台風が近づいてきていて、またまた各地で大雨の被害もでていたり、
これからも注意が必要な天気のようです。
用心を心がけましょう。
森くみ子さんの個展も終盤になりました。
20年ほど前に、はじめて森さんに出展して頂いたのが、
大きな布展という、暮らしの中で使える、
手仕事の大きな布を集めた企画展でした。
その時に感じた、藍色の美しさも、
ぼくが勝手に思っていた、絞りのイメージを、
一新するモダンで魅力的なものでした。
その印象やイメージは変わることなく、
より澄んだ藍色と、より立体的になった絞りは、
常に新鮮な風を感じさせてくれます。
今日ご紹介する大きな布は、
先日のその1の布より厚みのある、
敷物に向くタイプです。

敷物 153,300円 綿 153cm×192cm
大きさからベッドスプレッドにもつかえますが、
厚みと質感を楽しむには、出来れば敷いて見たい布です。
とても滑らかな布で、綿らしい柔らかさと、
水分をとってくれる質感は、
この上でゴロゴロしたらどんなにか気持ちよいことか、
十分想像がつきます。

敷物・卓布 160,650円 茶綿 118cm×218cm
こちらの布はさらに厚みがあり、
敷いたときにクッション性を感じ取れると思います。
茶綿独特の色合いを、活かした絞り柄は、
シンプルで飽きのこない調度になることでしょう。

この布のように暮らしの中で使うモノは、
価格から選択の幅を縮めてしまっているのが現状です。
豊かさが増したようでいても実は、
モノの本質を理解し、暮らしに取り入れ、
使うという豊かさに限っていえば、
残念ながら、豊かな方向へ進んでいないかもしれませんね。
甘庵
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