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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

土と灰と火

鶴見宗次さんの作り出す器は、
やきものとして、実にシンプルな構成です。

山土と住んでいる常滑の土をあわせた粘土を、
手でひねりだして、皿や鉢を形作ります。
あとは、木の灰をかけて、ガンガン焼くだけ。

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小皿 2,100円 径13.5cm 高さ3.5cm

珪石や鉄が溶けて湧き出ています。
行程や構成がシンプルなだけに、それぞれの行程には、
プロとしての細やかな配慮や技で作りあげられいます。

焼きも冷却還元という焼成後の一手間で、
黒い素地や、綺麗な緑の自然釉ができます。

09turumi657.jpg
白鉢 3,150円 径15cm 高さ5cm

見込みに溜まった緑のガラス質も、
計算の上ですが、釉薬ではなく、
焼いて、焼いて、灰が溶けて流れて、
そこに溜まるほど焼いて作り出します。

09turumi644.jpg
ピッチャー 7,875円 径14cm 高さ14.5cm

火や炎の当たり具合で、
土味が濃い茶から黒まで、
一つに器のなかにも、
窯変の美しさを楽しめます。

09turumi647.jpg
白碗 2,100円 径10cm 高さ5.5cm

手ひねりの造形と灰をかけるだけなので、
形も焼き上がりの色合いも、
一つとして同じ器がありません。
それでも、一度使って頂いた方だと、
「あ~鶴見さんの皿だ」って直ぐにわかってしまう、
独特の個性に溢れています。

             甘庵

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