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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

作り手がやって来る

今日は開催中の「藤田佳三作陶展」の作り手、
フジタが銀花にやってくる!
って、藤田さんが京都から来てくれます。
久々に逢えるので楽しみにしていました。

作り手のキャラがそのまま作り出す作品に反映するという、
お話しをしましたが、藤田さんなどはわかりやすいかも。
明るく、如才なく、優しい人柄、情があって、
色気もちゃんとあります・・・好みはあるでしょうが・・。
気が利くってことは、気を遣いすぎてしまう面でもあります。
器にも、そんな面が繁栄していて、
華やかでわかりやすく、ファンも多いです。
でも、やきものカルトのうるさ方にも、
ちゃんと心を引き留めるのは、
使い出してから感じる安心感や、
飽きのこないしっかりした作いきだからです。

藤田さんの器は土物。陶器です。
しっかりと焼ききっています。
使うほどにしっとりをしてきて、
落ち着いた気配を醸し出します。
育っていく楽しみが味わえます。

間口が広いのに、奥行きも広いのは、
まさに藤田さん自身そのものです。
趣味や知識や雑学全般に間口広いです。
当然浅いかなーって。
いえいえ、渋い世界の意外なところで、
かなりの境地で、きちんと身に付いているようです。

イメージしやすい茶道なども、
ひけらかしませんが、そこそこに・・・・。
その辺はなるほどですが、
面白かったのは、水泳。
どうも京都のぼんぼんなのか・・・。
子供の頃から水泳を習っていたお話し。
でも、だんだん聞く内になにかイメージが違う。
温水屋内プールではなく>青空のした
じゃー屋外プール?・>・・でもないんだ
上がって来た時には水の鉄分で真っ茶色>って???
スッポンや亀や魚といっしょ・・・?>池って
池泳ぐ?
なにそれ?
しかも、先生について・・・。
なんでも古式泳法とやらだそうです。
流派などもあるらしいです。
武士のたしなみ、鎧着て堀を渡るって、
おいおい。
どっちかと言えば、ビーチでナンパっぽいイメージなのですが。
それはそれであったのかもしれないですね。
聞いてみましょう。
ははは。

京都なのか、藤田さんなのか、
かなりカルトなお話しがいろいろな引き出しから出てきます。
今回はどんな引き出しが開くか楽しみ楽しみ。

             閑庵

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