かな造形美を、
「木の力を借りて・・・」と、
太田さんは表現されています。

反面、指物は生きている木の動きを、
読み取りながら、加工し、組み立てて、
木地を作りあげます。
デザインは、使い方や使いやすさなどの、
使い手の使い勝手を納めただけではなく、
しっかりと太田さんらしさが、刻まれています。
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沢栗へぎ箱 沢栗 84000円
W24 D11cm 高さ8cm


使いごろの大きさで、
さりげないプロポーションのこの箱には、
沢栗の素材を活かして、
鉋掛けの板面ではなく、
剥ぐ(へぐ:繊維に沿って割ったり裂いたりすること)ことで、
栗のやんちゃな素材感を引き出しています。

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楕円朱三段重箱 檜麻布 189000円 
W26~19cm 高さ19.7cm


こちらの重箱は、へぎ箱とは対称的に、
檜の素材を活かして、
素直に上品にまとまったデザインで、
気品と品格を漂わせています。
曲げて加工できる粘りのある檜の板で、
優雅な楕円形を生み出しています。

指物でもそれぞれの素材感を、
活かし引きだして作くられていて、
開けるのが楽しみになるところが、
太田さんの器の魅力です。

          甘庵

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