金属部分も手仕事で出来上がっています。
シェードを受けるフランジ金物は、
堀内繁樹さんにヤカンや鍋を作るのを同じ方法で、
銅を打ち出して作りあげてもらっています。


同じ大きさや表情を、
手仕事で作りあげる修行をなされてきた堀内さんに、
「表情はいろいろでいいですよ」という、
我が儘なお願いには戸惑いもあったと思うのですが、
優しい人柄を、仕事へ前向きな職人魂から、
快く引き受けてくださって、
毎年お世話になっています。



よく見ると、槌目の細かさやリズムを変えていたり、
槌目そのものをいろいろ見せてくれたり、
打った後に、錆び付けをして古色をつけたり、
発色させたりと、一つずつの表情を見せてくれます。



点灯していると、目にとまりにくい部分ですが、
お選びいただくときには、
お話しするようにすると、
その部分もじっくりご覧いただき、
一つずつである手仕事を、
選び、出逢う楽しみを感じ取っていただけています。
甘庵
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