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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

困る質問その1 何焼ですか?

何焼ですか?と問い合わせいただくと、
甘庵はいつも言葉を選びながらお答えしています。

それは正解があるようでないからと、
そういう質問を頂くときには、
○○焼ですと、答えるだとうと考えていらしゃるので、
そう答えないことを理解いただくのに、
時間がかかります。

09katodbn481.jpg
加藤財
焼しめ土瓶 15,750円 600ccほど


それでも、答えておくときには、
どこで焼いているかに近い質問と解釈して、
加藤財さんなら、千葉で焼いています。
藤田佳三さんなら、京都で焼いています。
鶴見宗次さんなら、愛知県常滑で焼いています。
と言う感じでお答えしています。

09spring809_20090330150802.jpg
藤田佳三
紅安南7寸鉢 15,750円 径20H5.7cm


だからといって、藤田さんが京焼かというと、
それは違います。
土の調合に常滑の土をいれている鶴見さんはあるセミ常滑焼かも・・・。

09spring859.jpg
鶴見宗次
手ひねり小皿 2,100円 径13.5cm 高さ3.5cm


古い時代に、国焼といって、
各地で焼きものができはじめた事もありました。
茶室のなかで「お焼は?」などという問答のときに、
備前、伊賀、瀬戸、常滑などと、答えた歴史ができました。
備前などは、いまだ備前近辺の土で昔ながらの手法で焼いているので、
イメージがずれることないので、そのまま答えられますが、
瀬戸となると、あまりにイメージする手法や表情があって、
漠然としていまします。

志野や、織部や、黄瀬戸などと絞った答えのほうが、
イメージがはっきりします。

同じように、産地ではなく、
粉引、染め付け、炭化焼しめなどと、
答えたほうが、少しやきものの知識と持ってくると、
器のイメージが浮かびやすくなります。
安南のようの、元のベトナムという意味ではなく、
今は手法としてとらえられています。

荻窪銀花での表記は、
この考え方でお伝えしています。

イメージが湧く手法や説明と形を名称にして、
作り手の名前と価格を表示しています。

           甘庵


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