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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

土もの(陶器とせっ器)

荻窪銀花での今日からの企画の、
春のしつらえ と お話し会 がはじまりました。

使いやすい日常のうつわも、
しつらえ方で少し違ってみえればと、
組み合わせたりしています。

また、使い方のイメージが湧く参考になればと、
レイアウトをしたりして、
楽しみました。

会期中には、うつわへの疑問や質問に、
お答えしてお役にたてればと、
お話し会としました。
話のきっかけや、具体的な回答や質問になる、
セッティングもしてみました。

たとえば、やきものを大まかに分類すると、
素地の粘土が、掘ってでたものを、
調整してつくる土ものと、
石を粉にして調整して作ったもので作る、
石もの二つにわける事ができます。

09spring809.jpg
紅安南7寸鉢 15750円 径20H5.7cm

今日は、この「土もの」のお話し。
土ものを、もう少し細かく分けると、
土ものは、陶器とせっ器の二種類に分類できます。

陶器は素地に吸水性があって、
使うことで、貫入(釉薬にある細かなクラック)に、
浮かび上がって来たり、
侘び寂を楽しめるやきものです。

せっ器は、素地に吸水性がほとんどなく、
釉薬がかかったものと、
初期の焼きものの用に無釉のものがあります。
釉薬がかかったものは、一見陶器との差がないのですが、
素地に吸水性がないので、表情が極端に変わることが少ないです。
でも、それはあくまでもしっかり焼き切られていることが、
原則です。

09spring856.jpg
ポット 9,450円 径13.3cmH10cm(ハンドル)
9.8cm(本体)


陶器とせっ器は、はっきりした境界線でわけるわけではなく、
作り手それぞれに、好みで土を配合したり、
土の持ち味を活かして焼いたりするので、
結果も当然同じには仕上がらず、
陶器とせっ器の判読は難しいところです。

それでも、土味を残しながらも、
バンバン使ってあまり表情が変わらないのを望まれるかたには、
陶器ではなく、せっ器をお薦めします。
逆に、使い込んで変わっている様を、
侘び寂として、楽しんでいただける方には、
陶器をお薦めしたいます。

そこで問題、今日の二つの画像の器は、
陶器とせっ器ですが、
さて、それぞれを判定してください。

わかりましたか?
今日は簡単でしょ。
答えは、下のランキングにクリックした後に、
もう少し下にスクロールしていただくと、
答えた出ています。

                  甘庵

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上の画像:紅安南鉢は、陶器です。
下の画像:灰釉ポットは、せっ器です。

テーマ:工芸 - ジャンル:学問・文化・芸術

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  • 2009/03/20(金) 18:07:24 |
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