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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

木々の緑から出来た釉

蒸し暑いときにも、木々の緑は心安らぐ涼感を与えてくれます。
鶴見宗次さんの白いタイプの器にある緑の釉から、
ぼくは、同じ感じをうけます。

06jyousetu609.jpg
大きさや形に加えて
釉の色合いや流れぐあいも一つずつです


手ひねりで作り出すことも、木の灰をかけて、
ただただ焼き切るところも、
黒いタイプとかわりません。

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鶴見宗次 焼しめ手ひねり
尺皿 15750円 φ30H4
伊藤玲 木手彫りサラダサーバー
2本組7200円 長さ24cm


素地の土をかえたり、素地に白い下地を作ったりすることで、
強還元炎の中で、溶けてたまった木の灰が、
自然釉になり、木の灰の中に含まれる鉄分で、
こんなに涼やかな緑が生まれます。
それは、まるで木々の緑の再生のようです。

06jyousetu621_20090608110544.jpg
鶴見宗次 焼しめ手ひねり
七寸平鉢 7350円 φ20.5cmH5cm


溶けて流れていてり、溜まりこんだりと、
そこには、高温のなかでこそですが、
釉薬=ガラス質が液体になっている、
動きが見て取れます。
ガラスから涼感をイメージ出来るときと、
大いに共通するところがあります。

06jyousetu622.jpg
鶴見宗次 焼しめ手ひねり
八寸皿白 8400円 φ24H4.5


大きな方向では、意図して作り焼き上げていますが、
木の灰の溶け方、流れ具合、色合いなど、
すべて窯ごとの炎の結果です。
出会いは一つずつで、同じ物はできません。
器一つ一つの善し悪しではなく、
好き嫌い、お好みで選ぶべき器です。

                 甘庵

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