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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

透かし彫りの涼感

磁器は光にかざすと、光が透けます。
この透け感が清涼感をイメージし、
初夏を感じ出すころから、夏にかけて、
自然と食卓に磁器が多くでてきます。

野波実さんの青白磁も白磁もマット白磁も、
同じ磁器の器の素地なので、
ロクロ目をいかした、ぽってり感があっても、
光に透かすと、磁器特有の性質から、
光が透けるのがわかります。

さらの野波さんは、文様の穴を開けることで、
透ける涼感に、透かす涼感を加えて、
楽しそうな仕事見せてくれます。

09nonami114.jpg
白磁透かし小鉢 2,800円
径13cm高さ5cm


今年の新作の白磁の小鉢です。
一つずつ違う文様の透かし彫りが施され、
アクセントに、穴を釉薬で埋めたホタルもあります。

09nonami117.jpg

使い方を良く聞かれましたが、
汁やタレなどの液体がない料理や、
下に皿を敷き、瑞々しい果物などを盛りつければ、
涼やかな盛りつけになることでしょう。
器から刺激された使い方の工夫を楽しめます。

09nonami116.jpg
左:マット白磁花止め 3000円
W7.5cmD6cm高さ3.5cm
右:青白磁花止め 3000円
W8cmD5.5cm高さ3.5cm


小さな箱の全部の面に透かし彫りを施された、
花止めです。
鉢など花を活けるときに、
沈めて剣山のかわりにつかいます。
痛々しい針山の剣山と違って、
活けた花の横から見え隠れしたときに、
趣があり、涼やかな演出になります。

09nonami981.jpg

置き方で彫った文様や、
見えがかりのフォルムが変わるのを、
オブジェとしても楽しめます。

シンプルで飽きのこない器を作り出す野波さんですが、
積極的な造形を生み出して、楽しませてくれます。

              甘庵
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