液体を飲む器はおおよそ含まれますが、
ばくは、取っ手や脚のないものをイメージします。

そのカップ、大きさや姿は、
かなり巾があり、だからこそ、
作る方も、選んで使う方も、
個性の折り合いをつける楽しみがありあます。
ゆったり、たっぷりから、可愛らしい、シャープ、繊細、おおどかなどなど、
お酒、焼酎、ビール、ミルク、お茶、コーヒー、薬草茶・・・・
表現も中身もいろいろ。
それでも、手に持ち、口を付けていただき、眺める。
自然と厳しく、器の審査方法を科せられ、
しかも、日常の器のために、その頻度が高いと思います。
ましてや自分の器でしたら、
これはもう、長期体験テスト。
そこから得られたデーターは自然と、
一人ずつの器選びの物差しになります。

その意味でも、なんでもないカップですが、
基本の器の一つとして、
心して作るように、若い作り手の方に、
よく、おこがましくお話しをしてしまいます。
うーん、嫌われるよなー。
そうそう、昨日瀬戸から、作品を見せに来てくださった作り手は、
こんな調子の勝手なぼくの話しや意見を、
大変快くお聞き入れてくださいました。感謝。
また、彼の悩める部分や、自覚する部分のお話しさえ、
大変素直に話しあえました。
そんな会話から、新しい作品が生まれ、
見せて頂くのを今から楽しみにしています。

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さて、話をもどして、
カップを大きくしたものがボウルとなります。
いわば碗や鉢。
碗も、自分の器がありますね。
カフェオレだったり、ヨーグルトだったり、
シリアルだったり、スープだったり、
まぁー使い方は・・・器の使い方は自由なのです。
そんな会話から、新しい作品が生まれ、
見せて頂くのを今から楽しみにしています。

そんなところから、フリーカップやマルチカップなど、
言葉でイメージを広げる器も、認知された人気の器です。
あなたは、どんなマイカップで、
どんな美味しいものをいただくのかな。
さて、ブログをアップしたら・・・、
ぼくは渋茶をすすろう。
閑庵