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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

美しく研がれた器

稲垣明子さんの個展のサブタイトルに、
「美しく研がれた器」とぼくが入れさせて頂いています。
稲垣さんの丁寧で感性の豊かな仕事を見せてくれます。
なかでも、特にフォルムには光るものがあると思います。
シャープで鋭いながらも心和ます優しさがあります。
無駄なく研磨された珠のように思えて、
「美しく研がれた」と表現させてもらいました。

inagaki447.jpg
結晶釉 ボール 13,000円 径17cm H8.5cm

とくに結晶釉の器からは、研がれた感触が、
良く伝わってきます。

inagaki484.jpg
結晶釉四角小鉢 2,500円 □9.5cmH.5cm

限界までロクロ挽きあげた素地は、
研がれたような完成度で、
そこで初めて、釉薬を通常の数倍の厚みに施せます。
釉薬が溶け、ながれ、結晶化して初めてみせる、
妖艶な気配の表情が、緊張感のあるフォルムとマッチして、
気品を失うことなく、たおやかな表情を器に与えています。

inagaki490.jpg
トルコ釉貝の盃 3,000円 径4.5cmH6.5cm
結晶釉シュガーポット 7,000円 径10.5cmH10cm
結晶釉ウィングラス 3,800円 径10cmH13.8cm


結晶釉は、焼き上がってみないと、
結果がわからない要素が多いのですが、
「予期された偶然」というにふさわしい、
手の込んだ仕掛けを、手間を惜しまない仕事で、
実現しています。

                   甘庵


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