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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

品と格のある仕事

物作りの姿勢に大切なことのなかに、
作り出すモノのなかに、品と格を失ってはいけないと、
ぼくは思っています。

日常使いの器でも、それは例外ではなく、
使いやすさや、丈夫さと同じぐらいに大切なことだと、
思っていて、荻窪銀花での品揃えの、
物差しの一つにしています。

09arakawa201.jpg
左手前:冷茶碗 14,700円
径14cm 高さ7.6cm
奥右:ふたもの 黒 棗型 24,150円
径6.1cm 高さ8cm


荒川尚也さんは、荻窪銀花として一番初めに知り合った、
ガラスの作り手で、彼から吹きガラスのことを、
たくさん教えてもらいました。
なかでも、手法としてより、モノ作りとしての、
(ガラス屋と荒川さんに言っていました)
姿勢に通じるポリシーには、大変感銘を受けました。
まだお互いに20代(ぼくはギリギリ)でした・・・・。
その時から、現在まで、荒川さんのガラス作りには、
揺らぐことのない信念として続いています。

09arakawa202.jpg
ふたもの 黒 棗型 24,150円
径6.1cm 高さ8cm


それが、ぼくには品格のある器として映りました。
日常のコップにも、品と格が存在しました。
日常の器に加えて、花器などや、照明などの積み重ねの、
技や匠心から作られた、冷茶碗や棗型ふたものは、
遊び心で冷たいお茶を点てる愉しみを、
見いだしてくれそうです。

09arakawa219.jpg
ふたもの 黒 棗型 24,150円の印籠
ガラスに合わせてアルミを引き出した印籠です


ふたものは、黒い素地で棗状に作った後で、
二つに割り、表面を凌ぎ、
質感と持ちやすさを与えてています。
合わせの印籠は(重なりずれないようにする凹凸)は、
金属で覆輪としてはめこんだり、
ダボとして埋め込んだりしています。


09arakawa220.jpg
ふたもの 黒 棗型 27,300円
径7.5cm 高さ10cm
こちらは3点の真鍮ダボで合わせています


吹きガラスの作業に加えて、
表面を削り凌ぎをいれる作業や、
印籠として金属を削り出す作業など、
コラボレーションと言って良い仕事ですが、
工房内で全て整えた、
手が込んでいながらも一貫性のある仕事です。
そこに、品と格は存在しています。

                甘庵

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