またその人柄から、出会いを大切に受け止めて、
すぐにお友達になれる懐の広さがあります。
そんな藤田さん、営業=お客様のお相手も当然お上手。
大分前になりますが、
有る地方都市のギャラリーで、
藤田さんの個展を企画して、
機動力と営業力の有る藤田さんなので、
会場へ出張ってもらいました。
その折りのお話しです。

会場にとある新聞社の記者の方が訪れて、
何となくお話しし出されて、意気投合。
いつの間にか・・・、夜の街の取材を、
お二人でくまなく綿密になさったかどうかは、
ぼくの取材にはノーコメントだったので、
想像の域をでないのですが、
まぁー・・・・確信しております。。
なぜが記者の方から、
クロカンスキー板までちょうだいしたというほどに、
ともかく仲良くなったようです。
ここからがお話しの主題です。
その記者の方、個展のことを早速新聞に掲載してくださったそうです。
その見出しには・・・。
「器はつかってなんぼやー」と、あったそうです。
ちなみにその新聞はいわゆるスポーツ新聞でした。
大手新聞の企画案内やら、
婦人誌に器を紹介されたり、
TVCMのなかで器がつかわれていたりと、
いろいろなマスコミに露出している藤田さんでも、
後にも先にも、スポーツ紙に個展が掲載されたのは、
その時だけだそうです。

もっとも、「器はつかってなんぼやー」は、
夜の取材ではらしい語彙で、
さもあらん発言かと思いますが、
内容が意味するところに関しては、
まったくぼくも同感です。
この点のお話しはこのブログでも、
何度かお話ししていると思います。
まぁーそれにしても、
スポーツ紙らしい見出しですが、
やはりこれは藤田語録に相違ないと確信もしております。
そんな藤田さんを見学・・・、
いえ、お話しになりたいという方は、
25日(火)午後には銀花にいてくれると思います。
是非お出かけください。
閑庵