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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

武井順一さんの仕事

軽井沢で制作をする武井順一さんは、
生まれも育ちもという軽井沢っ子。
そんな武井さんからはどこか古き良き時代の、
レトロな気配が漂うバタ臭い仕事です。
すみません死語ですが、
旨く表現できる言葉が見あたらなくて。

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武井順一 スプーン(ティスプーンサイズ) 2,620円
山桜/欅 漆仕上げ L14.5~16cmW3.2~4cm


きっとそれは、武井さんの生まれ育ったころの軽井沢は、
欧米人たちによる避暑の街として発展していった、
独特の街の気配がまだ満ちていたからではないでしょうか。

09sajihasi662.jpg
すくう部分が花や家と煙突や柄が花や実と楽しくなります。

アジアやアフリカの民芸品に長く携わり、
ご自分の足で集めた品々を並べて、
軽井沢に専門店も運営していながら、
世界の風潮からお眼鏡にかなう物がすくなくなり、
大好きな品々の橋渡しが薄れて行ったと感じて、
店と閉じられたそうです。

09sajihasi659.jpg
武井順一 スプーン(デザートスプーンサイズ) 3,150円
山桜/欅 漆仕上げ L15~18.5cmW3.3~3.6cm


この転機が、若いころに仕事の選択として迷ったほどの木彫に、
もう一度取り組み出すきっかけになったそうです。
仕事ですから、ご苦労も多いのは当然ですが、
武井さんはいつも楽しそうなんです。
そこには、木に触れ、木をどう活かすと考え、
こつこつと彫ることが、
大好きなで楽しい時間を過ごしているというのが、
小さな匙一つから伝わってきます。

09sajihasi660.jpg
花や麦やハシゴや葉だったりの柄は小さな彫刻です。

今年も9/25金から武井さんの個展があります。
匙や箸の小さなものから、
木の塊から刳りぬいた大きな鉢や、椅子まで、
木の肌を活かした、木の語りかけが聞こえてくる、
作品が一杯並びます。
そちらも、ぜひ楽しみにしておいてください。

                 甘庵


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