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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

タタラ作りの器

稲垣明子さんのグレートーンや結晶釉の素地は、
ロクロで引き出すためではなく、
型用に調合された磁器土を使っています。

inagaki500.jpg
ふたもの 5,000円 W10cmD8cm8.5cm

粘土屋さんが「この土でロクロ挽けるんですか?」と、
言わせてしまうくらいに、
ロクロでは成形しにくい土ですが、
仕上がりの色合いが気に入っているので、
無理して使っているそうです。

inagaki491.jpg
トルコ釉貝の盃 3,000円 径4.5cmH6.5cm

稲垣さんは、この磁器土でタタラ作りもします。
そうすると、型用の土の水はけの良いという性質のために、
制作する段階でドンドンひび割れて行きます。
その土の個性を逆手にとって、
独特の表情として活かしています。

inagaki509.jpg
結晶釉バターケース 5,000円W14cmD10cmH4.5cm
グレー小箱 3,800円W7cmD7cmH4.5cm
トルコ釉小箱 3,800円W6.5cmD6.5cmH3.5cm


素材を好み選択しているからこそ、
普通の作り手なら、欠点として表さない表情を、
愛すべき個性として積極的に、
取り込んで、作品として完成させる、
稲垣さんの姿勢に感心するばかりです。

                甘庵


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