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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

間違った“うつわ”選びかも? その 2

気に入って手に入れた器が、
「使ったら急に真っ黒になっちゃったー」とか、
なんだかカビちゃったみたい・・・」などという経験をお持ちの方いますか?
それ、はっきり言って、まずあなたは悪・・・・くないけど、
あなたの“うつわ選び”は間違いだったかも。

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昨日も書きましたが、焼きが甘い“うつわ”だから、
黒くなったり、カビたようになったり、臭ったりするんです。
まぁーそれでも、使う前にしばらく水に浸けておいたり、
使うたびにお湯や水にくぐらせてから使うと、
かなり緩和できます。

色がいったん変わってしまったら、
面倒だけど、漂白剤入りの水にたっぷり浸してみてください。
おおかたはこれで消えるはずです。
色が変わるのは、スポンジ状の素地に、
お茶や食べ物の汁や油が入ったからです。
ただ、漂白剤がたっぷり染みこんだのですから、
塩素をとばすようにしたり、水分を乾かさないとね。
風通しの良いところで良く乾かすのが無難な方法ですが、
カビ菌を消毒する気分で(少しは効果ありそう)、
“うつわ”をレンジでチン!!もありかも。

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まぁーこんな苦労するより、
土物を長く使うことで、侘びて行く姿を、愛おしみ、
楽しんで欲しい物です。
磁器と違い土物は、使うことで変わる物ですが、
使い出してあっという間に変わるのは、
やはり汚れということになってしまいますね。

それには、しっかり焼けた“うつわ”を選ぶのが一番です。
それはもう、作り手次第なので、
作り手を選ぶのが、一つの方法です。
信頼出来る“うつわ屋”を選ぶのも、
作り手を選んだ品揃えになっているはずですから、
それも手ですね。
(頑固で、口が悪くても、言いたいこという店主でもね
いえ、ぼくは優しいですよ。ニコリ微笑)

使うことで少しずつ変わる感覚は、
長く可愛がってもらうことで、少しずつあなた色に染めていく、
っていう感覚でとらえてもらうと良いかもしれません。
(ちなみに、木綿のハンカチ世代です)

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染めものなら、染める布をいったん水に浸けてから染めるでしょ。
あれって、染めムラにならないようにだそうです。
“うつわ”の育て方もこの感じです。
お気に入りの“うつわ”を手に入れたなら、
使い始めは特に、また、しばらく使っていないときも、
使う前に、お湯や水に付けてから使いましょう。
これはもう、陶器だけでなく、せっ器、磁器でも、
出来れば心がけたい、器への優しさです。
よろしくお願いします。

                    閑庵

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