朝から加藤さんが銀花にきてくれています。
つくづく思いました。
作り手はほぼ作品と近似値だなーと。

加藤さんを知らない方から、
「加藤さんはどんな方ですか」と聞かれて、
「ともかくきちんとした、作るの一生懸命なかたなんですよ」と、
答えたあとに、
「作品そのままの方ですよ」とお話ししているのですが、
長くお付き合いさせていただいていて、
ますます、間違いなく「作品そのまま」だなーと。
でも、よく考えて見たらこれは逆ですね。
“作品≒作り手”なのではなく、
“作り手≒作品”なのですね。
加藤さんだからこそ、作り出せる作品です。

揺らぎのないシャープなフォルム。
全くずれずにぴたっと納まる蓋。
実にきちんと細かく隙間なく穴の開けられたス。
スパッと切れる注ぎ口。
ここちのよい硬質感となめらかな肌あいの素地。
これらは、加藤さんを見ていると、
「ああーどこも加藤さんそのままだなー」と、
加藤さんの姿形とかではなく、
受ける印象イメージから、
妙に納得出来てしまいます。

別の言い方なら、分身と言うのかピッタリでしょう。
たから急須は、まさに加藤さん自身です。
閑庵
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