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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

薩摩の国ならでは

山口利枝さんは、ふるさとの鹿児島で作陶しています。
アトリエの周りでのスケッチから、
山口さんらしい可愛い絵柄が生まれてきました。

今日ご紹介するお芋の絵柄は、
まさに薩摩の国ならではの絵柄。
山口さんの作品リストには、
芋文や芋つる文とあります。
芋といえば、薩摩芋なんですよね。

097yamaguchi068.jpg

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芋つる文平鉢 12,600円
Φ26cmH8.5cm


この芋文。
なんだかほのぼのします。
「芋蔓式」ではないですが、
芋と葉が蔓で可愛いペアになっていて、
眺めていると、面白みが滲んできて、
ちょっと口角が緩んでしまいます。
凛とした品格あるこの平鉢にも、
見込み側の芋から伸びる蔓の先の側面には葉が付いています。
葉の先には芋が付いています。
気品漂う中に、ほっとする温かみが生まれます。

09yamaguchi084.jpg
芋文そば猪口 2,310円
Φ8cmH6.5cm


このソバチョコも、見込みに芋と葉が相互に並び、
それぞれの側面には葉と芋が蔓で繋がります。
画像だと、一方向しか見られないでの、
染め付けの葉が、見込みと側面に見えたり、
逆に鉄絵の芋が、見込みと側面に見える事になります。
(このお芋は、ちょっと焼き芋みたいで美味しそう!)

09yamaguchi082.jpg

09yamaguchi083.jpg
芋文ふたもの 10,500円
Φ12.2cmH8cm


この綺麗な丸みを見せる白磁のふたものも、
おすまししている感じが、
蓋をあけると、ほら見込みに芋と蔓葉が描かれています。
蓋の裏側にも、芋が一つ。
やはりこれをみて、思わず微笑んでしまいました。

作り手が身近な絵柄を描くと、
ぼくらには、ぬくもりや心地よさが伝わってきます。
作り手の身の回りへ向ける視点から、
器作りの姿勢や楽しさだったり、
郷土への想いまで感じ取れて、
より親しみをもてる気がします。

                甘庵

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テーマ:工芸 - ジャンル:学問・文化・芸術

コメント

きっと

大陸から薩摩の国にはじめに伝わって、
広まったかから薩摩芋なのでは・・・。
コメントいただしたはぐみさんはじめ、
会場で手に取っていただいたお客さま、
遠方からご注文いただいたお客さま、
皆さんのそれぞれのお声を、
作り手に、なるべく届けるようにしています。
薩摩の国に戻られて、日々、作陶していらしゃる山口さんにも、
お声を届けたところ、「俄然やる気が出てきました」
「もっともっと楽しいうつわが作れるようにがんばります!」と、
お返事をいただきました。
きっと次回には、もっともっと素晴らしい器になって、
お声が反映すると思っています。


薩摩

薩摩の国にある芋だから薩摩芋なんだ知らなかった芋蔓柄カップで芋焼酎をいただくのもおつですね暑いからかち割り氷を入れて美味しそー

  • 2009/07/12(日) 04:20:10 |
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  • はぐみ #-
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